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ムンジアル2009

2009年06月28日

ホジャー・グレイシーvsホムロ・バハル:黒アブソ決勝戦

スペルペサードで優勝を決めたホジャーはその決勝戦を含めた全試合をマウントからの十字絞めまたは袖車で極めての勝利だった。

この驚異的な一本奪取率の高さは柔術界随一で、かつて色帯時代のクロン・グレイシーも連続一本勝利を果たしていたが、黒帯になってからはそれもままならなくなってきているのが現状だ。

そしてマウントからの絞めというベーシックでありクラシックなテクニックを完璧に研ぎ澄まし、それを仕掛ければ必ず極められる、必殺技というレベルにまで昇華させたホジャーの研鑽も賞賛に値することだろう。

今回のアブソ決勝戦の相手は2年前と同じホムロ・バハル、ホミーニョが相手だ。

ホミーニョはバッハの選手ではあるが今回はバッハからアブソにエントリーした代表選手はホジャーとブラウリオ・エスティマの2選手でホミーニョはバッハの支部であるバッハ・テキサスの所属でムンジアルに出場している。

ホジャーはすでに果たしているが、ホミーニョもブラウリオもムンジアル黒アブソ優勝が最終目標と語っており、それが柔術界最高の栄誉といっても過言ではないのだ。

そのムンジアル黒アブソ決勝戦はムンジアル最終日の最終試合で行われた!




黒アブソルート決勝戦
ホジャー・グレイシー(グレイシーバッハ)
vs
ホムロ・バハル(グレイシーバッハ・テキサス)
いつも通り引き込んだホミーニョがクローズガード。




そのクローズを立ち上がって割りに行くホジャー。




ガードが割れると素早くスパイダーガードに移行。
そしてホジャーのミスを待つように自分からは攻めずに『待ち』の状態。



そんなホミーニョのガードに体重をかけながら慎重にパスを狙う。




じわじわと足を潰していき…




ハーフガードに近い状態に。




遂にパスガードに成功!
難攻不落のホミーニョがパスを許したのはこのムンジアルで初めてのことだ。




そしてすかさずマウントへ。
必勝パターンの連携だ。




マウントからの十字絞め!
ホミーニョはブリッジして逃げようとするが…。




そのままタップアウトを余儀なくされた。




試合時間は9:31、残り時間30秒でタップを奪うあたりはさすがホジャー。




ホジャーが階級別、無差別とも全試合一本で極めて2階級制覇を達成した!




互いを称え合うチームメート同士。
この両者はNYのヘンゾ・アカデミーで共に汗を流した仲だ。




アブソルート
優勝 ホジャー・グレイシー(バッハ)
準優勝 ホムロ・バハル(バッハ)
3位 クラウジオ・カラザンス(ATOS)、ガブリエル・ベラ(アリアンシ)



2009年06月27日

ホジャー・グレイシーvsヒカルド・ゴンザレス:黒スペルペサード決勝戦

総合に転出しムンジアルに出場しなくなった柔術家は少なくない。

今年でいえばシャンジ・ヒベイロは怪我による欠場ではあるが、ジャカレ、ビビアーノ・フェルナンデス、アンドレ・ガウヴァオン、デミアン・マイア…などなど枚挙に暇がない。

かつて彼らは毎年必ずムンジアルのマットで激戦を繰り広げながら自らの存在をアピールしていた選手たちだ。

だが今年はムンジアルの会場に来ることはあっても試合に出場することはなかった。

そんな中、総合と柔術を並行して両立させている選手がいる。

それがホジャー・グレイシーだ。

総合デビューした2006年の12月(12/2、vsロン・ウォーターマン戦。腕十字で勝利)の試合の翌年も当然のようにムンジアルに出場し、2008年はムンジアルの1ヶ月前に総合に出場(5/18、vs近藤有己戦。バックチョークで勝利)しながらもムンジアルには出場した。

それぐらいムンジアルには強いこだわりがるのだ。

ここ最近のホジャーは自身の怪我や契約問題のこじれから総合の試合からは遠ざかっており、やややほっそりとした顔つきになっていて体調面が心配されたが、そんなことは杞憂だったようだ。

ホジャー・スペシャルと形容していいぐらいのの黄金パターンは健在で、倒し、パス&マウント、そして絞めで一本勝利の山を築いていった。

そんなホジャーの階級別決勝戦を紹介しよう。

昨年は最重量階級であるペサディシモに出場していたが今年は1階級下のスペルペサードにエントリーだ。




黒スペルペサード決勝戦
ホジャー・グレイシー(グレイシーバッハ)
vs
ヒカルド・ゴンザレス(ノヴァウニオン)
試合開始早々、新鋭のヒカルドに先制のテイクダウンを許してしまう。




2ポイントロストのホジャー。
試合開始から21秒でのことだ。




だがホジャーはまったく慌てる素振りはない。




相手のパスの動きに合わせて亀になり、




相手の腕を巻き込んでスイープを狙う




そしてトップポジションになり…




パス&マウント!




そこから袖車で一本勝利!




この試合も黄金パターンで快勝!




試合時間は4:06!




先制点を献上も終わってみれば完勝でした!




スペルペサード
優勝 ホジャー・グレイシー(バッハ)
準優勝 ヒカルド・ゴンザレス(ノヴァウニオン)
3位 チアゴ・ガイア(ノヴァウニオン)、ベルナルド・ファリア(アリアンシ)



2009年06月24日

カイオ・テハvsブルーノ・マルファシーニ:黒ガロ決勝戦

2007年、2008年と2年連続で日本人選手が決勝戦に進出したガロ級だったが、今年はブラジル人同士の対戦となった。

日本人選手は大賀幹夫選手と澤田真琴選手がエントリーしたのだが両者とも1回戦で敗退、早々に姿を消した。

ガロやプルーマの軽量級は日本人選手が結果を残していたが今年に限ってはそれもなし。

日本陣営にとっては残念な結果に終わった。

決勝戦はアリアンシに移籍したブルーノ・マリファシーニとブラザに移籍したカイオ・テハの顔合わせ。

この両者は昨年のムンジアル準決勝で対戦しており、そのときはカイオが裸絞めで一本勝利している。



ムンジアル2008・ガロ準決勝
カイオはブルーノを裸絞めで一本勝利で降す。



ムンジアルの決勝戦という最高の舞台での再戦はどうなったでしょうか?!




昨年度のムンジアル王者、カイオ・テハ。
カイオはかつてのマリオ・ヘイスばりにアカデミーを渡り歩いており、現在はブラザ所属。
ストラウチ〜ブラザ〜シーザー・グレイシー〜ブラザとここ数年で4回も移籍を繰り返している。




2007年のムンジアル王者、ブルーノ・マルファシーニ。
ブルーノもUGFから常勝軍団・アリアンシに移籍。
移籍の理由は「よりよい練習環境を求めて」だそうだ。



黒ガロ決勝戦
カイオ・テハ(ブラザ)
vs
ブルーノ・マルファシーニ(アリアンシ)




試合開始直後、両者とも引き込み合いに。




そこから足を絡めながらアンクルを狙いにいくブルーノ。




アンクルが極まったように見えるが…




カイオは涼しい顔。




そのまま起き上がりブルーノのバックを狙うカイオ。




足を絡めたままツイスターのような形になる。




互いにもつれ合いながらポジションの奪い合いに。




カイオが起き上がってトップポジションへ…




行くかと思われたところにブルーノが起き上がりこれで2ポイント奪取。




そしてバックに回り込み裸絞め狙い。




カイオは足をハーフに組みながら必死にディフェンス。




ハーフガードでスイープを狙うカイオ。




ですがここで試合終了!
ブルーノがリベンジ成功で勝利&ムンジアル優勝!




アリアンシチームに飛び込むブルーノ!




ポイント2−0でブルーノ勝利で2年ぶりムンジアル優勝を果たしました!




お蔵だし画像。
2005年ムンジアルの茶ガロ表彰台。
ブルーノが優勝、ジョン・カルロス選手が準優勝でした。
2005年、2007年、2009年、とブルーノは2年おきに優勝してますね!





2009 BJJ World Championship Results


2009年06月23日

ブラウリオ・エスティマvsアレッシャンドリ・ソウザ:黒ペサード決勝戦

ポルトガル語で砂漠を飛ぶ鳥を意味する爛カラー瓩箸いΕ縫奪ネームを持つブラウリオ・エスティマ。

これまでイギリス在住のホジャーの公私にわたるパートナーとして知られた存在のブラウリオですが、最近はホジャーの、という注釈なしでも語られるような存在感を示し始めてきました。

昨年のムンジアルではメイオペサード級決勝戦に進出もアンドレ・ガウヴァオンの送り襟絞めにタップ負けで準優勝も、その翌年のヨーロピアンでペサド&アブソで優勝で2冠、そしてアブダビプロ柔術でもアブソ準優勝、階級別3位入賞とまずまずの戦績を残しています。

ですがアブソでマルセリーニョから三角絞めでタップを奪っているのは特筆に価するでしょう。

また教則DVDも発売しているテクニシャンで、弟のヴィトー・エスティマもバッハの代表的な選手として活躍中です。




黒ペサード決勝戦
ブラウリオ・エスティマ(グレイシーバッハ)
vs
アレッシャンドリ・ソウザ(グレイシーフロリアノポリス)
アレッシャンドリも2008年ヨーロピアンで2冠王の強豪選手です。





ジャンプして引き込んだアレッシャンドリにアキレス腱固めを狙うブラウリオ。




外掛けギリギリの微妙なポジションでのアキレス!




アレッシャンドリは立ち上がって防御。




アキレスを外したところでアレッシャンドリにアドバンテージ1です。




ですが懲りずにまたブラウリオがアキレスのアタック!




その動きの中で上のポジションをとってスイープの2ポイントをゲット!




そして試合終了、2−0でブラウリオが優勝!
ブラウリオは過去にメイオペサードで優勝経験があり、これで2階級制覇達成です!
ですがブラウリオは「アブソの優勝が最終目標。これで満足はしない!」と語ってました。




ペサード級表彰台
優勝 ブラウリオ・エスティマ(グレイシーバッハ)
準優勝 アレッシャンドレ・ソウザ(グレイシーフロリアノポリス)
3位 アレッシャンドレ・セコーニ(ヒリオン・グレイシー)、ハファエル・ロバト(ウマイタ)



2009 BJJ World Championship Results


2009年06月20日

ガブリエル・ベラvsホドリゴ・カバカ:黒ペサディシモ決勝戦

柔術の最重量階級であるペサディシモ級。

この階級の試合は鈍重にして緩慢な試合展開になることが多く、時として退屈さを感じることが多々ある。

それはムンジアルという最高の舞台でも同様で、この階級の試合が始まると観客の注意力は散漫になり席を立つものも少なくない。

だがこの決勝戦に進出したガブリエル・ベラはそんな重量級において注目に値する選手だ。

その体格からはあまり俊敏な動きは期待できなさそうだが、そんなことはなくなかなか素早い動きで観客を飽きさせない試合を見せていた。

立ち技では豪快なテイクダウン、倒してからは左右にフェイントをかけながらのパスガードと多彩な攻めパターンを持ち、テクニシャンなところを感じさせていた。




黒ペサディシモ決勝戦
ホドリゴ・カバカ(チェックマット)
vs
ガブリエル・ベラ(アリアンシ)




引き込んだカバカに体重を使ったパスガードを仕掛けるベラ。
カバカは胸を合わすまいとうつぶせになって逃げる。
これの攻防でベラに1アドバンテージ。




カバカはスパイダーガードでベラに対抗。




トップにベラ、ガードにカバカという展開で試合終盤まで同じ試合展開に。




最後にパスガードのアドバンテージがベラに入り試合終了。




ポイント0−0、アドバンテージ2−0でベラが勝利。




決勝戦はやや動きが少なかったがこの試合まではいい動きを見せていたベラ。
元ハイアン、現アリアンシの重量級選手が初戴冠でムンジアル優勝を果たした。




ペサディシモ表彰台
優勝 ガブリエル・ベラ(アリアンシ)
準優勝 ホドリゴ・カバカ(チェックマット)
3位 マーシオ・コウレタ(ベーリンギ)、アンドレ・デ・フレイタス(シーザーグレイシー)



2009年06月19日

マイケル・ランギvsドゥリーニョ:黒レーヴィ決勝戦

最近の頭角を現してきた注目株といったらマイケル・ランギ、この選手が一番でしょう。

黒帯1年生だった昨年は表彰台の乗るのが精一杯な感じでしたが、今年に入ってからはヨーロピアン、ブラジレイロ、アブダビプロ柔術と連戦連勝の昇り調子。

そして迎えたこのムンジアル。

好調を維持したまま順調に勝ち上がり決勝戦へ。

今年はこれまで2度に渡り接戦の末に敗れている宿敵・セルシーニョ不在なので問題なく決勝戦進出でした。

その相手はアリアンシのライバルチームともいえるATOS所属のアレッシャンドレ・ドゥリーニョです。

このドゥリーニョはメンデス兄弟やブルニーニョと同じくハモン・レモス門下生で色帯時代からマイケル・ランギのライバルともいえる存在です。

2007年のムンジアル茶レーヴィ決勝戦もこのドゥリーニョとマイケルの対戦で、そのときはマイケルが勝利、ムンジアルを制しています。

今回ドゥリーニョはマイケルと同門のルーカス・レプリに勝利して決勝戦進出を果たしており、アリアンシvsATOSの因縁の対戦となりました。




ドゥリーニョはムンジアル優勝経験のあるルーカス・レプリに2回戦で勝利しての決勝戦進出!




黒レーヴィ決勝戦
マイケル・ランギ(アリアンシ)
vs
アレッシャンドリ・ドゥリーニョ(ATOS)




試合開始直後にラッシュをかけていくドゥリーニョ!




組み付くとバックを奪うべく動きまくる!




それについてマイケルも動く!




互いに止まらずにノンストップ!
ここからは連続写真で!






















と、やっと一通りの攻防が終わるとマイケルがトップポジションに。




そこからパスガードを狙いにいく。




ドゥリーニョがパスを嫌い背中を見せたところを見逃さずにバックへ。




そこから腕十字!




ドゥリーニョは必死に逃げる!



一進一退の攻防の連続!




だがマイケルはバック&パスでポイントリード!




最後にまたスイープを狙う。




ドゥリーニョを両足で引きつけて、




倒してスイープ!




これが決まって9−2で勝利!



ここで試合終了!




そしてATOSがやるパフォーマンスに対抗してのパフォーマンス。




セルジーニョを呼び込んで…。



セルジーニョがATOSのマネ!




それを銃で撃ち殺すマイケル!



倒れるセルジーニョ!




勝ち誇るマイケルに喝采の観客!




コブリンヤと抱き合い喜びを分かち合う




これでペナ、レーヴィ、メジオの3階級制覇が決まった!




ポイントは9−2。




マイケルがムンジアル黒帯初優勝!



本当はこのムンジアル後にマイケルは7/11開催のDEEP Xに初来日するはずでしたが、スケジュールの都合で来日キャンセルになってしまいました。

それはマイケルのマネージメント権を有するファビオ・グージェウがDEEP Xと同時期にヨーロッパでのセミナーをブッキングしてしまったからです。

マイケルはなんとか来日が実現できるように働きかけていたようですがファビオの指令は絶対で、セミナーのキャンセルはできなかったようです。

本人は初来日を楽しみにしていただけに残念ですね。


2009年06月18日

ホムロ・バハルvsタルシス・フンフェリー:黒メイオ決勝戦

今年のメイオペサード級は昨年の優勝(アンドレ・ガウヴァオン=不出場)と準優勝(ブラウリオ・エスティマ=ペサードに階級アップ)不在で混戦模様。

その中で決勝戦に勝ちあがってきたのは本命・ホムロ・バハル爛曠漾璽縫膈瓩肇織襯轡后Ε侫鵐侫Д蝓爾世辰拭

ホミーニョは2007年のメイオ王者&アブソ準優勝を果たしたが昨年はヒザの負傷でムンジアル不出場。

対するタルシスは昨年度は負傷を隠しながらのムンジアル強行出場で、思うような減量ができずペサド級にエントリーも3位入賞を果たしている。

この両者は2007年のパンナムで階級別決勝&無差別決勝と2回に渡り対戦しているが、その2試合ともホミーニョの勝利に終わった。

まずはそのパンナム2007の試合から振り返ってみたい。



2007年のパンナムでホミーニョとタルシスは2度に渡り対戦。




その2試合でホミーニョが2連勝を飾る。




アブソ表彰台。
優勝・ホミーニョ、準優勝・タルシス。
3位はハファエル・ロバトとフラビオ・アルメイダ。



だがタルシスは先月開催のアブダビプロ柔術とブラジレイロのアブソを制しており、好調のままムンジアルに出場してきている。

共に27歳という同じ年齢のホミーニョとタルシスのライバル同士の対戦となったメイオペサード級決勝戦だ。





黒メイオペサード決勝戦
ホムロ・バハル(バッハ)
vs
タルシス・フンフェリー(アリアンシ)




引き込んだホミーニョはガードから攻撃を仕掛ける。
ホミーニョのスパイダーガードはオリジナルのもので両袖を引きながら肩に足をかける変形のスパイダーガード。




そのままほとんど動くことなく試合時間は経過。




試合終了間際、タルシスはアキレス腱固めを仕掛けるも不発に終わり試合終了。




ポイント0−0、アドバンテージ0−0のレフェリー判定はホミーニョ。
僅差でホミーニョが勝利してメイオペサード級優勝を果たした。





メイオペサード級表彰台
優勝 ホムロ・バハル(バッハ)
準優勝 タルシス・フンフェリー(アリアンシ)
3位 オタービオ・ソウザ(バッハ)、ヴィトー・エスティマ(バッハ)


なんと準優勝以外をバッハ勢が表彰台独占。

準決勝ではホミーニョvsヴィトーの同門ガチ試合が行われホミーニョが絞めで一本勝利している。

ホミーニョはvsホジャーもそうだが、同門でもガチ試合をする意向のよう。

その姿勢は素晴らしい!


2009年06月17日

セルジーニョvsフィホ&黒メジオ決勝戦

昨年のムンジアルで彗星のごとく現れたニュースター、それがセルジオ・モラエス爛札襯検璽縫膈瓩澄

セルジーニョはスター選手が多く在籍するアリアンシの所属でこれまで無名に近い存在だったが、昨年のムンジアル黒メジオ1回戦で連勝記録を更新中だったクロン・グレイシーに一本勝利を果たすとその勢いのまま優勝を果たし、一躍世界にその名を知らしめたのだ。

それから1年後、このムンジアルでも昨年の優勝がフロックでないことを証明するかのように順調に勝ちあがっていったセルジーニョ。

その戦いには自信が満ち溢れていた。

準決勝は元・同門のアラン・ド・ナシメント爛侫ホ瓩相手だ。



黒メジオ準々決勝では元ドラクリーノで現ヘンゾの門下生、
チオシコに大激戦の末に勝利して準決勝進出。




準決勝は元ブラザ、現チェックマットのフィホと。
フィホもセルジーニョと同じく元テレレの門下生。




ヨーロピアン王者、フィホとムンジアル王者、セルジーニョの対戦は一進一退の攻防を展開。




だがセルジーニョがパス&マウント奪取!




そこからポイントが入る間もなく一気に送り襟絞めを極めて一本勝利!




アリアンシのチームメンバーの元に飛び込んで勝利の雄叫び!




試合時間は8:08、一本でセルジーニョ勝利!




これで決勝戦はマルセリーニョとの同門で戦わずして1&2フィニッシュ。
アリアンシは2年連続の同門決勝という快挙。




この勝利を笑顔で見ていたファビオ&マルセリーニョの師弟コンビ。
ナイススマイル!




優勝はジャンケンで勝ったマルセリーニョ。




優勝者・マルセリーニョを肩車のセルジーニョ。
マルセリーニョが3年ぶり、3度目の黒メジオ優勝を果たしました!




黒メジオ表彰台
優勝 マルセロ・ガルシア(アリアンシ)
準優勝 セルジオ・モラエス(アリアンシ)
3位 ルーカス・レイチ(チェックマット)、アラン・ド・ナシメント(チェックマット)

記録上の優勝はマルセリーニョだが金メダルはセルジーニョの首に掛ける。

そんなちょっとした心遣いもマルセリーニョの魅力のひとつ。

金メダルをかけてもらったセルジーニョは大喜び!

代わりに銀メダルをマルセリーニョの首にかけてあげました。

いいシーンでした!

これと同様のシーンを2007年のムンジアルでも見ました。

そのときも黒メジオでルーカス・レイチとアンドレ・ガウヴァオンが同門優勝したときのこと。

記録上はルーカス優勝も金メダルはガウヴァオンがもらっていました。

この記録上の優勝者が準優勝者に金メダルを譲る、というのは同門決勝の恒例のようですね!



マルセリーニョvsルーカス・レイチ:黒メジオ準決勝

今年のムンジアルには楽しみな存在がエントリーしていた。

それがこのマルセロ・ガルシア爛泪襯札蝓璽縫膈瓩澄

マルセリーニョはかつてムンジアルの常連選手で毎年必ず出場していたがここ数年の出場はなく、ムンジアル出場は3年ぶりとなる。

この3年の空白期間にはMMA出場やアカデミー開設など多忙な日々を過ごしていたという。

だが現在はMMAの契約もなくフロリダのアカデミーも落ち着いた、ということでのムンジアル出場となった。

ムンジアル出場に先駆けて、5月初旬にアブダビで開催されたアブダビプロ柔術でギの試合に復帰しているが階級別、無差別とも優勝はならず、かつての実力に翳りが見えたか、と思えたのだが…。




マルセリーニョは準々決勝でボンバヘッドでお馴染みのチアゴ・アウベス(バルボーサ)と対戦。




これをポイント0−0、アドバンテージ3−2で辛勝。




決勝戦進出を賭けた一戦はクロンを降して勝ち上がってきたルーカス・レイチが相手。



マルセリーニョのギには自身が総合の練習をしているATTのパッチが付けられている。




引き込んだルーカスにパスのアタック。




ルーカスはいつものハーフではなくフルガードへ。




だがマルセリーニョは難なくパスに成功する。
その後、もう1度パスを成功させて6−0でリード。




ルーカスはここからスイープを狙いに行く。




ハーフに足を絡めて起き上がろうとするが…




マルセリーニョはジャンプしながら逃げる!




ルーカスのタックルは不発に終わる




立ち技の攻防になるも動きは少なく…




ルーカスが引き込んだところで試合終了!




ポイント6−0でマルセリーニョ勝利!




3年ぶりのムンジアルもブランクを感じさせず決勝戦進出!



2009年06月16日

ルーカス・レイチvsクロン・グレイシー:黒メジオ準々決勝

毎年メジオ級は最大激戦区としてビッグネーム同士が潰し合いの様相を呈している。

今年も例年通り大物同士の対戦が続出、見てる側からしたら見逃せない対戦が目白押しとなった。

まず準々決勝で実現した今年のパン選手権決勝戦の再戦であるルーカス・レイチvsクロン・グレイシー。

このパン選手権での初対戦は直前に開催されたヨーロピアンでクロンが優勝し、ムンジアルの前哨戦的な意味合いがあるパン選手権でどんな活躍をするかに注目が集まったが、決勝戦でルーカスに完敗、黒帯に昇格してから早くも2敗目を喫したのだった。

その対戦から2ヶ月後に行われたこの再戦はどうだっただろうか?!



黒メジオ準々決勝
ルーカス・レイチ(チェックマット)
vs
クロン・グレイシー(ウマイタ)




開始早々引き込んだのはルーカス。




ルーカスの潜りを顔を押すというエグい防御で防ぐクロン。




さらにクロスニーパスを狙う。



だがルーカスも潜りで対抗!




遂にスイープに成功し先制点を挙げた!




クロンは立ち上がろうと必死。



珍しくXガードのようなスイープの仕掛けも。




だがルーカスは素晴らしい反応を見せて防ぐ。




クロンのアタックは続くが…




ルーカスは距離を取り離れてディフェンス!




そのままの展開で試合は終了!



ルーカスは鼻水を垂らす激闘!



クロンは呆然と座ったまま。




ヒクソンは厳しい表情のままクロンを見つめる…。




ポイント2−0でルーカス勝利!




クロンに2連勝でルーカスが準決勝に進出!


このように色帯時代のクロンは連戦連勝を飾っていましたが黒帯に昇格してからは厳しい戦いが続いています。

昨年のムンジアルは初戦敗退、今年はベスト8に終わり、並み居る強豪選手の中に入ってしまったらもう特別な存在ではなくなってしまいました。

クロンは今月28日に浜松で開催される「第2回 ヒクソン・グレイシー杯」に来日予定です。

そこではどんな試合を見せてくれるのでしょうか。

クロンの華々しい復活を期待しましょう。



2009年06月15日

コブリンヤ、ムンジアル4連覇の軌跡

コブリンヤが遂にムンジアル4連覇を達成しました。

この記録は96年から99年にかけてホイラー・グレイシーが記録したものに並びます。

文字通りムンジアルとは世界選手権で毎年、いろいろな国から柔術世界一の称号を得るために多くの選手が参加してきています。

今大会でも黒ペナにはカナダ、アメリカ、ブラジル、日本、韓国、バーレーンと7ヶ国から出場選手がありました。

そのような各国から集まってくる並み居る強豪の頂点に4年に渡り立ち続けている選手、それがフーベンス・シャーレス爛灰屮螢鵐筬瓩覆里任后

コブリンヤがムンジアルで初優勝を果たしたのは2006年、まだムンジアルがブラジルで開催されていたときのことでした。

その前年の2005年のコパドムンドで優勝したコブリンヤはムンジアルにも出場しましたがベスト8という結果に終わっています。

ですがその翌年、同じくコパドムンドで優勝した翌週に開催されたムンジアル決勝戦でレーヴィ級から階級を落としてきたマーシオ・フェイトーザ(グレイシーバッハ)を判定で降し、念願のムンジアル初優勝を果たすと共にコパドムンド&ムンジアルの統一王者となりました。


ムンジアル2006、今のところブラジルで開催された最後のムンジアルです。




ここで狎彩機械瓩琉枳召鮖つマーシオ・フェイトーザと戦い、判定で勝利。




コパドムンド&ムンジアルの統一世界王者となりました。
ちなみにマーシオはこの試合を最後にムンジアルには出場していません。



その翌年の2007年、ムンジアルはアメリカ・ロサンゼルスはロングビーチで開催されることとなりました。

アメリカ開催になることにより航空券代金捻出やビザ取得の難しいブラジル人選手の出場の減少や、それに伴うレベルの低下が懸念されましたがそれは杞憂に終わり、結果的にはブラジルで開催されていたとき以上の出場者を集めて大会は大きな成功を収め、その後はムンジアルのアメリカ開催が定着していきました。

この2007年大会の決勝戦では元・統一世界王者vs現・統一世界王者の対戦が実現、大いに注目を集めることになりました。



ムンジアル2007では元・統一世界王者、マリオ・ヘイスと決勝戦で対峙。




レーヴィから本来のペナに階級を戻したマリオを一蹴し、送り襟絞めで降す!




統一王者対決を一本決着で決めて2連覇を達成!


この頃からコブリンヤの強さが際立つようになり、ブラジルはもとより日本でもコブリンヤ人気に火が着き始めます。

またコブリンヤ自身も本格的にアメリカに進出し、アトランタに居を移してアリアンシ総帥、ホメロ・ジャカレの元で更なる進化を遂げていきます。

そしてまだ記憶に新しい昨年のムンジアル。

台頭してきた新世代の旗手、ブルーノ・フラザトがムンジアルの決勝に初進出。

これまではマーシオ・フェイトーザ、マリオ・ヘイスとコブリンヤ以前の王者経験者との対戦でしたが、このブルニーニョ戦は初めて追われる立場として新鋭のチャレンジを受けることになりました。




ムンジアル2008、vsブルニーニョ。
万年3位だったブルニーニョが打倒コブリンヤを期してブラザに移籍。
遂にムンジアルの大舞台で決勝戦に初進出。




だがそんなブルニーニョすらもアンクルによる一本で降し3連覇を果たす。




ムンジアルの決勝戦を一本で極めるという勝負強さはさすがコブリンヤ!
まさに絶頂期にあるといっていいでしょう。




そして今年のムンジアルでは再びブルニーニョと対戦。
これまで4連勝中のブルニ−ニョだけに快勝が予想されましたが…。




さすがにブルニーニョも4度目ならぬ5度目の正直でコブリンヤ越えを果たすべく、果敢な攻めでコブリンヤに肉薄!




互いにノーポイントのままレフェリー判定で薄氷の勝利をモノにしたコブリンヤ。
こういう僅差の試合を勝ち続ける凄さも特筆に価します!




2009年ムンジアルの表彰台。
まさに黒ペナの4天王ともいうべき4選手。
このブルニーニョ、ハファ、マリオの3選手はみなコブリンヤにリベンジすべくそのチャンスを虎視眈々と伺っています。
コブリンヤ王朝の繁栄は続くか?!



こうしてコブリンヤは脅威のムンジアル4連覇を達成しました。

早くも来年のムンジアルにも出場する、と意気込んでおり、ホイラーの記録を更新するという偉業にチャレンジします。

ですが今回も決勝、準決勝と2試合連続でレフェリー判定の辛勝で、その道は決して楽ではないでしょう。

コブリンヤの前人未到のムンジアル5連覇なるか、または遂に王座陥落か、今から来年のムンジアルが楽しみでなりません。





この人はどこまで強いんでしょうか?
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2009年06月14日

コブリンヤvsブルーノ・フラザト:黒ペナ決勝

これまで紹介してきたように互いに激戦を繰り広げながら勝ち上がってきたコブリンヤとブルニーニョ。

ライバル関係にある両者ですが、今までの対戦戦績はコブリンヤの4連勝という一方的な勝利でライバルというにはやや的確ではない感もあります。

まずはこれまでの対戦を振り返ってみましょう。



初対決はムンジアル2006準決勝でコブリンヤが
アンクルで一本勝利。
そしてムンジアル初優勝を果たします。



ムンジアル2007
2戦目はおととしのムンジアル準決勝でアドバンテージ差。



パン2008
3度目は昨年のパン選手権決勝でこれもアドバンテージ差。



ムンジアル2008
4度目は昨年のムンジアル決勝でアンクルで一本勝利!


…と、最後の対戦では再戦に強いコブリンヤらしい勝ち方で4連勝をしています。

今回の対戦は通算5度目となり、約1年ぶりの試合となります!

ムンジアル決勝戦という柔術界最高峰での対戦、ブルニーニョの初勝利か、コブリンヤの4連覇達成か?!




黒ペナ決勝戦
コブリンヤ(アリアンシ)
vs
ブルーノ・フラザト(ATOS)




引き込んだブルニーニョ。
スパイラルガードをセットアップ。




そこから腰を浮かせるようにして足に絡みついていきます。




ブルニーニョはスパイラル、デラヒーバ、足三角などガードの多彩さは特筆モノで、様々なアタックを見せていきます。




コブリンヤは距離を測りつつ、慎重な動き。




コブリンヤの屈強なベースを崩すべく片袖を両手で弾くブルニーニョ。




そこをスタックパスでカウンターアタックのコブリンヤ。




そこからさらにオモプラッタのカウンターを仕掛けるブルニーニョ!
高度なテクニック合戦を見せていきます!




そのスキをついてブルニーニョに飛びつくコブリンヤ。
一瞬のスキを見逃さない機敏さはさすが。




そのまま相手に覆いかぶさるように乗っていきハーフガードの態勢へ。




ブルニーニョの足を畳んだところでタイムアップ!




ポイントはまったくのノーポイント!




レフェリー判定を待つ間、健闘を称え合う両者。




レフェリー判定はコブリンヤ勝利!
この瞬間、コブリンヤがムンジアル4連覇を達成!




ホイラー・グレイシーの記録に並ぶムンジアル4連覇を果たした
偉大なる王者、コブリンヤは喜びを隠さずにアリアンシチームに飛び込む!
試合後は早くも「来年も出る。ホイラーの記録を超えるんだ!」と、
意気込みを語っていたコブリンヤ。
ムンジアル史上初の5連覇は達成できるか?!




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マリオ・ヘイスvsブルーノ・フラザト:黒ペナ準決勝

順調に決勝戦に駒を進めたコブリンヤの対戦相手決定戦ともいうべき試合がこのもうひとつの準決勝戦、ブルーノ・フラザトvsマリオ・ヘイスの新旧コブリンヤのライバル対決だ。

マリオ・ヘイスは言わずもがなの元祖・統一世界王者として知られる選手でここ数年はパッとした活躍はないが、かつてはパイシャオン、ソカらに勝利して過去2度(03&04)に渡りムンジアル王者に君臨していた時代もあった。

対するブルーノ・フラザトは万年3位の銅メダルが最高位だったが心機一転、奮起してブラザに移籍。

その成果が実ったか、昨年のパン選手権に続きムンジアルと2大会連続で決勝戦に進出を果たし、ともにコブリンヤに敗れるも準優勝に輝く活躍を見せた。

この両者に共通してるのはともにコブリンヤに勝ったことがない、ということだ。

互いにコブリンヤに対して執念とも感じられるほどの思いで対戦のチャンスを狙っているが、このムンジアルでは両者が同じブランケットに入り、この二人のうち一人しかコブリンヤとの対戦は実現しない。

それがこの準決勝戦で直接対決でコブリンヤ挑戦権&ムンジアル決勝戦進出を賭けた大一番。

昨年のムンジアルでもこの両者は対戦し、そのときはブルニーニョが僅差で勝利しているが、試合後にマリオがレフェリーに対し不満をブチ撒けるなどすっきりしない決着だった。

このマリオvsブルニーニョは因縁の決着戦でもある!




黒ペナ準決勝
マリオ・ヘイス(グレイシーバッハ)
vs
ブルーノ・フラザト(ATOS)
互いに引き込み合い、上を選んだマリオがアドバンテージ1で試合スタート。




しかしあっさりとブルニーニョがスイープに成功、2P奪取。




ここからブルニーニョの本領発揮!
ポイントを取ってからカタくなる、の評判通りの試合を展開!




マリオはスパイラル、デラヒーバと様々なガードでアタックを仕掛けるもブルニーニョのベースは崩せず。




明らかに攻めてるのはマリオだがそのどれもがポイントにならずアドバンテージ止まり。




アキレス腱固めのような形でもつれ合ってる際に互いに動きがありスイープのチャンスだったが…




ブルニーニョは手を着いてエスケープ、スイープを逃れた




だがさすがにブルニーニョの消極的な試合ぶりにレフェリーがペナルティを与える




試合終盤、必死に攻撃を試みるマリオだったがオモプラッタを仕掛けてる最中にタイムアップ。




結局、試合序盤のスイープ1回が勝負を決め手となり2−0でブルニーニョ勝利!




これで2年連続でブルニーニョが勝利を果たし、決勝戦はこれまた2年連続でコブリンヤvsブルニーニョに!





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コブリンヤvsハファ:黒ペナ準決勝

ハファエル・メンデス、通称ハファ。

ハファこそ新時代の柔術家と言っていい選手だろう。

89年6月21日生まれだからこの時点でまだ19歳という若さも驚きだが、その実績にはもっと驚く。

なにしろムンジアルで青〜茶まで全て兄のギリャルメと1&2フィニッシュで優勝&準優勝をしてきてるのだから。

そして自身の柔術人生の中で負けたのは数試合のみ、という恐ろしいほどの勝率を誇っている。

茶帯からは階級アップしペナで戦うようになり、ムンジアルで優勝し黒帯に昇格、満を持して黒帯を巻いて出場したパン選手権ではコブリンヤに外掛け反則で敗れるも3位入賞を果たしている。

だがその反則を取られるまではアドバンテージ1差で僅差ながらリードしていたのだ。

そのパン選手権の1ヵ月後に開催されたアブダビプロ柔術でハファは6−4というポイント差で遂にコブリンヤ超えを果たす。

だがこの試合は6分という試合時間やレフェリングの曖昧さ、そして何よりもIBJJFの公式試合ではないので、参考記録程度にしかならないだろう。

だが最強王者の名を欲しいままにしていたコブリンヤの陥落は衝撃だった。

王座はいつか明け渡すもの。

それがこのハファになのか、それとも王者が最強の称号を守るのか。

注目の一戦がいま始まる!




黒ペナ準決勝戦
コブリンヤ(アリアンシ)
vs
ハファエル・メンデス(ATOS)




引き込んだハファがガードポジションを取る。




コブリンヤとハファはこれまでプロ柔術などで3度の対戦経験があり、これが4度目の対戦となるがIBJJF公式試合としては初対戦だ。
ちなみにこれまでの対戦ではコブリンヤが2勝1敗で勝ち越している。




試合開始1分後、早い段階でハファがスイープに成功!




ハファが2P先制!




だがそこからコブリンヤも複雑に足を絡めてスイープを狙う。




座った状態からホレッタのような態勢でハファの袖を引きながらスイープ!




コブリンヤが起き上がりスイープで2P奪取、これで同点に。




今回のムンジアルでハファ、ギィ、ブルニーニョらATOS勢が多用する通称狢三角ガード瓩鮗茲襦
相手の片足に対して三角絞めの要領で足を内掛けで組む特殊なガードだ。
ここからいろいろな攻撃ができる、という。




足三角ガードを座って防御するコブリンヤ。
アブダビプロ柔術でもこのガードからのスイープを食らって敗れており、対策はできているか。
足三角ガードで足を絡めながらその足を抱えた状態から相手を蹴りバランスを崩してスイープ、というのが基本パターン。




だがこの態勢で返すと相手も同じ状態で下になるので、互いに同じポジションで返し合うというループ状態になる。
このまま1回ずつスイープをし合ってポイントは4−4に。




そのまま足を絡めあいながらスイープを狙い合う攻防に終始。
最後にコブリンヤに1つ、スイープのアドバンテージが入りタイムアップ!




最後のアドバンテージで同点に!




勝利を確信したATOS勢は大喜び!




だがレフェリー判定でコブリンヤ勝利!
コブリンヤが薄氷の勝利をものにした!




喜ぶコブリンヤはブレイクダンスを披露!




回るコブリンヤ!




まだ回る!




ジャンプして着地!




最大の難敵にリベンジを果たし4連覇まであと1勝!






2009年06月13日

コブリンヤvsメガトン:黒ペナ準々決勝

佐々選手を降してベスト8に進出したコブリンヤは狹歓有瓮瓮トンとの顔合わせに。

メガトンはこれまで日本人選手相手に全勝を誇る爛献礇僖法璽坤ラー瓠

今大会では日本人との大戦はありませんでしたが、初戦で韓国人黒帯のリー・ヒーソンに勝利し「これでコリアンキラーだな!」と笑うメガトン、豪快なオヤジといった感じでしょうか。

また妻・ルチアナ(黒帯)、娘・マッケンジー(青帯・まだ16歳!)とファミリー全員でムンジアルに出場している柔術一家でもあります。



ルチアナ&マッケンジーのメガトン・ファミリー!




メガトン&マッケンジー(Brazil 2006)



何度も書いてますが、このメガトンは1967年(10/2)生まれですからすでに40歳を超える年齢ですが、いまだにアダルトに出場し続け、若い選手にもたびたび勝利するなど現役バリバリ!

今年のヨーロピアンではマリオ・ヘイスに敗れるも準優勝という立派な戦績を残しており「柔術に年齢は関係ない」ということを身を持って実証しています。

★メガトンのインタビューはコチラから!

そんなメガトンとコブリンヤの対戦はどうだったでしょうか。




黒ペナ準々決勝
コブリンヤ(アリアンシ)
vs
ウエリントン爛瓮トン瓮妊アス(ウマイタ)




引き込んだメガトンがスイープ狙い。




それを起き上がりディフェンスするコブリンヤ。




そこからハーフガードの状態に。




コブリンヤが腕十字で腕を伸ばしきったかに見えましたが…




ヒジを曲げて逃げる!




コブリンヤの下半身を動かして脱出を試み、



起き上がることに成功!




ガードポジションになり、この攻防で2P奪取です!




ですがオモプラッタを仕掛けられ…




バックから絞めでタップ!




6:22、送り襟絞めでコブリンヤ勝利でした!



結果的には一本負けでしたが、アダルトしかないムンジアルに出るのも素晴らしいし、しっかりと初戦を突破してるのも凄い!

そしてほぼ極まりかけてるコブリンヤの腕十字からも脱出してるんですから!

あのときの大・大メガトンコールは忘れられないです!

ウマイタ勢だけでなく会場全体がメガトンを応援してるようでした。

ムンジアル3連覇中の最強選手・コブリンヤに40歳を超えたオヤジ柔術家・メガトンが果敢に挑むも玉砕…。

ですがこの試合にはロマンがありましたね!

レッスル・アンド・ロマンス、WARですよ!

つーかこの場合はレスリングじゃないからJiu-Jitsu And Romance、JARですかね。

とにかく!

強いオヤジ柔術家、メガトンはかっこいいですよ!




佐々幸範vsコブリンヤ:黒ペナ2回戦

順調に1回戦を勝ち上がった佐々選手の相手は最強のペナ級選手、フーベンス・シャーレス爛灰屮螢鵐筬瓠淵▲螢▲鵐掘砲澄

コブリンヤは2006年のムンジアルで黒ペナを制して初優勝して以来、3年連続優勝中の超・強豪選手。

2006年はマーシオ・フェイトーザ、2007年はマリオ・ヘイス、2008年はブルーノ・フラザトと並み居るビッグネームに勝利してのムンジアル優勝だけにその偉大さがわかるはずだ。

また今大会に優勝したらホイラー・グレイシーの持つムンジアル4連覇の記録に並ぶと合ってコブリンヤのモチベーションは高い。

だが対する佐々選手も日本最強といっていいペナ級選手で、その強さは練習で手を合わせたことがある者ならば知っているだろう。

関東近郊の柔術のトップ選手がアカデミーの枠を超えてパラエストラ東京に集まり、日々研鑽している練習会「昼柔術」では階級を問わず佐々選手に敵う者はいない、という。

その話を事前に聞いていたこともあり、佐々選手とコブリンヤの試合は「佐々選手ならばやってくれるかもしれない」との期待を胸に見ていたのだった。

前々から佐々選手は「コブリンヤとやりたい。お互いよく動くから手が合いそう。」とも語っていた。

互いに動いて動いて、という展開になれば佐々選手の勝機は必ずある!と思ったのだが…。




現在、3年連続ムンジアル優勝中のフーベンス・シャーレス爛灰屮螢鵐筬瓠
1回戦をシードで2回戦から出場!




対するは日本最強の佐々幸範!
1回戦を13−0で完勝し気合十分でコブリンヤに挑む!




佐々選手の引き込みに合わせたコブリンヤ。
微妙なタイミングもこれで2P。




この2Pロストも「想定内」といい、すぐに得意のスパイラルガードへ。




だが完全に作られる前に動くコブリンヤ。
完全に先手、先手で攻めてくる。




佐々選手も必死に食らいつきスイープを狙っていく。




それらのアタックもコブリンヤの絶妙なバランス&プレッシャーで思うような攻めができない。




そして遂にパスガードを許してしまう。
佐々選手がパスされたのは2005年のカンペオナート・ジャポネーズの黒帯無差別でのvsペドロ・アキラ戦以来のこと。
ここ数年はパン選手権、ムンジアルでもパスされたことがないだけにこの場面は信じられなかった。




そこから完全に佐々選手をコントロールしバックポジションへ。




バックを奪われながらも目は死んでない佐々選手。
必死に抵抗し脱出を試む。




しかしコブリンヤの送り襟絞めが深く喉を絞め上げるように極まり、万事休す!




一瞬、抵抗する動きを見せるもたまらずタップ!
「試合でタップしたのは初めてのこと」という。



5:02、一本でコブリンヤ勝利。
試合後に佐々選手は「想像以上に強かった。もう一度やっても勝てる気がしない…。」と落胆の色が隠せなかった。

続きを読む

2009年06月12日

佐々幸範vsクリス・マニュエル:黒ペナ1回戦

日本人初の世界王者として知られる佐々幸範選手(パラエストラ東京)。

佐々選手は2005年のムンジアルで茶ペナで優勝し黒帯に昇格してから早4年が過ぎた。

昨年のパン選手権では3位に入賞するも、それ以降はこれといった実績が残せていない。

今年のパン選手権にも出場予定だったが「まだ自分の柔術は完成していない」と急遽出場を取りやめ、万全の状態でムンジアルに出場すべく練習に専念していた。

その佐々選手が追求する「自分の柔術」が完成したのかは知る術はないが、この1回戦を見る限り、かなりの完成度を感じた。

相手はクリス・マニュエル、ATT所属の選手で日本にも戦極に出場経験がある強豪選手だ。

だがこのクリスをまったく問題にせず、13−0という大差の判定勝利を収める。

「2回戦を考えて手を抜きまくった」と言いながらもこの勝利である。

この完勝劇を目の当たりし、2回戦、vsコブリンヤとの試合に胸を躍らせたのだった。




黒ペナ1回戦
佐々幸範(パラエストラ東京)
vs
クリス・マニュエル(ATT)




引き込んで得意のスパイラルガードを仕掛ける。




スパイラルから潜りスイープの連携。




そして片巻きスパイダーと多彩なテクニックを繰り出す佐々選手。




スイープに成功すると抜群の安定感を見せる。




ガードの印象が強い佐々選手だが本人曰く「パスガードの方が得意」らしい。




クリスは一方的に攻められて防戦一方の展開に。




試合終盤、あえてガードに引き込みスタミナを温存する苦戦に。
これは昨年のムンジアルで極めを狙いにいく余りにスタミナを余計にロスしたことの教訓を活かしてのこと。




それでも最後まで優勢なまま試合終了。
13−0という完勝で2回戦、vsコブリンヤ戦に駒を進めた。





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2009年06月11日

ムンジアル2009:黒プルーマ決勝戦

物議を醸した黒プルーマ決勝戦。

勝ち上がってきたのはペナから1階級落としてきたギリャルミ・メンデス(ATOS)、ギィは今大会は初めて黒帯を巻いて出場の新鋭。

ですがこれまで青、紫、茶と4年連続でムンジアル王者となっていて今回優勝したら5年連続優勝という快挙達成です。

対するは昨年度の王者、サムエル・ブラガ(バッハ)。

サムエルもガロ(2005)&プルーマ(2008)で黒帯2階級制覇を果たしている強豪選手です。

まさに狄訓vsベテラン瓩凌渕阿箸覆辰新莨\錣陵融劼鮠匆陲靴泙后




互いに引き込んだ状態からギィがギィがトップから攻める展開に。
これでギィがアドバンテージ1を先制。




ギィ・メンデス、初めて黒帯でムンジアルに出場もすんなりと決勝戦に進出。




サムエルも3年連続の決勝戦進出を果たしています。
ちなみにサムエルが着てるのは「Shoyoroll」というニューブランドのギ。




デラヒーバガードから足関節&スイープを狙います。




ややヒールホールドのようにも見えなくもないですが反則にはならず。




それを潰して防御、ヒザでプレッシャーをかけていきます。




これが問題のシーン。
ギィがサムエルのズボン&パンツを引き上げてます。
ケツが露になり観客からは笑いが起こりました。




それを見かねたレフェリーが1度はタイムをかけて直す場面も。




それでもまたギィは同じことを繰り返しこの状態。
モロ出しです!




サムエルはプレッシャーが強いためか動けずそのままタイムアップ!




ポイント0−0、アドバンテージ1−0でギィ勝利!




勝ったギィはバッハ勢が陣取る観客席に向かって刀で切るパフォーマンス!
このパフォーマンスはアトスの定番でルーカス・レプリに勝った後にドゥリーニョもやっていました。




アトスとは「三銃士」の剣士の名前で、そこからこのパフォーマンスが始まったようです。
アカデミー・ロゴも剣と盾がデザインされています。




そのパフォーマンスの最中にサムエルがギィを突き飛ばす!




怒り心頭のサムエル!




テメー、フザけんな!と猛抗議!




ビビってひるむギィ!




なにはともわれ、ギィが黒帯で初優勝、ムンジアル5連続優勝を果たしました!




プルーマ
優勝 ギリャルメ・メンデス(ATOS)
3位 カルロス・ヴィレイラ(チェックマット)、ダニエル・ベレーザ(アカデミー・オブ・コンバチブ)
☆準優勝のサムエル・ブラガは試合後の暴力行為で入賞剥奪



2009年06月10日

準優勝剥奪のサムエル・ブラガ!


昨年のムンジアル優勝者のサムエル・ブラガは今年も順調に勝ち上がり決勝戦に進出しました。

そこでギィ・メンデスと戦いましたが、その試合中からサムエルはギィに不快感を表していました。

なぜならギィはサムエルのガードをズボンを引いてディフェンスしていたのですが、その時にズボンだけでなくアンダーウェアをも一緒に引き上げており、サムエルのケツが丸出しになっていたのです。

そしてそのケツをまるで四方に見せるかのように動き(ただディフェンスしてただけでしょうが)、このことをサムエルは「バカにされてる」と受け取ったようです。

さらに試合終了直後にバッハ勢が陣取る観客席に向かい、侍のように刀で切るパフォーマンス。

試合中でのこともあり、そのパフォーマンスに怒ったサムエルがギィを突き飛ばしてしまいます。

その行為が「非紳士的な行為」としてIBJJFから咎められて順位剥奪、という結果になってしまいました。

ですがギィがやった試合中のケツ出し行為はまだ攻防でのこととして弁解の余地はありますが、このパフォーマンスはただ相手チームを挑発するだけのことでいただけません。

サムエルがギィ突き飛ばしたときにはバッハ勢の隣に陣取っていたアリアンシ勢や他の観客もサムエルに喝采を送っていました。

それぐらいあのパフォーマンスは観客に不快な印象を与えていたのです。

試合後のサムエルのコメントです。

「あいつは対戦相手にリスペクトがないよ!

オレのギを脱がせてケツを見せることになんの意味がある?

ギのパンツだけならわかるよ、でもそうじゃない。

アンダーウェアまで脱がすことはないじゃないか。

それがテクニックなのか?

まったくバカげてる!

それにあのパフォーマンスだ!

あれには完全に頭にきたよ!

試合が終わったらノーサイドで相手に敬意を表して称えあうのがスポーツなんじゃないのか?

あいつからは尊敬の念のカケラも感じられないよ!

本当にふざけるのもいい加減にしろ!って気持ちさ。

確かに突き飛ばしたことはオレが悪かった。

そのことは謝りたい。

でもあのパフォーマンスには本当に我慢ならなかったんだ!」


このように試合中での行為や試合終了後のパフォーマンスにキレたことを明かしたサムエル。

それが結果的に順位剥奪という結果になったのですが、自業自得とはいえちょっとかわいそうな気がします。


個人的にもこの度を過ぎたパフォーマンスは多少、不快感が残りました。

対戦相手に勝利したあとにさらに侮辱とも取れる行為をするのはサムエルの言うとおり敬意のカケラも無いと思われても仕方がありません。

この刀で相手を切るパフォーマンスはルーカス・レプリを降した直後のドゥリーニョもやってブーイングを浴びていました。

実は去年もブルニーニョが負けた直後に相手側の観客席に対し中指を突き立てる行為をしていました。

ギィ、ドゥリーニョにブルニーニョはみんなATOSのハモン・レモス・アカデミー所属で、どうもハモンのアカデミーは品位に欠ける部分があるな、という印象を持ってしまいました。

彼らはみな20代前半と若い選手で、若さがゆえの暴走、といってしまえばそれまでですが、そこらへんも師であるハモンには指導して欲しいと思います。

強いだけであとはやりたい放題、では尊敬できません。

この不遜な行為でギィも多方面に悪い印象を与えてしまったのは紛れもない事実ですから。






カリーニョス、マーシオ&ヘンゾ!


ムンジアルの表彰式のときに写真を撮っていたらマーシオに声を掛けられました。

「ヘイ、ちょっと写真撮ってくんないか?

カリーニョスとヘンゾと3人で…。

あとで送ってくれよ!」

と。

もちろん快諾して送りましたが、何でわざわざ?と思っていたら…。

実はこの写真には深〜いワケがあるんです。

現在、マーシオはキーラととっくに別れててカリーニョスの娘、キャロラインと交際中。

んでヘンゾはキーラの後見人的存在の伯父。

今回のムンジアルでもキーラの声援で大声を張り上げていました。

ヘンゾにはキーラを捨ててキャロラインに乗り換えたマーシオをよく思ってないのでは?と。

なんとなくですがヘンゾとマーシオの間に微妙な空気が流れてたような気がしてたんです。

マーシオがよそよそしい、というか…。

そこで3人で写真を撮って双方と良好な関係をアピールするんじゃないかな、と勝手に想像してるんですが、どうでしょう。

ま、あくまでも自分の想像なんで真相はマーシオに聞かないとわかりませんね。

ちなみにカリーニョスは現在、前妻と別れて20代前半の若い奥さんと再婚、今年初旬に赤ちゃんが生まれたばかり!

自分の娘と数歳しか変わらない嫁をもらうなんてさすがグレイシー!

グレイシーは何人もの奥さんを抱えて子供を作りまくって現在の繁栄がありますからね。

まさにグレイシー・ウェイ!

つーか、マーシオもキーラからキャロラインにいくなんて、ある意味グレイシーハンターですね

マーシオ、恐るべし!





ムンジアル2009:女子表彰台


プルーマ
優勝 レティシア・ヒベイロ(ウマイタ)
準優勝 ミッシェル・ニコリニ・ドライスデール(ドライスデール柔術)
3位 クラウディア・マルティネス(Cクエンス柔術)、ナイジャー・イーストン(ロイド・アーヴィン)




ペナ
優勝 ビアンカ・バヘット(バッハ)
準優勝 塩田さやか(AACC)
3位 ジェニファー・ペトリナ(ウマイタ)、ファビアナ・ボルジェス(バッハ)




レーヴィ
優勝 ルアナ・アズギエル(アリアンシ)
準優勝 キーラ・グレイシー(バッハ)
3位 ジュリアナ・ボルジェス(ATT)、アナ・キャリリーナ・ヴィタウ(ウマイタ)




メジオ
優勝 アネッチ・エスタッキ(アンドレ・ネガオン)
準優勝 モニカ・ヴァネッサ・シウバ(アンドロ・ベラ・フリオ・ポジム)
3位 シャンチ・アベーリャ(チェックマット)、アナ・マリア・ソアレス(チェックマット)




メイオペサード
優勝 ペニー・トーマス(ウマイタ)
準優勝 ヴァレリー・ワシントン(カーウソン・グレイシー・チーム)
3位 キャロライン・ラセール(スール柔術)、フェルンアンダ・マゼリ(アギナルド・ゴエス)




ペサド
優勝 ラナ・ステファナック(トリニティBJJ)
準優勝 ルシアナ・ディアス(ウマイタ)
3位 ダイアナ・デ・ソウザ・メネゼス(ボンサイ)、エミリー・ウェッツェル(カーウソン・グレイシー・チーム)




アブソ
優勝 ラナ・ステファナック(トリニティBJJ)
準優勝 キーラ・グレイシー(バッハ)
3位 ガブリエル・ガルシア(アリアンシ)、ペニー・トーマス(ウマイタ)






2009年06月05日

直前インタビュー:岡村和佳

本日、これから試合に出場する岡村選手の直前インタビューです!

岡村選手は2年前のムンジアルも今回と同じカテゴリーである紫ガロに出場し、準優勝しています。

今回、ムンジアルに出場するにあたり中井先生から茶帯での出場を勧められるもそれを断り、あえて同じカテゴリーでる紫ガロに出場します!



岡村和佳(パラエストラ東京)
「ムンジアルは2年前に出場した時に負けてしまったのと、サラリーマンなので日程的に来年以降必ずムンジアルに行けるとは限らないので後々、後悔したくなかったので行ける時に出場したいと思い、出場を決意しました。

練習はパラエストラ東京で週3くらいの柔術練習と、残業等で練習時間に間に合わない時は30〜40分程度ランニングしてきました。

減量は通常体重より1〜2kg落とすだけなので試合前の食事で野菜を多く取り炭水化物を控えめにすればスムーズに落ちるので難しくはないですね。

取りあえず今は自分の事で精一杯ですが、普段稽古をつけて下さるパラエストラのみなさん、並びに昼柔術での所属道場の垣根を越えて練習して戴く方々の試合には微力ながら応援したいと思っています。

試合はまず負けたくないです。

そして今現在で自分の持てるものをぶつけたいです。

ムンジアルという舞台は柔術競技としての大会だと考えていますので、結果が全てだと思います。

まずは初戦をどんな形でも良いから勝ちに行きます!」


2009年06月04日

ムンジアル2009直前インタビュー:梅沢隆志

無事にロスに到着です!

今日は一緒にムンジアルに来た梅沢選手の直前インタビューを紹介します。

この梅沢選手は記念すべきリバーサリング!!!の第1回大会に出場していたそうですが、覚えてなくてほとんど初対面です。

初めて見たときの印象は「貧乏くさい、アジアを放浪してそうなバックパッカー」でした。

でも聞いたら難しそうな仕事してて真面目なサラリーマン野郎でした!

梅沢選手は明日開催のノービス・インターナショナルのガロ級に出場します!



梅沢タカシ(パラエストラ東京)
「出ようと思ったきっかけは仕事がうまく調整できて休みが取れたから出ることにしました。本場ブラジルの黒帯選手の試合を生で見てみたかった、というのもあります。大会に向けての練習は週に3回、パラエストラ東京で普段通りやってきました。試合の前はスパーを多めに、ですね。今までの戦績は全日本新人戦準優勝、GIアマ関東準優勝と準優勝ばかりです。今回は3回勝てば優勝なので準優勝ではなく優勝できるように頑張ります。」





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2009年06月03日

これから

cea107f9.jpgLAに出発です!

メジオ以上の見所は明日以降に更新します!

それでは!


2009年06月01日

ムンジアルの見所:黒ペナ

先日のアブダビ・プロ柔術で遂にコブリンヤが敗れたのは衝撃でした。

コブリンヤは2006年のムンジアルで優勝して以来、足掛け4年間で階級別無敗のまさに帝王的な存在。

そのコブリンヤが6分というイレギュラーな試合タイムとはいえ新鋭のハファエル・メンデスに敗れた、と聞いたときは驚きつつ新時代の到来を感じたものです。

かのホイラー・グレイシーも4年間のムンジアル制覇の翌年からムンジアルには出場しなくなりました。

今年、コブリンヤはホイラーが保持するムンジアル4連覇の記録に並ぶことを目標にムンジアルに出場します。

が、その道は限りなく険しい、と言わざるを得ません。

それぐらい強豪メンバーがエントリーしてきています。

それではペナの主な出場選手を見ていきましょう。




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遂に最強伝説の終焉か?!それとも偉大なるチャンピオン、ホイラー・グレイシーの記録に並ぶムンジアル4連覇達成か?!コブリンヤの戦いは超・必見!




ブルーノ・フラザト(ATOS)

コブリンヤのライバルといえばこのブルニーニョです。ライバル、といいつつもいつもコブリンヤにやられていますが…。ムンジアルに先立って開催されたブラジレイロ優勝の実績を引っさげて今年こそムンジアル優勝なるでしょうか?!




ハファエル・メンデス(ATOS)

最強のペナ級選手・コブロインヤを降したのがこのハファエル・メンデスです。ハファはブルニーニョと同じくATOS柔術の選手でこの「ATOS」とは聖書という意味らしいです。ハファはパン選手権で外掛けで反則負けでしたが、その反則を取られるまではアドバンテージ差でコブリンヤにも勝っていました。このムンジアルでもコブリンヤ相手に連勝できるか注目です!




ジョナタス・グージェウ(ATT)

元ノヴァウニオンのジョナタスがなんとATTに移籍してムンジアル出場です。昨年はレーヴィに出場していましたがまたペナに階級を戻しています。地味ながら強いジョナタスは2007年のムンジアルでは佐々選手を降して3位入賞を果たしています。




ホドリゴ・ハニエリ・ファリア(チェックマット)

このハニエリは元々はプルーマで試合してましたが、ここ数年はずっとペナで出てて、階級を上げてからはあんまし活躍できてないのが残念ですね。




植松直哉(クロスポイント)

最近は選手としてより大会に携わる裏方的な姿を目にしていた植松選手ですがこのムンジアルで久々に試合出場です。




セオドロ・カナル(GFチーム)

地味ながら強い!のがこのセオドロ・カナルです。いつもいいとこまでいきながら優勝はならず準優勝とか3位に甘んじてます。昨年のムンジアルは3位、今年もブラジレイロは準優勝、といまいち地味な感が否めない選手ですね。




マリオ・ヘイス(バッハ)

かつての統一世界王者も最近は新鋭の活躍の陰に隠れがちですがヨーロピアンで優勝、パン選手権で準優勝と復活しつつあります。昨年のムンジアルでは反則失格という残念な結果に終わったので今年は頑張って欲しいです。




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鉄人・メガトンももちろん出場!これまで日本人選手相手に負けなしというメガトン、今大会も5人の日本人選手が出場するので日本人キラーぶりを発揮するのでしょうか?ちなみに昨年のムンジアルではベスト8という結果を残しています。
☆メガトン・インタビューはコチラから!





佐々幸範(パラエストラ東京)

現在発売中の教則本&DVDも好評な佐々選手もムンジアルに出場です。パン選手権は出場を予定していながらも「自分の求める柔術が未完成、と気づいたから出ない」と急遽出場を取りやめ!佐々選手の求める柔術は完成したのでしょうか?!




柿澤剛之(PUREBRED大宮)

これまでレーヴィ級に出場していた柿澤選手が1階級落としてペナに出場です!柿澤選手はアジアチコのレーヴィ王者でかつて紫帯時代には青木真也選手にもスイープで勝利したことがあります。




中山巧(パラエストラ大阪)

この中山選手もアジアチコ王者で、ヨーロピアンでは優勝したマリオ・ヘイス相手に絞め落とされるも果敢に挑み、試合後に拍手喝采を浴びたとか。昨年のムンジアルは会場まで来ながらも計量オーバーで失格、という残念な結果に終わってしまいました。




関口和正(PUREBRED大宮)

戦う弁護士として有名な関口選手。色帯時代からムンジアルには出場し続けており、国際大会の常連です。最近はムンジアルとパン選手権の開催間隔が短いためにムンジアル1本に照準を絞っています。




バレット・ヨシダ(アンディスピューテッド)

なんと!あのバレットがムンジアルに出場です。今年のパン選手権にはマスターで出場し準優勝でした。ですがムンジアルはアダルトのカテゴリーのみの開催、どんな試合になるか楽しみです!


以上がペナの主な出場選手です。

果たして誰が優勝するのでしょうか?!

とてもじゃないですが勝敗予想なんてできません!


2009年05月31日

ムンジアル2009直前インタビュー:時任琢磨

今日の直前インタビューは激戦区・黒メジオに出場するトキッタ・ホレッタこと時任琢磨選手(PUREBRED大宮)です!


時任琢磨(PUREBRED大宮)

「ムンジアルに出ようと思ったきっかけは柔術の自分の階級で一番になりたかったからですね。

ムンジアルに向けての練習はフィジカル強化と新しい動き、テクニックも取り入れてきました。

自分は『ホレッタ』が好きなんですが、それに繋げるような技と技の中間部分の動きですね。

シッティングガードからやハーフガードからホレッタなど、いろんな態勢からホレッタに繋げる動きを練習しています。

どこからでも自分のスタイルに繋げられるように、ですね。

フィジカルトレーニングはバランスボールを使ったトレーニングですね。

バランスボールの上で腹筋やったりしてバランスをよくするように意識してます。

練習は週に5、6日ですから、ほぼ毎日ですね。

メジオ級は凄いメンバーが出てるんですが去年やって負けたグスタボ・カンポスには同じ技を食らわないように、と注意してます。

去年はホレッタにいく前に足を潰されてバックに回られたんです。

そのシチュエーションの対策はしてきました。

その動きを試合で試してみたいですね。

あとはマルセリーニョやクロン、セルジーニョなど本当に凄いメンバーなんで誰と当たっても強敵なんで…。

まあ誰とやっても自分のスタイルで戦いますよ。

いまできる自分のベストを尽くしてやりたいな、と思っています。

誰とやりたい、というのも特になくて、とにかく一番になりたいんです。

一番になれるんであれば誰が相手でも構いません。

絶対に一番になります!」





2009年05月30日

ムンジアル2009直前インタビュー:塩田さやか

今日のムンジアル直前インタビューは塩田さやか選手です。

塩田選手は昨年、おととしとムンジアルで連続入賞しています。

ペナながらアブソにも出場し3位入賞は快挙と言っていいでしょう。

今大会も強豪揃いの茶黒ペナ&アブソに出場します!


塩田さやか(AACC)

「ムンジアルは世界大会なのでタイトルが欲しいんで出ることにしました。

これまでムンジアルには2回、出てるんですけどやはり世界大会だけあってトップレベルの選手が出てるな、と思いますね。

獲れそうで獲れない、高い頂がありますね、ムンジアルは。

前回大会ではアブソの試合で足関でバンバン一本取って活躍できたんで、今回も出ようと思ってます。

でもアブソでハッスルし過ぎてしまって(苦笑)ペナではボロボロだったんで、今回はそこんところを考えながらやらないとな、と反省しています。

注目選手は自分の階級の選手はみんな強いんで全員が要注意選手ですね。

アブソでは去年負けたキーラ・グレイシーにリベンジしたいです。

去年試合して感じたのはみんなパワーが凄かったんで今は力負けしないように練習にウエイト・トレーニングを取り入れました。

今回はブドービデオからスポンサーして頂いたんで航空券代がかからなかったんでムンジアルに行けました。

もし航空券代も自腹だったら行けないとこでしたよ、貧乏なんで(苦笑)。

ブドービデオの方が去年のアブソ1回戦でルカ・ディアスに勝ったのをたまたま見ていて、それでスポンサードの話を頂きました。

なんで金銭的な負担が少ない分(笑)練習にも集中できました。

今年は3度目のチャレンジなんで3度目の正直でチャンピオンを狙います!」





2009年05月29日

ムンジアル直前インタビュー:中山徹選手

遂にムンジアル開幕まで1週間を切りました!

今日からはムンジアルに出場する選手のミニインタビューを紹介していきます!

トップバッターは久しぶりのムンジアル出場となる中山徹選手(トライフォース五反田)です!

今大会では黒帯を巻いて初のムンジアル、しかもレーヴィに階級を落としての出場です!



中山徹選手(トライフォース五反田)

「2005年からムンジアルに行くようになったんですが、当時からブラジル人のトップとやりたい、と思って柔術をやっているので黒帯になって、やっと本当のトップとやれるので行くことにしました。

黒帯でムンジアルに出るのは初めてなので、練習などをしていて圧倒的に勝てる、という選手ではないのを自分でもわかってるんで、まずは1回戦突破を目標に頑張りたいですね。

大会に向けての練習はずっと前からいい練習ができてて調子もよかったんですが、先週バイク事故を起こしてしまって…。

万全とは言い難いのですが、体重を早めに落としていたので体重の心配だけがないのが救いですね。

怪我の回復具合を見ながら、とりあえず今の自分でできる限りのことをしますよ。

今回は1階級を落としてレーヴィでのエントリーですが、減量は普通のことしかしていません。

食事内容の改善と有酸素運動を多めにやる、ということぐらいですね。

カロリーを減らすとキツくなるんで低脂肪のものにするのと、早めにアカデミーに来てバイクを漕いだり、ランニングしたり、などです。

レーヴィの注目選手、というか全員が自分より格上選手だと思ってるので、コレ!という選手はいないのですが、まず1回戦を勝ち上がって多くの選手と試合をしていい経験を得たいですね。

まずは1回戦突破、とにかく目標は1回戦を勝ち上がることです。」


★中山徹選手が指導するトライフォース五反田のオフィシャルサイトはコチラから!