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Review Wednesday

2017年08月09日

【Review Wednesday】タルシス・フンフェリー「ラッソー・コンプリートゲームプラン」 レビュー by 内山裕規

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こんにちは、豪雨や台風など天候が悪い日が続きますね。

雨の日は気圧の影響で怪我をしやすいらしいので、皆様気をつけてくださいね!

さてさてレビューウェンズデーということで、今回は世界王者タルシス・フンフェリーの「ラッソー・コンプリートゲームプラン」をレビューさせて頂きます。

ラッソーガード、昔は「巻きスパイダー」と呼ばれてましたけど最近はラッソーと呼ばれるのが一般的になってきました。

いいことですね!

そんなラッソーガードはガード力が高いですが、一番得意技って人は除いて技数がなかなか増えないなどあるのではないでしょうか。。

また足がしっくりこなくてはずされたりと多々あると思います。
(もちろん自分が無知なだけかもしれないです。。。)

私も多少ラッソーを使うのですが、このテクニックは本当面白かったです。

足のつま先をわきの下でキープするラッソーではなく、相手の立てている足にラッソーしながらかけるのが基本姿勢となります。

あまりその展開の技を知らなかったので、とても楽しかったです!(もちろん自分無知なだけだと。。。Part2)

大きく分けて、

ラッソーからのディープX
タートルガード
ラッソーデラヒーバ
相手がスタンド状態だった時


の4種類、20テクニックを紹介しております。

まだラッソーガードを練習した事がない人よりは、少しやってます!しかしスイープまでなかなかいけません。

技数を増やしたい!

って方の方がおすすめかもです!

おもしろいのでさくっと見れてしまいます。

最後にこれは以前にもぼやいてましたが、Digitsuは見やすい!!

写し方、1テクニック紹介の回数、アングル等・・・こだわっているのでストレスを感じません!

そこもおすすめポイントです(笑)

ブルテリアには近日入荷予定になってるので是非是非購入をご検討ください!


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【近日入荷予定】
タルシス・フンフェリー「ラッソー・コンプリートゲームプラン」入荷までいましばらくお待ちください!





【今日が誕生日の柔術家】フェルナンド・ヤマサキ



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2017年08月02日

【Review Wednesday】ヒクソン・グレイシー「BUDO CHALLENGE」

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毎週水曜日に柔術関連商品をレビューする「レビューウェンズデー」今回は橋本欽也が担当します。

レビューするのはヒクソン・グレイシーが主催した大会「ブドーチャレンジ」のDVDです。

ヒクソンは結構いろんなことに手を出すけど、どれもいつの間にかフェードアウトしてることが多々ありますが、これもそんな中の1つといっていいでしょう。

この大会は2005年にLAで開催され、大会後には継続開催の意向を示すも、結局この1大会のみで自然消滅してしまいました。

当時からIBJJFのポイント制ルールに異を唱えていたヒクソンはサブミッションに特化したルールを考案し、テイクダウンやパスなどには1ポイントに対しサブミッションの形に入ると3ポイントという今大会のみの特別ルールを採用して行いました。

が、その特殊なルールゆえ、当時現役の世界王者だったマルセロ・ガルシアがキャメロン・アーリーに敗れるという波乱が起きたのを覚えてる方もいるのではないでしょうか。

極めを重視するヒクソンならではのルールで着眼点は面白かったですがサブミッションが極まるか極まらないかは紙一重であり、サブミッションの形にさえ入れば3ポイント得られるのはポジショニング無視で極めを狙いにいけばいいというのはIBJJFのルールと対極にあり、また柔術の根幹を否定したようなものという印象があります。

やはり極め重視のルールでは時間無制限で一本決着オンリーこそが至高であると自分は考えてるので極まらなくても形に入れば高ポイントの今大会のルールはビミョーだな、と思います。

とはいえ、そのルールの特殊性からか大会では一本決着が続出し、18試合中13試合が一本決着と、ほとんどの試合が極めで終わっています。

参加した選手もヒクソンのコネクションからかヒクソン門下のシャンジやロバト、当時のムンジアル王者・ジャカレにビビアーノ、そしてホーレス・グレイシーが参加してるのも特筆モノでしょう。

日本からも青木真也を筆頭に小室宏二、高瀬大樹、小斎武志など柔道ベースの選手が多数参戦し話題を集めました。

バラエティに富んだ参加メンバーが集まり今大会ならではのレアな対戦が続出しましたが個人的によかったのはADCCでの再戦となったレオジーニョvsバレット戦でした。

ADCCではレオが辛勝という印象でしたがこのドーギでのリマッチはレオジーニョ持ち前のダイナミックなムーブが続出しあのバレットのガードをパスしまくって最後は極めて勝利(試合直後にバレットはタップしてない!とアピールも覆らず)はさすがでした。

あと当時全盛期だったビビアーノ・フェルナンデスの“フラッシュ”の異名通りの素早い極めは必見!

相手の引き込みにドンピシャで合わせた跳び付き三角のキレたるや鳥肌モノでした。

その他にもジャカレやシャンジも安定した強さで極めての勝利で極めるにはまずポジショニング!という試合ぶりはこのルールを否定しているかのようで面白かったです。

こういった特別ルールの試合でも極めてしまえばポイントなんて関係ない、というのを如実に示したといってもいいでしょう。

ヒクソンが提唱した極め重視の大会「ブドーチャレンジ」、残念ながら1回のみの開催に終わりましたが、その大会が幻とならずにこうやって映像で残っているのはよかったです。

このDVDも現在は入手しづらくなってますが一見の価値あり!だと思います。



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2017年07月26日

【Review Wednesday】エドウィン・ナジミ『Back Takes and More Back Takes』

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みなさんお疲れ様です。

謎の覆面レビュアーです。

本格的な夏が到来してきてますが如何お過ごしでしょうか?

私、ここ最近は練習にも行けずモヤモヤした日々が続いております。

今回は、このレビューのタイミングもあり教則DVDでも見て、少しでも練習したつもりに浸りたい思います。

さて、そのDVDですが タイトルが『Back Takes and More Back Takes』で、レクチャーするのはエドウィン・ナジミです。

エドウィンはこのDVDの発売元のDigitsuでは他に『Triangles and More Triangles』と『Darce the World』をリリースしています。

気鋭のDigitsuより3枚リリースされてるのも納得で、極めが非常強く、色帯時代では他選手と比べ頭一つ抜き出た感があり、黒帯1年生として参加したムンジアルでもライト級で準優勝した実力者です。

リリースした他2作品と比べ今作はポジショニング重視した内容となっております。

その内容は…

シートベルトをとってからのバックへの入りから始まり、
亀の相手への入り、
相手を転がしてから足フックでバック、
ベースが強い相手へのキムラグリップからの対処、
サイドよりTTキャップからベリンボロでバック、
トレアンドロからベリンボロでバック、
バックからラペラを使ったボーアンドロー、
ボーアンドローを外されて上になられそうになってからバック、
相手のラペラを使ったサブミッション、
自分のラペラを使ったサブミッション、
インバーテッドトライアングル、
パスしてから一気にバック、
デラヒーバからバック、
ストンプパス、
相手のデラヒーバフックをフックしてそこからダブルニースライス、
ディープハーフへのボーアンドロー、
ディープハーフへのインバーテッドトライングル、
リバースデラヒーバからバック、
インバーテッドガードに対してへのバック、


などなど、ナジミお気に入りのテクニックを惜しげもなく披露、技を紹介してから、相手のリアクションへのカウンターも紹介されています。

『Back Takes and More Back Takes』と謳いつつも途中でパスガードが収録されているのも嬉しい誤算でした。

現役トップ選手の華麗なるテクニックの数々は見ているだけで惚れ惚れするムーブでした。

こういった動きができるように自分も練習を頑張りたいと思います。


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【発売中】
エドウィン・ナジミ『Back Takes and More Back Takes』
■詳細&購入はコチラから!




【今日が誕生日の柔術家】AJアガザーム、ヘナン・ヴィタウ(33)



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2017年07月19日

【Review Wednesday】「コブリンヤ柔術」

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みなさんおつかれさまです。Jiu Jitsu NERDライターの成田です。今回の「Review Wednesday」は過去の名作紹介ということで、ブルテリア制作の「ブラジリアン柔術テクニックシリーズ」から、フーベンス・シャーレス“コブリンヤ”の「コブリンヤ柔術」を紹介します!

このDVDが発売されたのは2006年。今年のムンジアルでは37歳にして世界王者に返り咲いたコブリンヤですが、当時はブラジルで最後の開催だったムンジアルとコパドムンドを制し、TT柔術所属の新世代柔術家として注目を集めていた時代。コパドムンドは全試合一本勝ちで優勝、ムンジアルもマーシオ・フェイトーザとの決勝以外すべて一本勝ちで初優勝ということで、まさにノリに乗っていたことが伺えます。

とはいっても、2006年当時ですでにコブリンヤは20代後半ですから、いまで考えると少し遅めな戴冠な気もしますが、これはコブリンヤが20歳を過ぎてから柔術を始めたから。スタートから数年で世界チャンピオンに上り詰め、いまでも現役バリバリというのはすごいことですね……。

さて肝心のテクニックは、以前に紹介したルーカス・レプリの同シリーズ同様、ガード・パス・サブミッションがバランスよく収録されていて……

・オモプラッタのバリエーション
・クロスガードからの攻め
・ハーフガードからの攻め
・フックスイープ
・スパイダーからのスイープ
・オープンガードからの攻め
・スパイダーガードからの攻め
・スパイダーのパス
・オープンガードのパス
・アクロバティックなパス
・極め技(マウントからの絞めや腕十字など)


と、盛りだくさんの内容です。さらにスペシャル特典でカポエイラのムーブ(バチドゥ)を取り入れたコブリンヤオリジナルの跳び付き腕十字の解説も。

また、テクニック映像の合間には、バランスボールの使い方やトレーニングメニュー、TT柔術に移籍したいきさつなどのインタビューも収録されていて、コブリンヤのルーツを知るにはもってこいの内容です。

「最初はあいつ(コブリンヤ)のことが気にくわなかった!」というマルキーニョスの意外なコメントも収録されたスパー映像も必見。なぜコブリンヤが気に入らなかったのか……その真相はぜひDVDでご確認ください!


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【発売中】
「コブリンヤ柔術」
■詳細&購入はコチラから!



【今日が誕生日の柔術家】ダニエル・チャールズ(40)



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2017年07月12日

【Review Wednesday】柔術プリースト テクニックファイル Vol.2 レビュー BY 内山裕規

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こんにちは!

関東では梅雨入りしているとは思えない天気が続いており、気温も高くなってきましたね。

熱中症等に気をつけて練習してくださいね。

さてさて、レビューウェンズデーとのことでまたもや感想を書かせて頂きます。

今回紹介するのは『柔術プリースト テクニックファイル Vol.2』です!

このDVDは毎週YouTubeで配信中の柔術番組「柔術プリースト」の中の1コンテンツである「BJJテクニックファイル」を1本にまとめたものです。

ここで皆さんご存知であろう、日本を代表する黒帯の方々がテクニックを紹介しております。

今作に先駆けて発売されたVol.1は外国人選手のテクニックが多かったのですがVol.2は日本人選手が多めになっています。

各選手、得意な技が違うので、パス、スイープ、サブミッションがバランスよく紹介されている印象があります!

また手順の多すぎる技よりも、ベーシック尚且つこのポジションあるある!の状態からのテクニックが多いのですぐに実践したくなるものも多いはず。

2014年にリリースされたこのDVDですが発売当時に見て以降、ここで紹介されている朝倉さんのデラヒーバからのスイープは個人的に多用させていただいております。。。(笑)

前回(まだあまり柔術を知らない時)見たときよりも、今回の見直した方がたくさん勉強になることが沢山ありました!(←多分知識が乏しすぎました。。。笑)

いま改めて見るとまた気になる技が出てくるかも!?

値段も3000円と安価でお買い求めやすく、また安心・安定・ハイクオリティの螢侫襯侫ース制作なので、オススメの1本といえるでしょう。


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【好評発売中】
『橋本欽也の柔術プリースト
BJJテクニックファイル vol.2』


<収録テクニック>
■朝倉孝二
クロスガードからの腕十字
クロスガードからの腕十字 2
クロスガードからの腕十字 3
クロスガードからのオモプラータ
デラヒーバからのスイープ

■北出拓也
かみつきからの足抜き
バックからの袖車絞め
マウントからの三角絞め
腰を制してのパスガード

■嶌崎公次
マウントからのアームロック&腕十字
マウントからの腕十字
両足担ぎからのダースチョーク
ハーフガードからのチョーク

■ヘナート・シウバ
シッティングガードからのスイープ
パスガードからの腕ひしぎ腕固め
アームドラッグからバックキャッチ
サイドポジションからのマウント&腕十字

■廣瀬貴行
タートルポジションの相手へのラペラチョーク
ハーフガードからのマウント&パスガード
マウントからのラペラチョーク&腕十字
重くないニーオンザベリー

■岩崎正寛
ハーフガードの基本
ハーフガードからのスイープ
ディープハーフガードの基本
ディープハーフガードからのスイープ
ディープハーフガードからのスイープ 2

■吉岡崇人
相手の脚を殺すパスガード
パスガードからバック&抑え込み
パスガードをディフェンスした相手への腕十字
スパイダーガードからのスイープ
スパイダーガードからのスイープ 2
スパイダーガードからのスイープ 3

■荒牧 誠
クォーターガードからのスイープ
クォーターガードからのスイープ 2
クォーターガードからのスイープ 3

■村上 直
アームドラッグ
アームドラッグからのバックグラブ
三角絞め
ネズミ捕り

■塚田市太郎
トレアドール・パス
トレアドール・パスからのバリエーション
トレアドール・パスからのバリエーション 2
パスガードからバック

■詳細&購入はコチラから!



【今日が誕生日の柔術家】ブルーノ・フラザト(33)



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2017年07月05日

【Review Wednesday】VINCE QUITUGUA / THE LOST TECNIQUES OF THE HALF GUARD

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毎週水曜日に新作・名作などオススメDVDなどを紹介する「Review Wednesday」、今回は橋本欽也が担当します。

自分が紹介するのはハーフガードの教則DVD、ヴィンス・キトゥグアの「ザ・ロスト・テクニックス・オブ・ザ・ハーフガード」です。

このヴィンス・キトゥグアとはいまや飛ぶ鳥を落とす勢いのドーギメーカー、ショーヨーロールの創業者にしてレオジーニョの黒帯、ベアーの本名。

ベアーと知り合う前からこのDVDを見ていたので、ベアーと初めて会った当初の頃はベアーとは呼ばずにヴィンスと呼んでいたのも今となっていはいい思い出です。

ちなみにベアーと知り合ったのは遡ること8年、2009年の7月のこと。

まだショーヨーロールも今ほど知られてはおらず、ショーヨーロールのアカウントからのメールだったにも関わらず、誰?って感じでサンフランシスコのルーク・スチュワートの紹介でコンタクトがあったのが最初です。

それからメールのやり取りを数年に渡って続け、2013年のワールドマスターでLAに行った際にオフィスにアポなし訪問して初対面が実現したのでした。

その時の第一声が「ヴィンス、やっと会えたね!ナイストゥミートゥー」だったのをつい昨日のことのように覚えてます。

それはさておき、DVDレビューに戻しましょう。

そんなベアーの教則DVDは2008年、まだ茶帯時代に発売された作品でタイトル通りにハーフガードに特化した内容です。

ハーフガードの教則モノは古くはホベルド・ゴルド、最近ではベルナルド・ファリアなど名作が多いですが、このDVDも個人的にお気に入り。

ロストテクニックスなんて大げさなタイトルでしたが内容的にはいわゆるモダン系のテクニックではなくオールドスクール系で肉体的に無理なくこなせるものばかり。

ベアーがレオジーニョに教わったムーブを自分なりに改良したテクニックを収録したとのことで、派手さはないものの基本のハーフガードの応用的な技術はとっつきやすかったです。

特に様々なポジションからハーフガードに入るやり方のバリエーションはタメになったのを覚えてます。

そして「ロンドン・アンド・ゴールデンゲート・スイープ」なるネーミングのスイープテクニックは相手の動きに合わせたカウンター技で非常に効果的で要チェックのテクニックでしょう。


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自分では「オレはレイジー(怠け者)だからハーフガードが好きなのさ」と嘯くベアーですが、その言葉の裏にはこの教則DVDで見せたような多彩なテクニックがある自信からこそに他なりません。

またDVDの中ではいまよりややオーバーウエイトのぽっちゃりした体系でもっさりした印象のベアーが見られるのも興味深いはず。

普通は色帯時代の方がグッドシェイプで黒帯になると徐々にウエイトアップしていくものなんですが、黒帯になり、またショーヨーロールも成功していくにつれ、自身のロールモデルとしての姿にも気を遣うようになったのかな?と勘ぐってしまいます。

残念ながらこのDVDは入手困難で海外サイトでも入荷未定になってたりしてますが、稀にブルテリアに入荷したり、YouTubeには断片的にいくつかのテクニックがアップされてたりするので、興味がある方はそちらをチェックしてもらえたらと思います。


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2017年06月28日

【Review Wednesday】エドウィン・ナジミ「DARCE THE WORLD 」

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みなさんおつかれさまです、Jiu Jitsu NERDライターの成田です。
本日の「Review Wednesday」は、Digitsuの教則DVD「EDWIN NAJMI - DARCE THE WORLD 」を取り上げたいと思います。

今年のムンジアルではベスト8だったエドウィン・ナジミ。Digitsuからは三角絞め、バックテイクと精力的に教則を出していますが、今回はダースチョークに特化した内容です。

個人的には色帯時代に量産していた跳び付き三角のイメージがいまだに強いのですが、BJJ HEROSのデータによると、一本勝ちのうちで三角が占める割合は全体の5%と意外に少なく、逆に全体の4分の1を占めているのがダースチョークなんですね。

というわけで過去の試合映像を漁ってみると、ありました。昨年末に行われたFive Grappling Super Leagueのウェルターウエイトプロインビテーショナルでは、ビル・クーパー相手にスタンドの攻防からダースチョークをセットアップし、開始1分ちょっとで一本勝ちしています。

黒帯でも通用する彼のダースチョークは“シンプルかつ直感的”ということで、早速DVDを見ていくと、冒頭はニーオンの体勢から腕をさし込み、手のひらを合わせるように組んで、脇を締めて相手のアゴを下げるようにプレッシャーをかけていく……など、基本的なダースチョークのポイント解説からスタート。

その後は個々のテクニックに入っていくわけですが、トラディショナルなもの(フィニッシュは手のひらを合わせず二の腕あたりで組む)から、エゼキエル風に袖を使って絞めるもの、二の腕部分のギを掴んで絞めるもの、ラペラを使ったものなど、バリエーションもさまざま。

さらに、セットアップ中に相手が亀になって逃げようとしてきたときの対処法や、シングルレッグ・ダブルレッグへのカウンターのダース、相手の腕を巻き込まずに絞めるノーアームダース、自分が下になった状態からのダース、相手のディフェンスへの対応などが細かに収録されています。

以前、顔出しNG謎のレビュアーさんが紹介したブランドン・クイックのチョーク教則と違い、ギありだからこそできるテクニックも紹介されているので、「ダースチョークって聞くけどいまいちわからない」という自分のようなビギナーの方から極めのバリエーションを増やしたいという方まで楽しめる内容だと思います!

なおブルテリアには近日入荷予定なのでしばしお待ちを!


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【今日が誕生日の柔術家】若山達也(39)、ジョニー・シミゾ、アルバロ・ホマーノ、ヴァネッサ・オリヴェイラ



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2017年06月21日

【Review Wednesday】マジッド・ヘイジ「BASEBALL CHOKE」

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どーも、お疲れ様です。

顔出しNG謎のレビュアーです。

前回、紹介したエスティマロック同様、今回紹介するのも極め重視のDVD、マジッド・ヘイジの「BASEBALL CHOKE」を紹介させていただきます。

このDVDをリリース前にマジットド・ヘイジはクラーク・グレイシー、ザック・マックスウェルという2人の強豪からベースボールチョークで1本勝ち!

特にクラークが絞め落とされた試合は衝撃が強く、その後瞬く間にこの技は知れ渡りました。

ジョエル・チューダーのスタジオ540ではインストラクターも務めており、SNSでその姿を度々見かけますが、とても柔術家とは思えない現代版ヒッピーみたいな感じがとてもクールで好印象が持てます。

マジッドの異名は爛乾螢薀魯鵐畢瓩任修量召猟未蠅縫乾螢虔造澆琉力を誇っている選手で、あきらかにポイント負けの展開、不利なポジションからでも絞めを仕掛けていき、相手を絞め落とすテクニックを持っている選手です。

そんなマジッドの代名詞的な絞め技を多数紹介したものがこのDVDで、ポジションごとに丁寧にレクチャーされています。

スタンド、クローズドガードの中から、ハーフ、シッティング、バタフライ、ダブルガード、と本人が得意とする形からの入りを惜しげもなく披露!

ベースボールチョークはシンプルなテクニックだけにマスターしたら大きな武器となり、ポジション問わずとにかく絞め一辺倒というのはやや基本から逸脱した感はありますが、「相手から一本を取る!」というテクニックを磨くにはオススメのDVDです。

ちなみにこのDVDは成田サトシさんもレビューしているので、そのレビューも参考にして頂き、購入を検討してもらえたらと思います。


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■成田サトシさんのレビューはコチラから!




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【発売中】
マジッド・ヘイジ「BASEBALL CHOKE」
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【今日が誕生日の柔術家】マルコス・オリヴェイラ



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2017年06月14日

【Review Wednesday】Gianni Grippo / NEXT GEN DE LA RIVA GUARD DVD

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こんにちは、とうとう梅雨入りしましたね〜。

雨の日は関節がゆるくなるらしく・・・怪我のリスクが少し高まるようですので集中して練習をしましょうね!

余談はさておき、またもやDVDのレビューをさせて頂きます!

今回紹介するのは Gianni Grippo デラヒーバーガードのDVD。

彼が茶帯の時に作ったものなのでちょっと前のものになりますが、個人的にとても好きなので再紹介!

このDVDはデラヒーバーからの展開85分にわたり紹介しております。

デラヒーバーはグリップでちょっと入り方や技も変わりますので、自分のグリップと違うようでしたら新しい状況の展開ができると思います。

またデラヒーバーからのベリンボロ(むしろセット)や50/50、リバースデラヒーバーの入り方も紹介しております。

デラを解除されたらどうしようとお悩みの方、ベリンボロの基本が分からない!50/50入ったら何もできない・・・とお困りの方もこちらでちょっとした打開策が見つかるかと。。。

ちなみにこの中にあるデラヒーバーガードからのシングルレッグは私も使ってます←いらない情報言語画英語なのですが、ちゃんと動作も分かりやすく紹介してくれているので、英語はちょっとと言う方でもOK!

そしてDigitsuのDVDは見やすいのも嬉しい!(1つの技紹介の最後にいろんなアングルからの映像をまとめてくれてますしね。。)

たくさんの技を覚えるのは時間がかかりますが、その中でも得意になるものはあると思いますので見る価値はとてもあると思います。

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【発売中】
ジアニ・グリッポ『NEXT GEN DE LA RIVA GUARD DVD』
■詳細&購入はコチラから!



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【今日が誕生日の柔術家】シッコ・メンデス、ダニエル・カマリロ(45)



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2017年06月07日

【Review Wednesday】「GINASTICA NATURAL Brazilian Body Shape」

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みなさんおつかれさまです。

今回の「Review Wednesday」は、Jiu Jitsu NERDライターの成田が担当します!

今回取り上げるのは、2012年にリリースされたジナスティカ・ナチュラルの教則DVD8枚組「GINASTICA NATURAL Brazilian Body Shape」です。

ジナスティカ・ナチュラルといえば、ヨガとブラジリアン柔術を組み合わせたフィジカルトレーニング法として、柔術をやられている方はご存じの方も多いと思います。

公式ホームページによれば、創始者のアルバロ・ホマーノは、ホーウス・グレイシーのもとで70年代に柔術を始めた柔術家でもあり、93年のUFCではグレイシーファミリーに帯同していたとか!

大学で体育学を学びつつ、柔術のムーヴメントやハタヨガのアーサナや呼吸法、動物の動きなどを取り入れた独自のトレーニング法を追求したアルバロは、90年代初頭に「ジナスティカ・ナチュラル」のクラスをスタート。

ホジャー・グレイシー、シャンジ、サウロ・ヒベイロや、ギルバート・ドゥリーニョ、レティシア・ヒベイロなどの柔術家をはじめ、MMAファイターやサーファー、フットボール選手もトレーニングに取り入れるようになり、グレイシーウマイタのコンペティションチームは、ストレングス&コンディショニングコーチとして、アルバロの息子であるハファエル・ホマーノを招いているそうです。

柔術のトレーニングにぴったりな教則DVDといえますが、その内容はハファエルがアシスタントとともにジナスティカ・ナチュラルの基本から応用テクまでをレクチャーするというもの。

1枚目:First Steps
2枚目:Classic
3枚目:Stretch
4枚目:Circuit
5枚目:Cardio
6枚目:Power
7枚目:Senior
8枚目:Natural Kids


と、トラディショナルな動きから、バランス感覚や関節の可動域を広げるためのもの、心肺機能を高めるもの、シニア向け、キッズ向けまで、各DVDで目的別のトレーニング法が解説されています。

どれも30分弱でサクッと見られる内容で、特に基本の「First Steps」や「Classic」、ストレッチに重きを置いた「Stretch」などは、柔術のトレーニング前後に取り入れても効果が期待できそうです。

現在、DVDは廃盤となっているようですが、YouTubeで検索すればトレーニング映像がけっこう出てきますから、試しに実践してみてはいかがでしょうか。

また、自分が通うミューズ柔術アカデミーにも指導に来られている、一心柔術代表の後藤悠司さんも国内で数少ないジナスティカ・ナチュラル(マーシャルヨガ)の実践者の一人。

直接指導を受けてみたいという方は、一心柔術にぜひ足を運んでみてください!




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2017年05月31日

【Review Wednesday】ヴィトー・エスティマ「エスティマ・ロック」

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みなさん、お疲れさまです。

顔出しNG謎のレビュアーです。

いよいよムンジアル開催の時が刻一刻と迫ってきております!

今回レヴューさせていただく作品は、そのムンジアルや、パン選手権、ADCCなどのビッグマッチで、極め技としてみる機会も増えてきている実践性十分な極め技ヴィトー・エスティマの「エスティマ・ロック」を紹介させていただきます。

「エスティマ・ロック」はムンジアル&ADCC王者ブラウリオ・エスティマの実弟、ヴィトー・エスティマが考案した技で、当初はエスティマ兄弟が主にこの技を使っていましたが、ここ最近はいろんな選手にも使われています。

相手の足をお腹にもってきてリアネイキッドの形で足をロックして極める技で、極まりかたとしてはフットロック、トーホールドに近くその技のキレ味は抜群です!!

DVDは1枚、約60分とコンパクトにまとめられていて、冒頭は技のコンセプト、ベースの固い相手への入り、ラッソー、デラヒーバ、インバーテッド、オープンガード、各種ガードに対する技の入り方から、ベリンボロへのカウンター、シングルXガードからの入り、エスティマロックからバッグ・サイドポジションの取りかたが収録されています。

ポジションではなく“極め”重視のスタイルは、同じくバッハ所属のマジッド・ヘイジのベースボールチョークを連想させ、どちらの作品も柔術=極めを体現するための必見の作品です。

ということで次の僕のレヴューウェンズデーはベースボールチョークに決定です。

“極め”にこだわるヴィトー・エスティマの必殺技「エスティマ・ロック」のノウハウを大公開してる今作、必見モノと言えるでしょう。


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ヴィトー・エスティマ「エスティマ・ロック」
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2017年05月24日

【Review Wednesday】ルーカス・レイチ「The Coyote Half Guard」

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みなさんおつかれさまです、Jiu Jitsu NERDライターの成田です。

今回紹介するのは、ルーカス・レイチの「The Coyote Half Guard」。

しばらく前のことになりますが、ハーフのことを知りたいと本ブログ主宰の橋本欽也さんに相談したところ、「ゴルドやカイオもいいけれどルーカス・レイチも見てみたら?」と教えてもらい、たまにYouTubeで映像を漁っていました。

そんなレイチの教則DVDが登場ということで、自分が通うミューズ柔術アカデミーでも発売前から話題になっていた一作です。

と、本題に入る前に気になったのが、ルーカス・レイチはどうしてハーフを得意としているのかということ。

おなじみ「BJJ HEROS」を当たってみると、彼のハーフガードを発展させたのはレオジーニョという記述があり、ハイアン・グレイシーの道場からレオジーニョのもとに移ったルーカスが、そこで自身のハーフに磨きをかけ、フルタイム柔術家としての決意も固め、アメリカに渡ったとか。

一方、Budo Videosの「THIS WEEK IN BJJ」ルーカス登場回(Episode 92)を見ると、身体に柔軟性があんまりないからハーフをやるようになった、柔術にもノーギにも応用できるテクニックだから、年取っても使えるし色帯(特に青帯)にはいいテクニックだと思う、体重差も克服できる、などと話していて、まさに中年目前の自分にはぴったりなテクニックじゃないかと再確認した次第です。

前置きはこのくらいにして、DVDの内容をチェックしていくと、本作は4枚組ながら各DVDが40分弱と見やすい案配になっています。

1〜2枚目は、タイトル通りハーフガードのレクチャーです。ハーフの状態で片足はニーシールドの状態から上体を起こして腰を抱えるところまでを基本(コヨーテハーフ)に、足のフックをスイッチ&相手を崩してのバックテイクや、ヒザを外に出して「ドックファイトポジション」に移行してからのスイープやバックテイクのバリエーション、さらにスタンドからハーフに引き込んでドッグファイトへの移行など、2枚合わせて29のテクニックが解説されています。

個人的に気になったのが、2枚目最初のテクニック(Getting To Coyote Half From Shoulder Pressure)。

ハーフに入れているものの、肩にプレッシャーをかけられ上体の自由が利かないときに、相手の肩まわりのドーギを持ち上げ、亀のように身体を丸めることでスペースをつくり、コヨーテハーフに戻すというものです。

自分は試合やスパーでよくこの状態になり、足を抜かれて終了してしまうのですが、これを覚えておけば3ポイントを献上しなくて済むかも……と淡い期待を抱いた次第です。

そして3枚目は、なんとハーフから離れて、チェックマットで実践しているというドリルの紹介に突入。

スタンドからのパス&バック、「ジャカレパス」と呼ばれているパス&バックテイク、亀の相手へのバックテイクなどなど、自主練や道場の指導者の方にも参考になりそうなドリルが13パターン紹介されています。

最後の4枚目はハーフのレクチャーに戻り、ノーギでのテクニックを14種収録。

1セットで柔術、ドリル、ノーギと趣向が凝らされており、白帯や青帯などの方は特に参考になると思います。

映像はベルナルド・ファリアの教則DVD同様、いさぎよく1アングルのみ。

とはいえ、見づらいなどのストレスはなく(子どもの声やくしゃみがたまに聞こえたりと逆にアットホーム)、また、英語が得意ではないという方でも、彼の英語はゆっくりめで聞き取りやすいと思います(僕でもけっこう大丈夫でした)。

MMAではこうやってパンチを防がないといけないし……などと、昨今の柔術DVDではあまり聞かない解説の仕方も個人的にはグッとくるところ。

ベルナルド・ファリアも「あいつは最高のハーフガード使いの一人。オレはあいつのビッグファンだ!」と太鼓判を押している一作です。

ゴルド(未見ですが)、カイオ・テハ、ジェフ・グローバーと並ぶ、ハーフガードの名作になるか。

みなさんはどう思いますか?


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ルーカス・レイチ「The Coyote Half Guard」

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The Coyote Half Guard by Lucas Leite | JiuJitsu.com






【今日が誕生日の柔術家】



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2017年05月17日

【Review Wednesday】『ヒクソン・グレイシー 王者の真実』

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毎週水曜日に柔術関連の映像作品や書籍などをレビューする『Review Wednesday』、今週は久しぶりの執筆となる橋本欽也が担当させて頂きます。

今回紹介するのはビデオで発売されていたヒクソン・グレイシーのドキュメンタリー作品「ヒクソン・グレイシー 王者の真実」です。

これはPRIDE以前のMMA創成期、95年に開催された「バーリ・トゥード・ジャパン 95」でのヒクソンの試合を追ったドキュメンタリーで、試合前から試合後、そしてバックステージでの様子などが見られる貴重な作品。

いまや伝説となった山籠もり合宿や在りし日のホクソンの姿も見られ、ヒクソン全盛期の姿を収めた映像はここでしか見られません。

個人的にグッときたのは控室でホイラーにドヤされてるヒクソンのシーンでした。

ヒクソンといえばグレイシーファミリーの中では別格との印象があったのですが、ホイラーに戦略のことで一喝入れられてるのを見たとき、「意外と普通の兄弟なんだな」と感じたのでした。

この「バーリ・トゥード・ジャパン 95」でヒクソンはRINGSから出場した山本宜久、SAWの木村浩一郎、そしてシューティング代表だった中井祐樹の3人の日本人選手に勝利してワンディトーナメントを優勝するのですが、その過程を緊迫感溢れるバックステージ映像と合わせて見られるのは格闘技ドキュメンタリーとしても興味深いです。

またヒクソン以外の選手にもスポットを当てて、今は亡き木村浩一郎に密着してたり、ガイジン選手が試合を棄権するから賞金をシェアしようと対戦相手に提案をする場面なども生々しく迫っており、舞台裏ではこんなことがあったのか!とこの作品を見て初めて知ることも多く、戦いはリング上だけではないんだな、とも思った次第です。

そして中井祐樹氏は今大会で目を負傷し、シューティングを引退に追い込まれ、柔術に転向していくきっかけにもなったのですが、その壮絶なまでの試合ぶりも鳥肌モノでしょう。

本当に名作中の名作なのですが97年に発売された作品なので実に20年も前でビデオは当然廃盤です。

日本語字幕入りの日本版はビデオ販売のみでDVD化もされてないので、日本語字幕版の視聴は困難でしょうが、日本語字幕なしの海外版はYouTubeで全編アップされてるので見ることが可能です。

コチラから!

日本語字幕がなくても見る価値がある作品なので、ぜひ見てみて欲しいと思います。


■過去の『Review Wednesday』はコチラから!



【今日が誕生日の柔術家】エドゥアルド・ペッソア(32)



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2017年05月10日

【Review Wednesday】ブランドン・クイック「Fade to Black」

Fade
みなさん、お疲れ様です。顔出しNG謎のレビュアーです。

約一か月ぶりの「Review Wednesday」を書くにあたり、事前に見たDVDがムンディネロさんで在庫切れでした。

今からしっかり一作品見てる時間は中々とれないので、過去に見た作品の記憶を辿り書かさせていただきます。

私が初めて教則DVDをちゃんと見たのは、今回紹介する「Fade to Black」でした。

当時、イサミでこのDVDをプッシュしていて、その店頭で流れているサンプルを見て買ってしまった次第です。

PRIDEが潰れ、時代はUFCに傾きつつあるなか、ダースチョークなどは誰もが使うポピュラーな技となっていた時に出された作品です。

エディ・ブラボーの弟子、ブランドン・クイックがMMAやノーギで使える素晴らしいチョークを紹介しています。

チョークと言ってもリアネイキッドチョークではなく、スピニング、アナコンダ、ダース等のテクニックがほとんどです。

また流れとして基本を紹介して、それに合わせたバリエーションも紹介しています。

そしてそれが失敗した時、他の技への移行も紹介している所は良心的でしょう。

エディ・ブラボーの弟子ということもあり、エレクトリックチェアと呼ばれるハーフガードからのスイープも収録されています。

当時白帯だった私にもその技はハマり、大変ありがたい助け舟となりました。

3枚組の長丁場ではありますが日本語吹替え付きでかなり満足できます。

特にノーギ最高者やダースチョーク好きは絶対見て損はしないはずです!

かなり前に発売された作品ですがいま見てみ色褪せないテクニックの数々が収録されているので機会があったらぜひ見てみてください。


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ブランドン・クイック「Fade to Black」
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【今日が誕生日の柔術家】エジソン・カゴハラ(46)、レアンドロ・マルティンス(34)、ヴィトー・ソブラル(35)



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2017年04月26日

【Review Wednesday】バレット・ヨシダ「サブミッショングラップリング」

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みなさんおつかれさまです、Jiu Jitsu NERDライターの成田です。

怠け癖が災いして身辺が穏やかではなく、謎の覆面ライターさんと「グレマガレビュー」でおなじみの内山さんを巻き込んでなんとか存続している「Review Wednesday」ですが、久しぶりに自分が担当させてもらいます。

今回は懐かしの名作紹介ということで、MUSE柔術アカデミーに出稽古に来ているSさんからおすすめしてもらい購入したバレット・ヨシダの「サブミッショングラップリング」を取り上げたいと思います。

これは早川光由氏や芝本幸司選手の教則でおなじみの愛隆堂から2005年に発売され、現在は改訂版が出ている教則DVDブック。

なぜこのタイミングにバレットか?といえば、先日のアブダビ・ワールドプロ2017のレジェンドマッチでソッカと対戦した映像を見たからにほかなりません(結果は序盤に献上したスイープで敗退!)。

バレットといえば01年、02年のADCC準優勝、08年、09年のワールドノーギ優勝、そしてにわかな自分はメタモリス4でのジェフ・グローバー戦のイメージが強く、「バレット=ノーギ」と勝手に思っていましたが、ワールドプロでのキモノ姿もすこぶるカッコよく、「東陽片岡先生のおマンガに出てきそうだな……」とつくづく思った次第です。

前置きはこのくらいにして本題に進むと、この教則DVDブックはノーギのテクニックに特化した内容で、翻訳を務めた橋本欽也さんによれば、2005年のGiグラップリングでバレットが来日した際に制作されたものとのこと(Giグラップリングではペナ級決勝でジェフに破れ準優勝)。

「ポイントで勝つことよりも、相手を関節技で極めることが最も重要」というバレットの思想を反映してか、初心者でも実践しやすいクローズドガードからのサブミッション(三角、アームロック、腕十字、リバースアームロック、オモ→三角のコンビネーションなど)をはじめ、アームドラッグからのバックチョーク、クローズドやハーフのパス、サイドやニーオン、マウントからのサブミッション、そしてノースサウスからの腕十字やニーバーなど、ほぼほぼ極めで終わるテクニックが収録されています。

冒頭のクローズドガードからの三角だけでも8パターンあり、特にかつぎパスを仕掛けられたタイミングで相手のワキを指し、フェイント的なアームロック→三角のセットアップなどは、シンプルながらもモノにしたいテクニック!

付属のDVDは英語ながらもひとつひとつのテクニックの解説と、フルスピード、2つのアングルからのスロー映像も収録されているので、わかりにくさはないはずです。

ノーギの教則DVDはいろいろと出ていますが、映像だけでなくじっくり本で理解できるものはなかなかありませんから、ノーギに挑戦したいと思っている初心者の方はぜひ手に取っていただきたい一作です(自分もとっとと買っておけばと思いました……)。

と、ここまで書いてきて気付きましたが、本日(4/26)はバレットの誕生日! 

42歳となったいまでも現役バリバリで戦い続ける姿はやっぱりカッコいいですね。

最後にこの教則DVDブックの冒頭に掲載されているバレットの言葉を紹介して終わりにしたいと思います。

「試合はとても良いモノです。試合をすることで、あなたは非常に早く、技術向上をはかることが可能です。(中略)あなたが試合で残り時間が少なく、ポイントで負けているとしたら、あなたはまず、相手を関節技で極めることを優先して考え、その後にポイントで勝つことを考えるべきなのです。ポイントで勝つというのは、相手を関節技で極められなかった場合のみ、取るべき手段でしかないのです。と私は考えています。試合で勝つことは、あなたをより優れた選手に育てあげることでしょう。私は試合に出来るだけ多く出場する事を勧めます。」

肝に銘じます!!



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バレット・ヨシダ「サブミッショングラップリング」
著者:バレット・ヨシダ 翻訳:橋本欽也
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【今日が誕生日の柔術家】バレット・ヨシダ(42)、ヘナート・シウバ(36)、藤井惠(43)、ニール・スウェイレス(40)



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2017年04月19日

【Review Wednesday】書籍:ブラジリアンバーリトゥード

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毎週水曜日に柔術関連のDVDを紹介するレビューウェンズディ。

今回はDVDではなく書籍をレビューしたいと思います!

この「ブラジリアンバーリトゥード」はそのタイトル通りにブラジルでMMAがまだMMAと呼ばれる以前、バーリトゥード(ポルトガル語で「なんでもあり」の意)と呼称されていた時代のシーンを余すところなく詰め込まれた写真集です。

2000年初期のブラジルで撮られた写真とそこに挿入されている濃密なテキストは生々しいの一言。

当時のブラジルでブラジリアン柔術を双璧をなしていたルタリブレは現在ではやや影が薄くなってしまいましたが当時修斗で猛威を振るっていた“ペケーニョ”ことアレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラを中心とするルタリブレ勢の練習と日常が綴られているのは貴重でしょう。

この本は8割ほどがルタリブレで柔術ジムはペケーニョが練習に行っていたブラジリアントップチームぐらいしか出てきませんが、それでも当時のBTTはキラ星のごとく多くのトップ選手が在籍していた黄金期で、日本でもお馴染の選手から知られざる強豪まで登場していて読み物としても面白いです。

地球の裏側のブラジルの生の格闘技シーンが満載なこの1冊ですが発売当時は2500円という値段の高さで買うのを躊躇した思い出があります。

とはいえ悩みながらも購入し、結果的にその値段以上の価値があって買ってよかったと思える1冊です。

著者の井賀孝氏はこの書籍を出版したのちにブラジリアン柔術の黒帯を取得し、写真家として活動しながら柔術の指導もされています。

昨年には再度ブラジルを訪れて増補新装版を出すための追加取材を敢行されたので、その続編ではどんな写真とストーリーが語られるのかを楽しみに待ちたいと思います。

ちなみにこの「ブラジリアンバーリトゥード」、現在はAmazonで安価で入手できるので(そのレビューでは批判的なものもありますが)興味のある方はぜひご一読を。


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「ブラジリアン バーリトゥード」
著者:井賀孝
■Amazonでの購入はコチラから!



【今日が誕生日の柔術家】イゴール・シウバ、ジェイ・ペイジス、ジャスティン・ジャグス



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2017年04月05日

【Review Wednesday】ハファエル・フレイタス「Favorite Moves: Back Control & Attacks」

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やってきました、毎週水曜日に新作やオススメのDVDを紹介するレギュラーコーナー、「Review Wednesday」。

本ブログ2度目の登場の顔出しNGの覆面レビュアーです。

当番制のこの「Review Wednesday」、順番では今週はライター成田氏の番なんですが、ご多忙真っ只中なので代わりに僕が書かせていただく事になりました。

今回はハファエル・フレイタスの「Favorite Moves: Back Control & Attacks」を紹介させていただきます。

ハファエル・フレイタス爛丱薀伸瓩魯哀譽ぅ掘璽丱奪呂旅帯柔術家で、この爛丱薀伸瓩箸魯櫂襯肇ル語でゴキブリという意味で素早い動きがネーミングの由来となっています。

柔術だけでなくMMAにも進出し、得意の爛丱薀肇廛薀伸瓩鯢雋錣烹契鑢鞠圓如△修里Δ腺祇錣鬟汽屮潺奪轡腑鵑念賈楙,舛靴討い泙后

最近では元UFC世界女子バンタム級チャンピオン、ホーリー・ホルム、そして過去には日本のジュエルスに定期参戦し現在はインビクタで活躍中のセリーナの柔術コーチもしています。

さて、この「フェイバリットムーブス」ですが、

・サイドマウント&マウントアタックス
・ダブルガード
・バックコントロール&アタックス


の3本でシリーズ化されています。

最近の練習で良い感じでバックが取れてもまだまだ弱輩な身はバックをキープし続けるのがやっとです。

そこで、少しでも何かレパートリーを増やしたいと考え思い浮かんだのが、柔術魂で掲載されていたハファエル・メンデスがキムラグリップからカンバリョッタみたいに前転してバックをとるあれでした。

しかし柔術魂の何作目に掲載されていたのか思い出せず結局見れず終まいに…

そこで今作に同技が収録されているのを思いだし見てみるとやはり収録されていました。

キムラグリップからの展開は他にも収録されていて、亀の相手に対してキムラグリップから三角と前転してバックの2パターン。

前転バックはやはり試してみたくなりました。

早速今度の練習でやってみよう。

早々に目的としていたテクニックが見れたので一通りDVDを見てみる事に。

タイトな亀の相手にどのようにフックを入れるか、フックを入れた後はどのように相手を上手くコントロールするか、相手がエスケープしてきた時のカウンター対応などが収録されています。

見終えた後に新たに気になったテクニックを1つ紹介します。

シートベルトグリップ、両足フックでバックキープしている→相手が両足のフックを外してくる→シートベルトグリップはそのままで自らの足を相手から遠ざけて相手と一直線になるようにする(うつ伏せで寝ている状態)→バック奪取。

と、説明してみたものの説明になっていないのでやはり実際に見ていただくのが1番かなと思います。

このDVDの好きな所はお手頃感で、値段も見るのもお手頃な感じがすごく良いです。

3〜4枚組の超大作だと手を伸ばす機会もめっきり減っていきます。

1枚60分ちょっとだと寝落ちする心配も減りますし、これだとサクッと見れるのは本当にありがたですね。

そして日本語訳もあるので英語が苦手な方にもオススメです。


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ハファエル・フレイタス
「Favorite Moves: Back Control & Attacks」
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【今日が誕生日の柔術家】アレック・ボールディング、フェルナンド・サカイ(37)



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2017年03月29日

【Review Wednesday】ベルナルド・ファリア『THE BATTLE TESTED HALF GUARD』

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こんにちは!

最近暖かくなり、動きやすい季節になってきましたね。

春になると新しいことをはじめる方が多いですが、柔術でも新しい技を始めてみませんか!?とのことでDVD紹介をさせて頂きます!

今回私が担当したのはベルナルド・ファリアの『THE BATTLE TESTED HALF GUARD』です!!

2015年ムンジアルでWゴールドを取った事により一躍有名になった選手ですね!

そんな彼の得意技を満遍なく紹介してくれいるDVDです。

4枚組となっており、内容もハーフ・ディープハーフに関連することをたくさん紹介しております。

最初はハーフガードの入り方から紹介しておりますので、あんまりハーフガードはやらないんだよな・・・と言う方も安心して観れます。

今回のDVDで面白い点はテクニックもそうですが、4枚目がスパーリングの映像となっており、本人が直接解説をしてくれております!

なのでどのシーンでどのテクニックを使うのかとても分かりやすいです^^

個人的にはニースライスでパスをされることがおおい事もあり、そこの攻防テクニックがよかったです〜。(←あくまで個人的感想です)

ちょっと残念な点は映像がちょっと荒い点と、BUDO VIDEOSのDVDを観ている方はアングル等々が気になってしまうかもしれません。。。

その点を入れてもテクニックをたくさん紹介しているの見る価値アリだと思います!

是非とも観てチャレンジしてみてください^0^★


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【発売中】
ベルナルド・ファリア
『THE BATTLE TESTED HALF GUARD』
■柔術教則DVDの購入はコチラから!



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2017年03月08日

【Review Wednesday】ショーン・ウイリアムス「Williams Guard」

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毎週水曜日に柔術&グラップリングのDVDを紹介している「Review Wednesday」。

これまではJiu Jitsu NERDライターの成田サトシが単独でレビューしていましたが、毎週レビューを書くのはシンドい!とのことで、今回からは複数のレビュアーによる交代制でのレビューとなります。

交代制となった初回は顔出しNGの謎のレビュアーが登場します。

顔出しNGだけにお約束の手持ち画像はなく文字だけでのレビューとなりますがご容赦を!

■※■※■※■※■※■※■※■※■※■※■※■※■※■※■※■※■※■※■※■※■※■※■※■※■

はじめまして。

顔出しNGの謎のレビュアーです。

これから月イチぐらいの頻度でレビューさせて頂きます。

今回このレビューを書くにあたり、何を書こうかと思案中になぜかショーン・ウィリアムスの「Williams Guard」が目にとまったので紹介します。

ショーン・ウィリアムスはヘンゾグレイシーの黒帯で、技術力、人柄、と評判が良い指導者として有名です。

ヒカルド・アルメイダ、ホドリゴ・グレイシー、マット・セラなど、その他にも多くの選手を指導しています。

BudoVideosから発売されているムンジアル、パン選手権のDVDで解説をしていたことでも知られています。

今作はショーン・ウィリアムスが自身の得意とするガード、ウィリアムス ガードをレクチャーしています。

このウィリアムス・ガード、しばらく使い研磨すればラッソーガード並みに強力なガードになりえる非常に効果的なガードです。

ガードの形はラバーガードにも似た体勢から作るガードなのでノーギ、MMAの選手にも見ていただける内容となっています。

実際に作品内ではパンチを打ってきたことを想定した技術や、逆にパンチを入れてからのテクニックも紹介されています。

冒頭はウィリアムスガードの基本的な形を紹介。

そこから見ていくとDisc.1はウィリアムスガードへのセットアップのみで終了!

これには少し驚きましたが、エディ・ブラボーのテクニックで言う所のゾンビを「パムル」と呼びこのパムルのディテールを細かく解説。

実際にDisc.1の3分の2近くはパムルの紹介がされています。

その他は足の運び方、腰切り、ベースを崩せない相手への対応、ヒップスロー、リバースキムラ、などからのセットアップを紹介。

Disc.2はサブミッション、スイープなど紹介しています。

腕十字、三角、オモプラータ、などの基本的なものからカウンターや、トラップを仕掛け攻撃をしていくものなど幅広くカバー。

ウィリアムスガードからの技は成功率も高く、相手のプレッシャーから解放され攻めることもできます。

体重差がある相手、少し力の差がある相手にも有効的なテクニックなので1つでも多く攻撃パターンを増やせばいつものスパーリングがガラリと変わります。

そして、ボーナスの特典として、BJ・ペンも多様するニアサイド アンダーフック ハーフ パスガードをDisc.3に丸々収録。

ハーフガードになった時に対角の脇をさすのではなく、近い脇をさしていくパスガードが紹介されています。

相手の上半身を固めてパスしていくのですが足の動きに特徴がありやや難易度高めな技も収録。

Disc毎で最後に各チャプターで紹介した技が一通り流れるので、時間がない時はそこだけサクっと見て復習できるのはうれしいですね。

今後発売する教則DVDはチャプターでその項目作っていただきたいぐらい便利でした。

いまいち練習に行く気がおきないときはDVDでテクニック勉強するのもありなのではないでしょうか!?



【今日が誕生日の柔術家】パトリシア・ラージェ、マリオ・カタヤマ



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2017年03月01日

【Review Wednesday】「2013 Pan Jiu-jitsu Championship DVD」

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みなさんおつかれさまです、Jiu Jitsu NERDライターの成田です。

今日から3月に突入ですが、3月といえば15日からLAで開催予定のパン選手権!

というわけで半ば強引ですが、今回の「Review Wednesday」は過去のパン選手権DVDを取り上げたいと思います。

先日ゲットしたのがBudo Videosの「2013 Pan Jiu-jitsu Championship DVD」。2013年3月にLAのアーヴァインで行われたパン選手権のアダルト黒帯決勝の全試合を収録したものです。

この年のムンジアルを最後にブドービデオはIBJJFの大会DVD製作を止めたため(配信はしばらく続けてましたが)、DVDフォーマットで手に入る最後のパン選手権モノになります。

ミヤオ兄弟やキーナンはまだ茶帯、女子でいえばマッケンジーは黒帯になったばかりなど、現在の黒帯勢力図とはひと味違う4年前。

どんな顔ぶれだったかは以下の通りです。

【アダルト男子黒帯決勝戦】
ルースター:ブルーノ・マルファシーニ vs カイオ・テハ
ライトフェザー:ラエルシオ・フェルナンデス vs ギリャルミ・メンデス
フェザー:フーベンス・シャーレス爛灰屮螢鵐筬 vs ハファエル・メンデス
ライト:マイケル・ランギ vs ルーカス・レプリ
ミドル:クラーク・グレイシー vs マルセロ・マフラ
ミディアムヘビー:グットー・カンポス vs アンドレ・カウヴァオン
ヘビー:ホベルロ・アレンカール爛肇ゥ奪記 vs ニヴァウド・リマ
スーパーヘビー:レオ・ノゲイラ vs ガブリエル・ヴェラ
ウルトラヘビー:アレキサンダー・トランス vs マーカス・アルメイダ爛屮轡Д轡祗
オープンクラス:マーカス・アルメイダ爛屮轡Д轡祗 vs アンドレ・ガウヴァオン

【アダルト女子黒帯決勝戦】
ライトフェザー:ミリアン・カルドソ vs ソフィア・アマランテ
フェザ−:マッケンジー・ダーン vs ルイザ・モンテイロ
ライト:アナ・キャロリーナ・ヴィタウ vs ビア・メスキータ
ミドル:ヴァネッサ・オリヴェイラ vs タイーザ・シウバ
ミディアムヘビー:ルイザ・フェルナンデス vs タリタ・ノゲイラ
ヘビー:ガヴィ・ガルシア vs アンドレサ・コレア
オープンクラス:ガヴィ・ガルシア vs ビア・メスキータ


個人的にグッときたのは、いまや入手困難となった『Jiu Jitsu NERD Vol.0 創刊準備号』でベストバウトと紹介されているブシェシャvsガウヴァオンのオープンクラス決勝戦。

両陣営から大声援が送られる中、テイクダウンで先制し、クルシフィックスから極めを狙うブシェシャに対して、ガウヴァオンは残り45秒で大内刈り(?)を決めて同点に!

しかし、残り30秒を切ったところでブシェシャがオモプラッタからのスイープを決めて4-2で激戦を制します。

ランギとレプリ、ガウヴァオンとグットー・カンポスの同門シェアなど「試合ないじゃん!」という階級もあるものの、カイオ・テハvsブルーノ・マルファシーニのように現在も続くライバル同士の対戦や、いまや選手を引退したギィの勇姿、ハファvsコブリンヤの接戦、解説陣も”Wow!!!”連発だったクラーク・グレイシーの終了間際の“クラークプラッタ”(マルセロ・マフラは失神!)など、見所が多い大会です。

■今大会のアダルト黒帯の結果ははコチラから!

ボーナストラックとして、YouTubeのBudo Videosチャンネルでおなじみ「THIS WEEK IN BJJ」のエピソード32も収録。こちらではブドー・ジェイクとショーン・ウィリアムスの大会総括や、ショーンのテクニックが紹介されています。

大会DVD、しかも4年前のものをいまさら手に入れようとはなかなか思わないかもしれませんが、上の「THIS WEEK IN BJJ」のエピソードはYouTubeでまだ閲覧できるので、気が向いたらぜひチェックしてみてください。

教則モノとは違った新たな発見があること間違いなし!と断言します。


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【DVD】
『2013 Pan Jiu-jitsu Championship』
■詳細&購入はコチラから!



【今日が誕生日の柔術家】アレッシャンドレ"カフェ"ダンタス(38)



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2017年02月22日

【Review Wednesday】サミール・シャントレ「Lasso Guard」

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みなさんおつかれさまです、Jiu Jitsu NERDライターの成田です。

珍しく毎週続いている「Review Wednesday」ですが、今回はBudo Videosからリリースされたサミール・シャントレの2枚組教則DVD「Lasso Guard」を紹介したいと思います。

サミールといえば、最近では2月初旬の「Fight To Win Pro 25」でジアニ・グリッポと戦っていましたね。開始早々ラッソーをセットアップしたものの、足関の攻防からジアニにパス&マウントされて結果は判定負け……。

とはいえ、昨年のワールドノーギは優勝ですし、アメリカンナショナルは“9Times Champ”(!)。

そんな彼が「オレンジ帯から続けている」というラッソーガードの教則がこちらになります。ざっくりとした内容は……

【1枚目】
・レッグラッソーを解除しようとする相手へのモンジバカ
・ラッソー&パンツを掴んでのスイープ(佐々スイープ)や、ディフェンスされた場合のアームバー
・ラッソー&肩を起点に回るショルダーロールからの三角、オモプラッタ、スイープ、ニーバー、バイセップススライサー
・ラッソー&スパイダーからの三角、オモプラッタ
・ラッソーをかけた相手がヒザを立てたり、立ってきた場合などの“リバースデララッソースイープ”のバリエーションや、シザースイープ風のスイープマウント
・ラッソー側の足をさらにデラヒーバフックしての“デララッソースイープ”やアームバー
・スネのフックで相手のバランスを崩してのオモプラッタや三角

【2枚目】
・相手が立っている状態でラッソー&ラペラを掴み、片足も使って上体を崩してのオモプラッタ、キムラ、三角、ショルダーロック
・ラッソー&デラヒーバからXガードの要領でバランスを崩すスイープのバリエーション
・ラッソー&デラヒーバからXガード→ベリンボロでバックテイク
・ラッソー&ハーフからのスイープのバリエーションやテクニカルスタンドアップ
・ラッソー&ハーフからXガード→レッグドラッグへの移行

という案配で、1枚目は相手の姿勢が低い状態、2枚目は相手が立っている状態からのテクニックが主となっています。

ラッソーの基本をまず知りたいという方は、1枚目冒頭の「Basic Sweep」から見れば、強いラッソーガードをつくるコツが解説されているので手っ取り早いはず。

ラッソー&スパイダー、デラヒーバ、Xガード、ハーフなど、“ラッソー+α”のテクニックが網羅されており、ラッソーを仕掛けられた相手が「ヒザを立てた場合」「立った場合」「ラッソー側と逆の足を立てた場合」などリアクション別の対処法もしっかりフォロー。

スパーリングでラッソーに苦しめられている身としては、ディフェンスもひとつくらい紹介されていたら……と思うものの、この一本があれば、ほかのラッソーガードの教則(あまりなさそうですが)は必要ないほどのボリュームです。

おなじみ山本大気さんの日本語吹き替え付きですし、末永く重宝できる名作だと思います!


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【近日入荷】
サミール・シャントレ「Lasso Guard」






【今日が誕生日の柔術家】マーシオ・スタンボウスキー(58)、ヴァリッジ・イズマイウ(49)、アダム・マルティネス(46)、梅村寛(45)、坪井盛朗(43)、新明佑介(39)、榊原和正(37)、サダオ・ウエハラ(33)、ジェナ・ビショップ(31)



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2017年02月15日

【Review Wednesday】ルーカス・レプリ「ブラジリアン柔術世界チャンピオンのテクニック

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みなさんおつかれさまです、Jiu Jitsu NERDライターの成田です。

Budo VideosやDigitsuから新作DVDが続々リリースされているものの、諸事情でいまだゲットできておらず……。

今回は過去の名作紹介ということで、ルーカス・レプリの「ブラジリアン柔術世界チャンピオンのテクニック」を取り上げたいと思います。

2008年夏と、約10年前にブルテリアからリリースされたこのDVD。「初めて見る」という方も少なくないのでは?

かく言ういまだ柔術ビギナーな自分も、レプリの記事を書こうと先日ネットをさまよっていたところ、「ブルテリアの赤いドーギを着たレプリの映像」がYouTubeに転がっているのを発見し、このDVDにたどり着いた次第です。

本作は、2007年末に開催された「DEEP X02」でレプリが来日した際に収録されたということで、レプリはまだ22歳という若さ!

2007年ムンジアル・ライト級で黒帯初優勝を飾り、上り調子のタイミングにリリースされたわけですね。

内容は特定のテクニックにフォーカスすることが多い最近の教則モノと異なり……

・クローズドガードからのスイープやサブミッション
・クローズドガードのパスのバリエーション
・スパイダーガードのパス
・デラヒーバのパス
・スパイダーからのスイープやサブミッション
・デラヒーバからのスイープやスイープマウント、バックテイク
・フックガードのパス
・テイクダウンからのバックテイクやサブミッション


といった案配で、ガード、パス、サブミッションなどがバランスよく紹介されています。

各テクニックのバリエーションも豊富で、ハーフガードからのスイープ、跳び付き腕十字、タートルガードの崩し方などもフォロー。

テクニックの合間にはインタビューをはじめ、ボンサイでのスパー映像(ちなみにテクニックのお相手はマルキーニョス)、日本滞在中のオフショット、カポエイラの披露といった特典映像も入っています。

柔術を始めたきっかけや練習内容、目標(MMAをやると言ってました)などが語られ、選手の人となりを垣間見られるのはこの時代のDVDならではでしょうか。

10年前のDVDですから紹介されているテクニックに目新しさはないかもしれませんが、この1本さえあれば攻守の基本を学べますから、最近柔術を始めた方や自分のようにまだまだ基礎に不安があるという方は復習用としてもぜひお手元に置いていただきたい一作です。

ちなみにこのDVD、ブルテリアが制作していた「ブラジリアン柔術テクニックシリーズ」の“第4弾”ということで、コブリンヤ、ドゥリーニョ、フラザト、メンデス兄弟らほかの選手の教則シリーズも、機会とお金が許せば紹介していきいと思います!


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ルーカス・レプリ「ブラジリアン柔術世界チャンピオンのテクニック
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【今日が誕生日の柔術家】高亀洋介(39)、ホブソン・タンノ、マルコ・レイステン



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2017年02月08日

【Review Wednesday】The Closed Guard 4 DVD Set by Bernardo Faria

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みなさんおつかれさまです、Jiu Jitsu NERDライターの成田です。

昨日はブラジルブログ開設10周年ということで、ブログ11年目突入直後の「Review Wednesday」として、ルーカス・レプリの「KNEE ON BELLY」のレビューをはりきって書いていたのですが、書き上げたところで突然ぼんやりとした不安に襲われて過去記事を漁ったところ、昨年4月、すでに同作を紹介していたことが発覚!

レプリのレビュー(2回目)は速攻でゴミ箱に入れ、気を取り直して昨年からよく見ているベルナルド・ファリアの教則モノ「The Closed Guard 4 DVD Set by Bernardo Faria」を紹介することにしました……。

本作はミューズ柔術アカデミーへ出稽古に来ているSさんからおすすめしてもらった教則DVD。タイトル通り、ファリアがクローズドからのスイープやサブミッションを紹介しているのですが、Budo Videosの紹介ページには

「トップグラップラーに『BJJでもっともエスケープがしんどいポジションは何?』と聞いたら、誰もが『クローズドガード』と答えるだろう。なぜならば、クローズドに入れられた相手はそこからアタックすることが不可能に近いから」

と、クローズドガード原理主義者ならヨダレものの言葉が並んでいます。

4枚組のDVDですが、それぞれ40分前後と見やすい収録時間。映像は1台のカメラでほぼ固定アングルと、Budo VideosやDigitsuのような演出はないものの、そのシンプルさがかえって解説に集中できる気もします。前置きが長くなったところで内容を並べてみると……

【1枚目】
クローズドガードに入れる方法と基本のスイープ、サブミッションの紹介。どんな状況下でもクローズドに入れられるように、スタンディング、ヒザ立ち、相手にヒザを入れられてしまった際のガードへの入れ方にはじまり、フックスイープ、シザースイープ、ペンデュラムスイープ、ヒップスローなどベーシックなスイープや、キムラ、十字絞め、アームバーなどのサブミッションなど。

【2枚目】
クローズドに入れられた相手が立ってきた場合のスイープやサブミッションの紹介。オモプラッタやオーバーヘッドスイープ、相手のラペラを引き出してのニーバーなども。

【3枚目】
相手に襟を握られている場合のグリップの解除方法からはじまり、クローズドから相手を足で引き付けてのブラボーチョークやアームバー、フワラースイープからのアームバー、そして相手の腕をクロスさせてのバックテイクやスイープマウント、相手に袖を握られた場合のモンジバカなど。

【4枚目】
前半はクローズドからオーバーフックを取ってのサブミッションやスイープの紹介。オーバーフックを取り、エビをして半身になって極める三角のバリエーションや十字絞め、アームロック、レッグスイープやオモプラッタなど。後半は相手が立ってきた場合にDLR→ディープハーフに移行してのスイープや、スパイダーはあまり使わないというファリア流のオープンガードへの移行方法、Zガードからクローズドへの移行、相手がヒザを押したり、ヒジでガードを割ってきた場合のガードへの戻し方など。

と、クローズドへの入れ方からはじまり、クローズドを割ろうとする相手への対処法、狙っていたスイープやサブミッションが防がれてしまった場合のオプションについても詳しく紹介されています。

「クローズドに入れたはいいけど技が単発になってしまう」という方には選択肢が広がること間違いなし。技術的にいまだビギナーの自分も、これを“見ては忘れ”でしっかりモノにしたいと思っています。


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『The Closed Guard 4 DVD Set by Bernardo Faria』
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■「Review Wednesday」過去記事はコチラから!



【今日が誕生日の柔術家】ザック・マックスウェル(28)、森内満一(43)



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2017年02月01日

【Review Wednesday】ルーカス・レプリ「SIT-UP GUARD」

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みなさんおつかれさまです、Jiu Jitsu NERDライターの成田です。

ブログ開始から10周年という記念すべき年に突入したブラジルブログが無事平常運行に戻ったところで、「Review Wednesday」もしめやかに本年一発目といきたいと思います。

今回取り上げるのは、Digitsuからリリースされたルーカス・レプリの教則DVD「SIT-UP GUARD」。

レプリはDigitsuから「CHAMPIONSHIP GUARD PASSING」「NO-GI MASTER SERIES」「KNEE ON BELLY」と教則DVDをリリースしていますが、4作目となる本作は、実際に彼が試合で使っている“シットアップガードシステム”を2枚組約120分に詰め込んだ、というものです。ざっくりと内容を並べてみると……

【1枚目】
デラヒーバガードで相手の裾と袖を持った状態からシットアップガードに移行する流れを軸にして、袖やラペラをコントロールしながらのスイープやテイクダウンにはじまり、パスガードへのカウンターのスイープ、自分と相手のスネを合わせてフックスイープとアンクルピックを同時に行うようなトップへの移行、カーフスライサー、バックテイクなどが収録されています。


【2枚目】
「デラヒーバフックを解除される」というあるあるなシチュエーションから相手をリフトしてベースを崩し、シットアップガードに移行してのスイープやバックテイクからスタート。バックテイクを警戒する相手へカウンターのレッグドラッグ、相手のひざ部分のパンツを持ってシットアップガードに移行してのスタンドアップスイープ、さらに、デラヒーバガードからXガードに移行してのスイープやニーバー、シットアップから相手が上体を起こしてきた場合のシングルレッグやスイープなどが収録されています。

収録テクニックは30コとたっぷりありますし、1枚目は手順少なめで初心者でも理解しやすく、手順の増える2枚目は中級者以上という棲み分けもやんわりなされてるので、自分に合うテクニックを見つけやすいかと思います。

レプリの英語はゆっくり目で丁寧、重要なところは再三動きながら説明してくれるので、最近紹介していた英語ネイティブな方々のDigitsu発DVDよりも頭に入ってきやすかったです。

先日、スパー中に実践してみたところ、シットアップに移行する前のデラヒーバでパスられる、ガードをつくれても袖やラペラを取れず終了、というお粗末な塩梅でしたが、テクニックの確認として技をかけさせてもらうとけっこうすんなりスイープでき(当たり前ですが)、「この調子ならそのうち上を取れて、さらにパスれるかも」と小さな夢を持つこともできました。

気になる方はぜひオフィシャルホームページ等で、プレビュー映像をチェックしていただければと思います。



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【今日が誕生日の柔術家】ブラッド・クー



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2016年12月28日

【Review Wednesday】NAJMI STYLE: BACK TAKES and more BACK TAKES

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みなさんおつかれさまです。「Jiu Jitsu NERD」ライターの成田です。

今年も残すところあとわずかですが、今週は通常営業で「Review Wednesday」をお届けしたいと思います。

今回ご紹介するのは、Digitsuからリリースされたエドウィン・ナジミの教則DVD「NAJMI STYLE: BACK TAKES and more BACK TAKES」。

エドウィンといえば、8月に彼の代名詞である跳び付き三角の教則DVDをご紹介しましたが、今回はバックテイクに特化した内容。

早速DVDを見ていきたいと思います。

4つのパートから構成されている本編。毎度のようにざっと並べてみると……

バックテイク
襟ではなく相手の手首をクラッチしてのシートベルトポジションの説明から始まり、亀になっている相手へのバックテイクのバリエーション(パンツ、足首、ラペラなどを持つ方法や、手首をクラッチして逆サイドに回り込むものなど)、スマッシュパスやトレアナから足をフックしベリンボロ的にバックを取る方法など

サブミッション
襟からラペラに持ち替えてのボーアンドアローや、それをエスケープされた場合のブラボーチョークのような“ラペラトライアングル”、自分のラペラを使うボーアンドアロー、通常のボーアンドアローをディフェンスされた場合のインバーテッドトライアングルなど

コントロール
ボーアンドアローをエスケープされた場合に足のフックを使って逆サイドのバックを取るカウンターや、相手のデラヒーバフックを解除してのバックテイク

パス
デラヒーバを解除してのバックテイクのバリエーション(相手の足を踏みつけて逆サイドに回る“ナジミスタンプ”からのバックテイクや、相手の片足を両足で挟むダブルニースライドからのバック)、ディープハーフ相手へのボーアンドアローやインバーテッドトライアングル、リバースデラヒーバを解除してのバックテイクのバリエーションなど

という塩梅で、テクニックは20コ以上、バックテイクやサブミッション、パスのパートに多くの時間が割かれた90分です。

ベリンボロやレッグドラッグ、○○フックのようなモダン系の動きがふんだんに取り入れられていて、「まだまだ基本がわからない!」の自分からすると上の説明を書くのも難儀でしたが、前半のバックテイクのパートで紹介されている基本の動きに則ってサブミッションや相手のエスケープへのカウンター、パスからのバックテイクの流れが解説されているので内容自体はわかりやすく、ベーシックとはひと味違うサブミッションは昨晩のMUSE柔術アカデミー忘年会でも話題に上るなど興味深いものでした。

バックのテクニックを磨きたいという方はぜひチェックしてみていただきたいと思います!


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2016年12月14日

【Review Wednesday】JEFF GLOVER’S Deep Half Guard

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みなさんおつかれさまです、Jiu Jitsu NERDライターの成田です。

今回の「Review Wednesday」は、前回のブドー・ジェイク「Effective Wristlocks For BJJ」シリーズに続き、LAで衝動買いしてきた過去の名作DVD、ジェフ・グローバーの「JEFF GLOVER’S Deep Half Guard」を紹介したいと思います。

これは7年前の2009年にリリースされたもので、柔術界の愛すべきおバカキャラであり、テクニシャンでもあるジェフが、彼の代名詞であるディープハーフの基本からアタックまでを教えてくれるというもの。

ハーフガードの教則はカイオ・テハのDVDが有名ですが、それより2年前に発売されたこのDVDも「当時はかなりのセンセーションを巻き起こした」と橋本欽也さんから聞き、ブドー・ビデオで速攻購入に至った一品です。

2枚組で232分と4時間近い大ボリュームとなっていますが、その内容は……

Escape to Deep Half Guard
バック、マウント、サイド、ニーオン、ヘッドロックをかけられた状態からディープハーフに入るまでの基本の動き

Deep Halr Entrance
ハーフの状態や、オープンガードで相手が片膝を立てていたり、立ち上がっている状態からディープハーフに入るオフェンシブな動き
Sweeps
ディープハーフからのスイープの紹介。基本のフックスイープやXガードに変化するスイープ、相手のニースライスに合わせた潜りスイープ、立っている相手を足で引き付けてリバーサルするシットアップスイープ、ラペラを使ったもの、ディープハーフで脇をさされた際のカウンターのダースチョーク&バックテイクなど

Passes Deep and Normal Half
ハーフガードに入れられた状態からのパスとアタック。ディープを仕掛けてくる相手の脇をさして頭越しに回る腕十字、ハーフの相手に脇をさされた状態からダースチョークのプレッシャーをかけてのパス、相手のディープハーフ&Xガードを崩してダースチョークなどなど

Darce
ニーバー、バタフライパス、アームドラッグ、ヘッドロックを仕掛けられた際や、亀になっている相手へのダースチョーク

Back Attacks
スパイダーを仕掛けてくる相手へのバックテイク、サイドコントロールからチョークでプレッシャーをかけつつのバックテイク、マタレオン、片足タックルを狙われた状態でのバックテイク


と、ディープハーフの攻め・守りに終始すると思いきや、ダースチョークの入り方、バックアタックの方法など盛りだくさんの内容を、ジェフの師匠であるフランジーニャとともに解説してくれています。

ジェフのおちゃらけたイメージを裏切ることなく、トリッキーやテクやテクニック終わりのドヤ顔も随所に散りばめられていますが、解説自体はいたって真面目。ミスしがちなところも「言って終わり」ではなく、実演しながら説明してくれるので、とてもわかりやすい印象です。

また、ボーナストラックも充実していて、ディープハーフの重要な考え方や、ジェフにとってディープハーフとはなんぞやというインタビュー、フェリペ・デラ・モニカ、クリスチアーノ・オリヴェイラ、ジョアオ・シウバ、荒牧誠選手(!)らとの試合映像、ディープハーフからのレッグロックやスパーリング映像、バランスボールの柔術的な使い方、さらに「ジャッカス」的なゆるいジェフのコマーシャル映像なども収録されていて、ボーナストラックだけで2時間近いボリューム!

メインのテクニックもさることながら、サイドメニューでこれほど充実しているDVDは初めてお目にかかりましたが、これもジェフのエンターテインメント精神の賜物なんでしょうか。

なお、ジェフといえばいまはなき名グラップリング雑誌『ゴンググラップル』のVOL.2に、22歳になったばかりの頃のインタビューが収録されています。

フランジーニャやビル・クーパーの話とともに、いまの彼のキャラが確立される以前の意外な一面が垣間見られる貴重な内容なので、ジェフといえばドンキーガード、ステロイド容認、ウィード好きくらいのイメージの方は、ぜひそちらも古書店で探してみてください!


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【発売中】
ジェフ・グローバー「ディープハーフガード」
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【今日が誕生日の柔術家】ウドソン・ボルジェス



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2016年12月07日

【Review Wednesday】「Effective Wristlocks For BJJ Vol.1」

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みなさんおつかれさまです、Jiu Jitsu NERDライターの成田です。

今回の「Review Wednesday」は、ブドー・ジェイクの教則DVD「Effective Wristlocks For BJJ Vol.1」を取り上げたいと思います。

これは2014年に発売された日本語解説付きDVDで、先日SJJIFのWorlds取材でLAに行った際に個人的に衝動買いしてきたものです。

ブドー・ジェイクはみなさんご存じBudo Videosのファウンダーで、グレイシーバッハの黒帯。

古武道や合気道にも精通していて、リストロックは「20年以上研究してきた」という彼の十八番テクニック! 

説得力はいわずもがなですね。

というわけで早速再生してみると、まずはリストロックとはなんぞやの説明からスタート。

リストロックはポルトガル語のモンジバカ(牛の手)のほうが個人的にはしっくりきますが、英語ではグースネック(ガチョウの首)とも言うのは初めて知りました。

手の甲側をつかんで押し込む通常バージョンに加えて、手のひらを返すリバースリストロック、そして手のひらをつかんでひねるリストロックの大きく3タイプに分かれるという説明のあとは、リストロックにかかりにくくなる手首のストレッチ方法も解説。

そこから実際のリストロックのレクチャーに入るわけですが、ざっとそのテクニックを並べてみると……

・自分がクローズドガードの状態から相手が襟を持ってきた場合のリストロック

・同ガードから相手が袖をつかんで立ち上がろうとするタイミングでのリバースリストロック

・同ガードから相手が二の腕をつかんで立ち上がろうとするタイミングでのリストロック

・同ガードから相手が帯をつかんでいる状態でのリストロック

・同ガードから相手が襟を持ってきた場合にアメリカーナ→リストロック

・同ガードから三角を狙い、ディフェンスされた場合のリストロック

・同ガードからオモプラッタに移行してリストロック

・同ガードからオモプラッタを移行し、回転して逃げられた場合のリストロック

・ハーフガード下の相手がアンダーフックを取ろうとした場合のカウンターのリストロック

・ハーフガード下の相手が潜りスイープを仕掛けたタイミングでのリストロック

・ディープハーフを仕掛けてきた相手へのカウンターのリストロック


と、クローズドガードやハーフガードの状態から使えるものが満載! 
相手の腰とヒジをしっかりコントロールしないと極まらないということで、そのあたりのプレッシャーのかけ方やタイミングにしっかりフォーカスされているのが本作最大の特徴。

またノーギの場合のテクニックや、別の関節技をエサにしてリストロックにつなげるコンビネーションにも触れられています。

IBJJFルールだと青帯以上に許されている関節技ですから、ビギナーの方はなかなか覚える機会がないかもしれませんが、ASJJFルールでは白帯からOKですし、リストロックを仕掛けて警戒してきた相手に別の関節技を仕掛けたり、スイープにつなげるなど、新たな展開をつくれるテクニックとして覚えておいて損はないはず。

ちなみに本作はサイドコントロールやマウント、バックの状態などより突っ込んだ内容の続編もリリースされているので、中級者の方はそちらからチェックしてみるのもよいかもしれません!


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【発売中】
「Effective Wristlocks For BJJ Vol.1」ブドージェイク
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【今日が誕生日の柔術家】フェルナンド・ピンドゥーカ(63)



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2016年11月30日

【Review Wednesday】ジョセフ・カピッツィ「THE CAPIZZI LOCK」

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みなさんおつかれさまです、Jiu Jitsu NERDライターの成田です。
今回は久しぶりの「Review Wednesday」、Digitsuからリリースされたジョセフ・カピッツィによるノーギテクニックの教則DVD「THE CAPIZZI LOCK: SUBMISSION GEOMETRY」を取り上げたいと思います。

このジョセフは、NYのスタテンアイランドにあるNYC BJJのインストラクターを務めるヘンゾの黒帯(現在2段)で、過去にはギロチンの教則DVD(Mastering the Guillotine)をリリースしている“BJJサイエンティスト”。

本作のタイトルであるCAPIZZI LOCKは、スマッシュパスやクルシフィックス、キムラトラップやベリンボロなど、柔術やノーギでよく見られるポジションにおけるカウンターやアタックを体系化したもので、上のようなポジション下での自分と相手の腕・足の関係性をうまく利用することで、より強力やキムラやカーフスライサー等のサブミッションを可能にするといいます。

ジャケット裏の説明文を読むと「CAPIZZI LOCK PROJECTはクリエイティビティの隠された扉を開く」「ファイトにおけるエゴや雑念を取り除く」「人間としてのあなたのポテンシャルを理解しよう」(すべて直訳)と書かれていますが、このテキストではいまいちピンとこないため、百聞は一見に如かずとDVDを再生してみると、「CAPIZZI LOCK」のコンセプト説明から始まり、クロスボディからキムラ的なセットアップで肩関節や二頭筋を極めるサブミッションやクルシフィックスポジションからのトライセップスライサー、ノーギで見られる機会の多いアンダーフックスマッシュパスへのカウンターのカーフスライサーやトーホールド、ベリンボロからのカーフスライサーなどが続きます。

中盤はクルシフィックスポジションのポイントやそこからのギロチン、三角、オモプラッタ、サイドから胸のプレッシャーによるタップも奪える固め技(Cross Body Crush)、そして後半はハーフボトムからキムラグリップを取られた際のディフェンスや、カウンターのキムラのバリエーションなども収録。

キムラグリップを応用したサブミッションが多く、いつのまにかキムラ好きになっていた自分としては興味深い内容なのですが、Digitsuおなじみの流暢な英語解説と自分の技術レベルの低さが災いし、紹介されているテクニックの手順は理解できるものの、肝心の「CAPIZZI LOCK」のコンセプトがいったいどんなものかしっくりこないまま終了してしまいました……。

帯色によっては試合で禁止されているテクニックもあり、中上級者向けの内容といった印象ですが、各テクニックやその背景にあるコンセプトの解説はしっかり時間を取られていますし、ジアニ・グリッポも「グレートプロダクトだ!」と太鼓判を押しているので、英語が得意な方にぜひ感想を伺いたいところです!


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【近日入荷予定】
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【今日が誕生日の柔術家】アリソン・トレンボリー(26)



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2016年11月09日

【Review Wednesday】マジッド・ヘイジ「BASEBALL CHOKE」

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みなさんおつかれさまです、『Jiu Jitsu NERD』ライターの成田です。
低気圧のせいか眠気が半端なく、メールを一通返信するにもひと苦労な状況ですが、無情にも「Review Wednesday」の〆切が来てしまいました。

本業が片付かない中、明日からのLA取材が不安で仕方ありませんが、まあどうにかなるだろう……ということで、今回も先週に引き続き過去の名作DVDを取り上げたいと思います!

というわけで自宅から引っ張り出しきたのが、2013年にリリースされたマジッド・ヘイジの教則DVD「BASEBALL CHOKE」です。

“ゴリラハンド”ことヘイジにとって2013年は当たり年。1月のアブダビ・ワールドプロ北米予選で、クラーク・グレイシーをベースボールチョークで絞め落として秒殺勝利。ザック・マックスウェルにもクラーク同様ハーフからのベースボールチョークで勝利し、この必殺技とともに一躍時の人となりました。

自分が柔術を始めたのは2013年の秋頃でしたが(たしか)、スパーでベースボールチョークを繰り出す人がちらほらいたため、彼とこの技の存在を知り、モジャモジャ頭への親近感&試合の強烈なインパクトから本作を購入したことを覚えています。

DVDは、ヘイジがこのチョークを使うようになった理由を語るところからスタート。子どもの頃から柔術道場に通っていたものの、キッズクラスがなかったため、大人たちの中で体格差やパワーの違いに苦しんでいたヘイジ。腕十字や三角はおろか、ガードやパスもうまく決められない中で、ある“柔道ガイ”が教えてくれたのがこのベースボールチョークだったそうです。

約10年かけて磨き上げられてきた技術は“ポジション問わず”といった塩梅で、スタンド、クローズド(上下)、ハーフガード、バック、バタフライガードからのチョークやXガードへのカウンターのチョーク、マウントやニーオン、ダブルガードからのチョーク、そしてベースボールチョークのエスケープまで、あらゆる体勢からのテクニックが解説されています。

なお、本作は各テクニックを左右どちらからでも実演してくれているので、DVDによってはたまにある「こっち側からはうまくやれないんだけどな……」というストレスがないのもありがたいところ。

いまや珍しいテクニックではないでしょうが、未見の方は試合で大量リードされたときの一発逆転テクのひとつとして、ストックしておいても損はないはずです。



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【今日が誕生日の柔術家】フランシスコ・マンスール



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2016年11月02日

【Review Wednesday】2008 Jiu-jitsu World Championships Finals

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みなさんおつかれさまです、Jiu Jitsu NERDライターの成田です。
今回の「Review Wednesday」は過去の名作紹介ということで、「2008 Jiu-jitsu World Championships Finals」を取り上げたいと思います。

本作は2008年のムンジアル黒帯決勝の全試合を収録したもの。8年前のDVDをいまさら…という感もありますが、先日何気なく購入してみたところ、近頃の大会DVDとはひと味違う構成が新鮮で、紹介してみようと思い立った次第です。

まず、本作は海外の大会DVDにしては珍しく、日本語での試合解説付きという点。この試みはムンジアルのDVDでも史上初だったそうです。

解説を担当しているのは、Budo Videosの日本語吹き替えでおなじみの山本大気さんと、LA在住のナカノミツヒロさん。やっぱり日本語のほうが選手の情報や試合展開が頭に入ってきやすいですし、これが評判だったからか、日本語解説は翌年のDVDでも実施されています。

収録試合は以下。

【男子黒帯】
ガロ級決勝 カイオ・テハvs本間祐輔
プルーマ級決勝 サムエル・ブラガvs吉岡大
ペナ級決勝 フーベンス・シャーレス“コブリンヤ”vsブルーノ・フラザト
レーヴィ級決勝 セルソ・ヴィニシウスvsルーカス・レプリ
メジオ級決勝 セルジオ・モラエスvsビル・クーパー
メイオペザード級決勝 アンドレ・ガウヴァオンvsブラウリオ・エスティマ
ペザード級決勝 シャンジ・ヒベイロvsアレッシャンドリ・ソウザ
スペルペザード級決勝 アントニオ・ブラガ・ネトvsハファエル・ロバト
ペザディシモ級決勝 ホジャー・グレイシーvsレオ・レイチ
アブソルート級決勝 シャンジ・ヒベイロvsホジャー・グレイシー

【女子黒帯】
プルーマ級決勝 ミリアン・セルケイラvs阿部恭子
ペナ級決勝 ビアンカ・バヘットvsローレン・コウシン
レーヴィ級決勝 キーラ・グレイシーvsルアナ・オーズギー
メジオ級決勝 アネッチ・スタッキvsフェルナンダ・マゼーリ
メイオペザード級決勝 アナ・ラウラ・コルデイロvsペニー・トーマス
ペザード級決勝 ガブリエル・ガルシアvsマリア・ド・カルモ


カイオ・テハvs本間祐輔のガロ級決勝では、当時黒帯トーナメント初出場だったカイオ・テハが「カイオ・テラ」と呼ばれているところにも時代を感じます。

日本人選手でいえば故・吉岡大選手のプルーマ級決勝、そして阿部恭子選手の試合も収録されていますが、個人的に必見だったのがコブリンヤvsフラザト戦。いまだ現役のコブリンヤですが、終了間際にトーホールドを決めるアグレッシブさはまさに全盛期という感じがします。

さらに本作は特典映像として、ショーン・ウィリアムスが決勝戦から気になったテクニックをショーン・フラネリーとともに解説する「Move Breakdowns」や、1996年から2008年までのアブソルート級チャンピオンのヒストリー映像も収録。特に「Move Breakdowns」は「あの時はこう動けばこのように展開できた……」とマット上で実演解説してくれるので、ハイレベルなテクニックへの理解もより深まります。

ちなみに、この年は「2008 Jiu-jitsu World Championships Best Fights」という別のDVDも発売されており、そちらは大会ベストファイトを集めた9時間超えの大作。

最近はネット配信が全盛で、ムンジアルも2013年を最後にDVDのリリースはなくなってしまい、過去の大会DVDも手に入りづらくなっています。まだ在庫があるうちに、往年の名勝負をコレクションしてみるのも一興ではないでしょうか。


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