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2019年11月08日

【レポ】第2回 SJJJF全日本選手権

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11月3日(日)東京・台東リバーサイドスポーツセンターで開催されるスポーツ柔術日本連盟(SJJJF)主催「第2回SJJJF全日本柔術選手権」が開催された。

昨年に続く第二回目となる大会でありながら定員の400名を超えたため、エントリーが早期締め切りされる盛況ぶりは特筆すべきである。

今年はアダルトカテゴリを参加対象とした「全日本柔術選手権」に加え「全日本柔術マスター選手権」に「全日本柔術キッズ選手権」、さらには「全日本パラ柔術選手権」の4大会が同時開催という形になった。

その中から初回のレポートはアダルトの試合から紹介していきたい。



3人エントリーだった黒帯オープンクラスは2人が欠場となり試合不成立で、結果的にライト級のワンマッチ決勝が唯一成立したアダルト黒帯の試合となってしまった。

その試合では黒帯昇格間もない後藤琢磨が後藤貴史を破り"後藤対決"を制して優勝を果たした。

試合後に後藤は「黒帯デビュー戦だったデラヒーバカップに続き、今大会でも優勝できて嬉しいです。デラヒーバカップはIBJJFルールで今大会はSJJIFルールでしたが自分自身はルールを問わずに戦えるのが強みだと自負しています。またどちらのルールも極めてしまえばいいのですから、どの試合でも誰が相手でも極めて勝てるように得意技の三角絞めを磨いていきたいです。そして今後も黒帯の試合でどんどん勝っていって実績を積んでいき、茶帯時代に負けているもう一人の後藤選手、後藤悠司さんといつかリベンジマッチをしたいです。僕はいつでも準備はできています!」とスクランブル発進も辞さない炎上ぶり。

この後藤琢磨の対戦要求に後藤悠司はどう返答するかに注目したい。

そして茶帯ではオープンクラスが行われていないが、階級別でイゴール・タナベ、米倉大貴、須藤拓也がそれぞれ優勝し、また紫帯では平田孝士朗が階級&無差別の全5試合を勝ち抜いて見事にWゴールドを達成した。

茶帯と紫帯では20代前半までの若い選手たちが活躍していたのが印象的で、こういった選手たちの成長著しい姿が見れたのは大きな収穫だったといえよう。


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アダルト黒帯ライト決勝戦
後藤貴史(ALMA FIGHT GYM HOMIES)
vs
後藤琢磨(仙台草柔会)
中部と東北、それぞれ地方を拠点としながら頻繁に遠征を重ねる”二人の後藤”がワンマッチで激突。



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マウントポジュションを奪った後藤琢磨がマウント三角へ移行。
フィニッシュは3:46下になって三角アームロックで極めた。



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アダルト茶帯ウルトラヘビー決勝戦
イゴール・ タナベ(IGLOO)
VS
佐々木亮(アラバンカ)
佐々木はフィリピン・アンヘレスのASJJFの大会で優勝して茶帯になったばかりでこの試合が茶帯デビュー戦。
序盤からアタックを仕掛け続けたイゴールが1:59オモプラッタのような形から腕を極め、ワンマッチ決勝を制した。



04
アダルト茶帯ライトフェザー決勝戦
井出智朗(X-TREME柔術アカデミー)
VS
米倉大貴(IGLOO)
四人トーナメントの決勝は山田大聖(OOTA DOJO)をポイント17-0で破った井出と、栃澤欣之から一本勝ちした米倉の対戦に。



05
互いに一進一退の激しい攻防を繰り広げるものの、ポイントが入らずサドンデスに突入。
最後はスイープのポイントが入って米倉が劇的な勝利で優勝を決めた。



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アダルト茶帯ルースター決勝戦
須藤拓也(ノヴァウニオン)
VS
向井郁雄(X-TREME柔術アカデミー)
電光石火のヒザ十字固めを極めた須藤が0:25という短い試合タイムの秒殺勝利でワンマッチ優勝。



07
アダルト紫帯オープン決勝戦
平田孝士朗(CARPE DIEM)
VS
マテウス・ヒロトミ(NINENINE JAPAN)
9人エントリーのオープンクラスはフェザー級優勝の平田とミドル級優勝のマテウスが決勝で対戦。
試合は5:47、三角絞めで平田が勝利。



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9人エントリーのアダルト青帯オープンで優勝したのは東瑠光(GRIP JIU-JITSU TEAM)。
階級別でトミー・ヤノ(CARPE DIEM)に負けていたが、オープンクラスでリベンジを果たした形となった。




Reported by Yuji Arai



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