2019年10月26日
【大会】女子賞金トーナメント「アブダビ・クイーン・オブ・マット」開催

アブダビ・ワールドプロ、アブダビ・グランドスラムツアー、そしてアブダビ・キングオブマットなど数々の賞金大会を主催するAJPが新たな賞金大会開催を発表しました。
その名も「アブダビ・クイーンオブマット」で、これは「アブダビ・キングオブマット」の女子版で、この大会は11/1にブラジル・リオデジャネイロのカリオカアリーナで開催されるアブダビ・グランドスラムツアー・リオデジャネイロ大会と同時開催されます。
昨年の冬に日本でも「クイーンオブマット」の大会名で女子の賞金トーナメントを開催されましたが、それも「アブダビ・キングオブマット」にインスパイアされて開催されたものでした。
そして今回、この「アブダビ・クイーンオブマット」がAJP主催で開催されることになり、日本版の「クイーンオブマット」の名称を継続して使用しての開催が難しくなってしまいましたが、これは仕方のないことでしょう。
そんな「アブダビ・クイーンオブマット」ですが、これまで女子選手たちから「男子のみで女子の賞金トーナメントがないのはおかしい!」と、これは性差別であるとの声明を女子選手たちが合同で発表していたこともあり、そういった差別をなくす意味でも開催が実現したのは喜ばしいことでしょう。
記念すべき「アブダビ・クイーンオブマット」の第1回大会は62kg以下の6人のリーグ戦で、「アブダビ・キングオブマット」と同様にインビテーションオンリーで、AJP系大会で優勝している強豪のみが招聘されています。
参戦予定の6選手は以下の通りです。

ルイザ・モンテイロ(ATOS)
優勝候補筆頭のルイザはムンジアル、ワールドノーギ、アブダビグランドスラムなど主要大会の優勝を総ナメ中。
そして今大会参戦の選手の中で最も階級が重いのでその体格差も有利になるはず。

ビアンカ・バジリオ(ATOS)
黒帯昇格後、目立った戦績が残せていなかったビアンカだが、先月のADCC優勝は記憶に新しいところ。
そしてコパポジオで今年のムンジアル決勝戦で敗れたアナ・シュミットをトーホールドで一本勝ちしリベンジ、その勢いのまま今大会も制せるか?!

マイサ・バストス(GFチーム)
いま最も勢いのある女子黒帯のマイサだが、-62kg以下の今大会ではルースターの体格では厳しい戦いになるのは容易に想像できる。
ルースターのマイサが強豪ぞろいの今大会でどれだけ勝ち星を挙げられるかに注目したい。

アマル・アムジャイ(CENSアカデミー)
ベルギー人柔術家のアマルはIBJJFよりもAJP主催大会を優先している選手で、AJP系大会の常連。
まだ茶帯だった2018年にアブダビワールドプロを制し、その名を知らしめた。
日本開催のアブダビ・グランドスラムツアー・日本大会にも2年連続参戦している。

タリタ・アレンカー(アリアンシ)
2017年のムンジアル王者のタリタもここ数年はビッグタイトル獲得には至っていないのが現状だ。
とはいえF2WやPOLARISなどプロイベントには引っ張りだこで、そういったワンマッチ大会では好成績を残している。

アナ・ホドリゲス(アリアンシ)
今年の茶帯世界王者のアナはムンジアル優勝後に黒帯昇格したばかりのフレッシュな選手。
AJP主催大会は茶帯と黒帯が合同で行われるため、茶帯vs黒帯の試合も多かっただけに、新人黒帯とはいえ黒帯との対戦経験は豊富だ。
今大会は2つのグループ分けされ、それぞれでのグループで一番戦績が良かった選手が決勝戦で戦うシステムで、これはアブダビ・キングオブマットと同じ。
賞金額は公表されていませんが、恐らくアブダビ・キングオブマットと同額の1万ドルまたはその半額の5000ドルではないかと思われます。
なお今大会はAJPのYouTubeチャンネルで無料配信予定となっています。

【大会】
「アブダビ・クイーンオブマット」
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【参加申し込み受付中】
「ABU DHABI INTERNATIONAL PRO NAGOYA GI&NO GI 2019」
日時:12/22(日)
会場:愛知県武道館
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