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2022年12月23日

【海外記事】ブラジリアン柔術の歴史に残る大逆転劇【ブラジリアン柔術】

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不利な立場にある人がすべての可能性に対してトップに立つことには、本質的に刺激的な何かがあり、それはブラジリアン柔術でも例外ではありません。

ブラジリアン柔術の歴史における最大の番狂わせのいくつかは、まだ無名だった新人が伝説になるための第一歩を踏み出すときを示唆するものでした。

本来なら勝てるはずのない選手が、一瞬の隙を突いて勝ってしまうことがあるのが勝負の世界。

いずれにせよ、世の中の常識を覆すような衝撃を与えた大逆転劇を振り返っていきましょう。



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■マッケンジー・ダーン、ガヴィ・ガルシアを振り切る
マッケンジーはこの日、55kg以下の体重で試合に臨み、対するガヴィはこれまで一度もリミットを下回ることなく、常に100キロを超えていました。そればかりか、ガヴィは過去に4度もマッケンジーに勝利しており、それもサブミッションで勝利しています。この試合まで6年間無敗を誇っていたガヴィは、ADCCを2回優勝、ムンジアルで8回優勝(後に薬物陽性反応で2回の優勝履歴が剥奪)を果たしていました。マッケンジーは序盤からガードを固め、ガヴィのパスガードを封じるなど完璧な試合運びで両者ともにポイントを奪えず、最終的にはガヴィの反則負けによりマッケンジーが勝利しました。



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■マルセロ・ガルシア、ADCC 2003での劇的な優勝で歓喜の涙
マルセリーニョは今では史上最高の選手の 1 人と見なされているため、どのような状況でも「弱者」であると考えるのは難しいでしょう。 しかし2003年当時、マルセリーニョはまだブラジル在住のイチ黒帯でしかなく、主要大会での優勝経験もなく、また黒帯でのキャリアをスタートしたばかりでした。マリセリーニョはADCCの南米予選に出場するも決勝戦で敗れて本戦出場を逃しました。ですが本戦に出場予定だったデニス・ホールマンが不出場となったため、その枠をマルセリーニョが得ました。 このADCCに出るまでは誰もこの小さなブラジル人を知らなかったのですが、その後の活躍により誰もがマルセリーニョを知ることとなりました。ADCC 2003の77kg級の1回戦で日本代表だった國奥麒樹真を破ると、2回戦でヘンゾ・グレイシー、準決勝でヴィトー・シャオリンというビッグネームを倒し、決勝戦でオットー・オルセンをサブミットして優勝、その後の活躍ぶりは誰もが知るところとなりました。



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■エディ・ブラボーがアメリカ人として初めてグレイシーからタップを奪う
ブラジリアン柔術で史上最大の番狂わせは、グラップリング界を震撼させたこの瞬間を抜きにしては語れない。エディ・ブラボーは当時まだ茶帯で、アメリカのADCC北米予選で優勝し、本戦への出場権を得ていました。このジャン・ジャック・マチャドの教え子はほとんど無名で、最初の試合でノヴァウニオンの黄金世代の選手であるグスタボ・ダンタスに勝利しただけで観衆に大きな驚き与えました。次の対戦相手であるホイラー・グレイシーはADCCの世界選手権で3連覇を達成し、当時は無敵のように思われていた選手。しかし今では有名になったエディが考案したラバーガードに遭遇するまでのホイラーは完璧なまでの試合運びだったものの、ラバーガードからの三角絞めに捕えられたホイラーはタップせざるを得なくなりました。この大会ではメダルを取れなかったものの、エディは帰国後に黒帯を授与され、その後すぐに独立し、ノーギ・グラップリングの専門アカデミーの10th Planetを立ち上げています。



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■ホドウフォ・ヴィエイラ、ザ・ブラックベルトハンター
2009年のアブダビワールドプロでは、茶帯で出場したホドウフォ。当時のワールドプロは茶帯と黒帯が混合で開催されていました。最初の2試合は快勝したものの、準決勝で対戦したブラウリオ・エスティマはすでに2度のムンジアル優勝の実績があり、黒帯を巻いてすでに5年のキャリアを持つエリート選手でした。そのブラウリオとの対戦では一進一退の攻防が続く中、ホドウフォが得意とするパスガードを軸にしたトップゲームを展開し、レフェリー判定勝ちを収めました。この勝利に感激したコーチのジュリオ・セザールは、アブダビからブラジルに帰国し、空港に到着したホドウフォを出迎え、その場で黒帯を授与したのです。



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■フィオン・デービース、最高のデビューイヤーを飾る
2018年、フィオンは茶帯でムンジアルを制しました。そして大会後に黒帯を取得してその後に1ヶ月も経たないうちにIBJJFのワールドノーギで優勝し、そしてまたすぐにUAEJJFが主催するグランドスラム・ロンドンでも優勝、さらにプログラップリングイベントのポラリスのタイトルをも獲得しました。フィオンははヨーロッパ人として初めてCBJJのブラジレイロで優勝し、イギリス人選手として初めてADCCでメダルを獲得したことでも知られ、こういった実績から歴史に名を残すことに時間がかかりませんでした。この期間中、フィオンははビアンカ・バジリオ、ギザリー・マツダ、ヘザー・ラフテリー、ビア・メスキータといったビッグネームたちから勝利し、フィオンの地位を確固たるものにしたのです。



引用元:Throwback: The Biggest Upsets In BJJ History / Jits.Magazine




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絞技で失神、気がついたとき絞め落とされたことに気づかず、試合が続いてると思ってレフリーにタックル!#ブ#ラジリアン柔術 ##術 ##節技 ##闘技 ##技#失#神

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