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2019年11月03日

【結果】アブダビ・クイーンオブマット・ライト級

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11/1(金)、ブラジル・リオデジャネイロのカリオカアリーナで開催された女子賞金大会「アブダビ・クイーンオブマット」。

今大会はAJPがかねてより開催していた賞金大会「アブダビ・キングオブマット」の女子版だ。

大会システムは男子と同じくエントリーした選手を2グループに分けてリーグ戦を行い、その上位2選手同士が対戦した勝者が決勝戦に進出することになっている。



男子版との違いは男子が10選手のエントリーであることに対し女子は6選手とやや少なめになっていることだが、これは男子に比べて女子は選手層が薄いので致し方ないところだろう。

そんな今大会で決勝に勝ち上がったのはルイザ・モンテイロとアナ・ホドリゲスだった。

Aグループを勝ち抜いたアナは今年のムンジアルの茶帯で優勝して黒帯になったばかりの新鋭だが、マイサ・バストス&ピアンカ・バジリオをリーグ戦で下し、準決勝ではタリタ・アレンカーからも勝利して決勝戦進出を決めた。

対するルイザはBグループのリーグ戦でタリタ・アレンカーとアマル・アムジャイに勝利し、準決勝ではチームメイトでもあるビアンカ・バジリオをRNCで極めて決勝戦に勝ち上がっていった。

決勝戦のアナvsルイザはアナが黒帯になってまだ半年のキャリアしかないのに対し、ルイザはすでに黒帯を巻いて10年というベテランで、新鋭vsベテランの図式となった。

そして試合はこのキャリアの差が出たか、ルイザがアナのバックマウントを奪って4ポイントを獲得し、そのまま試合時間のほとんどをバックマウントのままキープし続けて試合を支配して4-0で勝利。

記念すべき第1回目のアブダビ・クイーンオブマットのライト級王者に輝いている。

敗れたアナだが、まだ黒帯歴半年でムンジアル王者のマイサ&タリータ、そしてコパポジオ王者でもあるビアンカに勝利するという大金星を3つも挙げて一躍その名を世界に知らしめた。

若干20歳のアナ・ホドリゲス、この名前は覚えておいておいた方がいいだろう。

好勝負が続出したアブダビ・クイーンオブマットは早くも第2回目の開催が決定しており、次回は2020年1月にヘビー級の大会が行われることになっている。


01
Aグループ・リーグ戦
ビアンカ・バジリオ(ATOS)
vs
マイサ・バストス(GFチーム)
マイサをスイープしたビアンカが2-0で勝ち。



02
Aグループ・リーグ戦
アナ・ホドリゲス(アリアンシ)
vs
ビアンカ・バジリオ(ATOS)
Aグループ屈指の好カードは接戦になり、0-0/1-1からアナがレフ判勝ちで大金星。



03
Aグループ・リーグ戦
アナ・ホドリゲス(アリアンシ)
vs
マイサ・バストス(GFチーム)
すでに1敗のマイサ、果敢に攻めるが体格差は如何ともし難く2-2/2-1でアナ勝利。



04
Bグループ・リーグ戦
タリタ・アレンカー(アリアンシ)
vs
アマル・アムジャイ(CENSアカデミー)
AJP系大会の常連・アマルがタリータから0-0/3-1で勝ち。



05
Bグループ・リーグ戦
ルイザ・モンテイロ(ATOS)
vs
タリタ・アレンカー(アリアンシ)
ライトフェザーvsミドルという体格差のある試合はルイザが三角絞めで一本勝ち。



06
Bグループ・リーグ戦
ルイザ・モンテイロ(ATOS)
vs
アマル・アムジャイ(CENSアカデミー)
タリタから一本勝ちしたルイザは続くアマルからもアームロックを極め2試合連続の一本勝ちで準決勝に勝ち上がり。



07
準決勝戦
アナ・ホドリゲス(アリアンシ)
vs
アマル・アムジャイ(CENSアカデミー)
動きのある好勝負となったこの顔合わせは4-2でアナが競り勝ち決勝戦へ。



08
ルイザ・モンテイロ(ATOS)
vs
ビアンカ・バジリオ(ATOS)
ATOSのチームメイトだがクローズアウト禁止のAJPでは試合必須で、RNCでルイザが一本で極めたが、ガチ試合だったかどうかは疑問。



09
3位決定戦
ビアンカ・バジリオ(ATOS)
vs
アマル・アムジャイ(CENSアカデミー)
最近戦績が振るわないビアンカ、3決では1アドバンテージ差で辛くも勝利し銅メダル獲得。



10
決勝戦
ルイザ・モンテイロ(ATOS)
vs
アナ・ホドリゲス(アリアンシ)
黒帯10年目vs新黒帯のキャリア差は歴然としており、ルイザがバックを奪うとそのままポジションをキープし続けて4-0で優勝。
だが今大会一番評価を上げたのは躍進した準優勝したアナなのは間違いないだろう。



11
アブダビ・クイーンオブマット・ライト級表彰台
優 勝 ルイザ・モンテイロ(ATOS)
準優勝 アナ・ホドリゲス(アリアンシ)
3 位 ビアンカ・バジリオ(ATOS)



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