試合レポ
2007年12月13日
btbrasil at 14:55 Permalink
DEEP-X02 バレットvsアマゾン
DEEP-X02でブルーノ・フラザトの欠場により急遽実現した夢のカード、バレット・ヨシダvs杉江アマゾンの一戦。アブダビの大ベテラン、バレットにアブダビ日本王者のアマゾン。
バレットは強豪が集う本戦で準優勝になること3回、2007年大会では3位に入賞しているグラップリング界のビッグネーム。
アブダビ本戦に出場するには予選に出なければならないが、バレットはその予選をしないで毎回、本部推薦で出場しているのだ。
対するアマゾンは日本屈指のグラップラーでムンジアル優勝を目指し日々練習に明け暮れており、いつでも臨戦態勢にある。
この試合の急なオファーも快諾し、バレットの「10分1本勝負にしたい」との要求も問題なく受け入れた。
それは10分が試合時間の柔術の黒帯のカテゴリーで、そこを勝ち抜くことを想定した練習をしているであろうアマゾンには逆にやりやすかったかもしれない。
試合は引き込んだバレットをアマゾンがパスを狙うという展開に終始した。
ワキ差しやスタック、スイッチパスとバリエーション豊かなパスガードを繰り出すもことごとくバレットの鉄壁のガードに阻まれる。
バレットはアマゾンの攻め疲れを待っているフシもあったが、アマゾンのパスの勢いは落ちず、しつこくパスを仕掛け続ける。
アマゾンのパスに合わせたカウンターで三角を狙いつつ、スパイラルやラバーでけん制する。
そのテクニカルな攻防に観客からは歓声とため息、そして拍手が沸き起こる。
そして試合終了間際に遂に執念のパスに成功したアマゾンはがっちりと上体を固め、そのまま試合終了の合図を聞いた。
試合終了後に正式にパスのポイントが入りアマゾンの勝利がアナウンスされ安堵の表情を見せたアマゾン。
それは日本のトップとしての重責を背負ってこの試合に挑み、見事にそれを果たした安心感からの表情だったか。
この日、軒並み敗れた日本勢が外国人選手に一矢報いたアマゾンは胸を張って日本のトップグラップラーと世界に誇れる選手であることに間違いない。
最後になるが、この試合で10分間ノンストップで攻め続けたアマゾンは試合終了時には以前ほど汗の量も多くなく、息もそれほど乱していなかったことを記しておきたい。
来年のアマゾンには期待してよさそうだ。

この日のために用意した特別コスチュームで出場のバレット。
ワールドクラスのグラップラーがDEEP-X初出場を果たした。

パスのアマゾン、ガードのバレットの試合展開。
アマゾンのバリエーション豊富なパスをフレシキブルなガードワークで
ことごとく防御したバレット。
テクニカルな攻防に客席からは拍手が起こる。

ラバーガード、スパイラルを駆使するバレットの
ガードワークはいまだに進化しているようだ。

試合終了間際に遂にパスガード!
勝ちへのこだわりが執念のパスを成功させた!

腰を切りガッチリと上体を押さえ込む。
バレットはことごとくパスを防ぎガードに戻していたが、ここで万事休す。
この体制で試合終了のゴングを聞いた。

見事にワールドクラスの強豪に勝利したアマゾン。
次は海外での活躍を期待したい。
来年こそムンジアル制覇の悲願達成なるか?!
DEEP-X02の過去レポートはコチラから。
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2007年12月04日
btbrasil at 15:21 Permalink
ルーカス・レプリvs長谷川秀彦
メインイベント×長谷川秀彦(日本/SKアブソリュート/第2代DEEPウェルター級王者)
○ルーカス・レプリ(ブラジル/アリアンシ柔術/ブラジリアン柔術統一世界王者)
20-2
初来日した未知の強豪である柔術世界王者、ルーカス・レプリと現DEEP王者の長谷川秀彦の一戦。
レプリのノーギは今回が初ということでどのような試合になるのか戦前の予想がつきにくい試合だったが、レプリが柔術特有のポジショニングで長谷川を3Rに渡り圧倒し、終わってみれば20-2という大差でレプリに軍配が上がった。
しかし長谷川も敗れはしたものの随所にサンビストらしい足関節技を繰り出すなど健闘したといっていいだろう。

柔術以外にも柔道の経験があるレプリは自ら組み付き
長谷川をテイクダウンすることに成功した

しかし倒された長谷川も下から
ヒザ固めを繰り出し応戦

それを反転して脱出したレプリは
足を束ねるバインディングパスを狙う

それを嫌った長谷川はうつ伏せになって
回避しようとしたそのスキを逃さずにバックを奪い
チョークの体勢に

長谷川はチョークを防ぎながら
バックから逃れようとするがレプリはしつこく付いていき
ポジションをキープ

亀になった長谷川の背中に飛び乗ったレプリは
波乗りポーズでサーファーを気取る

2R開始直後にまたもヒザ固めを狙った長谷川だったが不発、
そのまま攻める場面を作れず苦しい展開が続いてしまう

3Rに入ってもポジショニングで苦戦し
パス、バックを許してしまい試合終了、大差のポイント差で敗れた

初来日を勝利で飾ったルーカス・レプリは
柔術世界王者の実力をまざまざと見せ付けた。
次回の来日が今から楽しみな逸材だ
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