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パン2010

2010年05月20日

パン選手権2010:女子アダルト茶黒レーヴィ級決勝戦

長く続いたパン選手権のレポートもこれがラスト!

最後を飾るのは女子アダルト茶黒レーヴィ級決勝戦、ルアナ・アズギエル(アリアンシ)VSクリスチアーニ・ユカリ・ソウザ(ボンサイ)です。

ユカリは日本でもお馴染みの日系ブラジリアン・ソウザファミリー唯一の女子柔術家です。

ルアナはもう説明がいらないぐらいの現在の女子選手で最強といっていい強豪。

決勝戦に残ったこの両者、実は過去に4度も対戦しており、3勝1敗でユカリが勝ち越しています。



クリスチアーニ・ユカリ・ソウザ(ボンサイ)



しかししばらく対戦しないうちにルアナは去年のムンジアルで見事優勝し、世界一の称号を手にするなど世界的な実績では完全にルアナが上といっていいでしょう。

勝敗ではユカリが勝ち越してはいるものの、ここ最近の実績的にはルアナ有利は揺らぎません。



ルアナ・アズギエル(アリアンシ)


この両者の試合、果たしてどちらが優勝を手にするでしょうか??



女子アダルト茶黒レーヴィ級決勝戦
ルアナ・アズギエル(アリアンシ)
VS
クリスチアーニ・ユカリ・ソウザ(ボンサイ)
まずはルアナが引き込みます。




袖を強く引き、ズボンのスソを持ちながらスイープを狙うルアナ。
ルアナはフィジカルが強いのかユカリの左腕をかなり引き付けています。




ユカリはベースを保つので精一杯。
なかなか自分の展開にもっていくことが出来ません。




そんな中、ルアナがスイープに成功!
そのままパスガードを狙いにいきます。




しかしユカリもお返しのスイープ!




ルアナはスパイダーガードの体勢をとります。




そしてルアナがもう一度スイープ!




そしてルアナはパスガードのプレッシャーをかけつつラペラを使った絞めを狙います。



ユカリ、成すすべなくまさかの一本負け!




試合時間6:05でルアナ・アズギエルが一本勝ちで優勝です!




表彰台でのルアナはよほど嬉しかったのか、いつも以上にニコニコ顔でかなりご機嫌でした!




女子アダルト茶黒レーヴィ表彰台
優勝  ルアナ・アズギエル(アリアンシ)
準優勝 クリスチアーニ・ユカリ・ソウザ(ボンサイ)
3位  ソフィア・マクデモット(ドライスデール柔術)



text by Takashi Umezawa(Gold medalist of Pan championship Novice tournament)


2010年05月19日

パン選手権2010:アダルト茶レーヴィ決勝戦

親父&母親が有名人のサラブレッド柔術家、ザック・マックスウェル。

そのザックがエントリーしたアダルト茶レーヴィは26名が参加しており決勝戦までに4試合を勝ち抜かないといけないハードなカテゴリーでした。

決勝戦に進出したのは下馬評どおりの強さを発揮したザック・マックスウェルとハファエル・ダリーニャ“ハフィーニャ”です。

ザックは準々決勝をこそポイント勝利でしたが、それ以外の3試合はすべて袖車による一本勝ちでの決勝進出です。

またザックは昨年のパン選手権ではアダルト茶ペナを制しており、その勢いのままムンジアルの茶ペナも圧倒的強さで優勝しています。

いまだ成長期のザック、今回はあえて減量せずにナチュラル体重のまま階級を1つ上げてレーヴィ級での挑戦です。



ザック・マックスウェル(グレイシーウマイタ)



対するハファエルはハフィーニャの愛称でアメリカ選手権では2005年&2006年・アダルト紫帯レーヴィ級、2007年&2008年にはアダルト茶帯レーヴィ級で優勝しています。

最近の勢い的には明らかにザックに分がありますが、ハフィーニャの実績も充分で好試合が期待されます。

果たしてどちらが制するでしょうか?




パン2010アダルト茶帯レーヴィ級決勝戦
ザック・マックスウェル(グレイシーウマイタ)
VS
ハファエル・ダリーニャ“ハフィーニャ”(BJJレボリューションチーム)




まずハフィーニャが引き込みます。ザックはバランスをキープしつつ足を抜きにかかります。




足が抜けるとザックは一気にバックへ!




なんとかエスケープを試みるハフィーニャでしたがザックがバックグラブの4ポイントを奪取します。
ここまでで4分が経過。



しばらくの間この展開が続きましたがハフィーニャが亀になって逃げようとしたときにザックがバックから絞め!
これには耐え切れずハフィーニャはタップ。




6分12秒、決勝戦も一本勝ちでザック・マックスウェルが2年連続でパン選手権を制しました!




ザックとザックの師匠、ヘジス・リブレ。
ヘジスはホイラーの黒帯でグレイシー・サンディエゴのヘッドインストラクターです。



text and photo by Takashi Umezawa(Gold medalist of Pan championship Novice tournament)



2010年05月18日

パン選手権2010:シニア1黒帯プルーマ級決勝

2週間後にはムンジアルが始まるというのにまだしつこくパン選手権の試合レポは続きます!

もう少しだけお付き合いください!

今回はレエジソン籠原(TENSAI柔術アカデミー)VSクラウジネイ・エリアス・デ・ソウザ(Tozi柔術)のシニア1黒帯プルーマ級決勝戦です。

エジソン選手はここ最近では国内外の試合に積極的に出場しており、今年の1月に開催されたヨーロピアン選手権ではシニア1黒帯プルーマ級で見事に優勝を果たし、国際タイトルを獲得しています。




エジソン籠原(TENSAI柔術アカデミー)


一方のクラウジネイ選手は去年のパウリスタでシニア黒帯レーヴィ級で3位の実績があります。

シニア1黒帯プルーマ級はこの2名のみのエントリーで、ワンマッチ決勝となりました。

エジソン選手は勝利すればヨーロピアンに続く国際タイトル獲得になる大事な試合です。



シニア1黒帯プルーマ級決勝
エジソン籠原(TENSAI柔術アカデミー)
VS
クラウジネイ・エリアス・デ・ソウザ(Tozi柔術)
試合開始、しばらくはスタンドでの間合いの取り合いが続きます。




先手を打ってエジソン選手が引き込みました。




クローズドガードをとるエジソン選手。
下からスイープも狙っていきます。




この展開が3分以上続きましたが、クラウジネイ選手がパスガードするために立ち上がりクロスを割りにいきます。
エジソン選手はその足をすくってスイープのプレッシャーをかけます。




エジソン選手はクロスを自ら割り、展開を変えようとします。
しかし、このままノーポイントノーアドバンテージのまま試合終了。
レフリー判定に委ねられます。


レフリーは上から攻めを支持し、クラウジネイ選手の手があがります。
クラウジネイ選手がシニア1黒帯プルーマ級を制しました!




エジソン選手は残念ながらヨーロピアン選手権に続く国際タイトル2冠はなりませんでしたがどちらが勝ってもおかしくない紙一重の試合だったと思います。
試合後は両者が笑顔で健闘を称えあっていたのが印象的でした。




text and photo by Takashi Umezawa(Gold medalist of Pan championship Novice tournament)


2010年05月15日

パン選手権2010:アダルト茶ペナ決勝戦 ミッシェル・ランギvsジャスティン・レイダー

パン選手権2010のアダルト茶ペナ決勝戦のカードは、ムンジアル2009紫ペナ級決勝を同門のジョナサン・トーマスとシェアしたミッシェル・ランギとADCC2009でバレット・ヨシダにも勝利したジャスティン・レイダーの対戦になりました。

ミッシェルはムンジアル2009黒帯レーヴィ級王者マイケル・ランギの実弟で将来のスター選手候補です。



ミッシェル・ランギ(アリアンシ)


ミッシェルは1回戦こそオズワウド・アウグスト(ソウルファイター)にスイープの2ポイントでの辛勝でしたのですが、続く2回戦はブリジョン・ギカーマン(グレイシーウマイタ)に37秒で足関節を極めて勝利。

準決勝もムンジアル2009紫プルーマ級優勝のコリー・ロビンソン(ロイドアーヴィン)から2分50秒で送り襟絞めで快勝しています。



vsオズワウド・アウグスト(ソウルファイター)




vsブリジョン・ギカーマン(グレイシーウマイタ)




vsコリー・ロビンソン(ロイドアーヴィン)




対するジャスティンは準決勝で中塚選手を7−0で降して決勝戦進出でした。



黒帯顔負けのハイレベルな攻防が予想されるこの一戦、果たしてどちらが勝利を手にするでしょうか?




アダルト茶ペナ決勝戦
ミッシェル・ランギ(アリアンシ)
VS 
ジャスティン・レイダー(グレイシーウマイタ)
両者引き込み合いから試合スタート。




上を取ったジャスティンがアドバンテージを先制します。




得意のスパイダーガードでジャスティンを下からコントロールするミシェルは巴投げでスイープ!




そのまま体を回転させ一気にジャスティンの腕を極めにいきます。
渾身の力を込めて腕十字を取るミシェルにジャスティンは敢無くタップ。




試合時間にしてわずか1分28秒でミッシェルが一本勝利で優勝!




蓋を開けてみれば圧勝ともいえる内容でミシェルがアダルト茶ペナを制しました!



text and photo by Takashi Umezawa(Gold medalist of Pan championship Novice tournament)



2010年05月11日

パン選手権2010:アダルト黒ペナ・決勝戦

パン選手権を2007年から3連覇中のコブリンヤがエントリーしたアダルト黒ペナ。

今年はハファエル・メンデスやブルーノ・フラザトなどのアトス勢やかつてのライバル、マリオ・ヘイスが不在で例年に比べるとやや盛り上がりに欠けた感は否めませんでした。



パン選手権を4連覇中のフーベンス・シャーレス“コブリンヤ”(アリアンシ)




そのコブリンヤは1回戦シード、2回戦、準決勝はともにバックからの送り絞めで順当に勝ち上がっています。



ちなみに二回戦の相手はGustavo Carpio(Marra Senki)、準決勝は佐々選手に勝利したヘナン・ボルジェス(ブラジリアントップチーム)でした。

決勝戦の相手はマルセリーノ・フレイタス、ノヴァ・ウニオンの選手です。

このマルセリーノは準決勝で強豪セオドロ・カナル(GFチーム)を破って決勝戦進出を果たしました。

また2008年のブラジル選手権では決勝でブルーノ・フラザトを破って優勝しており、これまであまり名前を知られていませんでしたが隠れた実力者といっていいでしょう。

果たしてコブリンヤのパン選手権4連覇達成の快挙はなるでしょうか?!



アダルト黒ペナ決勝戦
フーベンス・シャーレス“コブリンヤ”(アリアンシ)
VS
マルセリーノ・フレイタス(ノヴァ・ウニオン)




試合開始、コブリンヤがすかさず引き込みスパイダーガードへ。




そのまま潜ってスイープ!




これが見事に決まってコブリンヤが2ポイントを先制します。




すかさずパスガードを狙うコブリンヤ。
マルセリーノはなかなか反撃できません。




コブリンヤはハーフの状態からなかなか抜け出せず。
マルセリーノのガードに苦戦しながら胸と胸を合わせアドバンテージ。




最後は必死の形相でパスガードを試みるコブリンヤですが、そのまま試合終了。




ポイント2−0でコブリンヤがパン選手権4連覇達成です!




ペナ
優勝  フーベンス・シャーレス爛灰屮螢鵐筬瓠淵▲螢▲鵐掘
準優勝 マルセリーニョ・フレイタス(ノヴァウニオン)
3位  ヘナン・ボルジェス(BTT)、セオドロ・カナル(GFチーム)


text and photo by Takashi Umezawa(Gold medalist of Pan championship Novice tournament)




2010年05月09日

パン選手権2010:マスター黒ペナ・決勝戦 マウリシオ・ソウザvsアレッシャンドレ・クリスピン

マウリシオ、遂に決勝戦に進出です。

相手はアレッシャンドレ・クリスピン。

帯の昇格が一際厳しいとされるハウフハウフ・グレイシーの黒帯のクリスピン。

茶帯まではレーヴィで黒帯になってからはメジオ、そしてMMAデビューを果たしてからはペナに階級をコロコロ変えて試合に出場してます。

茶帯時代には2004年のパンナムで杉江大輔選手に勝利して優勝を果たしています。

その後、黒帯に昇格しましたが残念ながら黒帯を巻いてからは大会の入賞歴はありません。

本トーナメントでは、バレット・ヨシダ(Undisputed)、ルイス・ビンセンチ(デラヒーバ柔術)を破っての決勝進出です。



バレットにはスイープの2Pで勝利。




ルイスには引き込みあいから上を取りアドバンテージ1差で辛勝!



試合前にカメラを向けると雄たけびをあげ、落ち着きがありません。



いつもハイテンションのクリスピン!



一方のマウリシオ選手、初戦で負った怪我で右目は塞がってしまっているようですが、どこまで本来の実力を発揮できるでしょうか。



マスター黒ペナ決勝戦
マウリシオ・ソウザ(ボンサイ)
vs
アレッシャンドレ・クリスピン(クリスピン柔術)
試合はスタンドでの間合いの取り合いがしばらく続きます。
決勝戦にふさわしくピリピリとした緊張感が漂っています。



先手を打って、クリスピンがが引き込みます。




そして下から煽ってマウリシオのバランスを崩して、




クリスピンがスイープに成功!
2ポイントを先制します。




そのままパスガードを狙うクリスピン。




マウリシオは何度もスイープを試みますが、あと一歩のところで成功には至りません。




スイープ際に一旦スタンドの攻防になりクリスピンがタックルを仕掛けます。




これをうまく潰したものの、クリスピンは引き込みます。
すかさずクロスニーパスを仕掛けるマウリシオ。




ただ、残り時間は僅かです。
マウリシオも時間を気にしだします。




勝利を確信したクリスピンは試合終了の瞬間、手を上げて喜びをあらわにします。




敗北が決まり呆然とするマウリシオ。




クリスピンはマットを走り回って勝利の雄叫び!




ポイント2-0を守りきりクリスピンがマスター黒帯ペナ級を制しました!




text and photo by Takashi Umezawa(Gold medalist of Pan championship Novice tournament)


2010年05月08日

パン選手権2010:マスター黒ペナ・準決勝

マウリシオは順調に勝ちあがりベスト4進出を果たしました。

これでメダル獲得は確定です。

ですが目の負傷がやや痛々しい姿になっています。



マウリシオは目が隠れて片目は見えない状態になってしまいました。


そしてこの準決勝戦の相手はメキシコ人黒帯のダニー・アルバレス。



ダニー・アルバレス(アルバレス柔術)



自身のアカデミー、アルバレス柔術を持つ選手です。

ダニーは1998年に柔術を始めたベテラン柔術家でマチャド兄弟に師事し2007年に黒帯を取得しています。

黒帯になってからは2008年パン柔術選手権・マスター黒帯ペナ級で準優勝、2009年パン柔術選手権・マスター黒帯ペナ級で3位入賞と2年連続でパン柔術選手権で表彰台に立っている強豪です。

ベテラン同士の対決を制するのは果たしてどちらでしょうか?!



マスター黒ペナ準決勝
マウリシオ・ソウザ(ボンサイ)
vs
ダニー・アルバレス(アルバレス柔術)
まずはダニーが引き込みます。




下からスイープを狙うダニー。




マウリシオはバランスをとってパスガードの機会を窺います。




3分半を経過したところでマウリシオが密着しながらパスガード!
3ポイントを先制します。




すぐさまクローズドガードに戻すダニーですが、マウリシオは攻撃の手を緩めません。




立ち上がってダニーのクロスガードを割りにいきます。




なんとかもう一度クローズドガードに戻したものの、




エスケープのカウンターでマウリシオの送り襟絞めが炸裂!
これにはたまらずダニーはタップするしかありませんでした。




マウリシオ、5:35一本勝ちで決勝戦進出です!


text and photo by Takashi Umezawa(Gold medalist of Pan championship Novice tournament)


2010年05月07日

パン選手権2010:マスター黒ペナ・2回戦

マウリシオの2回戦の相手は1回戦シードだった韓国人のリー・ヒーソン。

リーは元アクシス柔術アカデミーで学んでいた選手でムンジアルにも参戦経験がある選手です。

韓国人で黒帯を巻いて国際的な大会に出場しているのはこのリーだけでしょう。

一方のマウリシオは初戦で怪我を負った右目に包帯を巻いての出場です。

かなり視界が悪いように見て取れます。

ベストコンディションとは言い難いですが、試合経験豊富なマウリシオ選手のことです、怪我を補う戦略をうまく立ててくるでしょう。



マウリシオ・ソウザ(ボンサイ)
VS
リー・ヒーソン(コリアBJJ)
試合開始、スタンドでの組み手争いがしばらく続きます。




絶妙なタイミングでマウリシオがタックル!




これが決まってテイクダウンの2ポイントをマウリシオが先制します。




そのまま、マウリシオがトップからアタック、リーは下からスイープやエスケープを試みますが、試合終了の6分までこの状態が続きました。




敗北を確信し天を仰ぐリー。




マウリシオが2-0で勝利し、準決勝進出です!




text and photo by Takashi Umezawa(Gold medalist of Pan championship Novice tournament)



2010年05月06日

パン選手権2010:マスター黒ペナ・1回戦

今年のパン選手権のマスター黒ペナは数多くのベテラン選手がエントリーし、アダルトのカテゴリーにひけを取らないぐらいの過酷なトーナメントになりました。

エントリーした選手をザッと紹介するとATTの柔術コーチ、ヘナート・タバレス、デラヒーバの黒帯で腕十字職人&ムンジアル3位の実績があるルイス・ビンセンチ、ADCCのベテランで日本でも有名なバレット・ヨシダ、そしてMMAでも活躍中のハイテンション男、アレッシャンドリ・クリスピン等々、世界的に名が知られている選手ばかりです。

そんな彼らがエントリーしている激戦区に、日本でもおなじみのボンサイ3兄弟の長男、マウリシオが登場です!

コンディションについてですが、本当はアダルトで参加したかったようですが怪我のため今回はマスターでエントリーしたそうです。



マウリシオ・ソウザ(ボンサイ)


対するジョシュアは今年開催されたヒューストン国際オープンのアダルト黒帯ペナ級で準優勝しています。

それ以外の実績は不明ですが、実力者であることは間違いないでしょう。



マスター黒ペナ1回戦
マウリシオ・ソウザ(ボンサイ)
VS
ジョシュア・ヒル(ファイティングアーツアカデミー)
試合開始早々、マウリシオが引き込みます。




そして足を刈るようにしてスイープ!




これが見事に決まりマウリシオが2ポイントを得ます。




そしてそのままパスガードし、マウントもとり9-0に。
ジョシュアは下から無理やり絞めを狙いますがこれは不発。




これを逃れたマウリシオは腕十字の体勢へ!




ジョシュアは体を入れ替えて一度はエスケープに成功したものの、マウリシオがさらに下から腕十字を取りつづけ、ついにジョシュアはタップ!




試合時間は1:44、マウリシオが一本勝ちで2回戦進出です!



text and photo by Takashi Umezawa(Gold medalist of Pan championship Novice tournament)


2010年05月01日

パン選手権2010:Tシャツあれこれ!


自分は柔術関係のTシャツを自身で柔術を始める以前から地道にコレクトし続けています。

かつてはPRIDEや修斗に来日するブラジリアンが滞在するホテルにまで押しかけて行って選手に直接交渉してブラジル製の柔術Tシャツを新品、古着を問わず手当たり次第に譲ってもらったりしてました。

その選手がかっこいいTシャツを着てたりしたら「この場で脱いでオレに売れ!」なんて強引なことをしたりもしてましたね。

それこそカネに糸目は付けずに古着のTシャツ1枚に数千円を出すこともしばしばでした。

今と違って当時はそうでもしないと柔術Tシャツなんて入手できなかった時代だったんです。

選手もモノ好きなヤツがいるもんだ、なんて割りと安価で譲ってくれたもんです。

ただ唯一、カーウソン・グレイシーを除いて!

当時のPRIDEはカーウソン軍団の全盛期でほぼ毎大会、カーウソンのチームから誰かしら来日してました。

だもんで自分らも毎回Tシャツ漁りに行くもんだからカーウソンも味を占めて来日するたびに「また来たかお前ら!よし、部屋に来い!いろいろあるから!」と商売っ気丸出しで販売用Tシャツを山のように持ってきてたりして。

それでちょっとずつ値段も高くなってきて当初は2000円ぐらいだったのが最終的には倍ぐらいの値段で買わされてました。

まあそれでも日本では買えないからデザインを吟味して買ってましたけどね。

この当時はいろいろ面白い話もあるんでまたの機会に紹介できれば、と思います。

まあそんな感じで昔からコレクター気質丸出しでいまだにいそいそと柔術Tシャツのコレクトに勤しんでる、と。

柔術Tシャツは大会モノ、選手モノ、アカデミーモノなどいくつかに分別されますが、今回紹介するのは大会モノです。

IBJJF主催の大会はムンジアル、パン選手権、ヨーロピアンなど大きな大会ではほぼ確実に大会記念Tシャツが参加者に配布されます。

もちろん今回のパン選手権でも配布されたのですが、そのバージョン違いなどを入手してきたので、それを紹介しましょう。




まずは黒ボディの選手用。
これはパン選手権の出場者全員に配布されたものです。
参加者数は2800人といわれてるのでザッと3000枚以上はあるんじゃないでしょうか。
最近の大会モノTシャツはアフリクションの影響か、デザインもやや派手になってきてますね。




バックのデザイン。
スポンサー・ロゴも小さめです。




この赤ボディは大会スタッフに配布されたもの。
チェアマン、スコアキーパーなど運営に携わる人はこのTシャツ着用が義務付けられてます。
自分たちのようなプレス関係者の一部にも配布されました。




バックプリントにSTAFFの文字が。
それ以外は同じです。




そしてこれが一番レアな大会最終日のみのスタッフTシャツ。
ボディがペラペラな上にダークグリーンという地味なTシャツ。
まあタダで配布されてるんで文句は言えません。




バックは赤バージョンと同じです。



スタッフTシャツ・緑バージョン着用の
爛凜イス・オブ・BJJ瓮肇法次Ε函璽譽后
ガイジンが着るとサマになってますねー。




これは大会スポンサーのJIU-JITSU PRO GEAR製の大会Tシャツ。
こっちの方がデザインがいいと思うんですが、どうでしょう?!




バックプリント。
販売価格は$25でした!



昔はこういう非売品Tシャツの入手にやっきになったりしたもんですが、今は割りと容易に入手できるようになり、コレクターとしては嬉しい限りです。

いつか自分のコレクトしたTシャツを紹介できる場があればな、と思ってるんですが、なかなかそういうチャンスもないんで箱に入って眠ったまま。

たまには出して整理しないとカビちゃいますね!


2010年04月30日

パン選手権2010:アダルト黒プルーマ決勝戦・エスキジートvsカイオ

エスキジート選手は前日の黒アブソで2008年ムンジアル黒帯メジオ級準優勝のビル・クーパーを破るという今大会のベストバウト的な仕事をやってのけており、波に乗っています。

ブラジレイロ優勝以来のビッグタイトル奪取がかかるビッグチャンスです。



エスキジートvsビル・クーパー。
エスキジートはこの状態で10分間固めて動かず!
スイープのアドバンテージ1の僅差で判定勝利!



対するカイオ選手もハファエル・フレイタス"バラタ"(グレイシーバッハ)などを一本で降して危なげなく決勝まであがってきています。

去年は松本義彦選手に絞めで一本負けを喫し、パン選手権のタイトルを得るには至りませんでしたが2008年ムンジアル黒帯ガロ級優勝、2009年同級準優勝の実力を発揮すれば勝利のチャンスもあるでしょう。

ちなみにカイオ選手がマットに入ると若干のブーイング。

アメリカではあまり好かれていないのでしょうか?




アダルトプルーマ級決勝戦
カーロス・オランダ"エスキジート"(チェックマットBJJ)
VS
カイオ・テハ(グレイシーファイター)
まずは両者引き込み合いで試合スタート。




エスキジートが引き込み合いを制し下を取ることに成功。




そこからスイープ!
エスキジートが2ポイント先制です。




ですがカイオもお返しのスイープ!
2ポイントを取り返し2-2の同点に。




スイープ合戦はまだ終わりません!
今度はエスキジートがもう一度スイープ!




4-2でエスキジートがリード。




さらにエスキジートはバックを狙いつつ絞めや腕十字を狙っていきます。
カイオは終盤思ったように動けないままタイムアップ。




勝利を確信したエスキジート、マットをぐるぐる回り喜びをあらわにします。




そして最後はレフリーがエスキジートの左手を上げ優勝を決めました!




プルーマ
優勝  カーロス・オランダ爛┘好ジート瓠淵船Д奪マット)
準優勝 カイオ・テハ(グレイシーファイター)
3位  パブロ・シウバ(バッハ)、ハファエル・フレイタス(バッハ)



text and photo by Takashi Umezawa(Gold medalist of Pan championship Novice tournament)


2010年04月29日

パン選手権2010:アダルト黒メジオ クロン・グレイシーの試合

今回はパン選手権2010でのクロン・グレイシーの試合の模様をお届けしたいと思います。

クロンは2008年のヒクソン杯での優勝を機に実父・ヒクソンから黒帯を許され、早2年が経とうとしています。

色帯時代は一本勝利の連続で優勝を続けるという伝説的な強さで知られましたが、その強さは黒帯を巻いてからはすっかりなりを潜めています。

ですがグレイシー一族、それもヒクソンの息子ともなれば注目度も一際大きいのが実状です。

試合を控えるクロンの周囲は常に人だかりができていました。




試合前はヒクソンと会場外で入念なウォーミングアップ。




エントリーブースに入り自分の試合を待つクロン。後ろにはカイロン・グレイシーの姿も。




<1回戦>
VSホドリゴ・コスタ(グレイシーバッハ・オーランド)
開始2分半ほどでガードからの腕十字葬!
この時点では優勝の期待を匂わせていました。




<2回戦>
VSアブマー・バルボーザ(ドライズデール柔術)
二試合目の相手はアブマー・バルボーザ。
去年のヒクソン杯にも来日していましたが、特に目立った活躍もせず、はっきりいってノーマークの選手でした。
おそらく大半の観衆がクロンの勝利を信じて疑わなかったことでしょう。
ですが実際試合が始まると…



まず引き込まれ、




スイープをされ、




クロスニーパスの猛攻を受け、




最終的にはパスガードされてしまいます。




さらに駄目押しでバックを取られ、なんと11ポイントという大量ポイントを献上。
アブマーの高い攻撃力にクロンはなす術がありません。

最後までポイントを挙げることができないまま試合覇終了。
11-0でクロンの完敗に終わりました。




クロンに勝利した瞬間のアブマーは歓喜の雄叫び!




昨年のパン選手権は準優勝のクロン、今年は2回戦で姿を消しました!




アブマーはこの歴史的な勝利で一気に強豪選手の仲間入りといっていいでしょう!



試合直後、ヒクソンの元に肩を落としながら近寄るクロン。


この結果をクロン自身どう受け止め、ムンジアルまでにどこまで修正してこれるでしょうか?

このままでは数多くの黒帯のうちの一人になってしまうのでしょうか…。

グレイシーの名を受け継ぐものとして、なんとか茶帯時代のような輝きを取り戻してほしいものです。

カイロンの活躍が目立った今大会だけによりその明暗が際立つ結果となってしまったのが皮肉です。


text and photo by Takashi Umezawa(Gold medalist of Pan championship Novice tournament)



2010年04月26日

パン選手権2010:アダルト黒ガロ決勝戦・ブルーノvsフェリッペ

パン選手権・アダルト黒ガロ決勝戦、2007年、2009年ムンジアル黒帯ガロ級王者のブルーノ・マルファシーニがジョセフ・カピージ(ヘンゾ・グレイシー)を降して決勝戦に進出しました。

対するは、2002年の同級王者のフェリペ・コスタです。

フェリッペは澤田真琴選手(パラエストラ川越)に大差の判定勝利をして勝ちあがりました。

両者共に世界王者を経験した選手同士、テクニカルな攻防は必至です!





アダルト黒ガロ決勝戦
ブルーノ・マルファシーニ(アリアンシ)
VS
フェリッペ・コスタ(ブラザ)
試合開始直後、ブルーノが引き込みます。
下から煽るブルーノ選手に対し、フェリッペは崩してパスガードしたいのですが良いところをもたれていて動けません。




しばらくこの攻防が続きますが、ブルーノがスイープ!




2ポイントの先制点を挙げると、今度はフェリッペのバックを狙います。




バックグラブを狙いつつ、絞めも狙っていきます。
ですが元世界王者フェリッペ、絞めもバックグラブもそう簡単には取らせません。




が、ブルーノは一度立ち上がる形で、強く絞めます。
フェリッペは苦悶の表情。




そして今度はきっちりバックグラブも取り6−0でブルーノ優勢。




そして、最後は絞めながら膝十字も極めるという圧巻の一本勝利でブルーノが優勝です!




ムンジアルに続きパン選手権もブルーノが連覇を果たしました!



text and photo by Takashi Umezawa(Gold medalist of Pan championship Novice tournament)


2010年04月24日

パン選手権2010:青ジュベニウ・峯岸 零弥選手の試合

ジュベニウ青レーヴィに出場の峯岸選手。

9歳から柔術を始め現在14歳の大人顔負けの実力を誇るスーパー中学生です。

本来はインファント・ジュベニウの年齢なのですがパン選手権はジュベニウのカテゴリーからしか試合がないのでジュベニウにエントリーして試合をしました。

この試合の直前までは黄色帯を巻いていた峰岸選手、これが青帯デビュー戦となります。

練習ではアダルト紫帯と互角以上に渡り合える力を持っており、優勝の可能性は充分、という前評判でしたが……。




試合前も少し表情は固いものの、これから始まる試合に向けてかなり集中できているようでした。




峯岸 零弥(みねぎしれいや)選手(パラエストラ小岩)
vs
Colin Navickas(グレイシー・ウマイタ)
相手はウマイタのコリン選手。
手足が長く、あまり日本にはいない体系の選手です。




試合はコリン選手が引き込む形で始まります。
コリン選手はクローズドガードの体勢で下から煽ります。
峯岸選手はこれに動じることなく、うまく時間を使いながらクロスを割っていきます。




そして2分過ぎたところで、クロスを割り、クロスニーパスへ!
コリン選手はガード一辺倒になります。




パスも時間の問題と思いきや、コリン選手の長い足が予想以上に厄介でなかなかパスガードに至りません。




4分過ぎに展開を変えようと、峯岸選手がかつぎにいくようなアクションを取った瞬間にカウンターでコリン選手の三角絞めが入ります。
そしてそのまま腕ひしぎ三角固めで峯岸選手、まさかのタップアウト!




中盤まで試合を有利に進めていながらも逆転一本負けを喫してしまいました。



初めての海外、言葉も通じない中で自分本来の力を出しきれなかった部分もあると思います。

この悔しさをバネにきっと更に強くなることでしょう!


text and photo by Takashi Umezawa(Gold medalist of Pan championship Novice tournament)


2010年04月20日

パン選手権2010:日本人選手の主な結果・アダルト

パン選手権、今回は男子アダルト黒帯と女子茶黒アダルトの日本人選手結果をお届けしたいと思います。

今大会には多くの日本人トップ黒帯が参戦しました。

アダルトのカテゴリーでは海外での試合経験が豊富な選手が多かったので入賞が期待できましたが、実際にはそう簡単にはいきませんでした。

では試合を紹介していきましょう。


<アダルト黒帯メジオ級>
遠山拓則選手(パラエストラ東京)はCarlos Sievert(グレイシーバッハ)と対戦。

引き込んでスパイダーガードなどで試合を支配したように見えましたが、マイナスのアドバンテージが響き2−0で敗退。

勝てば元世界チャンピオンのルーカス・レイチ戦だったため、残念でなりません。



<アダルト黒帯レーヴィ級>
柿澤剛之選手(PUREBRED大宮)は一回戦でJason Tabor(グレイシーウマイタ)と対戦。

初戦から厳しい戦いになりましたがスイープ合戦を制し、4−2で勝利。

しかしここで足を負傷します。


続く二回戦は2008年ムンジアル黒帯メジオ級準優勝のビル・クーパーと対戦。

引き込んでガードの体勢から攻めたものの、ポイント0−0(A2−0)で惜しくも敗戦。

ただ、世界レベルの選手と戦えることを充分に証明した価値ある試合だったと思います。



<アダルト黒帯ガロ級>
澤田真琴選手(パラエストラ川越)は元世界王者フェリペ・コスタ(ブラザ)と対戦。

澤田選手有利の下馬評もあったものの、10kg近い減量を行ったうえで、当日計量直後の試合だったため普段通りの動きができず19−0で敗退。




<女子アダルト茶黒プルーマ級>
阿部恭子選手(パラエストラ東京)は2008年にはムンジアルで準優勝するなど、日本人女子選手の中でも高い実績を誇る阿部選手の初戦の相手はミシェル・ニコリニ(チェックマットBJJ)、元世界王者の強豪です。

序盤のミスが響き17−2で敗退したものの、終盤に足関節を取りかけるなど見せ場を作りました。


このようにアダルト黒帯勢は残念な結果に終わってしまいましたがムンジアルでのリベンジを期待しましょう!


text and photo by Takashi Umezawa(Gold medalist of Pan championship Novice tournament)




2010年04月18日

パン選手権2010:アダルト黒帯ペナ級二回戦・佐々vsヘナン

アダルト黒帯ペナ級二回戦、佐々幸範(パラエストラ東京)VSヘナン・ボルゲス(ブラジリアントップチーム)の試合です。

一回戦を苦戦の末に勝ち上がった佐々選手。

対するは無名のヘナン・ボルジェス(ブラジリアントップチーム)。

ヘナンは2007年のムンジアルで茶プルーマ準優勝(優勝はジョン・パウロ倉岡選手)、黒帯昇格後はATTに移籍、階級もペナに上げました。

また今年のヨーロピアンで黒ペナで準優勝(優勝はハファ・メンデス)しています。

この強豪選手に対してどのような戦いをみせてくれるでしょうか。



試合開始。
まずはお互い間合いを取り合います。




ヘナン選手がタックル気味に組み付きますが、佐々選手はベースを保ち、テイクダウンを許しません。




しかし、ヘナン選手が左脇を差して一気にスイープ!




ここで佐々選手2ポイントを献上してしまいます。




この攻防、非常に長く感じましたがたった10秒足らずの出来事でした。




スイープされるもうまく体勢を立て直す佐々選手はスパイダーガードの体勢へ。




ヘナン選手は無理やりパスガードを狙ってきます。




ですがパスガードは許しません。




この攻防が8分過ぎまで続きますが、佐々選手がスイープ!
ですが、ヘナン選手は体をうまく丸めて背中をマットにつけさせません。




ここで佐々選手はバックからの送り襟絞めに切り替えますが、絞めが浅く一本取るには至らず。
バックを取って、4ポイント取れば逆転ですがヘナン選手は逃げ切ろうと必死でガード。




しかし無常にもここでタイムアップ。




なんと日本人黒帯では表彰台有力と考えられていた佐々選手、二回戦で姿を消しました。


text and photo by Takashi Umezawa(Gold medalist of Pan championship Novice tournament)




2010年04月17日

パン選手権2010:アダルト黒帯ペナ級一回戦・佐々vsハニエリ

アダルト黒帯では日本人最強の呼び声高い佐々選手。

去年のパン選手権は出場回避、ムンジアルに照準を絞りました。

そのムンジアルでは一回戦は難なく勝ち上がったものの、続く二回戦でコブリンヤに自身初の一本負けを喫しています。

2年ぶりに参戦したパン選手権、前回の3位以上の表彰台頂点を狙います。

対する一回戦の相手はホドリゴ・ファリア・ハニエリ。

もともとプルーマ級で試合をしていましたが、最近ではペナ級に階級アップしています。

実力的には佐々選手の有利は揺るぎませんが、決して油断できない相手です。



アダルト黒ペナ1回戦
佐々 幸範(パラエストラ東京)
VS
ホドリゴ・ファリア・ハニエリ(チェックマットBJJ)
試合開始直後に佐々選手が引き込みます。




そしてスパイダーガードの体勢へ。
ハニエリ選手は動けずに固まるのみ。




佐々選手、得意の佐々スイープを狙います。
しかし、ハニエリ選手のベースがよいのかなかなか崩せません。
2分経過したところでポイント、アドバン0−0です。




3分経過、状況変わりません。何度もスイープを仕掛ける佐々選手。
ハニエリ選手は防御で精一杯のように見えます。




5分過ぎ、ついに佐々スイープ炸裂、立ち上がれば2ポイント!
しかしここでもハニエリ選手踏ん張り、アドバンテージ止まり。



No title
8分経過直前にまたも佐々選手がスイープしかかるもアドバンのみ。



No title
そしてなぜかハニエリにもアドバン入っててA2−1。
しかも膠着のルーチが佐々選手のみに入り、佐々選手にペナルティの−1が課される嫌な流れになります。



No title
終盤にお互いにアドバンが入り、A3−2、そして最後の最後でルーチが佐々選手のみに入り、ペナルティ−2。
もしかしたらペナルティ2つでハニエリ選手に2ポイントが入るのではないかと戦慄が走り、佐々選手、セコンド陣は固唾をのみます。



No title
ですが、そんな不安は的中せずに佐々選手が勝ち名乗りを受けます。
無事一回戦突破!
次の相手はヘナン・ボルゲス(BTT)です。


text and photo by Takashi Umezawa(Gold medalist of Pan championship Novice tournament)



2010年04月16日

パン選手権2010:黒メジオ決勝戦・カイロンvsアブマー

今年のパン選手権のアダルト黒帯決勝戦の中でベストマッチだったのがメジオ級のカイロン・グレイシーvsアブマー・バルボーサの一戦でした。

カリーニョスの長男、カイロンは昨年の9月に黒帯昇格を果たしたばかりで、このトーナメントが黒帯初試合となりました。


No title
カイロン・グレイシー(グレイシーバッハ)


ですが初戦から安定した試合運びを見せて勝利を重ね、準決勝では2年連続の世界王者であるセルジオ・モラエスを破っての決勝戦進出でした。

対するはロバート・ドライスデールの黒帯、アブマー・バルボーザ。

No title
アブマー・バルボーサ(ドライスデール柔術)



アブマーもこれまではパッとした活躍をしていない選手で昨年のヒクソン杯に来日していました。

ですがそこでも特に大きなインパクトを残せてはいません。

このパン選手権では1階級落としてメジオ級でエントリーすると2回戦でクロン・グレイシーに、準決勝ではルーカス・レイチに勝利という強豪2選手を破って勝ちあがっています。

この両者共にどちらが勝ってもパン選手権の初優勝となるフレッシュな決勝戦です!


No title
アダルト黒メジオ決勝戦
カイロン・グレイシー(グレイシーバッハ)
vs
アブマー・バルボーサ



No title
まずはカイロンがアブマーの引き込みに合わせたテイクダウンで2P先制。



No title
ですがアブマーもスイープでポイントをタイに戻す!



No title
互いにスイープを得意とする選手だけにスイープ合戦的な展開に。



No title
カイロンがまた足関節崩れからスイープを決めて再びトップポジション。



No title
アブマーは潜りからスイープ狙い!



No title
そしてスイープし返して再びタイスコア。
一進一退の攻防です!



No title
ここでまたカイロンがスイープを仕掛ける!



No title
やや崩れながらも執念でトップポジションを奪い、スイープ成功!



No title
残り試合時間わずかのところで決定的な2Pを獲得!



No title
ポイント6−4でカイロンがリード!



No title
最後にタックルを仕掛けるアブマー、しかし決まらずここでタイムアップ!



No title
カイロン・グレイシーが6−4で勝利!
なんと黒帯デビュー戦で初優勝の快挙を達成しました!




メジオ
優勝  カイロン・グレイシー(バッハ)
準優勝 アブマー・バルボーサ(ドライスデールBJJ)
3位  ルーカス・レイチ(チェックマット)、セルジオ・モラエス(アリアンシ)




2010年04月15日

パン選手権2010:表彰台・女子アダルト茶黒帯

No title
プルーマ
優勝  ミッシェル・ニコリニ(チェックマット)
準優勝 ニジャン・イーストン(ロイドアーヴィン)
3位  阿部恭子(パラエストラ東京)、クラウディア・マルティネス(CクエンスJJ)



No title
ペナ
優勝  ファビアナ・ボルジェス(バッハ)
準優勝 トーヴェ・セデルテン(パラナJJ)
3位  ケリー・ウェザーフォード(チャールズ・グレイシー)、クリスチアナ・ザッカ(Ciaパウリスタ)



No title
レーヴィ
優勝  ルアナ・アズギエル(アリアンシ)
準優勝 クリスチアーニ・ソウザ(ボンサイ)
3位  ソフィア・マクデモット(ドライスデールJJ)



No title
メジオ
優勝  ヒラリー・ウイリアムス(ウエストサイドMMA)
準優勝 ルイザ・モンテイロ(チェックマット)
3位  ジゼル・ブラガ(BJJレボリューション)、ジャクリーン・アンドラデ(チーム・ミカ)



No title
ペサード
優勝  ガブリエラ・ガルシア(アリアンシ)
準優勝 タミー・グギエゴ(バッハ)
3位  ルチアナ・ディアス(ウマイタ)、エミリー・ウェッツェル(BJJレボリューション)



No title
アブソルート
優勝  ガブリエラ・ガルシア(アリアンシ)
準優勝 ルアナ・アズギエル(アリアンシ)
3位  ヒラリー・ウイリアムス(ウエストサイドMMA)、 エミリー・ウェッツェル(BJJレボリューション)



2010年04月14日

パン選手権2010:表彰台・アダルト黒帯


ガロ
優勝  ブルーノ・マルファシーニ(アリアンシ)
準優勝 フェリッペ・コスタ(ブラザ)
3位  澤田真琴(パラエストラ)、ジョセフ・カピージ(ヘンゾ・グレイシー)




プルーマ
優勝  カーロス・オランダ爛┘好ジート瓠淵船Д奪マット)
準優勝 カイオ・テハ(グレイシーファイター)
3位  パブロ・シウバ(バッハ)、ハファエル・フレイタス(バッハ)




ペナ
優勝  フーベンス・シャーレス爛灰屮螢鵐筬瓠淵▲螢▲鵐掘
準優勝 マルセリーニョ・フレイタス(ノヴァウニオン)
3位  ヘナン・ボルジェス(BTT)、セオドロ・カナル(GFチーム)




レーヴィ
優勝  マイケル・ランギ(アリアンシ)
準優勝 ルーカス・レプリ(アリアンシ)
3位  ジョナタス・サンパイオ(ATT)、ビル・クーパー(アリアンシ・アトランタ)




メジオ
優勝  カイロン・グレイシー(バッハ)
準優勝 アブマー・バルボーサ(ドライスデールBJJ)
3位  ルーカス・レイチ(チェックマット)、セルジオ・モラエス(アリアンシ)




メイオペサード
優勝  オタービオ・ソウザ(バッハ)
準優勝 アンドレ・フレイタス(グレイシーファイター)
3位  ジェイソン・エバーヴ(テキサス・パニュシュメント)、ディエゴ・ヘルゾグ(グレイシーフロリアノポリス)




ペサード
優勝  ベルナルド・ファリア(アリアンシ)
準優勝 ハファエル・ロバトJr(ヒベイロJJ)
3位  レオナルド・イトゥラルデ(アリアンシ・アトランタ)、ジョアオ・アシス(チェックマット)




スペルペサード
優勝  アントニオ・ブラガ・ネト(ハウフ・グレイシー)
準優勝 マルセロ・フォーチュナ(ハウフ・グレイシー)
3位  ホドリゴ・カバカ(チェックマット)、ホベルト・アレンカール(バッハ)




ペサディシモ
優勝  ガブリエル・ヴェラ(ハイアン・グレイシー)
準優勝 ルイス・フェリッペ(ゴドイ柔術)
3位  アントニオ・カルロス(アリンアシ)、アレクサンドレ・ペレイラ(アタッキ・デュプロ)




アブソルート
優勝  ベルナルド・ファリア(アリアンシ)
準優勝 アントニオ・ブラガ・ネト(ハウフ・グレイシー)
3位  アントニオ・ペイナド(アリアンシ)、ホドリゴ・カバカ(チェックマット)




2010年04月13日

パン選手権2010:最終日の結果速報

黒帯の主な優勝者です。

ガロ
ブルーノ・マルファシーニ

プルーマ
カーロス・オランダ爛┘好ジート

ペナ
フーベンス・シャーレス爛灰屮螢鵐筬

レーヴィ
マイケル・ランギ&ルーカス・レプリ

メジオ
カイロン・グレイシー

メイオ
オタービオ・ソウザ

ペサド
ホドリゴ・ファリア

スペル
ブラガ・ネト&マルセロ・フォーチュナ

ペサディシモ
ガブリエル・ベラ

アブソ
ホドリゴ・ファリア

女子プルーマ
ミッシェル・ニコリニ

女子ペナ
ファビアナ・ボルジェス

女子レーヴィ
ルアナ・アズギエル

女子メジオ
ヒラリー・ウイリアムス

女子アブソ
ルアナ・アズギエル&ガブリエラ・ガルシア



2010年04月12日

パン選手権2010:会場にいた選手たち・その3


ルカ・ディアス&マッケンジー・ダーン
メガトンの奥様、ルカと娘のマッケンジー。
でもこの二人に血縁関係はない、とこの日に初めて知って驚愕!
いろいろ複雑なようです……。




クリスチアーニ・ユカリ・ソウザ
マウリシオ、マルコス、ホベルトのボンサイ3兄弟の妹、クリスチアーニ・ユカリ。
次男・マルコスと3男・ホベルトの間の妹で現在23歳。
ブラジル在住で仕事は銀行員というインテリ!




フレジソン・パイシャオン
モンジバカでお馴染みのパイシャオンはラスベガスに移住してきてもう3年になり英語もペラペラです。
最近、娘(エマ)が生まれたとか。
沖縄に弟がいるので8月に来日し、「コパ・パイシャオンをやるから宣伝を頼む!」とのこと。
詳細はまた告知します!




ジョアオ・シウバ
カーソンで大会が開催されてたときはいつもジョアオのアカデミーに遊びにいってましたが最近ご無沙汰。
このジョアオ、当初はペナでエントリーしてましたが「減量がうまくいかなかったからレーヴィに変えてもらった」と。
アメリカだと階級変更ができるのか?!




アナ・キャロリーナ・ヴィタウ
去年のパンナムではキーラ・グレイシーに勝利した若き柔術家、キャロ。
なんとデキちゃった結婚をしたとかで腹がデカくなっててびっくり!
現在、7ヶ月なんだそう。
お相手は道場の先生!




カルロス・テヒーニャ
ドラクリーノの黒帯、テヒーニャは現在41歳、柔術歴22年という大ベテラン!
「もう柔術は趣味だな!」と笑いながらもパンナムには毎年出場してる現役バリバリ。




サウロ・ヒベイロ
大会出場の噂もあったけど結局出場はなかったサウロ。
会場でも大人気で行く先々で写真撮影を頼まれてました。
この両隣はトム・オーバーフ(左)&クリス・ブランキー、二人ともサウロの黒帯です。




クイン・モーハン
DEEP Xに来日したポール・シュライナーの異母兄弟、クイン。
現在、キング・オブ・ザ・ケージのウエルター級王者です!
MMA戦績は12戦11勝1敗となかなかのもの。




デヴィッド・ジェイコブズ
ヤマサキアカデミーのベテラン、デヴィッド。
これまではアダルトで試合してましたが最近は仕事が忙しいらしく今回はシニア2で試合出場です。
写真を撮るときに「ヘアスタイルはこんな感じでいいかな?」とアメリカンジョークをトバすナイスなおっさんです!




ルイス・セオドロ?ビックマック?
久々に見たビックマック、相変わらずデカかった!
デブちんのクセにかわいいガールフレンドを連れてるあたりはさすが。
ブラジルでは強い男がモテる!というは本当のようです。




ジャスティン・レイダー
ADCC出場&パン茶ペナ準優勝のジャスティン。
ハファエル・ロバトの茶帯を巻く実力者はレスリング仕込みの高速タックルが素晴らしい!




ザック・マックスウェル
ペナから1階級アップのレーヴィで出場もその強さは相変わらずで楽々と優勝を果たしました。
まだ21歳という逸材、今後の活躍に期待です!




ヘジス・リブレ
ザックの師匠でもあるヘジスはグレイシー・サンディエゴのメイン・インストラクターです。
ホイラーの黒帯で最近、10歳以上も年下の道場生と婚約したとか。
うらやましい話です!


2010年04月11日

パン選手権2010:マウリシオ&ユカリ・ソウザ兄妹(ボンサイ柔術)インタビュー




★マウリシオ・ソウザ

──生年月日と柔術歴を教えてください。

「1979年8月29日生まれです。

柔術は生まれてからずっとです。

父が柔術指導者なので気づいたら柔術衣を着ていました(微笑)。」


──試合に向けてのコンディションはいかがですか?

「普通どおりに練習はできているから体調は問題ないです。」

──今回出場する階級は?

「マスター黒帯ペナ級です。

今回は怪我があるのでマスターに出るのだけどムンジアルはちゃんと治して出場しますよ!」


──同じ階級に注意する選手はいますか?バレット吉田選手やヘナート・タバレス選手がいますが。

「今はどの選手もレベルが高いから簡単な相手は一人もいません。

みんな強いから誰か一人を注意するということはないです。

有名な選手と戦うときは情報があるので作戦をいろいろ立てられるんですが、まったく知らない選手のほうが去年のムンジアルのときに負けたように非常に危険ですので注意しなければならないですね。」


──優勝する自信はありますか?

「優勝しにきたからね。優勝したいです(微笑)。」



★クリスチアーニ・ユカリ・ソウザ選手

──生年月日と柔術歴を教えてください。

「1986年9月11日です。

柔術は3歳か、4歳ぐらいから始めました。

なので柔術歴は20年ぐらいですね。

黒帯には5年前に昇格しました。」


──出場するカテゴリーは?

「女子アダルト茶黒帯レーヴィ級です。」

──試合に向けてのコンディションは?

「練習はしっかりできていますから大丈夫だと思います。

体調も体重も問題ないです。」


──対戦相手の中でライバルはいますか?

「黒帯はみんなうまいから全員注意しています。

今回、キーラは出ないけど、ルアナ・アズギエルが出場しますね。

彼女は去年ムンジアル優勝しているので特に注意しなければなりません。

頑張ります。」





パン選手権2010:エジソン籠原選手・ミニインタビュー


エジソン籠原選手(TENSAI柔術アカデミー・シニア1黒プルーマに出場)

──体調はいかがですか?

「体調は非常に良いです。体重も多分大丈夫じゃないかな??(笑)」

──出場するカテゴリーは?

「シニア1黒帯プルーマ級ですね。」

──試合に向けての練習などはしっかり積めていますか?

「仕事と生徒の指導で必ずしもたくさん練習できているわけではないです。

練習は週に2、3回できればいいほうですかね。」


──ワンマッチ決勝ですが相手選手の情報はありますか?

「Tozi柔術の人という以外、全然情報はないです。

まったく知らない人。

Tozi柔術はフィジカルも重要視しているアカデミーらしいので、力が強いかもしれないですね。」


──この勝てばヨーロピアン優勝と2冠になりますね。

「優勝する自信はまあまああります。

自分の柔術が出来ればきっと勝てると思いますね。

2冠は取れたらいいね(微笑)」


エジソン選手、今大会に優勝すれば国際タイトル2冠ということになります!

活躍に期待しましょう!


photo and text by Takashi Umezawa



パン選手権2010:カーロス・オランダ"エスキジート"ミニインタビュー


カーロス・オランダ?エスキジート?(チェックマット)


──まず最初に生年月日と柔術歴を教えてください。

「1979年8月23日生まれです。

柔術歴は11年で黒帯には4年でなりました。」


──体調はいかがですか?体重は?

「体調は今まで出場した過去の大会も含めても最も良いです。

体重も大丈夫です。」


──出場するカテゴリーは?

「アダルト黒帯プルーマ級です。」

──試合に向けての練習などはしっかり積めていますか?

「もちろん一生懸命やってきましたよ。」

──グレイシー・バッハからチェック・マットに移籍したのは何か特別な理由があるのですか?

「いやいや、深い理由があるわけではないですよ。

バッハは練習に通うのに距離的にかなり問題がありました。

そんなときにレオジーニョやルーカス・レイチがとてもよく私の面倒を見てくれました。

そういったことが移籍した理由ですね。」


──このトーナメントで注意してる選手はいますか?

「エントリーしている人はみんな強いから誰がライバルとかはないです。

でも勝つ自信はありますよ。」




非常に気さくにインタビューに答えてくれたエスキジート選手。

3日目の黒アブソでは2008年ムンジアルメジオ級準優勝のビル・クーパーを破る大活躍を見せました。

最終日の階級別での活躍にも期待大です!



エスキジートと通訳を務めた旧知の仲であるエジソン籠原。
エスキジートは日本滞在時にエジソンのアカデミーでインストラクターをしていました。



photo and text by Takashi Umezawa



パン選手権2010:アダルト茶ペナ・中塚靖人選手(グレイシーバッハ東京)

パン選手権直前に満を持して茶帯昇格した中塚選手。

1回戦の相手はMatt Magana、Allianceの選手でした。

この対戦相手の実績ですが、2007、2008のムンジアルで青帯レーヴィ3位、青帯ペナ準優勝をしています。

紫帯、茶帯での戦績は不明で、2008年以降どれだけ成長しているのか未知ですが、100名近いトーナメントで2年連続勝ちあがっているため、かなりの強豪であることは間違いありません。

1回戦は苦戦を強いられることが予想されましたが、なんと相手のDQ(Dead Qualify)により、中塚選手の2回戦進出が決定!

初戦を戦わずして勝利して2回戦にコマを進めました。



2回戦
vs Elliott Bayev(ショーン・ウィリアムス柔術アカデミー)
カナダで柔術を教えるベテランで、柔術歴は15年という選手です。




まずは引き込んでガードの体勢へ。




そのまま潜って足関節を狙います。




相手も足関節を狙ってきますが、中塚選手のアンクルロックががっちり極まる!




試合時間1:15で見事1本勝ち!
準決勝進出を決めました!



準決勝戦の相手は名門・ウマイタのジャスティン・レイダー。

ジャスティンは昨年のアブダビでバレット・ヨシダ選手からも勝利しており、疑う余地のない世界レベルの実力を持った選手です。

2回戦を一本勝ちして勢いにのる中塚選手、世界レベルの選手を相手にどれだけの試合を見せてくれるのか注目です。



試合早々、2回戦同様引き込みました。




そして潜りからの足関節狙い!




ジャスティン・レイダー選手、一瞬苦悶の表情になりますが、うまく体を入れ替えてエスケープします。




スタンドで再開後、ジャスティン・レイダー選手がテイクダウンで2ポイント先制。




ハーフでの攻防がしばらく続きますが、中塚選手、パスガードを許してしまい5-0とリードを奪われます。




試合終盤、ジャスティン・レイダー選手がニーオンザベリーでさらに2ポイント。7-0とします。




ここで中塚選手、ニーオンのカウンターで逆転の足関節!
が、無情にもタイムアップ。




ジャスティン・レイダー選手が決勝進出で、ミシェル・ランギ選手と対戦します。



残念ながら大物食いはなりませんでしたが、茶帯昇格直後の国際大会で、世界レベルの強豪と互角に渡り合った上での表彰台は非常に価値があるでしょう。

引き続き全日本選手権でも活躍を期待しましょう!



photo and text by Takashi Umezawa








パン選手権2010:3日目速報


アダルト茶ペナ、中塚 靖人選手(グレイシーバッハ東京)、3位入賞。

アダルト茶ペナ優勝はミッシェル・ランギ。

アダルト茶レーヴィ優勝はザック・マックスウェル。

アダルト茶メジオ優勝はルーカス・ホチャ、準優勝はクラーク・グレイシー。

アダルト茶メイオ優勝はイアン・マクファーソン。

ジュベニウ青レーヴィに出場した峯岸 零弥選手(パラエストラ小岩)は1回戦で腕ひしぎ三角固めで一本負け。

アダルト黒アブソ出場の岡 晃一郎選手(岡柔術)は1回戦でホベルト・トゥッサに絞めで一本負け。

試合詳細は後ほど!

パン選手権2010:会場にいた選手たち・その2


ステファン・カンパウス
フィリピン在住のオランダ系アメリカ人、ステファン。
日本にも来日し試合をした経験があります。
日曜にはシニア2で試合をしますが今日はレフェリーでした。




マウリシオ・ソウザ
ボンサイ3兄弟の長男、マウリシオ。
日本のビザが切れてて来日不能ですがアメリカのビザはあります。
激戦区・マスター黒ペナに出場!
ちなみに妹のクリスチアーニ・ユカリも出ます。




トッキーニョ・パリャレス
UFCで活躍中のBTTの新鋭、トッキーニョ。
えらくゴツくてびっくりしました!
ADCCのブラジル予選に優勝したのにビザの不備で出場不可だったのは残念でした。




ムリーロ・ブスタマンチ
かつては日本にしょっ中、来日してたムリーロ先生も最近はご無沙汰。
相変わらずの鉄仮面ぶりでちと怖い感じ。




ジャック・マクヴィッカー
大内さんが勝手にライバル視してるジャック。
日曜には1回戦で因縁のジャックvs大内が実現します!
「あのジャパニーズとの試合はイージーファイトでしょ?」と言ったら笑いながら否定はしてませんでした!




アブマー・バルボーザ&ロバート・ドライスデール
ヒクソン杯に来日したアブマーとADCC・アブソ王者のロバートの師弟コンビ。
アブマーは階級を落としてやや細くなってました。
歯列矯正がイカす!
会場にはロバートの元・妻のミッシェリもいてニアミス!




ラナ・ステファナック
アメリカの女子格闘家のボス的な存在のラナ。
相変わらずデカい!
昨年のムンジアル王者でキーラ・グレイシーに勝利しました!
なにげに人妻。




ポール・シュライナー
DEEP Xに来日したポールくん。
いまはNYに滞在していてマルセロ・ガルシアのアカデミーのインストラクターをしているそうです。




アレッシャンドレ・クリスピン
昔からの旧友、クリスピン。
バッハ〜ハウフと渡り歩いて3年前に独立。
MMAにも出てて2週間後にはケージ・コンバット・ファイティング・チャンピオンシップでタイトルマッチに出場!
その前に柔術の試合にも出ちゃうタフガイ!
マスター黒ペナに出場です!




ルアナ・アズギエル
アリアンシのアイドル、ルアナ。
ムンジアル&ADCC王者、そしてアブダビプロのブラジル予選の王者でもありパン選手権とアブダビプロの連戦に。
久々に見たらやたらゴツくなっててびっくり!




エーサ・フラー
ADCCアメリカ代表のエーサ。
一緒に写ってるのは息子のAJ、11歳。
オレンジ帯だそうです。




ルーカス・レプリ
トボけた顔してるくせにやたらと強い、ルーカス・レプリ。
マルセリーニョがフロリダに転出後にアリアンシNYに赴任してきた現在のメイン・インストラクターです。
ギでもノーギでも強い柔術家。




ハファエル・フレイタス?バラタ?
人懐っこいバラタは日本人が大好き。
日本人を見つけると片言の日本語で笑顔で挨拶してくる面白いヤツ。
アダルト黒プルーマに出場です!




ホドリゴ・ファリア・ハニエリ
リトル・タイソンがニックネームのホドリゴ。
「オレの1回戦、また日本人なんだよ!ササって知ってる?」と聞いてくるから「日本で一番強いよ!」と教えたら「オー!また強いジャパニーズとやるのか!グレイトファイトにするぜ!」とテンションがアガッてました!




ヘナート・タバレス
現在42歳、黒帯4段のヘナートさんはATTの柔術コーチ。
カーウソンの黒帯でインストラクションDVDも出してる大ベテラン。
本当はシニア2なのにあえてマスターのカテゴリーに出場。
なんと強豪揃いの黒ペナ、これは楽しみ!




ファビオ・グージェウ
常勝軍団・アリアンシの将軍の異名を取る重鎮、ファビオ。
総帥ジャカレ・カバウカンチに次ぐナンバー2です。
現在40歳でシニア2なのにヨーロピアンではアダルトで優勝を果たしたばかりでまだ現役バリバリ!
握手をしたら手の厚みがハンパない!




カイオ・テハ
パン選手権ではいつもプルーマに出るカイオ。
シーザー・グレイシーから移籍したの?と聞いたらただアカデミーの名前を変えただけ、とのこと。
ムンジアルではガロにするけどパン選手権は減量がイヤだからプルーマで、だそうです。




ハファエル・ロバトJr
ロバトはBJペンに次いで2人目のアメリカ人・黒帯世界王者。
最近はあまりパッとした活躍はしてませんが、サウロ&シャンジと練習してるだけにもう一花咲かせたいところ。




ジヴァニウド・サンタナ
総合でも活躍中のジヴァ。
腕十字のキレは素晴らしく一本勝利の勝率はかなりのもの。
柔術ではあのデミアン・マイアと1勝1敗という戦績を残しています。




ブルーノ・マルファシーニ
UGFからアリアンシに移籍していきなり世界王者に輝いたブルーノ。
ガロ級きってのテクニシャンでスイープの名手です。



2010年04月10日

パン選手権2010:ドミニカ・オベレニテ(Lloyd Irvin )

本日はパン選手権2日目のレポートをお送りしたいと思います。

2日目は日本から堀込 茂由選手(パラエストラ小岩)、池田 寛之選手(ACT福岡)が共にマスター青ペナで出場しました。

彼らのレポートは別途紹介しますが、今後の有力選手に成りうる若手女子選手がいたためここに紹介したいと思います。



Dominyka Obelenyte(Lloyd Irvin M.A. Academy)

なんと10歳から柔術を始めて、まだ若干14歳という若さ!


試合の模様は準決勝の様子ですが、引き込んでの三角絞め、スイープと、とても中学生とは思えないテクニックの数々を披露していました。




決勝戦は同門でマイク・ファウラーの恋人でもあるTracey Goodellに敗れはしましたが、来年、再来年と成長が非常に楽しみな逸材でした。




ひょっとすると国際大会参加常連のロイドアーヴィンのことですから今年のアジア選手権などで日本にもやってくるかもしれません。
そのときはパン選手権での活躍を思い出しつつ試合を観戦するのも1つの楽しみになるのではないでしょうか。




今後の活躍に期待しましょう!



photo and text by Takashi Umezawa

パン選手権2010:大内敬&峯岸零弥選手インタビュー


大内 敬選手(パラエストラ小岩・シニア1黒レーヴィに出場)
「こんにちわ、パラエストラ小岩代表の大内です。

ここ数年ある箇所の怪我があり、昨年秋に国際拳法連盟の試合には出ましたが、純粋なブラジリアン柔術の試合には2年ぶりとなります。

パン選手権では2年前にシニア1黒帯レーヴィ級で銅メダルを取っているので、やはり今回も表彰台に上がることが目標です。

ですが、パン選手権でこの階級の連覇を続けているジャック・マクヴィッカー選手と1回戦で当たることになりました。

彼とは2度戦い1度も勝てていないので、次を考えず、この1戦に全身全霊をかけて望みたいと思います。」





峯岸 零弥選手(パラエストラ小岩・ジュベニウ青レーヴィに出場)

「1995年生まれの14歳です。

パラエストラ小岩で9歳の頃から柔術を始めて5年になります。

初めての海外なので飛行機に乗るだけで緊張しています。

決勝まで全3試合、最後まで戦いたいと思います。

とにかく全力を出しきれるように頑張ります。」