2020年01月17日
【動画】ホジャー・グレイシーvsジャカレ
昨年末にずっと見たかった試合動画がYouTubeにアップされてるのを発見しました。
それが今回紹介するホジャー・グレイシーvsジャカレの試合動画です。
時は2002年のムンジアル、茶帯オープンクラスの決勝戦で対戦したもので、恐らくは初対決だったと思われます。
当時ジャカレが主に練習していたのはマナウスにあるエンリッヒ・マチャドのジム「ASLE(アカデミア・センセイ・ルタ・エスポルチーバ)」とメストレ・ピーニャのクルービ・ピナで、どちらもグレイシーバッハのアソシエーションでした。
その関係からグレイシーバッハ所属で出ていたジャカレは同じグレイシーバッハのホジャー・グレイシーとトーナメントの反対ブロックに組み込まれ、お互い勝ち上がって決勝戦で対戦することになったのです。
この年の前年の2001年からブラジルに行ってムンジアルを現地観戦するようになっていた自分は2年目ということもあり、はっきりと記憶に残ってます。
そもそも初めてブラジルに行った2001年のムンジアル観戦は現地の観客の凄まじい熱気と興奮具合にヤラれてしまって、ほとんど試合内容は覚えてなくて、とにかく凄かった!という感想しかありませんでした。
そんなぼんやりとした感想ながら凄まじいまでの鮮烈にして強烈な体験があったからこそ、それ以降毎年のようにブラジルにまで行ってムンジアルを観戦するようになり、それが今の仕事に繋がっていくきっかけにもなりました。
それはさておき、ホジャーvsジャカレの茶帯時代の試合は柔術界のロイヤルファミリー・グレイシー姓のホジャーとマナウス出身の野生児・ジャカレの好対照なキャラクターが相まみえた一戦でした。
ホジャーとジャカレの双方の大応援団の声援が会場中に交錯して異常な雰囲気で行われており、チジューカ・テニスクルービのコンクリートシートにイサミ・磯さん&AXIS・山内くんの3人で並んで座り「なんか雰囲気ヤバいね、試合が終わったらすぐ帰ろう!」とややビビりながら観戦したことを覚えてます。
試合は僅差でホジャーが勝利も、スコアボードが見えなかったこともあってジャカレが勝ったと思ってたのにホジャーが勝利となり、その当時はレフェリーのマルコ・バルボーザがグレイシー贔屓したんじゃないのか?!とずっと思ってました。
ですが、いま改めて試合動画を見直すとバルボーザのレフェリングはあながち間違いでもなかったんだな、とわかりますが、当時はホントにジャカレの勝ちをバルボーザが盗んだ!ぐらいに思ってました。
そしてこの茶帯時代から黒帯のムンジアル王者になったホジャーのテクニックは精度の違いこそあれ、使っているテクニックがほとんど変わってないこともわかります。
またこの試合から2年後の2004年にはあの伝説的なジャカレが腕を負傷したまま戦い続けてホジャーにリベンジした試合、そしてその翌年にヨーロピアンとADCCで再び対戦してホジャーが2連勝と後のライバルストーリーに繋がっていく歴史的に重要な一戦なのです。
今と違って2000年代初期はYouTubeはおろか、試合動画はブラジルでTV放送された録画ビデオをダビングした海賊版を取り寄せて見るしかなかった当時に、TV放映もなかった茶帯オープンクラス決勝戦の試合動画があるなんて思いもしませんでした。
それだけにこの試合動画の存在を発見した時は嬉しかったし、動画を見たときに当時の思い出が鮮明に思い出されました。
こういった個人的な思い出を抜きにしても非常に見応えがある試合なので、ぜひ見てみて欲しいと思います!
ムンジアル2002
ムンジアル2004
ヨーロピアン2005
ADCC 2005
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その関係からグレイシーバッハ所属で出ていたジャカレは同じグレイシーバッハのホジャー・グレイシーとトーナメントの反対ブロックに組み込まれ、お互い勝ち上がって決勝戦で対戦することになったのです。
この年の前年の2001年からブラジルに行ってムンジアルを現地観戦するようになっていた自分は2年目ということもあり、はっきりと記憶に残ってます。
そもそも初めてブラジルに行った2001年のムンジアル観戦は現地の観客の凄まじい熱気と興奮具合にヤラれてしまって、ほとんど試合内容は覚えてなくて、とにかく凄かった!という感想しかありませんでした。
そんなぼんやりとした感想ながら凄まじいまでの鮮烈にして強烈な体験があったからこそ、それ以降毎年のようにブラジルにまで行ってムンジアルを観戦するようになり、それが今の仕事に繋がっていくきっかけにもなりました。
それはさておき、ホジャーvsジャカレの茶帯時代の試合は柔術界のロイヤルファミリー・グレイシー姓のホジャーとマナウス出身の野生児・ジャカレの好対照なキャラクターが相まみえた一戦でした。
ホジャーとジャカレの双方の大応援団の声援が会場中に交錯して異常な雰囲気で行われており、チジューカ・テニスクルービのコンクリートシートにイサミ・磯さん&AXIS・山内くんの3人で並んで座り「なんか雰囲気ヤバいね、試合が終わったらすぐ帰ろう!」とややビビりながら観戦したことを覚えてます。
試合は僅差でホジャーが勝利も、スコアボードが見えなかったこともあってジャカレが勝ったと思ってたのにホジャーが勝利となり、その当時はレフェリーのマルコ・バルボーザがグレイシー贔屓したんじゃないのか?!とずっと思ってました。
ですが、いま改めて試合動画を見直すとバルボーザのレフェリングはあながち間違いでもなかったんだな、とわかりますが、当時はホントにジャカレの勝ちをバルボーザが盗んだ!ぐらいに思ってました。
そしてこの茶帯時代から黒帯のムンジアル王者になったホジャーのテクニックは精度の違いこそあれ、使っているテクニックがほとんど変わってないこともわかります。
またこの試合から2年後の2004年にはあの伝説的なジャカレが腕を負傷したまま戦い続けてホジャーにリベンジした試合、そしてその翌年にヨーロピアンとADCCで再び対戦してホジャーが2連勝と後のライバルストーリーに繋がっていく歴史的に重要な一戦なのです。
今と違って2000年代初期はYouTubeはおろか、試合動画はブラジルでTV放送された録画ビデオをダビングした海賊版を取り寄せて見るしかなかった当時に、TV放映もなかった茶帯オープンクラス決勝戦の試合動画があるなんて思いもしませんでした。
それだけにこの試合動画の存在を発見した時は嬉しかったし、動画を見たときに当時の思い出が鮮明に思い出されました。
こういった個人的な思い出を抜きにしても非常に見応えがある試合なので、ぜひ見てみて欲しいと思います!
ムンジアル2002
ムンジアル2004
ヨーロピアン2005
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