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ADCC2011

2011年09月30日

ADCC2011:-77kg準決勝 レオジーニョvsカラザンス

ADCC2011、-77kg級の準決勝にはクロン・グレイシー、マルセロ・ガルシア、レオナルド・ヴィレイラ、クラウジオ・カラザンスの4選手が勝ち上がってきました。

その4選手全員がADCCやムンジアルでの実績がある強豪です。

ですがその中でも一番の注目はレオナルド・ヴィレイラ“レオジーニョ”でしょう。

レオジーニョはこれまでADCCでは1階級下の-66kg級に出場して多くの実績を残してきた選手。

今大会からADCCは体重に関するルール変更があり、大会前日から試合の当日まで規定の体重を維持しなければならなくなりました。

そのせいで大幅な減量をしていた選手はやむなく階級アップしてのエントリーが続出。

このレオジーニョもそんな選手の一人で、初めて-77kg級に出場しましたが、1、2回戦を危なげなく勝ちが上がり準決勝に進出というさすがの強さを見せました。

対するはワールドプロ王者にしてムンジアルでも準優勝の実績があるクラウジオ・カラザンス。

カラザンスは柔術ではレオジーニョより1階級上のメジオ級の選手で階級アップしたレオジーニョとカラザンスの体格差は明らかでした。

またカラザンスはこの準決勝までの2試合を足関節による一本勝ちで勝ち上がってきており絶好調。

ベテランのレオジーニョと新鋭のカラザンス、注目の初対戦です!



-77kg準決勝
レオナルド・ヴィレイラ(チェックマット)
vs
クラウジオ・カラザンス(ATOS)




階級アップして挑んだ今大会。
ポイント勝利ながら順調に勝ち上がってきたレオジーニョ。
対するカラザンスは2試合連続の一本勝利でした。




試合の主導権を握っていたのはカラザンス。
何度もテイクダウンを仕掛け積極的に攻めていきました。




テイクダウンされそうになるたびにレオジーニョは敏感に反応しディフェンス。




カラザンスはレオジーニョのバックを狙いにいく。




そのカウンターで逆にバックに回りこみ、




足をフックすることに成功!
これで3ポイントを獲得。




試合終了間際の大逆転劇。
レオジーニョのここ一番の集中力と勝負強さが光った一戦でした!




©Bull Terrier Fight Gear

2011年09月28日

ADCC2011:-66決勝戦 ハファvsコブリンヤ

ADCC2011の-66kg級決勝戦は前回大会と同じ顔合わせ、ハファvsコブリンヤになりました。

前回大会では2度に渡る延長戦の末にハファが勝利してADCC初優勝を果たしています。

★前回大会での対戦はコチラから!

ハファとコブリンヤといえばこれまで幾度となく対戦しており、ライバル関係にあります。

が、ここ最近の対戦ではハファが連勝しておりコブリンヤはややピークを過ぎた感がありました。

そんな中、約1年ぶりとなるこの対戦がADCCの決勝戦という最高の舞台で実現です。



-66kg決勝戦
ハファエル・メンデス(ATOS)
vs
フーベンス・シャーレス“コブリンヤ”(アリアンシ)



スタンドでの攻防からハファがテイクダウンへ。
それをディフェンスしつつも下になったコブリンヤ。
この攻防はコブリンヤの引き込みと判断されコブリンヤにマイナスポイントが入りました。




ここからはハファがトップ、コブリンヤがガードという展開に。




パスガードを狙いつつも慎重な動きのハファ。




コブリンヤはガードから足関節の仕掛け。




それをベリンボロで切り返してバックへ!




さらにそれをヒザ十字のカウンターにいくコブリンヤ!




するとハファのアキレスを取りにいく!




互いに足を交差させながら足関節の取り合いに!




コブリンヤのクロスヒール!
ヒールフックの攻防はADCCならでは。




このようにほとんどの試合時間を足関節の取り合いに終始していました。
今大会では足関節、それもヒールフックでの一本勝ちが目立ちました。




試合終了間際もコブリンヤのヒザ十字とハファのアンクルの取り合いでした。
ここで20分の試合が終了。




この試合は結局、試合開始直後のコブリンヤに対してのマイナスポイントで決着。
0--1でハファが勝利!




見事にADCC2連覇を達成したハファ。
賞金1万ドルを獲得です!




試合後のコブリンヤは審判団に抗議。
テイクダウンのディフェンスを引きこみと判断されマイナスポイントが入ったことに憤っていました。




勝ったハファは「これからADCC10連覇を目指す!」と豪語。
2年に1度のADCCを10連覇するとあと20年かかります!




-66kg表彰台
優 勝 ハファエル・メンデス(ATOS)
準優勝 フーベンス・シャーレス“コブリンヤ”(アリアンシ)
3 位 ジェフ・グローバー(パラゴン柔術)



【今日が誕生日の柔術家】マリオ・スペーヒー



©Bull Terrier Fight Gear

2011年09月27日

ADCC2011:-66kg準決勝

ADCCでもっとも最軽量の階級である-66kgには前回大会の優勝者であるハファ・メンデス、準優勝者のコブリンヤ、そして3位入賞のライアン・ホールにベテランのバレット・ヨシダやホビーニョ、アジア予選優勝者の徹肌イ郎選手など新旧の実力者が顔を揃えました。

その中で準決勝に進出したのはハファとコブリンヤの2強にジェフ・グローバーとホビーニョ。

ハファとコブリンヤが勝ち上がったのは予想とおりではありましたが、ジェフとホビーニョが準決勝に進出してきたのは驚きました。

ジェフはUK代表のトム・バーロウ、USA代表のマルコ・ラモスに、ホビーニョはEU代表のグレゴー・フォッセル、前回大会3位のライアン・ホールに勝ち上がり準決勝進出を果たしました。



-66kg準決勝
ホブソン・モウラ“ホビーニョ”(ノヴァウニオン)
vs
ハファエル・メンデス(ATOS)
柔術&ADCCの大ベテラン、ホビーニョが準決勝に進出。
前回大会の優勝者であるハファとの初対戦。




引き込んだのはホビーニョ。
ホビーニョは柔術ではプルーマでハファより1階級下の選手です。




ホビーニョからパスガードに成功したハファ。




ホビーニョも足関節を仕掛けるなどしましたが反撃できぬままタイムアップ。




ポイント3-0でハファが決勝に進出です。




フーベンス・シャーレス“コブリンヤ”(アリアンシ)
vs
ジェフ・グローバー(パラゴン柔術)
両者とも動きまわるタイプの選手だけに好試合が期待された一戦。




引き込んだジェフからパスガードしたコブリンヤ。




ジェフも変則的なムーブでスイープしかけたりとテクニカルな攻防を展開。




最終的には2回のパスガードに成功したコブリンヤが6-0で判定勝利。




このコブリンヤの勝利で決勝はハファvsコブリンヤの8度目となる因縁の対戦が実現!




3位決定戦
ホブソン・モウラ“ホビーニョ”(ノヴァウニオン)
vs
ジェフ・グローバー(パラゴン柔術)




引き込んだジェフがホビーニョにギロチン!




これが極まって8:40、一本勝利でジェフが3位入賞を果たしました!



©Bull Terrier Fight Gear

2011年09月26日

ADCC2011:2日目の結果

大会2日目に行われた試合結果です。



-66kg
優 勝 ハファエル・メンデス
準優勝 フーベンス・シャーレス“コブリンヤ”
3 位 ジェフ・グローバー




-77kg
優 勝 マルセロ・ガルシア
準優勝 レオ・ヴィレイラ
3 位 クロン・グレイシー




-88kg
優 勝 アンドレ・ガウヴァオン
準決勝 ホジマー・パリャレス“トッキーニョ”
3 位 パブロ・ポポヴィッチ




-99kg
優 勝 ディーン・リスター
準優勝 ジョアオ・アシス
3 位 シャンジ・ヒベイロ




+99kg
優 勝 ヴィニー・マガリャエス
準優勝 ファブリシオ・ヴェウドゥム
3 位 ホベルト“サイボーグ”アヴェルー




アブソルート
優 勝 アンドレ・ガウヴァオン
準優勝 パブロ・ポポヴィッチ
3 位 シャンジ・ヒベイロ




女子-60kg
優 勝 キーラ・グレイシー
準優勝 ミッシェル・ニコリニ
3 位 ルアナ・アズギエル




女子+60kg
優 勝 ガヴィ・ガルシア
準優勝 アネッチ・エスタッキ
3 位 イダ・ハンソン




スーパーファイト
◯マリオ・スペーヒー
×ヘンゾ・グレイシー




スーパーファイト
◯ブラウリオ・エスティマ
×ホナウド・ソウザ“ジャカレ”



【今日が誕生日の柔術家】ホジャー・グレイシー



©Bull Terrier Fight Gear

2011年09月25日

ADCC2011:日本人選手の試合結果

ADCC2011に日本で行われたアジア予選を勝ち抜いて本戦出場を果たした選手たちの試合結果を紹介します。

残念ながら女子-60kg級に出場した端貴代選手以外はみな初戦敗退という結果に終わってしまいました。



端貴代選手(和術慧舟會AKZA)
1回戦でロージ・セクストンと戦い6-0で勝利、準決勝進出。
準決勝ではキーラ・グレイシーと対戦。



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ADCC2011:大会初日の結果速報

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明日行われる準決勝の組み合わせです。

-66kg
ハファエル・メンデスvsホブソン・モウラ
コブリンヤvsジェフ・グローバー


-77kg
マルセロ・ガルシアvsクロン・グレイシー
クラウジオ・カラザンス・レオジーニョ


-88kg
トッキーニョvsハファエル・ロバト
アンドレ・ガウヴァオンvsパブロ・ポポヴィッチ


-99kg
シャンジvsジョアオ・アシス
ホドウフォ・ヴィレイラvsディーン・リスター


+99kg
ファブリシオ・ヴェウドゥムvsホベルト・サイボーグ
ヴィニー・マガリャエスvsジェラルディ・リナルディ


女子-60kg
ルアナ・アズギエルvsミッシェル・ニコリニ
端貴代vsキーラ・グレイシー


女子+60kg
ガヴィ・ガルシアvsペニー・トーマス
アイダ・ハンソンvsアネッチ・エスタッキ


スーパーファイト
◯ブラウリオ・エスティマvsジャカレ×
3-0



©Bull Terrier Fight Gear

2011年09月24日

ADCC2011:前日計量での選手たち


ギィ&ハファ・メンデス(ATOS)
前回大会の王者、ハファとその兄貴のギィ。



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ADCC2011:前日計量の様子

本日、ADCCの本戦が行われるキャピタルFMアリーナにて大会の前日計量及びルールミーティングが行われました。

日本人選手は全員が1回で計量をパス、他の選手らも計量をパスし、無事に計量は終了しました。

今日は前日計量の様子を紹介したいと思います。



会場のキャピタルFMアリーナ。
ホテルから徒歩10分ぐらいの場所にあります。



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2011年07月16日

【DVD】ADCCアジアトライアル2011


今年の2月に開催されたADCCのアジアトライアルのDVDが発売中です。

今作品はなんと3枚組の大ボリュームで大会で行われたトーナメントの全試合が完全収録されています。

試合の他にも優勝選手のインタビューも入っており、試合直後の選手の生の声は貴重。

そしてやはり注目なのは約10年ぶりにADCC予選に出場した五味隆典選手の試合。

五味選手は2000年のADCC日本予選にも出場していましたが、今大会はそれ以来の予選出場で現役のトップMMA選手のグラップリングの試合は非常に興味深いです。



五味隆典(久我山ラスカルジム)


他にも韓国で行われたADCC韓国予選の優勝者がこのアジア予選に出場を果たし優勝したのも特筆すべきこと。

近年の韓国の柔術、グラップリングの盛り上がりは凄まじく、またその技術レベルも日本と遜色ないものになりつつあります。

今大会に出場してきた韓国人選手は韓国のトップ選手ばかりなので、これを見れば韓国の柔術&グラップリングのシーンがどのようなものかを垣間見ることができることでしょう。



ジョン・ドゥクァン(ADCC KOREA)


また何かと話題の関根“シュレック”秀樹選手も今大会には出場しており、鮮やかな一本勝利で本戦出場権を獲得しています。

関根選手はあの巨体ですが試合ではパワーではなくテクニックを駆使して戦うのでそのギャップも面白いですね。



関根“シュレック”秀樹(ブルテリアボンサイ)



他にも過去のADCC本戦に出場経験がある八隅孝平、徹肌イ郎、塩田さやか、端貴代、小澤幸康、荒井勇二などそうそうたるメンバーが出場。

そして本戦出場経験こそないものの佐々木憂流迦を筆頭に南和良、山本龍之介、金田一孝介、山田哲也、太田裕之、中倉三四郎、江尻慎司、平尾悠人、西林浩平、猿田洋佑、湯浅麗歌子など、日本のグラップリングシーンを代表する強豪選手が多数エントリーしていました。



佐々木憂流迦(和術慧舟會駿河道場)



特に八隅vs徹肌の大会ベストマッチと称された大激戦に共にADCC本戦入賞経験者による女子の頂上決戦ともいえる端vs塩田など国内髄一のハイレベルなグラップリングが充分に堪能できる作品となっています。



大会ベストマッチと言われた八隅vs徹肌の一戦は必見!


早くも3ヶ月後に開催が迫ったADCC本戦が行われる9月まで今作品をチェックして気分を盛り上げてみては?!


パッケージ裏面。
大会で行われた全試合を完全収録!





『ADCCアジアトライアル2011』
購入はコチラから!







©Bull Terrier Fight Gear

2011年03月17日

ADCCアジアトライアル・アダルトエキスパート女子60kg未満級と88kg未満級

長らく続いたADCCアジアトライアルのレポートもこれがラスト!

まずは女子60kg未満級からお届けします。

3名エントリーとなった60kg未満級は2007年世界大会優勝、2009年世界大会準優勝の塩田さやか選手(AACC)を筆頭に、端貴代選手(和術慧舟會東京本部)、湯浅麗歌子選手(ポゴナクラブジム)と少ないエントリーながらも強豪揃い。

塩田選手はシードのため、決勝進出。

反対ブロックの湯浅選手と端選手の勝者と対戦することに。


No title
<ADCCアジアトライアル>女子アダルトエキスパート60kg未満級 一回戦
湯浅麗歌子(ポゴナクラブジム)
VS
端貴代(和術慧舟會東京本部)

端選手と湯浅選手の一戦は目まぐるしくポジションが入れ替わる展開となりました。



No title
試合はポイント0-0から残り3秒で裸絞めを極めて端選手が一本勝ち!



No title
端選手が決勝進出!



No title
<ADCCアジアトライアル>女子アダルトエキスパート60kg未満級 決勝
塩田さやか(AACC)
VS
端貴代(和術慧舟會東京本部)



No title
序盤からプレッシャーをかけつづけた端選手が試合後半にパスガード!



No title
ポイント3-0で元世界王者を破って端選手が優勝!


続いては88kg未満級です。

この階級は韓国勢の活躍が目ざましく、決勝戦は韓国人同士の対戦となりました。

特にジョン・ドゥクァン選手(ADCC KOREA)は決勝までの2試合を極めて勝ち上がってきました。


No title
<ADCCアジアトライアル>アダルトエキスパート88kg未満級 準々決勝
草MAX(チームタックラー)
VS
ジョン・ドゥクァン(ADCC KOREA)

試合時間0:50、足を極めてジョン選手が勝利。



No title
<ADCCアジアトライアル>アダルトエキスパート88kg未満級 準決勝
荒井勇二(MAX柔術アカデミー)VSジョン・ドゥクァン(ADCC KOREA)

前回世界大会の代表の荒井選手からも5:44足関節でジョン選手勝利!



No title
<ADCCアジアトライアル>アダルトエキスパート88kg未満級決勝
イム・ジェソク(ADCC KOREA)
VS
ジョン・ドゥクァン(ADCC KOREA)

韓国勢対決となった決勝戦はジョン選手が足関節を極めて優勝!

全試合足を極めての勝利となったジョン選手。

本戦でも今大会でみせたような極め力を発揮できるでしょうか。

活躍に期待です!



No title
<女子アダルトエキスパート60kg未満級>
優勝  端貴代(和術慧舟會東京本部)



No title
<アダルトエキスパート88kg未満級>
優勝  ジョン・ドゥクァン(ADCC KOREA)



photo and text by Takashi Umezawa



©Bull Terrier Fight Gear

2011年03月16日

ADCCアジアトライアル・アダルトエキスパート99kg超級と99kg未満級

2週間に渡りお伝えしてきたADCCアジアトライアルのレポートもこの記事を含めてあと2回となりました!

本日はアダルトエキスパート99kg超級と99kg未満級の模様をお届けします!

まずは、シュレックこと関根秀樹選手(ブルテリアボンサイ)が出場した99kg超級から。

99kg超級は3名エントリーとなり、関根選手はシード。


No title
関根秀樹(ブルテリアボンサイ)

決勝戦の相手は澄田剛選手(ねわざワールド島根)と田矢信二選手(無所属)の勝者です。



No title
<ADCCアジアトライアル>アダルトエキスパート99kg超級 一回戦
澄田剛選手(ねわざワールド島根)
VS
田矢信二選手(無所属)



No title
ポイント0-0のまま延長に突入すると澄田選手がバックからフェイスロック気味に一本!



No title
試合時間延長1:30、澄田選手が一本勝ちで関根選手と対戦することになりました。



No title
<ADCCアジアトライアル>アダルトエキスパート99kg超級 決勝
関根秀樹(ブルテリアボンサイ)
VS
澄田剛(ねわざワールド島根)



No title
関根選手が引きこむと流れるようなムーヴで一気に膝十字!
これが極まって0:25一本勝ちで関根選手が優勝!
圧巻の試合運びでした。



続いては99kg未満級です。この階級には4名がエントリー。

プロ興行常連の小澤幸康選手(TEAM-KAZE)を筆頭に、PRIDEにも出場経験のある格闘家浜中和宏選手(LAUGHTER7)など人数は少ないながらも強豪が揃いました。


No title
<ADCCアジアトライアル>アダルトエキスパート99kg未満級 一回戦
小澤幸康(TEAM-KAZE)
VS
浜中和宏(LAUGHTER7)

ほとんどの時間がスタンドでの攻防に費やされ、テイクダウンを奪った小澤選手が延長ポイント2-0で決勝進出!



No title
<ADCCアジアトライアル>アダルトエキスパート99kg未満級 一回戦
アニマル安西(TEAM TACKLER)
VS
パク・ヒョンカプ(ADCC KOREA)


こちらの試合も延長までもつれ込み、アニマル安西選手がテイクダウンをきめてポイント2-0で勝利!



No title
<ADCCアジアトライアル>アダルトエキスパート99kg未満級 決勝
小澤幸康(TEAM-KAZE)
VS
アニマル安西(TEAM TACKLER)



No title
決勝戦もスタンドでの攻防が殆どになりました。本戦では決着がつかず延長戦に。



No title
アニマル選手がテイクダウンで2ポイント!その後マイナスされますが1-0でリード!



No title
そのままリードを守りきり優勝候補の小澤選手を破りアニマル安西選手が優勝!



No title
<アダルトエキスパート99kg超級>
優勝  関根秀樹(ブルテリアボンサイ)



No title
<アダルトエキスパート99kg未満級>
優勝  アニマル安西(TEAM TACKLER)



次回はADCCアジアトライアル2011レポート最終回となり、女子60kg未満級と男子88kg未満級をお届けします!



photo and text by Takashi Umezawa



©Bull Terrier Fight Gear

2011年03月12日

ADCCアジアトライアル・アダルトエキスパート66kg未満級 決勝

長らくお待たせしましたが、66kg未満級決勝戦の模様をお届けします!
決勝に進出したのは八隅孝平選手と徹肌イ郎選手。
両者は前回2009年の予選準決勝で対戦。
八隅選手が判定で勝利し、決勝戦も戸井田カツヤ選手から一本勝ちして優勝、代表権を獲得しました。
二人とも代表の経験があり、特に徹選手は2007年大会では世界4位になった実績があります。

どちらが勝ってもおかしくはありません!
それでは試合の模様をお届けします!

No title
<ADCCアジアトライアル>アダルトエキスパート66kg未満級決勝
八隅孝平(ロータスパラエストラ世田谷)
VS
徹肌イ郎(和術慧舟會ネイキッドマン柔術)

スタンドでは激しい組み合いから互角の展開。



No title
がぶりから絞めを狙う八隅選手。



No title
徹選手がエスケープしたところをすかさずバックにつく八隅選手!



No title
しっかりダブルフックしますがまだ3分経過していないためポイントにはなりません。
徹選手の苦悶の表情が如何にピンチであったかを物語ります。



No title
立ち上がってバックから逃れる徹選手。八隅選手はぶら下がって離れません。



No title
ガードに戻す徹選手。



No title
八隅選手が再びバックを狙います!



No title
今度は徹選手がうまくガードしシングルフックのままポイントは与えず。



No title
両者ポイント0-0のまま延長戦に突入!



No title
八隅選手がバックにつこうと飛びついたところをカウンターで徹選手がバックの体勢に!



No title
完全にフックしてポイントが入るのを待ちます。



No title
徹選手が念願のポイント奪取!3-0とリード!



No title
八隅選手はバックから逃れるとなんとか上のポジションを取り反撃を試みます。



No title
パスガードの猛攻を仕掛けた八隅選手ですが、残り時間わずかではきめきれず。



No title
試合終了!両者死力を尽くしたことが窺える光景です。



No title
延長ポイント3-0で徹選手が前回代表の八隅選手を破って優勝!



No title
試合後徹選手は、
「いやあ、決勝戦は本当にきつかったです。」
と一言。本戦にはおそらく問題なく出場できるだろうとのことなので2007年以上の結果を期待しましょう!
次回はその他の階級をお届けします!



photo and text by Takashi Umezawa



©Bull Terrier Fight Gear

2011年03月11日

ADCCアジアトライアル・アダルトエキスパート66kg未満級 準決勝

八隅選手と徹選手は下馬評通り順調に勝ち上がってきました。
そこに西林選手と平尾選手がどのように絡んでいくのか?
早速試合模様をお届けいたします!


No title
<ADCCアジアトライアル>アダルトエキスパート66kg未満級準決勝
八隅孝平(ロータス)
VS
西林浩平(GRABAKA柔術クラブ)

西林選手が引き込む試合展開に。



No title
西林選手はラバーガードで八隅選手の動きを封じます。



No title
しかし八隅選手は西林選手の足を畳んでパスガード!



No title
一旦スタンドに戻ると八隅選手がシングルレッグのテイクダウンを狙います。



No title
テイクダウンを潰した西林選手はバックに回るチャンス。



No title
八隅選手はエスケープした後に立ち上がりざまに西林選手の足を抱えて倒しにかかります。



No title
試合時間残りわずかのところでポイントのチャンスを迎える八隅選手。



No title
延長でも決着がつかず、0-0のままジャッジ判定に!



No title
上からの攻めを評価されたか、八隅選手が決勝進出を決めました!



No title
<ADCCアジアトライアル>アダルトエキスパート66kg未満級準決勝
平尾悠人(X-TREME柔術アカデミー)
VS
徹肌イ郎(和術慧舟會ネイキッドマン柔術)

平尾選手が巧みなガードワークを駆使して下から煽ります。



No title
徹選手は足を抜いてパスガードを狙っていきます。



No title
その後も目まぐるしく展開が変わる好勝負になるものの、両者ポイントはならず。



No title
0-0のまま延長戦に突入!



No title
スタンドでの差し合い。



No title
平尾選手が引きこむような形になったところをすかさずアームロックに捉える徹選手!



No title
徹選手が延長0:40アームロックで一本勝利し決勝進出!



photo and text by Takashi Umezawa



©Bull Terrier Fight Gear

2011年03月09日

ADCCアジアトライアル・アダルトエキスパート66kg未満級 準々決勝

一回戦では優勝候補の一角とされた佐々木憂流迦選手が敗れる波乱などがあり、見ごたえ充分の展開が繰り広げられました。
今回は一回戦に引き続き準々決勝の模様をお届けします!


No title
<ADCCアジアトライアル>アダルトエキスパート66kg未満級準々決勝
八隅孝平(ロータス)
VS
江尻慎司(AACC)

前回大会で代表の座を勝ちとった八隅選手有利は揺らぎませんが、江尻選手がどのような戦略を実行するのかにも注目が集まりました。



No title
上からパスガードを仕掛ける八隅選手。



No title
3分過ぎにパスガード成功!



No title
ポイント3-0で八隅選手勝利!




No title
<ADCCアジアトライアル>アダルトエキスパート66kg未満級準々決勝
西林浩平(GRABAKA柔術クラブ)
VS
牧野仁史(アカデミアリバーサル)

ラバーガードを仕掛ける西林選手。牧野選手はやり辛そうです。



No title
バックについて3ポイントを西林選手が先制!



No title
その後もマウントなどをポジショニングで圧倒した西林選手が次々に加点していきます。



No title
結果ポイント10対-1で西林選手が準決勝進出!



No title
<ADCCアジアトライアル>アダルトエキスパート66kg未満級準々決勝
筏井博之(ノヴァウニオン)
VS
平尾悠人(X-TREME柔術アカデミー)

一次予選から勝ち上がった筏井選手は一回戦を判定で突破しました。
一方の平尾選手は優勝候補佐々木憂流迦選手を延長の末3-2で破っての準々決勝進出です。



No title
足関節の取り合いをする両者。



No title
そこからスタンドに戻ると平尾選手が飛びつきます。



No title
そしてバックを奪取する平尾選手。4:43そのままチョークを極めて準決勝進出!



No title
<ADCCアジアトライアル>アダルトエキスパート66kg未満級準々決勝
猿田洋祐(PUREBRED川口REDIPS)
VS
徹肌イ郎(和術慧舟會ネイキッドマン柔術)



No title
バックの体勢から腕十字などを狙う徹選手ですが、猿田選手はうまくエスケープして極めさせません。



No title
一旦スタンドに戻る両者。



No title
徹選手が足をかけてテイクダウンを狙います。



No title
これがきまり徹選手に2ポイント!



No title
結果ポイントを2-0で徹選手勝利!



photo and text by Takashi Umezawa



©Bull Terrier Fight Gear

2011年03月07日

ADCCアジアトライアル・アダルトエキスパート66kg未満級 一回戦その2

前回の一回戦4試合に引き続き、残りの4試合の模様をお届けしたいと思います。

今回お届けする4試合も徹肌イ郎選手、佐々木憂流迦選手など強豪ぞろいとなりました。


No title
<ADCCアジアトライアル>アダルトエキスパート66kg未満級一回戦
濱崎一登(ロータスパラエストラ世田谷)VS徹肌イ郎(和術慧舟會ネイキッドマン柔術)

一次予選を突破した濱崎選手を徹選手が迎え撃ちます。優勝候補の徹選手の戦いぶりに注目が集まりました。



No title
経験に勝る徹選手が終始試合をコントロール。アームロックを極めにかかります。



No title
2:34一本勝ちで徹選手勝利!



No title
<ADCCアジアトライアル>アダルトエキスパート66kg未満級一回戦
平尾悠人(X-TREME柔術アカデミー)VS佐々木憂流迦(和術慧舟會駿河道場)

両者ともにDEPP Xに出場経験があるなどプロのリングも経験済み。
激しい戦いになることが予想されました。



No title
本戦6分では、目まぐるしくポジションが入れ替わるも両者ポイントならず。
0-0のまま延長戦に突入。



No title
延長戦は佐々木選手のテイクダウンが炸裂し2ポイントリードの展開に。



No title
しかし、後半平尾選手がバックを奪取!3-2とリードします。



No title
そのままリードを守りきった平尾選手が延長3-2で勝利!優勝候補の佐々木選手は一回戦で姿を消す波乱となりました。



No title
<ADCCアジアトライアル>アダルトエキスパート66kg未満級一回戦
クァク・ミョンシク(ADCC KOREA)VS筏井 博之(ノヴァウニオン)

筏井選手は一次予選を突破して本トーナメントの参戦を果たしました。
クァク選手は韓国から代表としてエントリー。



No title
試合は筏井選手がシッティングから巧みなガードワークをみせてクァク選手を翻弄します。



No title
攻めあぐねたクァク選手にマイナスポイントを与え続け、ポイント0対-2で筏井選手が勝利!



No title
<ADCCアジアトライアル>アダルトエキスパート66kg未満級一回戦
猿田洋祐(PUREBRED川口REDIPS)VS竹内稔(パラエストラ東京)

猿田選手は昨年のGi2010などプロのリングでも活躍していることが記憶に新しいところでしょう。
八隅選手、徹選手、佐々木選手についで優勝候補に挙げる声もあり、ダークホース的な存在です。
一方の竹内選手は本試合前日に修斗でデビュー戦(結果はSHOOTO GYM K'z FACTORYの岡田秀人選手に判定勝ち)を行ったばかり。
連日の試合となりましたが体調的には問題なさそうです。



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下からスイープを狙う竹内選手ですが、猿田選手は器械体操で培った驚異的なバランスでポジションをキープ。



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その後は猿田選手がパスガードをするなど一方的に攻めこみます。竹内選手は逆転狙いで絞めを狙うも不発。



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結果ポイント7-0で猿田選手が勝利!



次回は66kg未満級準々決勝の模様をお届けします!



photo and text by Takashi Umezawa



©Bull Terrier Fight Gear

2011年03月06日

ADCCアジアトライアル・アダルトエキスパート66kg未満級 一回戦その1

アダルトエキスパート66kg未満級は16名で代表が争われました。

実際にはうち4名は12名エントリーの一次予選を行ってトーナメントの出場権を獲得。

一次予選突破選手は、都竹暁生(GRABAKA柔術クラブ)、濱崎一登(ロータスパラエストラ世田谷)、牧野仁史(アカデミアリバーサル)、筏井 博之(ノヴァウニオン)の4名です。

優勝候補として挙げられるのは前回代表の八隅孝平選手(ロータスパラエストラ世田谷)が筆頭でしょう。

しかし2007年世界大会4位の徹肌イ郎選手(和術慧舟會ネイキッドマン柔術)、佐々木憂流迦選手(和術慧舟會駿河道場)など強豪がひしめき合っています。

今回は66kg未満級を全試合レポートしたいと思いますが、まずはその中から一回戦8試合の内、4試合の模様をお届けします!


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<ADCCアジアトライアル>アダルトエキスパート66kg未満級一回戦
八隅孝平(ロータス)VS都竹暁生(GRABAKA柔術クラブ)

一次予選を突破した都竹選手はガードを選択。八隅選手のパスガードを掻い潜って攻撃のチャンスを窺います。



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しかし4分すぎに八隅選手が肩固め!



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4:47肩固めを極めた八隅選手が勝利!



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<ADCCアジアトライアル>アダルトエキスパート66kg未満級一回戦
江尻慎司(AACC)VS村田卓実

グラップリングの大会では常に好成績を収める両者。



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上から積極的に攻め続けているように見えた村田選手ですが、消極性をとられマイナスポイント。



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試合は0対-1で江尻選手勝利!



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<ADCCアジアトライアル>アダルトエキスパート66kg未満級一回戦
西林浩平(GRABAKA柔術クラブ)VS巽智史(ヒロブラジリアン柔術)

西林選手はグラップリングではプロのリングも経験があり、柔術は茶帯の強豪で2009年BJJFJ全日本選手権ではアダルト茶帯プルーマ級を優勝しています。
一方の巽選手は昨年の東京国際オープンでアダルト紫帯プルーマ級優勝、アブソルート級3位に輝いており、上り調子の選手です。



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試合はバックを取った西林選手が優位に進める展開に。



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バックからエスケープした巽選手ですが、反撃するには時間及ばず。



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ポイント3-2で西林選手が勝利!



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<ADCCアジアトライアル>アダルトエキスパート66kg未満級一回戦
牧野仁史(アカデミアリバーサル)VSイ・キルウ(ADCC KOREA)

牧野選手は一次予選を突破してトーナメント参戦を果たしました。
イ選手はADCC KOREAの刺客です。



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開始早々スタンドからフロントチョークを仕掛ける牧野選手。



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チョークは極まらなかったもののその後2ポイント先制。



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そのままリードを守りきりポイント2-0で牧野選手が準々決勝進出を果たしました。



次回は徹肌イ郎選手、佐々木憂流迦選手などの一回戦の模様をお届けします!



photo and text by Takashi Umezawa



©Bull Terrier Fight Gear

2011年03月04日

ADCCアジアトライアル・アダルトエキスパート77kg未満級 決勝

77kg未満級のレポートは4回に渡ってお届けしてきましたが、今回のレポートはいよいよ決勝戦!

大会の目玉として注目されての参戦の五味選手に対するは、若手の注目株の中倉選手。

中倉選手は柔術、グラップリングでマルキーニョスことマルコス・ソウザ、ホベルト・サトシ、北岡悟など錚々たる面々と試合経験があり、敗れはしたものの好勝負を演じています。

五味選手の優勝を阻む可能性は十分にあるでしょう。


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五味隆典(久我山ラスカルジム)



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2011年03月03日

ADCCアジアトライアル・アダルトエキスパート77kg未満級 準決勝

ようやく出揃ったベスト4の面々は誰が勝ってもおかしくない選手ばかりです。

ですがやはり注目は五味選手でしょう。

準々決勝で山田哲也選手(しんわトータルコンバット)を破り勢いに乗っており、このまま優勝することも十分に考えられます!

それでは準決勝の2試合の様子をお届けします!


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<ADCCアジアトライアル>アダルトエキスパート77kg未満級準決勝
五味隆典(久我山ラスカルジム)
VS
松本光史(マスタージャパン)

五味選手はまたも相手がプロ格闘家になりました。
松本選手は2009年修斗ウェルター級新人王に輝いている強敵です。



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ADCCアジアトライアル・アダルトエキスパート77kg未満級 準々決勝

本日は前回の一回戦の模様に引き続き準々決勝の模様をお伝えいたします。


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<ADCCアジアトライアル>アダルトエキスパート77kg未満級準々決勝
五味隆典(久我山ラスカルジム)
VS
山田哲也(しんわトータルコンバット)

準々決勝でプロ格闘家対決が早くも実現!



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2011年03月02日

ADCCアジアトライアル・アダルトエキスパート77kg未満級 一回戦その他の試合

前回はアダルトエキスパート77kg未満級 一回戦五味選手の試合模様をお届けしましたが、今回はその他の一回戦をまとめてお届けします!


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<ADCCアジアトライアル>アダルトエキスパート77kg未満級一回戦
金田一孝介(総合格闘技道場STF)VS山田哲也(しんわトータルコンバット)

SRCなどプロのリング活躍中の山田選手が攻め立てます。



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ADCCアジアトライアル・アダルトエキスパート77kg未満級 一回戦五味選手の試合

ADCCアジア予選、今大会の目玉は五味隆典選手(久我山ラスカルジム)の参戦が実現したことでしょう。

総合格闘技における五味選手の活躍は周知の事実だと思いますが、組み技の試合に出るのは2008年にコンバットレスリング以来となり、かなり久しぶりです。

ADCCの予選出場は2000年1月以来という実に10年以上ぶりの参戦となりました。

当時は中山巧選手(現パラエストラ大阪)、山崎剛選手(現GRABAKA柔術クラブ)など錚々たる面々を撃破したものの、決勝戦で八隅孝平選手(現ロータスパラエストラ世田谷)に判定で敗れ、代表入りはならず。

今回は当時より階級を上げて-77kg級で参戦です。


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五味隆典(久我山ラスカルジム)



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2011年02月28日

ADCCアジアトライアルの結果

2011年2月27日(日)東京都練馬区の光が丘ドームにて行われたADCCアジアトライアルにおいて本選出場者が決定したのでお知らせいたします。


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本戦出場権利獲得者およびADCCアジアトライアルスタッフの面々



<ADCC本戦出場権利獲得者>
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アダルトエキスパート66kg未満級
徹肌イ郎(和術慧舟會ネイキッドマン柔術)



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アダルトエキスパート77kg未満級
五味隆典(久我山ラスカルジム)



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アダルトエキスパート88kg未満級
ジョン・ドゥクァン(ADCC KOREA)



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アダルトエキスパート99kg未満級
アニマル安西(チームタックラー)



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アダルトエキスパート99kg超級
関根秀樹(ブルテリアボンサイ)



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女子アダルトエキスパート60kg未満級
端貴代(和術慧舟會東京本部)



ADCC アジア予選・主な試合結果

アダルトエキスパート88kg未満級決勝
イム・ジェソク(ADCC KOREA)
VS
ジョン・ドゥクァン(ADCC KOREA)
ジョン選手が足関節で優勝!


アダルトエキスパート77kg未満級決勝
五味隆典(久我山ラスカルジム)
VS
中倉三四郎(パラエストラ川越)
延長戦はテイクダウンを奪った五味選手が2ポイント、その後マイナス1ポイントされましたが、 0-マイナス1で五味選手が優勝!


アダルトエキスパート66kg未満級決勝
八隅孝平(ロータス)
VS
徹肌イ郎(和術慧舟會ネイキッドマン柔術)
0-0 延長3-0で徹選手が優勝!


女子アダルトエキスパート60kg未満級決勝
塩田さやか(AACC)
VS
端貴代(和術慧舟會東京本部)
3-0で端選手が勝利優勝!


アダルトエキスパート99kg超級決勝
関根秀樹(ブルテリアボンサイ)
VS
澄田剛(ねわざワールド島根)
0:25、膝十字で関根選手が優勝!


アダルトエキスパート99kg未満級決勝
小澤幸康(TEAM-KAZE)
VS
アニマル安西(チームタックラー)
延長1-0でアニマル選手勝利!優勝!


アダルトエキスパート88kg未満級準決勝
南和良(パラエストラ大阪)
VS
イム・ジェソク(ADCC KOREA)
延長でも決着つかずジャッジ判定でイム選手勝利


アダルトエキスパート77kg未満級準決勝
太田裕之(ZFC)
VS
中倉三四郎(パラエストラ川越)
延長6-0で中倉選手勝利!


アダルトエキスパート77kg未満級準決勝
五味隆典(久我山ラスカルジム)
VS
松本光史(マスタージャパン)
6-0で五味選手勝利!決勝進出。
ちなみに松本選手のチョークが完全に極まっているようでしたが五味選手はタップせず!


アダルトエキスパート66kg未満級準決勝
平尾悠人(X-TREME柔術アカデミー)
VS
徹肌イ郎(和術慧舟會ネイキッドマン柔術)
徹選手が延長0:40アームロックで決勝進出


アダルトエキスパート66kg未満級準決勝
八隅孝平(ロータス)
VS
西林浩平(GRABAKA柔術クラブ)
0-0から延長も0-0、ジャッジ判定で八隅選手が決勝進出


女子アダルトエキスパート60kg未満級準決勝
端貴代(和術慧舟會東京本部)
VS
湯浅麗歌子(ポゴナクラブジム)
5:57端選手がバックチョークで一本勝ち


アダルトエキスパート99kg超級準決勝
澄田剛(ねわざワールド島根)
VS
田矢信二(無所属)延長で澄田選手が一本勝ち


アダルトエキスパート99kg未満級準決勝
アニマル安西(チームタックラー)
VS
パク・ヒョンカプ(ADCC KOREA)
延長2-0でアニマル選手勝利


アダルトエキスパート99kg未満級準決勝
浜中和宏(LAUGHTER7)
VS
小澤幸康(TEAM-KAZE)
延長2-0で小澤選手勝利


アダルトエキスパート88kg未満級準々決勝
草MAX(チームタックラー)
VS
ジョン・ドゥクァン(ADCC KOREA)
足関節一本勝ちでジョン選手勝利


アダルトエキスパート88kg未満級準々決勝
荒井勇二(MAX柔術アカデミー)
VS
菊池嘉幸(菊池商店)
10-0で荒井選手勝利


アダルトエキスパート88kg未満級準々決勝
佐藤竜太(無所属)
VS
イム・ジェソク(ADCC KOREA)
3-0でイム選手勝利


アダルトエキスパート88kg未満級準々決勝
守光博史(木口道場サンボスクール)
VS
南和良(パラエストラ大阪)
6-マイナス1で南選手勝利


アダルトエキスパート77kg未満級準々決勝
野村洋平(パラエストラ大阪)
VS
中倉三四郎(パラエストラ川越)
延長2:28アームロックで中倉選手勝利


アダルトエキスパート77kg未満級準々決勝
大橋省吾(吉田道場)
VS
太田裕之(ZFC)
延長1:28バックチョークで太田選手勝利


アダルトエキスパート77kg未満級準々決勝
石毛大蔵(三浦歯科コンバットチームSK Absolute)
VS
松本光史(マスタージャパン)
2:39腕十字で松本選手勝利


アダルトエキスパート77kg未満級準々決勝
五味隆典(久我山ラスカルジム)
VS
山田哲也(しんわトータルコンバット)
ポイント7-0で五味選手勝利!


アダルトエキスパート66kg未満級準々決勝
猿田洋祐(PUREBRED川口REDIPS)
VS
徹肌イ郎(和術慧舟會ネイキッドマン柔術)
2-0で徹選手勝利


アダルトエキスパート66kg未満級準々決勝
筏井 博之(ノヴァウニオン)
VS
平尾悠人(X-TREME柔術アカデミー)
4:43バックチョークで平尾選手勝利


アダルトエキスパート66kg未満級準々決勝
西林浩平(GRABAKA柔術クラブ)
VS
牧野仁史(アカデミアリバーサル)
10−マイナス1で西林選手勝利


アダルトエキスパート66kg未満級準々決勝
八隅孝平(ロータス)
VS
江尻慎司(AACC)
3-0で八隅選手勝利


アダルトエキスパート88kg未満級一回戦
草MAX(チームタックラー)
VS
中山義規(ねわざワールド島根)
3-0で草MAX選手勝利


アダルトエキスパート88kg未満級一回戦
荒井勇二(MAX柔術アカデミー)
VS
染谷章太(ポゴナクラブジム)
4-0で荒井選手勝利


アダルトエキスパート88kg未満級一回戦
守光博史(木口道場サンボスクール)
VS
板橋清康(X-TREME柔術アカデミー)
1:26足を極めて守光選手勝利


アダルトエキスパート77kg未満級一回戦
上田雅道(K太郎道場)
VS
中倉三四郎(パラエストラ川越)
5:39洗濯バサミで中倉選手勝利


アダルトエキスパート77kg未満級一回戦
田坂和也(パラエストラ東京)
VS
野村洋平(パラエストラ大阪)
3-0で野村選手勝利


アダルトエキスパート77kg未満級一回戦
坂元重勝(無所属)
VS
太田裕之(ZFC)
1:56バックチョークで太田選手勝利


アダルトエキスパート77kg未満級一回戦
アン・スンホ(ADCC KOREA)
VS
大橋省吾(吉田道場)
アン選手欠場で大橋選手不戦勝


アダルトエキスパート77kg未満級一回戦
松本光史(マスタージャパン)
VS
キム・ヨンス(ADCC KOREA)
2:40松本選手がアキレスで勝利


アダルトエキスパート77kg未満級一回戦
石毛大蔵(三浦歯科コンバットチームSK Absolute)
VS
大高優希(吉田道場)
2:33裸絞めで石毛選手勝利


アダルトエキスパート77kg未満級一回戦
金田一孝介(総合格闘技道場STF)
VS
山田哲也(しんわトータルコンバット)
1:06山田選手が三角絞め勝利


アダルトエキスパート77kg未満級一回戦
五味隆典(久我山ラスカルジム)
VS
山本龍之介(GROUND CORE)
2−マイナス1で五味選手勝利


アダルトエキスパート66kg未満級一回戦
濱崎一登(ロータスパラエストラ世田谷)
VS
徹肌イ郎(和術慧舟會ネイキッドマン柔術)
2:34アームロックで徹選手勝利


アダルトエキスパート66kg未満級一回戦
猿田洋祐(PUREBRED川口REDIPS)
VS
竹内稔(パラエストラ東京)
7-0で猿田選手勝利


アダルトエキスパート66kg未満級一回戦
平尾悠人(X-TREME柔術アカデミー)
VS
佐々木憂流迦(和術慧舟會駿河道場)
0-0から延長3-2で平尾選手勝利


アダルトエキスパート66kg未満級一回戦
クァク・ミョンシク(ADCC KOREA)
VS
筏井 博之(ノヴァウニオン)
0-マイナス2筏井選手勝利


アダルトエキスパート66kg未満級一回戦
牧野仁史(アカデミアリバーサル)
VS
イ・キルウ(ADCC KOREA)
2-0で牧野選手勝利


アダルトエキスパート66kg未満級一回戦
西林浩平(GRABAKA柔術クラブ)
VS
巽智史(ヒロブラジリアン柔術)
3-2西林選手勝利


アダルトエキスパート66kg未満級一回戦
江尻慎司(AACC)
VS
村田卓実 0-マイナス1で江尻選手勝利


アダルトエキスパート66kg未満級一回戦
八隅孝平(ロータス)
VS
都竹暁生(GRABAKA柔術クラブ)
4:47肩固めで八隅選手勝利


アダルトエキスパート66kg未満級一次予選突破選手
都竹 暁生(GRABAKA柔術クラブ)
濱崎一登(ロータスパラエストラ世田谷)
牧野仁史(アカデミアリバーサル)
筏井 博之(ノヴァウニオン)



photo and text by Takashi Umezawa



©Bull Terrier Fight Gear

2011年02月24日

ADCCアジア予選に出場する韓国人選手の紹介


今週の日曜に開催が迫ったADCCアジア予選。

今大会にはアジア予選なので日本のみならず国外からおり、アジア予選に先立って開催された韓国予選の成績優秀者が参加します。

今日はそのアジア予選に出場する韓国選手の紹介をしたいと思います。

まずは-88kg級に出場する韓国のMMAプロモーション「スピリットMC」のミドル級チャンピオン、イム・ジェソク(Lim jae suk)選手です。



イム・ジェソク



イム選手は韓国のMMAの5本指に入る選手と言われており現在、UFCで活躍しているキム・ドンヒョン選手とは元同門という間柄。

2008年にはアメリカのストライクフォース、エリートXCに参戦したイム選手はドリュー・ピケット選手に負けたものの韓国のトップMMA選手であることに間違いないでしょう。

韓国の格闘技関係のサイトではADCC本戦に出場する可能性が高いとの前評判でイム選手の特集が組まれるほどだそうです。

ちなみにイム選手はスピードのある試合展開をするのでアイスピックというニックネームで有名という話です。



イム選手のエリートXC参戦時の写真



次は-99kg級に出場するパク・ヒョンカプ (Park Hyun kab) 選手。

パク選手は2009年の関東選手権にも参戦し3位入賞を果たしています。



この写真は関東選手権のアダルト紫帯無差別の授賞式。
中井会長の左側がいる選手がパク選手です。



そしてマルコ・バルボーサから茶帯を認められた柔術家、キム・ヨンス(Kim Yong Su )選手は-77kgに出場します。

キム選手はADCC KOREAの理事でもあり、デラヒーバコリアの大会の時はレフェリーを務めていました。

柔術の本場・ブラジル仕込みの寝技を駆使する韓国柔術界を代表する選手の一人です。


この写真で挨拶しているイ・ジョンウADCC KOREA 代表の隣で拍手しているのがキム選手。



最後は韓国柔術界の異端児との異名を持つジョン・ドゥクァン (Jeon Doo Kwang)選手。

ADCC韓国予選の-88kg級優勝者で2009年のADCCアジアトライアルにも参戦したことあるジョン選手は足関を得意とする選手で、韓国の紫帯カテゴリーでは無敵の存在。

2009年のADCCアジアトライアルに参戦した時の試合様子は「サブミション魂4」に収録されています。



ジョン・ドゥクァン


その他、韓国大会の-66kg級の優勝者、クァク・ミョンシク選手も今大会に参戦を果たします。

最大激戦区である-66kgの中で韓国人選手がどれだけ活躍できるか注目でしょう。

以上、韓国からの選手をザッと紹介しました。

ぜひ韓国人選手の応援もよろしくお願いします!




記事協力:
姜 龍煕(デラヒーバジャパン千葉)



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