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ボーダーレスカップ2009

2009年02月07日

ボーダーレスカップ:雑感

ボーダーレスカップの雑感です。

今大会は第1回大会にも関わらずいきなり横浜市文化体育館という大きな会場で開催されました。

これは後援に横浜市がついたことで会場使用が可能になったようです。

開会式では衆議院議員のふくだ峰之氏も来場し挨拶を行いました。

また多くの協賛各社からたくさんの賞品が提供されていたのもよかった点でしょう。

参加者全員に飲料水3本配布というのはビックリしました。

その他にもDVDやギ、Tシャツやパッチ、書籍などなど優勝した選手の多くに副賞が贈られており、優勝者は優勝した喜びと副賞をもらえる喜びで嬉しさも2倍でした。

そして大会パンフレットも豪華なものが作られて無料配布されたのもいいですね。

そのパンフレットには横浜近辺のアカデミーやお店の紹介や出場選手のインタビュー、その他コラムも掲載されていて読み物としても面白かったです。

最近の大会はパンフレットが作られなくなったので参加者もいい記念になったのではないでしょうか。

大会進行も比較的スムーズに行われていましたが、表彰に時間がかかり過ぎたのはいただけない部分でここは改善の余地があるでしょう。

今大会は入賞者にメダルではなく額入りの表彰状を贈呈したのですが、この他の大会との差別化は概ね好評だったのですが、この表彰状の作成に時間がかかったようです。

表彰状には入賞者の名前とアカデミー、階級などがプリントされており、そのプリント作業に多く時間を取られてしまった、とのこと。

試合終了が5時、表彰式が終わったのが7時、とこんなにも時間がかかる表彰式は過去記憶にありません。

中には表彰台をギで、と思いキモノを着たまま待っていた選手も多く、寒い中長時間待たされていたのは可哀相でした。

ですが気になった点は表彰式の段取りの悪さぐらいで他は第1回大会ということを考えれば及第点の大会だったと思います。

参加者がやや寂しかったのは見込んでいた日系ブラジリアンの参加が少なかったことが挙げられます。

それはこの不景気で日系ブラジリアンが多く働く工場が閉鎖や縮小が相次いで柔術どころでない、というのが実情のようです。

またブラジリアンの賑やかさが会場に響くようになってくれることを期待して止みません。

このボーダーレスカップ、次回大会はまだ未定のようですが、横浜地区に大きな大会の開催がないので、このまま定期開催されるようになればいいな、と思います。

大会関係者のみなさん、お疲れ様でした。



会場は横浜文体!
マットは5面で開催されました。
ちなみにこのマットはJJFJからのレンタルだそうです。




開会式で挨拶をした衆議院議員・ふくだ峰之氏




レフェリーは北出、宍戸、大賀、ホドリゴ大西らが務めました。




今大会では大賀さんが主催する「白帯カーニバル」が同時開催されました。




子供も多く出場し元気に試合してました!




当初は出場予定だったアデミール大田(中央)は八隅選手の負傷欠場で試合がなくなり急遽レフェリーに。
「レフェリーより試合したいよ!黒帯はホントはなりたくなかった。だって試合のチャンスが減るでしょ?」とのこと。




表彰台の前には協賛各社からの賞品が多く並べられていました!




これがプリントに時間がかかった表彰状。
渡された後には額も用意されており好評でした。




会場の外では串焼きの肉やガレット(鶏肉)、パステルなども販売されてました。
串焼きの肉は旨かったです!



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2009年02月06日

ボーダーレスカップ:女子のその他の試合

今日は女子のその他の試合を3試合をピックアップして紹介します。

まずは紫茶黒ガロ級、青ガロ、白プルーマです。



女子・紫茶黒ガロ決勝戦
八木沼志保(上・アンプラグド国分寺)
vs
秋元宣子(AACC)




ポイント5−0で八木沼選手がワンマッチ決勝戦を制して優勝です!




女子・青ガロ決勝戦
小林葵(上・パラエストラ葛西)
vs
細谷圭子(MAX柔術アカデミー&ヨガスタジオ)




サイドからのラペラチョークで小林選手が一本勝利で優勝!




女子・白プルーマ決勝戦
飯島恵美(下・AACC)
vs
山崎恵(パラエストラ葛西)




飯島選手が下からの腕十字を極めて一本勝利で優勝を果たしました!
飯島選手は柔術だけでなくグラップリングでも多く試合に出場しているのをよく見かけていました。
その成果が出たようでよかったです!




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2009年02月05日

ボーダーレスカップ:女子青ペナ

今日はエリオの死去で紹介できてなかったボーダーレスカップの試合のレポートの続きです!

女子青ペナにはこれまでZSTやDEEP Xなどプロのグラップリングで実績があるAACCの浜崎朱加選手が出場して2試合連続の秒殺一本勝利でブッちぎりの優勝を果たしました。

その2試合を紹介します。


まずは1回戦。

1回戦はプルーマ級には対戦相手が不在で階級を上げてエントリーしてきた富松恵美選手(パラエストラ松戸)と対戦しました。

富松選手は総合でも活躍していますが昨年の怪我を期に今年は柔術とグラップリングを頑張る、と意気込んでのボーダーレスカップ参戦でした。




女子・青ペナ1回戦
浜崎朱加(左・AACC)
vs
富松恵美(パラエストラ松戸)




立ち技を警戒して引き込んだ富松選手をあっさりとパスし、そのままサイドからV1アームロックを極めて一本勝利!




秒殺勝利で決勝戦進出です!




女子・青ペナ決勝戦
浜崎朱加(上・AACC)
vs
湯浅麗歌子(ポゴナクラブジム)
湯浅選手が試合開始直後にガードに引き込みました。




スタックパスを狙う浜崎選手。



そこから腰を切った反対側にパスしにいきハーフガードへ。




ハーフから腕を狙いつつ足を抜いてパスガードしサイドポジション。




まずストレートアームバー、V1と仕掛けていき…




最後はキムラ!




湯浅選手がタップして一本勝利です!




浜崎選手が2試合連続一本勝利で青ペナ優勝を果たしました。




優勝した浜崎選手は柔道出身者らしい力強い攻めが印象的でした。
浜崎選手はこれまでのほとんどの試合で秒殺勝利しており、今後も期待の選手です!








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2009年01月30日

ボーダーレスカップ:女子・紫茶黒ペナ

女子・紫茶黒ペナ級には塩田さやか選手が出場しました。

塩田選手は組み技で多くの実績がある強豪選手です。

グラップリングのADCCで優勝、サンボでは世界選手権3位、ムンジアルも準優勝と組み技3大大会の全てで入賞という偉業を達成しています。

この階級もワンマッチ決勝戦で開催されました。




女子・紫茶黒ペナ決勝戦
塩田さやか(上・AACC)
vs
深津佐和子(ポゴナクラブジム)
まず深津選手が引き込んで試合はスタート。




深津選手はスパイダーガードで塩田選手の動きを封じます。




それを立ち上がり外していく塩田選手。




そこから一気にアキレス腱固めへ。




深く極まってるように見えましたが…




深津選手は脱出に成功!




もつれながら三角絞めを狙う深津選手。




それに合わせてスタックパス!



そのカウンターでオモプラッタ!




それが成功し2ポイント奪取!



しかしここから…




腕十字!




深津選手はタップ!




一本勝利でアジアチコに続き優勝です!




優勝を果たした塩田選手のコメント
「オモプラッタで下になったのは作戦です。オモプラッタがきたので自分から回転して下になりましたよ。スパイダーガードがしつこかったんで下になって極めよう、と思って。その作戦がズバリとハマりましたね。それより!遠征続きでもうお金がありませんよ!誰かスポンサーになって下さい!」




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2009年01月29日

ボーダーレスカップ:女子・紫茶黒メイオペサード

女子・紫茶黒メイオペサード級は注目の一戦が実現しました。

端貴代選手と江本敦子選手という両者ともプロで実績がある選手同士の対戦です。

端選手はスマックガール・ミドル級王者(現在は消滅)で江本選手もスマックガール・World ReMixトーナメント準決勝進出&アジアチコ優勝の実績があります。

今回のこの対戦は当初レーヴィ級にエントリーした端選手でしたが対戦相手不在だったので江本選手がエントリーしたメイオペサード級に階級を上げることで実現しました。

端選手は2階級上の江本選手にどう戦うか?

江本選手はアジアチコ優勝で紫帯に昇格後初試合で地元・横浜での試合で意気込んでいました。




女子・紫茶黒メイオペサード級決勝戦
江本敦子(パラエストラ小岩)
vs
端貴代(和術慧舟會東京本部)
試合は長く立ち技の攻防に費やされました。




一進一退の試合展開が続き、江本選手が引き込む。




端選手は江本選手のガードに苦戦。




その後、再び立ち技になるも……




今度は端選手が引き込みました。
が、そのまま動きはないままタイムアップ。
ノーポイント、ノーアドバンテージでレフェリー判定へ。




僅差の試合は端選手が勝利しました!




優勝した端選手のコメント
「試合には勝てたけど、自分に負けた。『穴があったら入りたい…。』自分にとってはそれほどに恥ずかしい試合内容でした。 それでも、様々なことを気付き学べ凄くやった意味のある試合だったと思います。練習で出来ても試合でそれを出せなければ何の意味も無いこと。自分自身の未熟なところを色々と感じる事ができたから、この復帰戦を機会にまたハングリーな気持ちで練習をしてこれからも頑張りたいと思います。」

江本選手のコメント
「自分は横浜中区の出身で、横浜文化体育館はめちゃめちゃ地元の場所にあるので、文体で柔術の試合ができてとても嬉しかったです。試合はワンマッチだけでしたが、結果は最後までお互いポイントもアドバンテージもつかず、レフリーの判定によって自分が負けました。でも試合はなかなか楽しく、いつもよりちゃんと動けたのでよかったです。とてもよい経験になりました。大会の雰囲気も柔術の草野球大会ということで、初心者の人も多く参加していて本当に老若男女誰でも楽しめる柔術を体現していてとてもいい雰囲気でした。 これからもこうした大会に出て、経験を積んでいきたいと思いました。」






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2009年01月28日

ボーダーレスカップ:茶ペナ

今大会開催された茶帯の中で茶ペナが一番多いエントリーを集め4選手が出場しました。

その中で決勝戦の顔合わせは渋谷明人選手(ヒロブラジリアン柔術アカデミー)を降した吉田勇太選手(ノヴァウニオンジャパン)と水洗裕一郎選手(X-TREME柔術アカデミー)を下した土肥潤選手(ねわざワールド)になりました。

土肥選手は昨年末のドゥマウの大会では階級別と無差別を制しており、いま最も勢いのある選手の一人です。




アダルト茶ペナ決勝戦
吉田勇太(ノヴァウニオンジャパン)
vs
土肥潤(ねわざワールド)




引き込んだ土肥選手にパスガードを狙う吉田選手という試合展開。




そこから立ち上がり片足タックルのようにスイープを決めた土肥選手。




ハーフガードで押さえ込みます。




吉田選手は試合終盤に三角絞めを極めかけますが惜しくもタイムアップ。




土肥選手は1回戦と同じくスイープの2ポイントが決め手となって2−0で勝利、茶ペナで優勝です。




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2009年01月27日

ボーダーレスカップ:茶メジオ

茶メジオには和術慧舟會東京本部の磯野元選手が出場しました。

磯野選手は昨年、ムンジアルや関東選手権、アジアチコなど多くの大会に出場して実績を残して茶帯に昇格し、今大会で茶帯デビューとなりました。

対するはX-TEREMEの奥田照幸選手。

奥田選手もガードワークが巧みな選手として定評があり、試合にも積極的なベテランです。

この試合は通常はレーヴィ級の奥田選手が階級を上げることで実現した一戦でワンマッチ決勝戦で行われました。




アダルト茶メジオ級決勝戦
奥田照幸(右・X-TREME柔術アカデミー)
vs
磯野元(和術慧舟會東京本部)




先に引き込んだのは磯野選手。
エディ・ブラボーばりの二重絡みのハーフガードを取ります。




そこからパスのアタックを凌ぎつつスイープしてトップポジションへ。




そして畳み掛けるようにパスガードを成功させて5−0。
ラペラチョークも仕掛けつつポジションをキープ。




ニーインザベリーも狙いますがこれはアドバンテージまで。




奥田選手が亀になったところでタイムアップ。




磯野選手が見事に茶帯デビュー戦を勝利して茶メジオで優勝です!




磯野選手は紫帯時代からハーフガードを多用していましたが
今大会も自分の得意なパターンに持ち込んでの勝利です!






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2009年01月26日

ボーダーレスカップ:茶プルーマ



今日から数日間は1/24に開催されたボーダーレスカップの試合を紹介します。

まずは茶帯の試合。

今大会ではアブソは行われなかったため、茶帯のカテゴリーではプルーマ、ペナ、メジオの3階級が行われました。

ではプルーマの試合から紹介していきましょう。



茶プルーマ決勝戦
新井孝太郎(下・ねわざワールド)
vs
平尾悠人(X-TREME柔術アカデミー)




引き込んだ新井選手の片襟片膝のガードを崩しにいきパスを狙います。




ですが、なかなか新井選手のガードは固くパスではポイントを奪えずにアドバンテージまで。




新井選手もガードから膝十字とスイープでアドバンテージを奪い、同点に。




一進一退のテクニカルな好勝負です!




お互い一歩も譲らずノーポイント、2アドバンテージで試合終了、勝敗はレフェリー判定へ。




レフェリーを務めたアデミール大田は平尾選手を手を挙げ、平尾選手が優勝!




優勝した平尾選手はDEEP Xの常連で
グラップリングでも定評がある選手です。






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2009年01月25日

「ボーダーレスカップ2009」主な優勝者



1/24(土)、神奈川県横浜市の横浜文化体育館にて開催されたボーダーレスプロジェクト主催「ボーダーレスカップ2009」の主な優勝者です。


★茶帯
☆プルーマ
平尾悠人(X-TREME柔術アカデミー)

☆ペナ
土肥潤(ねわざワールド)

☆メジオ
磯野元(和術慧舟會舘東京本部)

★紫帯
☆ガロ
TANIOKA NORIKAZU(ヒロブラジリアン柔術アカデミー)

☆プルーマ
SUGIZAKI KOUSUKE(ヒロブラジリアン柔術アカデミー)

☆ペナ
花輪裕樹(RBアカデミー)

☆レーヴィ
OKAMOTO YUJI(RJJ)

☆メイオペサード
YAMAZAKI YOUICHI(RBアカデミー)

★女子・紫茶黒
☆ガロ
八木沼志保(アンプラグド国分寺)

☆ペナ
塩田さやか(AACC)

☆メイオペサード
端貴代(和術慧舟會舘東京本部)

★女子・青帯
☆ガロ
小林葵(パラエストラ葛西)

☆ペナ
浜崎朱加(AACC)




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2009年01月22日

「ボーダーレスカップ」出場者インタビュー・Part.2

「ボーダーレスカップ」、女子の出場者紹介です。

今大会では総合の試合に出場経験がある3選手がエントリーしています。

特に紫帯で組まれた端選手vs江本選手のワンマッチはプロ選手同士のと対戦で、体重差はあるものの注目の一戦です!



端貴代選手(和術慧舟會)

「柔術の試合はここ数年出ていません。

柔術と言うよりも試合そのものが去年の4月にアメリカで行われたFFFで総合の試合をしたのが最後になります。

そんな感じで試合自体はかなりブランクもありますが、今まで練習をしていたその成果が今回の試合で出せればいいなと思っています。

試合に向けて久々に味わうこの緊張感と何が何でも勝つぞと言う強い意気込み。

まさにこの感覚も久しぶり。

試合と言う舞台が私のモチベーションをあげてとても充実した練習が出来ています。

今回の試合に勝つ事はもちろんですが、その次にあるADCCに意味のある内容と結果を出したいと思ってます。」




富松恵美選手(パラエストラ松戸)

「柔術の試合はいつぶりでしょうか…記憶が確かなら去年の年末あたりからでしょうか。

一年以上はしていないはずです。

出ようと思ったのは今、寝技中心生活なもんで、ノーギはいつも練習したり、先日も試合に出たりしたのですが、体調も回復して不得意な柔術も経験を積まなくてはと思っていた時に、ID登録もいらず、参加費もフトコロに優しく、ビッグな横浜文化体育館での大会があると聞いたので出ようと思いました。

自分の階級の出場者がいなくて、一つ上の階級で試合をする事になってしまったのですが、女子の柔術人口はまだまだ少ないんでしょうか…。

まあ、練習を毎日やっても、たった一試合でも練習では計りきれないくらい、学ぶことは多いので、階級が違っても、とりあえずは試合の経験値を上げる為に出場することにしました。

戦略は特に考えていないです。

いつも道場では自分より大きい人ばかりと練習しているので、その感覚で力負けしないように、もし力で負けても気持ちは下がらないように常に前進するのみです。

久しぶりの柔術の試合って事もありますが、いつも目標にしている「試合を楽しむ」ということが出来ればと思います。

「あそこの場面でああすれば!そこで何で動かなかったんだ!」と思わないように、自分の動きを出して、前回には出来なかった動きや、新しい技術を試合に一つでも出せれば、この一年は無駄ではなく、成長できた時間だったんだなと、自ら感じる事ができれば一番だと思います。

階級に余裕を持ちすぎて、まさかのオーバーにならないように、あと数日、お菓子は控えたいと頭では思っています…。」




江本敦子選手(パラエストラ小岩)

「今回は自分の地元である横浜で試合がある、ということで出場することにしました。

昨年のアジアチコで優勝して紫帯になったのですが、この試合が紫帯デビュー戦なんですが気負いしないでガンガン行きたいと思います。」




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2009年01月21日

「ボーダーレスカップ」出場者インタビュー・Part.1

今日は今週末の土曜に横浜市後援で開催されるボーダーレス・プロジェクト主催「ボーダーレスカップ」の出場者のインタビューを紹介します!

今日は男子選手、明日は女子選手をお送りします!




赤井 太志朗(ノヴァウニオン・ジャパン)
アダルト青ペナ/12回
パンクラス ネオブラッド・トーナメント ライト級準優勝
BJJFJ全日本新人選手権2008・青帯・PENA・ADULTO優勝
JJFJ全日本柔術大会2008・青帯・PENA・ADULTO準優勝


「柔術と総合格闘技の深みを体現したい」

──現在ノヴァウニオン・ジャパンで柔術をやりつつパンクラスに参戦する総合格闘家でもある赤井さんですが、格闘技を始めたのはいつぐらいからですか?

赤井◆UFCのホイス・グレイシーやヒクソンのことを知って、その影響もあって高校で柔道をはじめました。その柔道部も、たまたま入った高校が柔道の名門桐蔭学園だったので、二年先輩は全国優勝しているぐらい強いところでした。僕はひょろひょろだったので弱かったですけど、同級生の小野卓志選手は北京オリンピックに出場するまでになりましたね。

──アマチュアの試合で出場したのは?

赤井◆アマチュアキングダム、アマチュアリングス、コンバットレスリング、アマチュアパンクラスなどと色々と出場しました。でも結果はあまり良くなかったです。ただ第1回のJTCと言うアマチュアの大会に出場した時はトーナメント決勝、延長戦で残念ながら負けてしまったのですが、僕の階級は人数が多くとても良い経験が出来ました。

──プロの試合はいつが最初ですか?

赤井◆大学二年の時にリングスの「BATTLE GENESIS Vol.6」(2000年9月)という後楽園ホールでやっていた実験リーグに出たのが最初です。このときは決勝で小谷直之選手に腕十字で負けとても悔しい思いをしました。プロでは25戦以上試合をさせていただいていると思います。

──練習はどのように行っていましたか?

赤井◆当時から去年の3月までお世話になったU-FILECAMPで総合格闘技の練習をしていましたが、キックボクシングジム、ボクシングジム、大学のレスリング部へ出稽古しに行った時期もあります。自分に足りないものは何か考えてそれを補うように心掛けていました。

──いまDREAMで活躍している中村大介選手はU-FILE CAMPでいっしょだったんですよね。

赤井◆僕の人生で唯一追い抜かれたと実感したのが中村選手です。中村選手は初心者で入って来たから、最初は柔道の経験がある僕の方が強かったんです。でも、気がついたら腕十字を取られるようになりました。彼はすごい努力家です。でも、悔しいから、僕もまだまだ頑張ります。(笑)

──U-FILE CAMPでは指導もなさっていたのに、今度は一生徒として柔術をはじめて、ジレンマとかはないんですか?

赤井◆それはぜんぜんありません。ただ強くなりたいだけです。なんのしがらみも感じません。
柔術をやってみたくて、たまたまノヴァウニオンの小岩道場を教えてもらったんですけど、練習をしてみてビックリしました。高校の柔道とは全く別物のように思いました。
 結婚とかいろいろなことがあって、一度リセットしたくて、U-FILE CAMPを辞め、これからさき格闘技を続けるどうかも分かりませんでした。でも、ノヴァウニオン柔術の阿部修先生に、総合格闘技やりたいなら教えるよと言っていただき、やりたいと答えました。心身ともに勉強させていただき、また試合も組んでいただいてとても感謝しています。


──柔術をやりはじめて、どうですか?

赤井◆体の使い方やテクニック的なことで驚くことも多かったんですけど、柔術は人の生き方と繋がっているように感じるようになりました。今は柔術と総合格闘技は同じで、とても深いものだと思います。だから、いまの目標はノヴァウニオン柔術を体現することです。今大会もノヴァウニオンとして出場する限り負けるわけにはいきません。





花輪 裕樹選手(RBアカデミー)アダルト紫ペナ/ヒクソン・グレイシー杯2008国際柔術大会
青帯・アダルト・ペナ級優勝

「道場に“行く”というよりも、道場に“帰る”という感じがします」

──花輪さんが柔術を始められたのは何時ですか?

花輪◆2年半ぐらい前ですね。

──それまでは何かやっていたんですか?

花輪◆格闘技とかプロレスが好きだったので、大学時代に柔道をやっていました。理系の大学だったんですけど、年に一度開かれる全日本理工科学生柔道優勝大会で全国優勝しています。

──RBアカデミーを選ばれたのはどういう点ですか?

花輪◆柔道をやっていたので、柔術とか空手といった道着を着たものがやりたかったんです。RBアカデミーでは柔術だけでなく、キックボクシングとかいろいろなものに取り組めるということと、ウチも近かったので決めました。

──では、柔術以外にキックボクシングの時間も出たりしているんですか。

花輪◆アマチュアの総合の試合にも出たりしているんですが、いまは柔術に専念して寝技を磨いてから、ゆくゆくは打撃もと思っています。

──道場の雰囲気はどうですか?

花輪◆一番気に入っているのはアットホームなところです。練習は厳しいですけれども、道場に“行く”というよりも、道場に“帰る”という感じなんです。道場で友達や先生と会って話をしたりするのが一番落ち着きます。大学の柔道部の時も上下関係があまり厳しいところではなかったので、道場はそれと同じような雰囲気がありますね。自分の好きなことにばかりやっていたいので、大学時代は一日中柔道漬けでしたが、社会人になると時間の大半を仕事に引き裂かれてしまって、自分の時間がありません。そのなかで、二時間でも三時間でも毎日自分の好きな道場に来られるというのはとても楽しいことです。それがあるからこそ、仕事がキツくてもやっていけるんです。

──今回のBORDERLESS CUPへの意気込みを聞かせて下さい。

花輪◆以前は自分のカテゴリーは40何人いるようなトーナメントで、そこを勝ち抜いていくことが強さの証明でした。でも、最近は連盟が二つあることもあってか参加者が4、5人だったりします。だから、勝ってもちょっと寂しいんです。大学時代の柔道の友達に声をかけても出たいと言いますから、今回のようなIDカードなしで出られる大会はたくさんの人が集まってほしいです。そこで勝って行きたいですね。今回のBORDERLESS CUPははじめての大会ですので、是非とも自分のカテゴリーで勝って、初代チャンピオンになりたいと思います。
(インタビュー・聞き手◆オガワコウ)



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