2018年04月
2018年04月30日
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【大会】コパラスコン新潟国際、第3次締め切り間近

5/20(日)、新潟県新津市の新津市体育館で開催されるLas Conchas主催「COPA Las Conchas 2018 Niigata International」の第3次締め切りが5/1に迫っています。
この大会はLas Conchas主催初の新潟大会でギとノーギ、キッズの他にスーパーファイトに団体戦も予定されている盛りだくさんなイベントです。
そのスーパーファイトですが、予定されていた黒帯の鷲尾俊(レナトゥス柔術アカデミー)vs後藤悠司(一心柔術)が後藤の欠場により塚田市太郎(ダムファイトジャパン)に変更となりました。
塚田は過去に後藤と時間無制限マッチを戦った仲でライバル関係にあり、その後藤がスケジュールの都合によりスーパーファイト出場ができなくなったことでその代役を引き受けてくれることになりました。
鷲尾俊(レナトゥス柔術アカデミー)vs塚田市太郎(ダムファイトジャパン)の黒帯スーパーファイトは試合時間10分・黒帯ライト級のASJJFルールで行われます。
また茶帯ライト級のスーパーファイト、試合時間20分オンリーサブミッションマッチの後藤琢磨(仙台草柔会)vs山中健也(クラブバーバリアン)は予定通り行われます。

塚田市太郎(ダムファイトジャパン)

鷲尾俊(レナトゥス柔術アカデミー)

後藤琢磨(仙台草柔会)

山中健也(クラブバーバリアン)
団体戦はレナトゥス柔術アカデミーVSFellowsの5vs5で、ルールは5人の合計体重350キロ、紫帯中心で試合時間5分で1本決着勝ち抜き戦で行われます。
なおこの「COPA Las Conchas 2018 Niigata INTERNATIONAL」の出場申し込みの第3次締め切りは5/1で、最終締め切りは5/14となっています。
レギュラートーナメントの他にもスーパーファイト、団体戦、大会参加者全員にスポンサー各社から提供された豪華賞品が当たるクジ引き、Las Conchasの大会物販、大会ライブストリーム配信に柔術プリースト収録など、この日限りの一大イベントといえるでしょう。
参加申し込みはお早めに!

【参加申し込み受付中】
『COPA Las Conchas 2018 Niigata International』
■日時:5/20(日)
■会場:新津市体育館(新潟県新津市)
■柔術はコチラ、ノーギはコチラから!

【参加申し込み受付中】
『COPA Las Conchas 2018 Ibaraki International』
■日時:7/16(祝)
■会場:たつのこアリーナ(龍ヶ崎市総合体育館・茨城県龍ヶ崎市)
■柔術はコチラ、ノーギはコチラから!

【参加申し込み受付中】
青帯限定大会「BLUE DESTINY2018」
日時:8/19(日)
会場:ミューズ音楽院ホール(東京・代々木)
■大会詳細はコチラから!
【今日が誕生日の柔術家】中山徹(47)、ガブリエル・ヴェラ(37)、レアンドロ・エスコバル

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2018年04月29日
2018年04月28日
2018年04月27日
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【柔術プリースト】#325:COPA BULLTERRIER JR OPEN 2018

日本唯一の柔術&グラップリング専門番組「橋本欽也の柔術プリースト」。
今回は3月に開催されたブルテリア主催のキッズ大会「COPA BULLTERRIER JR OPEN 2018」を配信します。
キッズならではのイキのいい試合の数々を見て欲しいと思います。
配信試合は以下の通りです。

「COPA BULLTERRIER JR OPEN 2018
3/17・浦安市運動公園総合体育館
女子ピーウィー灰色ライト決勝戦
吉永さくら(パラエストラ岐阜)
vs
吉川麻央(INFIGHT JAPAN)

女子ピーウィー灰色フェザー決勝戦
ヒガ・ルイス・アユミ(ボンサイ)
vs
大村怜愛(AXIS)

ピーウィー灰帯ミディアムヘビー決勝戦
鶴屋玲央(パラエストラ千葉)
vs
矢田龍之介(AXIS一宮)
ピーウィー灰帯ライトフェザー1回戦
大村南斗(パラエストラ千葉)
vs
高林倫(ボンサイ)
ピーウィー灰帯ライトフェザー準決勝
成井琉之輔(INFIGHT JAPAN)
vs
高林倫(ボンサイ)
ピーウィー灰帯ライトフェザー1回戦
しみず・りゅうのすけ(フレンズBJJ)
vs
オルティス・ディラン(CARPE DIEM)
ピーウィー灰帯ライトフェザー準決勝
オルティス・ディラン(CARPE DIEM)
vs
カナヤ・アイミ(ボンサイ)

ピーウィー灰帯ライトフェザー準決勝
高林倫(ボンサイ)
vs
オルティス・ディラン(CARPE DIEM)

ジュニア灰帯ミディアムヘビー決勝戦
ユミ・ミセ(INFIGHT JAPAN)
vs
木村由菜(アラバンカ)
ジュニア灰帯ミドル1回戦
アグネス・フクオカ(INFIGHT JAPAN)
vs
平野心彩(楊心道場JAPAN)
ジュニア灰帯ミドル決勝戦
アグネス・フクオカ(INFIGHT JAPAN)
vs
ゴンサウベス・ヒガ・アイコ(INFIGHT JAPAN)
ジュニア灰帯フェザー決勝戦
大村莉愛(AXIS)
vs
ルイス・ノリエ(INFIGHT JAPAN)
女子ジュニア灰帯ルースター1回戦
藤里佳子(パラエストラTB)
vs
八木珠未(ボンサイ)

女子ジュニア灰帯ルースター決勝戦
大村沙優里(パラエストラ千葉)
vs
藤里佳子(パラエストラTB)

ジュニア黄帯ライトフェザー決勝戦
船津獅道(パラエストラ千葉)
vs
大野智輝(CARPE DIEM)

ジュニア黄帯ルースター決勝戦
根井博登(パラエストラ千葉)
vs
熊谷悠汰(AXIS一宮)
ジュニア黄帯ルースター決勝戦
根井博登(パラエストラ千葉)
vs
渡辺花美(ボンサイ)

ジュニア燈帯ライトフェザー決勝戦
渡邉櫂(K'z FACTORY)
vs
永井舜喜(野武士)
ティーン黄帯ライトフェザー1回戦
吉永愛(パラエストラ岐阜)
vs
林せいか(AXIS一宮)

ティーン黄帯ライトフェザー決勝戦
坂本愛(ボンサイ)
vs
吉永愛(パラエストラ岐阜)

ティーン燈帯ライト決勝戦
最上蒔芽(デラヒーバ)
vs
樋口理央(パラエストラ千葉)
ティーン燈帯フェザー決勝戦
キド・ユカリ(フレンズBJJ)
vs
樋口理央(パラエストラ千葉)

ティーン燈帯ライト決勝戦
大高直輝 (パラエストラ千葉)
vs
白井翔(AXIS一宮)

ティーン燈帯フェザー決勝戦
佐々木瞬真(パラエストラ千葉)
vs
氏原魁星(ボンサイ)

ティーン燈帯ルースター決勝戦
正田聖龍(ストライプルオハナ)
vs
大村心人(AXIS)

ティーン緑帯ヘビー決勝戦
正田皇輝(ストライプルオハナ)
vs
アワコン・ケビン(フレンズBJJ)

BJJテクニックファイルはマルセリーニョの黒帯、ジェリー・ハータードです。

#325はコチラから!
そして毎週配信の柔術&グラップリングニュース番組「BJJ-WAVE」の最新回を配信中。
今回の主なトピックは以下の通りです。
マリアナスオープン総括
KNU沖縄遠征総括
お便りコーナー
です。
動画版&音声版の2つのフォーマットで配信してます。
ぜひご視聴を!

■動画版はコチラ、音声版はコチラから!
【今日が誕生日の柔術家】ホドリゴ・カポラル(35)、ハビエル・バスケス(42)、シジェラ・エウバンクス、ブルーノ・ロペス、渡辺翔平(29)

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2018年04月26日
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【速報】内柴正人、ワールドプロで優勝&紫帯昇格!

いまUAEのアブダビで開催中の「アブダビ・ワールドプロ2018」のマスター2青帯-77kg級に出場した内柴正人(アラバンカ)が優勝、紫帯昇格を果たした。
内柴は今大会を目標の1つとして掲げていたものの、直前まで参加するか決めかねていたとのことだが、急遽参戦を決意。
これまでエントリーしていたマスター1ではなくマスター2でエントリーし、青帯-77kg級に出場した。
そのカテゴリーでは4試合を戦い優勝し、その表彰台の壇上でアラバンカの山田重孝代表より紫帯を授与されている。
以下、内柴のコメントを紹介する。
「本日、アブダビワールドプロにチャレンジしました。
アラバンカの山田先生と出会えてここまで来れたことがなによりも幸せに感じれるものでした。
大会の感想はそれだけです。
一つ加えるとすると、マスターに出ましたがとても物足りない感じがしました。
勇気を持ってアダルトにチャレンジするべきだったかと僅かに思いました。
表彰台ではメダルと共に紫帯を山田先生よりいただきました。
感謝と責任の心を持ち精進します。
ありがとうございました。」
※追記 画像で山田代表とともに内柴に帯を授与してるのはUAE柔術チーム代表のシド・ジャシント氏。
【今日が誕生日の柔術家】バレット・ヨシダ(43)、ヘナート・シウバ(37)、原口武一(39)、ハロルド・ウッターバック(44)、藤井惠(44)、ニール・スウェイレス(41)


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2018年04月25日
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【Review Wednesday】「ADVANCED DE LA RIVA」ビセンテ・ジュニオール

みなさんおつかれさまです、元Jiu Jitsu NERDライターの成田です。
今週のReview Wednesdayは、Digitsuからリリースされたビセンテ・ジュニオールの「ADVANCED DE LA RIVA」をご紹介します。
ビセンテはアメリカ東部、ニューヨークからさらに下ったメリーランド州でBJJ Conquestのヘッドインストラクターを務めるブラジル人黒帯。
選手としての活躍は自分はよく知らないのですが、前作の「DE LA RIVA GUARD」では、デラヒーバの黒帯らしく、オーソドックスなデラヒーバガードのテクニックを見せてくれていました。
自分のようなビギナー風情が見るにはぴったりだった前作ですが、今回はその続編ということで、デラヒーバとXガードの連携や、相手の体勢を崩してのサブミッションやダブルレッグなどへの移行、ラペラを引き出してのベリンボロや極め、さらに対デラヒーバのレッグドラッグやニースライスといったパスガードについても解説されています。
手数多めなウェイタースイープや、レアンドロ・ロがよく使う(?)対デラヒーバのパスガードなんかもあり、2枚組で30のテクニック。また、「DRILL」と称した全テクニックのダイジェスト版も収録されています。
ADVANCEとはいいながらも、デラヒーバからのバリエーションを増やしたいという白帯や青帯の方こそ、満足できる内容だと思います。前作と合わせてチェックしてみてはいかがでしょうか!

【近日入荷予定】
「ADVANCED DE LA RIVA」ビセンテ・ジュニオール
【今日が誕生日の柔術家】エリオ・ダミアニ(38)、ハモン・レモス、ムジオ・アンジェリス(46)、三崎和雄(42)

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2018年04月24日
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【インタビュー】岩崎正寛:世界王者の組み力を真っ向から受けてみたかった

グアムで開催された「マリアナスオープン2018」の黒帯賞金トーナメントで3位に入賞した岩崎正寛(CARPE DIEM)。
岩崎はヨーロピアンで準優勝し、パンでは初戦敗退に終わるも、このマリアナスオープンでは元世界王者のドゥリーニョに勝利という金星を挙げ堂々の3位入賞を果たした。
そして来る6月には最終目標であるムンジアルに挑む岩崎に今大会の感想とムンジアルまでの練習のことなどを聞いた。
──初参戦したマリアナスオープンですが、まず最初に今大会全体の感想から教えてください。
選手の待遇も良く、またイベントとしてのクオリティも高くて招待選手もみんな世界トップの選手ばかりで、ここで試合をすることがとてもステータスなことに感じました。今大会のオファーを頂いたのも昨年の12月で、ヨーロピアンで準優勝する前のことなので、早い段階から自分に注目してもらっていたのはありがたく感じています。
──トーナメントの初戦は元世界王者にして現役のUFCファイターのドゥリーニョとの試合でした。この試合の感想はどうでしたか?
元世界王者ということもあってかなり気を引き締めてかかりました。体重もあちらの方がかなり上だったので、立ちからじっくり組んでいこうと自分のミスがないように心がけて戦いました。今でも彼はUFCといういう一流の舞台で戦っているのでフィジカル、勝負勘は一流のままだと思っていたので、6分という試合時間をフルに活かして戦うことを心がけました。彼と組んでみて、どうしても世界王者の組み力と言うものを真っ向から受けてみたかったので、試合時間のほとんどをスタンドでの攻防に費やすという試合展開になりました。
──そのドゥリーニョとの試合はレフリー判定での勝利でした。それについてはどう思いますか?
最後に片足タックルで攻め立てれたのは良かったです。あれがなければ負けていたと思いますね。手数は相手の方が多いとわかっていたので、しかしテイクダウンをギリギリまで持っていったのは僕なのであの判定で妥当だと思っています。試合が終わった直後から負けはないと確信していました。最初から圧倒しようとか思ってなくて、ギリギリの勝負になると試合前から覚悟していたので、その覚悟で体格差をカバーしたのが功を奏しましたね。

vsドゥリーニョ
──ドゥリーニョに勝利した後の準決勝戦は昨年度の王者、イザッキ・バイエンセが勝ち上がってきました。
イザッキとの試合では正直、スピードと最初の逆の小内刈りに面食らってしまって、そのままの勢いで一気に持ってっていかれてしまいましたね。何よりスピードと意外と柔らかい膝の関節に驚きました。最後は絞めでタップしたのですが、半分落ちてしまいました。気がついたら耳鳴りがしたほどです。
──最後はセルビオ・トゥリオとの3位決定戦です。セルビオは昨年の茶帯オープンクラス王者で今大会には黒帯で参戦してきています。
イザッキ戦が終わってからすぐに3位決定戦だったので集中力を復活させるのに全精力を注いで臨みました。セルビオはどんな選手かは知らなかったのですが、昨年の茶帯王者ということと1回戦でマイケル・リエラを倒してきていたので相当に警戒を高めていました。試合直後にディープハーフから返して上になり、そこから耐えて動いてパスを狙っていったのですが、なぜ俺に膠着のルーチが2つ入ったのかは謎です。IBJJFルールの基準で戦っていたからなのかはわかりませんが、僕は膠着した覚えはないです。最後はパスまではいきませんでしたがニアパスぐらいまで取ったから攻防の意思を尊重して欲しかったです。しかし勝ちは勝ちなので素直に嬉しかったです。

vsイザッキ・バイエンセ

vsセルビオ・トゥリオ
──この強豪が揃ったトーナメントの中で3位という結果についてはどう思いますか?
まぁ階級が大きかったのもありますが勇気を出して参加して良かったと思います。おかげドゥリーニョという世界王者クラスに勝つことができたので。あと滅多に試合を観に来ない石川(祐樹=CARPE DIEM代表)さんに観にきてもらった上で強豪に勝つことができたので良かったですね。これまでの10分の1ぐらいは恩返しできたかな?と思います(笑)
──賞金の500ドルはどう使いますか?
うーん……あ、NYの滞在費に充てます。5月からまたMG(マルセロ・ガルシア・アカデミー)で修行なので。お、結構使い道あるな(笑)。
──6月に開催されるムンジアルまであと1ヶ月ほどとなりました。これからどういった練習をしていきますか?
とりあえず先ほども話しましたが5月の始めから2週間ほどMGで練習するつもりです。それから日本に帰ってきて減量と調整ですね。
──最近はいろいろなところに出稽古に行かれているようですが、特に強化している点はありますか?
立ち技ですね。レスリングと柔道、分け隔てなく使えるものは全て使っているので。その中で自分のスタイルが崩れないようにテクニックを覚えては自分がこれまで構築したスタイルにうまく取り入れて調整をしています。
──ムンジアルで警戒している相手はいますか?
どうでもいいからルーカス・レプリ、セルシーニョ、JTを倒したいですね。
──では最後にムンジアルへの意気込みを教えてください。
また番狂わせを見せてやりますよ。最強のアップセッターとして。
■今大会のフォトギャラリーはコチラから!
【今日が誕生日の柔術家】マーシオ・ペジパーノ(40)、八木沼志保(44)、村田良蔵(38)、河村作和人(31)

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2018年04月23日
2018年04月22日
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【大会】マリアナスオープン2018:記者会見

4/22(日)、グアムのフェニックスセンターで開催される「マリアナスオープン2018」の記者会見がニッコーホテルで行われた。
この会見には黒帯の賞金トーナメントに出場する全選手が出席し公開計量と地元メディアの質疑応答などが行われた。
実はオフィシャルの計量は同日の朝にすでに済ませており、エリック・シアンを除いた選手たちがパスし、公開計量は形だけのものとなっている。
なお計量をパスできなかったエリック・シアンは賞金を獲得した場合はその半額が対戦相手に渡されるペナルティが課せられるという。
今大会の最大の注目は日本から参戦の岩崎正寛とトーマス・ミツのCARPE DIEMコンビの試合だろう。
両者ともライト級トーナメントの180lbs以下のデビジョン1にエントリーし、岩崎はギルバート・ドゥリーニョと、トーマスはディエゴ・ロマーリョと対戦することになっている。
ドゥリーニョは2012年のムンジアル王者で、その他にもワールドプロやワールドノーギでも優勝している世界3冠王者。
現在はMMAに専念しており、UFCでは8戦を戦い、6勝2敗の戦績で、今大会の1週間前にはUFCアリゾナ大会のセミファイナルでダン・モレットからパンチでKO勝ちしている。
すっかりMMAファイターとなったドゥリーニョだが、いま柔術は日に2回の指導をこなしており、また週に1回はホベルト・サイボーグと練習するなどトックラスのコンディションをキープしているるそうだ。
またトーマスの相手のディエゴはブラジルのレシフェ・ペルナンブコ出身の選手でゼ・ハジオラの黒帯。
まだインターナショナルタイトルはないものの、ブラジレイロは10回もの優勝経験がある新鋭で現在はカリフォルニア・ロサンゼルスのZRチームでルーカス・ホシャの練習パートナーとして日々トレーニングに明け暮れているとのこと。
トーマスのことは知らないというが「誰が相手でも対応できるようにすべての局面を想定した練習をしてきたからトーナメントでの試合ぶりに注目して欲しい。」と自信を覗かせていた。
岩崎もトーマスもまずは1回戦を勝つことが課題といえる強豪と野対戦となっているので、明日のトーナメントを楽しみにしたい。

ディビジョン1(180lbs)の出場選手

ギルバート・ドゥリーニョ(ゼニスJJ)

ディエゴ・ロマーリョ(ZRチーム)

ディビジョン2(210lbs)出場選手

「マリアナスオープン2018」はFloGrapplingで視聴可能。
■コチラから!

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2018年04月21日
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【セミナー】ヘナート・カヌート・セミナーinピュアブレッドグアム

4/19(木)、グアムにあるピュアブレッドグアムにてヘナート・カヌートのセミナーが開催された。
毎年開催されている賞金トーナメント「マリアナスオープン」に参加する選手がピュアブレッドグアムでセミナーを行うのが恒例となっており、昨年はフェリッペ・プレギーサとタルシス・フンフェリーのセミナーが行われている。
今年はヘナート・カヌートのみだが、カヌートはグアムに到着したら空港からそのままジムに直行してセミナーを行う慌しさ。
ジムではすでに多数の参加者がカヌートの到着を心待ちにしており、着いてすぐにセミナーが開始され、デラヒーバのパスから極め、デラヒーバからスイープして極めと極めにこだわったテクニックを熱心に指導していた。
カヌートの試合スタイルを見てわかるように極めを重視しており、このセミナーでもパスやスイープから一気に極めまでいけるようなコンビネーションを多数披露し、またその極めにもディテールが多々あることをレクチャー。
茶帯のムンジアル王者で黒帯ではノーギで世界王者となり、またプロイベントのカサイでもベルトを保持するカヌート。
今大会前にゼニスJJからチェックマットに電撃移籍し、練習環境を一新して再起を狙っているカヌートのマリアナスオープン、そしてムンジアルの試合ぶりに注目したい。

ヘナート・カヌート(チェックマット)

カヌートのセミナーの参加費は$50で予定の19:00よりやや遅れてのスタートとなった。

このセミナーではデラヒーバガードのパスを4つ、スイープを1つを指導。
どれもそのまま極めにいけるコンビネーションを見せていた。

パスガードは試合でも多用されている見覚えのあるテクニックが多数あった。
中には腰を切りながら相手の太ももに体重を乗せてフックを外していくダイナミックなテクニックも。

デラヒーバのフックを外したらいったん下がって

相手の足を遠ざけながら回り込むようにパスしていき、

腕を抱えたら手首を上に引き上げるようにしながら

腕十字を極めていく。

セミナーの最後30分はスパーリング。
参加者たちがセミナーで学んだテクニックを使いながら5分×5ラウンドを回していた。

カヌートもスパーリングに入って参加者と汗を流す。
スローペースながら随所にキレのある動きを見せて極めを連発。

カヌートと同じくマリアナスオープンに参加するタナー・ライスもスパー。
タナーは長身の長い手足から繰り出されるパス&バックテイクが冴えていた。

マリアナスオープンにはレフェリーとして参加の荒牧誠(マスタージャパン福岡)もセミナーを受講しスパーリングにも参加。

小笠原誠、若山達也、エジソン・カゴハラのレフェリーチームはスパーリングには参加せずぼんやりタイム。

ピュアブレッドグアムは白ドーギオンリーだがカヌートだけネイビーのドーギ着用。
カヌートは空港から直接のジム入りし、約2時間のセミナー&スパーリングでグアム滞在初日を終えている。

■マリアナスオープン・大会詳細はコチラから!

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2018年04月20日
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【柔術プリースト】#324:COPA Las Conchas 2018 Okinawa

日本唯一の柔術&グラップリング専門番組「橋本欽也の柔術プリースト」。
今回は沖縄で開催された「コパ・ラスコンチャス2018沖縄」で行われた試合を配信します。
今大会は黒帯スーパーファイトやMMAで活躍中の山本美憂の柔術デビュー戦などが行われ注目を集めました。
配信試合は以下の通りです。

「コパ・ラスコンチャス2018沖縄」
2/25 沖縄武道館(沖縄県那覇市)
ノーギアダルト青帯オープンクラス1回戦
アミティ・シェン(Hsinchu BJJ)vs斉藤あゆみ(パラエストラ川崎)
ノーギアダルト青帯オープンクラス1回戦
斉藤あゆみ(パラエストラ川崎)vs山本美憂(KRAZY BEE)

ノーギアダルト青帯オープンクラス決勝戦
アミティ・シェン(Hsinchu BJJ)vs山本美憂(KRAZY BEE)

マスター青帯オープンクラス決勝戦
アミティ・シェン(Hsinchu BJJ)vs山本美憂(KRAZY BEE)

アダルト茶帯オープンクラス決勝戦
井手智朗(パラエストラなかがわイデDOJO)vsマウリシオ・モゾニ(クサノチーム)

マスター黒帯フェザー決勝戦
ベッチーニョ・ヴィタウ(KRAZY BEE)vsジェフリー・リウ(Hsinchu BJJ)

黒帯スーパーファイト
若山達也(若柔術)vs北出拓也(パラエストラ川崎)

BJJテクニックファイルはエミリー・クォークの旦那さんで、かのマルセロ・ガルシアの黒帯、ジェリー・ハータードが登場。
マルセリーニョ仕込みの技術を惜しみなくレクチャー!

#324はコチラから!
そして毎週配信の柔術&グラップリングニュース番組「BJJ-WAVE」の最新回を配信中。
今回の主なトピックは以下の通りです。
「日系ブラジリアン系アカデミーヒストリー・北関東編」
ゲスト:エジソン・カゴハラ
です。
動画版&音声版の2つのフォーマットで配信してます。
ぜひご視聴を!

■動画版はコチラ、音声版はコチラから!

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2018年04月19日
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【レポ】SJJJF SPRING OPEN 2018:その2

SJJJFのスプリングオープンには3人のMMAファイターが出場していた。
茶帯の石橋圭太は修斗とRIZINで活躍中でフェザーで準優勝しオープンクラスでも準決勝戦まで勝ち進んでいる。
またミディアムヘビーの松本崇寿は現在はプロレスラーとなっているが過去にはパンクラスで試合をしており、今大会ではワンマッチ決勝戦を制し優勝している。
そしてもう一人が紫帯フェザーの佐藤将光だ。
佐藤は柔術はノヴァウニオンジャパン、MMAでは坂口道場の所属で主戦場にしている修斗ではバンタム級の現役王者に就いている。
今大会が初の柔術マッチ参戦となり、初戦は相手のクローズガードが割れずにペナルティでの敗退となったが、続く試合は勝利し決勝戦は初戦で敗れた相手にサドンデスでRNCを極めて一本勝ちで優勝を果たした。
だが柔術ならではのクローズドガードの攻防で苦戦した試合ぶりに、セコンドに就いていたノヴァウニオンジャパンの阿部修氏は「やっぱ柔術は甘くないな」とポツリと呟いていたのが印象的だった。

石橋圭太(DURO GYM)は昨年10月に佐藤と修斗のバンタム級チャンピオン決定戦で対戦し判定負けしている。

現在はプロレスラーとして活躍中の松本崇寿(リバーサルジム立川アルファ)は過去にパンクラスに参戦していた経歴を持つ。

佐藤将光(ノヴァウニオンジャパン)はアダルト紫帯フェザーにエントリー。
初戦でフィリピンから参戦してきたジェームス・ジャイミ(コブリンヤ・マニラ)と対戦し、クローズドガードが割れずにペナルティでの敗退。

3人巴戦のため再度試合し、この試合は勝利して決勝戦に勝ち進んだ。

決勝戦で初戦で敗れた相手の再戦し、またもガードに手こずるもサドンデスでRNCを極めて一本勝ち。
見事にリベンジして優勝を果たした。

アダルト紫帯フェザー表彰台
優 勝 佐藤将光(ノヴァウニオンジャパン)
準優勝 ジョン・マイケル・ジャイミ(コブリンヤ・マニラ)
3 位 ウイリアム・ハッチウェル(CARPE DIEM)

シニア2茶帯ミディアムヘビーで優勝したのはロドリゴ・ゴメス(オハナBJJミサワ)。
1回戦は腕十字、決勝戦はパスガードで勝利した。

シニア1紫帯ミディアムヘビー優勝&オープンクラス準優勝し、満を持して茶帯昇格を果たした小島健作(VISCA)。
なんと紫帯を12年も巻いていたという。

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2018年04月18日
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【Review Wednesday】Going Upside Down: A Beginner's Guide to Inverting for BJJ by Budo Jake

元気ですか!!
楽天ダイヤモンド会員にしてKBJJC(キンヤボーイズ柔術クラブ)レギュラー会員の荒井です。
今回紹介するのは教則DVD「Going Upside Down: A Beginner's Guide to Inverting for BJJ by Budo Jake」。
このDVD収録されているのは豪快なサブミッションでもなければ、華麗なスイープ・パスガードでもありません。
全編を通してインバーティング、いわゆる回転運動が紹介されています。
回転運動といってもバック転などのように高い身体能力や柔軟性を必要とせず、万人に向いていそうな動きばかり。
タイトルにもある通り”ビギナーのため”に適してますね。
この「自分にもできそうだ」という感覚、以前のReview Wednesdayで「ザ・リバースキムラ」(作者は同じくブドー・ジェイク氏)を紹介させて頂いたとき以来です。
普段の稽古においてリバースキムラも少しずつ使えるようになってきたのでイバーティングも、やがて私の武器になることでしょう。
インバーディングは相手のパスガードののアタックを防ぐのに有効で、筆者も幾度となく苦しめられてきた記憶があります。
ポジションを奪う過程としてモダン柔術でよく見られる動きではありますが、インバーティングだけにフォーカスした作品は画期的かもしれませんね。
DVDの内容としては一人若しくは二人で行うドリルが約20項目に渡って収録されています。
それは寝た姿勢・座った姿勢から前方や側方・後方などに回転するという単純な動作。
同じような動きでも、こんなにもバリエーションがあるんだと驚かされました。
そんなインバーティング、連続して行う動画がとにかくカッコイイ!
柔術を知らない人へのデモンストレーションに向いているのではと感じました。
一見わかりづらい関節技よりも、人々を魅了できるかもしれません。
クルクル回るのは楽しそうで「俺もやりたい」って思っちゃいます。
そして自分の身体だけでなく、経済も人生も上手く回していきたいものです。
それではHave a nice Jiu-Jitsu life! See you again!

【発売中】
「Going Upside Down: A Beginner's Guide
to Inverting for BJJ by Budo Jake」
■筆者紹介

荒井"スロース"勇二(OVER LIMIT BJJ)
2018年4月8日、午前0時の募集開始後、わずか30分で定員に達したオンラインサロン「キンヤボーイズ柔術クラブ」レギュラー会員となる。
【今日が誕生日の柔術家】パブロ・ポポヴィッチ

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2018年04月17日
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【レポ】SJJJF SPRING OPEN 2018:その1

4/15(日)、東京・浅草の台東リバーサイドスポーツセンターでSJJJF主催「SPRING OPEN 2018」が開催された。
2018年度から既存の大会名だったドゥマウの名称を撤廃し、SJJJF(SPORT JIU JITSU JAPAN FEDERATION=スポーツ柔術日本連盟)主催大会としてリニューアルされて開催された春季大会。
今大会ではアダルト黒帯の試合こそ組まれなかったが、マット3面で10時間にも渡る長時間大会となり盛況の様子だった。
ここで活躍したのはマスター黒帯のランジェル・ホドリゲスとアダルト茶帯のリダ・ハイサムだ。
ランジェルは階級別と無差別の決勝戦でスロース荒井と2連戦し2連勝、そのうちの1試合は腕十字を極めての一本勝ちで、極めを許さないスロースを極めたのは特筆モノだった。
茶帯のハイサムは階級別では2人エントリーだったが、ハイサムの相手が欠場し不戦勝となりオープンクラスのみの試合に。
そのオープンクラスのトーナメント2試合も極めて優勝し、相変わらずの強さと極めの強さを見せつけていた。
ハイサムは来週アブダビで開催されるワールドプロに参戦予定で、ヨーロピアン以来の海外試合となるが、そこでも今大会のような強さを見せられるか期待したい。

マスター黒帯のスーパーヘビーとオープンクラスの決勝戦で"スロース"こと荒井勇二(Over Limit BJJ)と2連戦したランジェル・ホドリゲス(RRT)。
その2試合で2連勝しマスター黒帯Wゴールド達成。
敗れたスロースは鼻水を垂らしながら悔しがっていた。

マスター黒帯オープンクラス表彰台
優 勝 ランジェル・ホドリゲス(RRT)
準優勝 荒井勇二(Over Limit BJJ)
3 位 アギナルド・タバ(クールチャンプクラブ)

03シニア1黒帯ライトはワンマッチ決勝戦。
大会常連の高本裕和(高本道場)が佐野真己(グレイシーバッハ静岡富士)をヒザ十字で極めて優勝。

シニア2黒帯ライトフェザーもワンマッチ決勝戦で水野晋之(VISCA)がフラビオ・タシロ(Over Limit BJJ)をサドンデスの末にパスガードで破り優勝を決めた。

マーシオ・ナカムラ(Over Limit BJJ)と広瀬岳平(ノヴァウニオンジャパン)のワンマッチ決勝戦×2連戦だったシニア3黒帯の試合はライトで広瀬が勝ち、オープンクラスはマーシオが勝って1勝1敗のイーブンに終わる。

アダルト茶帯フェザー決勝戦、山田大聖(大田道場)vs石橋圭太(DURO GYM)は山田が7-4で勝利して優勝、柔術家の意地を見せた。

アダルト茶帯ミディアムヘビーのワンマッチ決勝戦は松本崇寿(リバーサルジム立川アルファ)が卯津木豪(パラエストラTB)をサドンデスの延長戦でテイクダウンして勝利。
いまプロレスラーとして活躍する松本は実に4年ぶりの柔術マッチだったがこの勝利はお見事。

階級別は対戦得いての欠場により不戦勝でオープンクラスのみの試合となったリダ・ハイサム(CARPE DIEM)。
その初戦は山田大聖(大田道場)を0:44 絞めで秒殺。

続く決勝戦も一本勝ちしたハイサム。
決勝戦の相手、卯津木豪(パラエストラTB)のアンクルをトーホールドで極めて3:30 一本勝ち。

アダルト茶帯オープンクラス表彰台
優 勝 リダ・ハイサム(CARPE DIEM)
準優勝 卯津木豪(パラエストラTB)
3 位 山田大聖(大田道場)
■今大会のフォトギャラリーはコチラから!
【今日が誕生日の柔術家】ファビオ・レオポルド(41)

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2018年04月16日
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【結果】SJJJF SPRING OPEN 2018:主な結果

4/15(日)、東京・浅草の台東リバーサイドスポーツセンターで開催されたSJJJF主催「SPRING OPEN 2018」の主な結果です。
【アダルト茶帯】

オープンクラス
優 勝 リダ・ハイサム(CARPE DIEM)
準優勝 卯津木豪(パラエストラTB)
3 位 山田大聖(大田道場)

フェザー
優 勝 山田大聖(大田道場)
準優勝 石橋圭太(DURO GYM)
3 位 高野敦大(湘南格闘クラブ)

ライト
優 勝 葛西義太郎(ルミナス)

ミディアムヘビー
優 勝 松本崇寿(リバーサルジム立川アルファ)
準優勝 卯津木豪(パラエストラTB)
【アダルト紫帯】

フェザー
優 勝 佐藤将光(ノヴァウニオンジャパン)
準優勝 ジョン・マイケル・ジャイミ(コブリンヤ・マニラ)
3 位 ウイリアム・ハッチウェル(CARPE DIEM)
ミディアムヘビー
優 勝 ルーカス・ヒロトミ(RRT)
準優勝 シマダ・ヨシユキ(INFIGHT JAPAN)

女子アダルト紫帯ライト
優 勝 前澤智(リバーサルジム立川アルファ)
準優勝 江川茉衣子(Over Limit BJJ)
【マスター黒帯】

オープンクラス
優 勝 ランジェル・ホドリゲス(RRT)
準優勝 荒井勇二(Over Limit BJJ)
3 位 アギナルド・タバ(クールチャンプクラブ)

スーパーヘビー
優 勝 ランジェル・ホドリゲス(RRT)
準優勝 荒井勇二(Over Limit BJJ)

シニア1黒帯ライト
優 勝 高本裕和(高本道場)
準優勝 佐野真己(グレイシーバッハ静岡富士)

シニア2黒帯ライトフェザー
優 勝 水野晋之(VISCA)
準優勝 フラビオ・タシロ(Over Limit BJJ)

シニア3黒帯オープンクラス
優 勝 マーシオ・ナカムラ(Over Limit BJJ)
準優勝 広瀬岳平(ノヴァウニオンジャパン)

シニア3黒帯ミドル
優 勝 広瀬岳平(ノヴァウニオンジャパン)
準優勝 マーシオ・ナカムラ(Over Limit BJJ)

チームポイント
優 勝 SORA BJJ
準優勝 VISCA
3 位 RRT
■その他の表彰台画像はコチラから!

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2018年04月15日
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【インタビュー】サトシ・ソウザ、「キング・オブ・ザ・マット」参戦決定

4月24日にUAE・アブダビで開催されるアブダビワールドプロの中で行われるプロトーナメント「キング・オブ・ザ・マット(以下KOTM)」に出場することが決まったサトシ・ソウザ(ボンサイ)。
サトシは昨年末にムンジアルで負傷した肩の手術をブラジルで行い、リハビリに励んできた。
そんな中でこのKOTMの出場オファーが舞い込み、悩んだ末に出場を決意し、参戦が決まったという。
そのサトシにインタビューを行った。
──賞金総額20万ドル(日本円で2200万円)もの高額な賞金が懸かったプロトーナメント「キング・オブ・ザ・マット(以下KOTM)」に出場が決まりました。今年初の試合になりますがコンディションはどうでしょうか?
サトシ:去年の終わりに肩を手術してそれからリハビリと練習を続けてやっと試合に出ることができます。ですがまだ100%ではないので不安はありますが現状のベストを尽くして頑張りたいと思っています。肩の状態は力を入れるとまだ痛みを感じるので、そのため自分の気持ちも不安があるのでスパーリングの時もあまり手を使わないようにして練習しています。KOTMの後にはムンジアルもあるので試合を無事に終わらせることができるか心配です。
──KOTMの後にはムンジアルもあるので連戦となりますが。
サトシ:ムンジアルには必ず出たい気持ちがあるのですがまだKOTMの試合がどうなるかでその後のことも決めたいと考えています。KOTMとムンジアルまで一か月以上時間があるので、そこでしっかり自分の体調を考えながら調整します。黒帯でムンジアルに出るのは6回目です。2015年だけ出ていませんが、それ以外は全て出ています。なぜ2015年は出ていなかったのかというと練習中の怪我があったからです。去年のムンジアルの試合は決勝戦で肩を怪我して棄権となってしまいとても残念でした。決勝戦までの試合はとてもいい感じに勝っていたので決勝戦も自信があったのですがこういった結果になり悔しかったです。試合の勝ち負けはどうでもいいのですが決勝戦をしっかりとやり切りたかった気持ちがあります。その決勝戦の相手だったルーカス・レプリも過去に4回試合していて2回勝って2回負けてます。最後に試合をした2015年のワールドプロでしたが、そのときはレフリー判定で負けたので、今度こそという気持ちがありましした。なので最後までやり切りたかったですね。
──MMAの試合はどうでしょうか?
サトシ:MMAも5月に試合をする話があったのですがムンジアルがあることと肩の具合が万全でないためオファーは断りました。なのでMMAはムンジアルが終わってから考えたいと思っています。あとムンジアルの後に韓国のソウルで行われるASJJFのアジアオープンに出るので、今年の上半期の前半はリハビリで後半は試合と休みない状態ですね。
──ASJJFのアジアオープンはムンジアルの2週間後です。試合スパンが短く感じますが、それについてはどうでしょうか?
サトシ:怪我さえなければ問題ないですね。韓国では試合だけでなくセミナーも行います。いま韓国は柔術がとても盛り上がっていて勢いがあると感じています。韓国には過去にセミナーで行きましたが初めて訪れたにも関わらずにたくさんの人が集まってくれました。韓国人と試合をしたことはありますが韓国で試合をするのは初めてなのでそれも楽しみです。韓国の柔術のレベルは急激に上がっているので油断ができません。
──4月はKOTM、6月はムンジアルとASJJFのアジアオープンと連戦になりますね。
サトシ:その他にもいくつかプロマッチやプロトーナメントのオファーがあるのですが、まずは決まっている3大会に集中したいと思っています 。
──肩のリハビリをしながらの練習はどんな感じですか?
サトシ:調子をみながら問題なくできています。いまジムでは黒帯や茶帯も多く、また海外から練習に来ている選手もいるのでいい練習ができていますね。 MMAの試合の場合は打撃もあるのでキックのジムなどで練習もしないといけませんが柔術の練習だけならば自分のジムだけでやれてます。柔術の練習で大事なことはスパーリングやテクニックを覚えるだけではなく自分の柔術の強い部分と弱い部分をしっかりと把握して得意な部分を伸ばすこと、弱い部分を克服することその二つが大事だと思っています。私の場合、いま肩を怪我しているのでその怪我をしている方の肩を使わないようなテクニックを試したりしています。毎日ジムに行って練習するのは当たり前のことでそのジムでの練習をどうやってやるのか何をやるのかしっかりと目的意識を持って練習することが大事なことです。
──では最後に意気込みなどを教えてください。
サトシ:まずは目の前の目標であるKOTMでいい結果を残してムンジアルに繋げたいと思っています。そしてムンジアル王者として韓国で試合ができたら最高ですね。私はいつも日本のことを考え日本を代表して世界で戦っています。なので日本の皆さんも私のことを応援してくれると嬉しいです。頑張ります!
■「KOTM」大会詳細はコチラから!


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2018年04月14日
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【大会】コパ・ラスコンチャス新潟国際でスーパーファイト決定!

5/20(日)、新潟県新津市の新津体育館で開催されるLas Conchas主催「COPA Las Conchas 2018 Niigata INTERNATIONAL」で行うスーパーファイトが決定しました。
スーパーファイトは黒帯と茶帯の2試合が予定されており、黒帯は鷲尾俊(レナトゥス柔術アカデミー)vs後藤悠司(一心柔術)、茶帯は後藤琢磨(仙台草柔会)vs山中健也(クラブバーバリアン)です。
黒帯スーパーファイトに出場する鷲尾俊はJBJJF全日本マスターを紫帯&茶帯で2年連続優勝し黒帯昇格を果たしたばかりでこのスーパーファイトが黒帯デビュー戦となります。
対する後藤悠司も全日本マスターに出場しており、その大会ではマスター1黒帯ライトとオープンクラスでそれぞれ準優勝しており、新鋭vsベテランの図式といっていいでしょう。
試合形式は黒帯ライト級・ASJJFルール・試合時間は10分で行われます。

鷲尾俊(レナトゥス柔術アカデミー)

後藤悠司(一心柔術)
そして茶帯のスーパーファイトはライト級・試合時間20分・オンリーサブミッションマッチで、Las Conchasにスポンサードされている後藤琢磨が富山の新鋭・山中健也を迎え撃つ一戦となりました。
後藤は1月のCOPA Las Conchas東京大会でもスーパーファイトに出場もノーギで毛利部慎佑(REDIPS)にレフェリー判定で敗れており、今大会こそ勝利が欲しいところ。
とはいえ対戦相手の山中はヒクソン杯で茶帯フェザーで優勝しており、しかも決勝戦は一本勝ちで極めての勝利で、いま勢いに乗っている選手。
そのヒクソン杯の前にはアメリカ・シャーロッテにあるルーカス・レプリのジムで海外修行も行っており実力に磨きをかけています。
このスーパーファイト、黒帯も茶帯も注目の一戦といえるでしょう。

後藤琢磨(仙台草柔会)
「新潟で東北の強さ、そしてLas Conchasサポート選手の強さを見せれる試合をします!スーパーファイトにふさわしいバチバチの試合をします!見た目は華がなくても試合内容は華がある試合だと言われるよう頑張ります!」

山中健也(クラブバーバリアン)
「自分の足跡を自分で残す為に、しがみ付いてでも勝ちにいきます。口に出すだけなら何とでも言えますが、口にも出せない奴がデカイ事をやれるわけないので僕の未来の為に一本極めます。応援よろしくお願いします。」
なおこのスーパーファイトが行われる「COPA Las Conchas 2018 Niigata INTERNATIONAL」は出場申し込みを受付中で、第3次締め切りが5/2、最終締め切りは5/14となっています。
観覧無料なので、ぜひ会場にてスーパーファイトを見届けてください!

【参加申し込み受付中】
『COPA Las Conchas 2018 Niigata International』
■日時:5/20(日)
■会場:新津市体育館(新潟県新津市)
■柔術はコチラ、ノーギはコチラから!

【参加申し込み受付中】
『COPA Las Conchas 2018 Ibaraki International』
■日時:7/16(祝)
■会場:たつのこアリーナ(龍ヶ崎市総合体育館・茨城県龍ヶ崎市)
■柔術はコチラ、ノーギはコチラから!
【今日が誕生日の柔術家】アマウリ・ビテッチ(49)、クロイラー・グレイシー(29)、ヤスミン・ソウゴビンド(35)、エベンゼール・フォンテス・ブラガ(49)

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2018年04月13日
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【サンディエゴ日記】アメリカで柔術&格闘技の練習をするには? Part.1

日本からサンディエゴに戻ってきました!
今回は格闘技をアメリカでやりたい!って人の為に色々な方法などをシェアできたらと思います。
まずアメリカに入る方法は幾つかあります。
今回は代表的な方法をいくつか紹介します。
1番楽なのはESTA(90日以内)で入る事です。
ただ90日間しか居れないというのがネックな所です。
このESTAで入国する場合でも実は色々な裏技があり長く居ることも可能です。
2つ目は学生ビザです。
僕もこれでサンディエゴに来てるんですが最長5年居れて審査で落とされる事は殆ど無いので好都合です。
周りの人で審査で落ちたとか発給されなかった事など聞いた事ないほど成功率が高いです。
ただ学生ビザの場合は当たり前ですがもちろんですが学校に行かなければなりません。
その為政府から発行されるビザとは別で学校から支給されるビザも必要になり合計2つのビザが必要です。
1番少ない時間でも週20時間は必ず授業に出なければならないので、これが意外と大変です。
これが大学、短大、専門学校などの場合は授業時間は異なりますが、どれもだいたい同じぐらいだと思っていいでしょう。
殆どの語学学校の場合は1日5時間、週4日、あるいは1日4時間、週5日で朝、昼、夜とクラスは学校によって異なります。
僕のいる学校は朝の8時から13時、月曜から木曜の週4日間です。
この学校の様子は過去のサンディエゴ日記でも紹介してるので読んでみてください。
■コチラから!
学生ビザのいい点はなんといっても最長5年入れる事や、ビザの更新をすればそれ以上の滞在も可能ということです。。
中にはお金さえ払えば学校に行かなくても出席単位がもらえる学校も…?!
最後はアスリートビザです。
これは学校に行く必要もなく、最長5年(更新可)もアメリカ滞在可能です。
ただこのビザは取るのが難しく、弁護士や推薦をしてもらえるアメリカ人(ジム)なども必要で、かつアメリカにおける大会や試合などで戦績を残しておかなければなりません。
そして申請するにはかなり高額な費用かかり、またペーパーワークなどの準備もとてもめんどくさいです。
なのでこれは一般の選手の場合、現実的ではないかと思います。
今回紹介した手段以外にも幾つか方法はありますが、どれも手続きなどが難しいので、ESTAか学生ビザ取得が一番簡単にアメリアk滞在ができる手段ではないかと思います。
また、どのくらいのお金が必要か、家はどうしてるのか、ジムの平均的な料金、生活費、etc....は次回書こうと思います。
今回の投稿でアメリカ滞在に興味を持った方はFacebook経由ででも連絡をもらえたら、いろいろと具体的な話ができるかと思うので連絡をお待ちしています。
■過去のサンディエゴ日記はコチラから!
【今日が誕生日の柔術家】ヘナート・カルドソ(29)、ムリーロ・サンタナ(30)

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2018年04月12日
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【柔術プリースト】#323:FUKUOKA INTERNATIONAL 2018

日本唯一の柔術&グラップリング専門番組「橋本欽也の柔術プリースト」。
今回は初開催された「FUKUOKA INTERNATIONAL」から女子の賞金トーナメント「福岡GP」を配信します。
女子ならではの華やかな試合の数々、ぜひ見てください。
配信試合は以下の通りです。

2/24(土)粕屋ドーム(福岡県博多)
「FUKUOKA INTERNATIONAL 福岡GP」

ライトフェザー級1回戦
山口芽生(チェックマットCDJJ TOKYO)vs甲斐真由美(ねわざワールド東九州)

ライトフェザー級1回戦
黒木麻衣子(AXIS福岡)vsマギー・オチョア(ATOSフィリピン)

ライトフェザー級決勝戦
山口芽生(チェックマットCDJJ TOKYO)vs黒木麻衣子(AXIS福岡)

ライト級1回戦
坂本陽(TATORU)vs左近允梨乙子(パラエストラ北九州)

ライト級準決勝
大望(ねわざワールドISC)vsアニー・ラミレス(チェックマットCDJJ TOKYO)

ライト級準決勝
左近允梨乙子(パラエストラ北九州)vs内山裕規(カルペディエム)

ライト級決勝戦
内山裕規(カルペディエム)vsアニー・ラミレス(チェックマットCDJJ TOKYO)

BJJテクニックファイルはエミリー・クォークの「シンガードからのスイープ」です。

#323はコチラから!
そして毎週配信の柔術&グラップリングニュース番組「BJJ-WAVE」の最新回を配信中。
今回の主なトピックは以下の通りです。
特別編「ブルテリア創業史」
特別編 ゲスト:石黒翔也&石黒遥希
です。
動画版&音声版の2つのフォーマットで最新ニュースを雑談多めでざっくりと紹介してます。
ぜひご視聴を!

■「ブルテリア創業史」動画版はコチラ、音声版はコチラから!

■「石黒兄妹ゲスト回」動画版はコチラ、音声版はコチラから!

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2018年04月11日
btbrasil at 03:10 Permalink
【Review Wednesday】ジ・ウイリアムスガード/ショーン・ウイリアムス

毎週水曜日にDVDや書籍、柔術関連グッズをレビューする「レビューウェンズデイ」、今回は橋本欽也が担当します。
レビューするのはショーン・ウイリアムスの「ジ・ウイリアムスガード」の教則DVDです。
このウイリアムスガード、THEが付いてますけど、この場合はTHE WILIAMSとTHEの次がア行なので"ザ"ではなく"ジ"になります。
これはかつてW★INGで活躍したマスクマン、ウインガーがザ・ウインガーではなくジ・ウインガーとなるのと同じですね。
そんな英語の基礎知識から入ったレビューウェンズデイ、今作はブドービデオ製作なのに日本語吹き替えなし!
このDVDは日本じゃ売れない!って判断されてしまったんでしょうか?!
謎です!
ですが内容的にはイイのでレビューウェンズデイで取り上げた次第です。
ショーン・ウイリアムスといえばヘンゾ・グレイシーが最初期に黒帯を与えたアメリカ人として知られており、NY時代はインストラクターとして多くの選手を指導してました。
現在は黒帯五段となっており、LAに移住し、ダウンタウンでヘンゾ・グレイシー・ロサンゼルスとしてファイブスター柔術を主宰してます。
このファイブスター柔術にKinyaboyzのプレミアム会員の津村くんも通ってて、つい先日ショーンより紫帯を授与されてました。
おめでとうございます!

津村くんとショーン
そんなショーンが開発したのがこのウイリアムスガードです。
いまは既存のポジションやテクニックにちょっとアレンジを加えただけで自分のオリジナル技みたく自分の名前を付けちゃったりする輩もいますが、このウイリアムスガードは完全にオリジナルなポジションです。
形的にはハイガードとラバーガードの中間みたいな変形のガードですが、インバーテッドガードみたく身体的に無理な形にならないので、三角絞めができるぐらいの柔軟さがあればできるポジションでしょう。
なので四十路で徐々に柔軟さが失われつつある自分のような中年でもできるガードとして重宝してます。
ウイリアムスガードからのサブミッションも三角絞め、腕十字、オモプラッタなどのレギュラーテクニックに繋げられるので、攻撃の際にセットアップに取り入れると技の成功率がグッと上がることでしょう。
しゃべるの大好きでフローグラップリングの解説もこなすショーンだけにテクニックのレクチャーもしゃべりが長めでネイティブの英語は早口で聞き取り辛い部分も多々ありますが、テクニック自体はそう難しいものではないので英語がわからなくても動きを見れば理解できるはず。
3枚組の大ボリュームでテクニックのコンセプトからセットアップ、ドリルまでウイリアムスガードの全貌がわかるコンプリートセットとなってます。
いまいろんなガードがありますが、その中ではイマイチ認知度が低いと思われるウイリアムスガード、認知度が低い=みんなが知らないということなので、身に付けたら技がかかる可能性はかなり高い!と断言。
かくいう自分もこのウイリアムスガードを多用はしないものの、たまにやるといい感じにハマッてくれるので、ここぞ!というときの切り札や隠し技にするのにぴったり。
ぜひこの3枚組セットを見てウイリアムスガードをモノにして欲しいと思います!

【発売中】
「ジ・ウイリアムスガード」ショーン・ウイリアムス
■ブルテリアでは品切れ中で近日再入荷予定

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2018年04月10日
2018年04月09日
2018年04月08日
btbrasil at 02:14 Permalink
【柔術プリースト】#322:RICKSON GRACIE CUP 2018

日本唯一の柔術&グラップリング専門番組「橋本欽也の柔術プリースト」。
今回は2月に開催された「ヒクソン・グレイシー・カップ2018」です。
2年に1度の開催となったヒクソン杯から厳選した試合を配信します。
配信試合は以下の通りです。

2/11駒沢オリンピック公園屋内競技場
「ヒクソン杯」

女子アダルト茶帯フェザー決勝戦
堀ミサト(パトスタジオ)vs深津佐和子(ダムファイトジャパン)

女子アダルト青帯ライト決勝戦
カロリーナ・クワハラ(INFIGHT JAPAN)vsテッサ・ミシェンスキ(AXIS)
アダルト紫帯オープンクラス準決勝
ルーカス・ヒロサワ(INFIGHT JAPAN)vsエリック・フローレス(カーウソングレイシーチーム)

アダルト紫帯オープンクラス決勝戦
ルーカス・ヒロサワ(INFIGHT JAPAN)vsグラント・ボグダノフ(WARP)

アダルト茶帯フェザー決勝戦
ジョセフ・テノリオ(カーウソングレイシーチーム)vs山中健也(クラブバーバリアン)

アダルト黒帯ミドル1回戦
ヒカルド・ヤギ(JAWS)vsトーマス・ミツ(CARPE DIEM)
アダルト黒帯ミドル1回戦
高橋昌史(AXIS福岡)vsハビエル・バレンシアーノ(アスレチックアドバンス)
アダルト黒帯ミドル準決勝
トーマス・ミツ(CARPE DIEM)vs茶圓俊平(ねわざワールド)

アダルト黒帯ミドル決勝戦
トーマス・ミツ(CARPE DIEM)vsハビエル・バレンシアーノ(アスレチックアドバンス)
アダルト黒帯オープンクラス1回戦
レアンドロ・クサノ(クサノチーム)vs高橋昌史(AXIS福岡)
アダルト黒帯オープンクラス1回戦
トーマス・ミツ(CARPE DIEM)vsイ・ヒョングン(コリアBJJ)

アダルト黒帯オープンクラス決勝戦
トーマス・ミツ(CARPE DIEM)vsレアンドロ・クサノ(クサノチーム)

BJJテクニックファイルはエミリー・クォークの「シングルレッグラペルガードからエレベータースイープ」です。

#322はコチラから!
そして毎週配信の柔術&グラップリングニュース番組「BJJ-WAVE」の最新回を配信中。
今回の主なトピックは以下の通りです。
「鹿児島の柔術シーンを探る」
ゲスト:上谷田幸一&有川大介
です。
動画版&音声版の2つのフォーマットで最新ニュースを雑談多めでざっくりと紹介してます。
ぜひご視聴を!

■動画版はコチラ、音声版はコチラから!

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2018年04月07日
2018年04月06日
btbrasil at 12:14 Permalink
【告知】キンヤボーイズ柔術クラブ、スタート!

みなさんおつかれさまです、元Jiu Jitsu NERDライターの成田です。早速ですが本日はお知らせです!
本ブログ主宰の橋本さんによるオンラインサロン、その名も「キンヤボーイズ柔術クラブ」が今週土曜日、4月8日から会員募集をスタートします。
3/22収録のBJJ-WAVEで、元ゴン格デザイナーでKBJJC発起人である戸倉さんも一緒に概要を初公開。そして、本日アップの最新回でもその内容をお知らせしたわけですが、ここでは「そもそも何の話をしてんだ?」という方向けに、自分から改めて説明させていただければと。

左から戸倉巌(発起人)、橋本欽也(代表)、成田サトシ(広報部)。
キンヤボーイズ柔術クラブ=KBJJCは、ざっくりご説明すると、Facebook上の「秘密のグループ」内で活動を行うオンラインサロンになります。
このブログをはじめ、YouTube、Podcast、そして休刊中のナードと、橋本さんはこれまでいろんなメディアで柔術を伝えてきたわけですが、「これからは一方通行だけじゃつまらないでしょ」という周囲からのアドバイスもあり、2010年代も終わりに向かう今、ようやく重い腰を上げ、橋本さんならではの知識やネットワークを生かした柔術情報の発信と、そこから生まれる異論・反論・オブジェクションを気軽にやり取りできる場をつくってみようという趣旨で企画されたものです。
Facebookの秘密のグループという、メンバー以外非公開の場を拠点にすることで、歯に衣着せぬ発言で周りを常にヒヤヒヤさせてきた橋本さんも本領発揮できるのではないかという期待もありますし、他言無用な裏話はもちろん、柔術の歴史を紐解くマジメな試みや、現在、Twitterの質問箱に寄せられているような質問へのしっかりした回答(140字じゃ答えられない!)、テクニック動画の配信、そして「サロン」というコンセプトに合わせて、メンバー同士の交流なども生み出していけるようなものにしたいと考えています。
ざっと予定している内容を並べてみると、
・メンバー限定の生放送や投稿
・柔術にまつわる質問・相談への回答や情報共有
・有名無名を問わず、柔術家や関係者のゲスト参加
・国内外の取材場所からのライブ配信
・テクニック動画の配信
・オフ会
という塩梅で、特に、BJJ-WAVEで好評だったVHTS代表のGiさんやカルペディエム岩崎さんのような、国内外のゲストや選手を招いた配信にも力を入れていきたいと考えている次第です。
会員はレギュラー会員とプレミアム会員の2種類で、プレミアム会員にはKBJJCならでの特典も! ここで得られた収益はサロンの運営に当て、オリジナルグッズもつくれないかとすでに企画を進めています。
クラウドファウンディングでおなじみのCampfireの「ファンクラブ」という機能を使い、4月8日午前0時から会員募集をスタートし、サロンの内容や会員特典の詳細もそちらにまとめます。

サイト公開&募集開始はKinyaboyzのツイッターアカウントで告知します。

■コチラから!
このKinyaboyz、初の試みでいろいろと至らないところも出てくるかもしれませんが、ぜひ一度、加入のご検討をお願いいたします!

■「キンヤボーイズ柔術クラブ」詳細はコチラから!
【今日が誕生日の柔術家】マルシア・クリスト(40)

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2018年04月05日
2018年04月04日
btbrasil at 01:55 Permalink
【Review Wednesday】『ゴング格闘技ベストセレクション1986-2017』

みなさんおつかれさまです。先日のJiu Jitsu Timesのエイプリルフールネタに思いっきりダマされた元Jiu Jitsu NERDライターの成田です。
春は別れの季節。といってもすでに4月ですから、学生や会社員の方にとっては出会いのシーズン突入かもしれませんが、お別れといえばあの雑誌……そう、昨年休刊した『ゴン格』ですよね(強行突破)。
31年間続いた格闘技専門誌『ゴング格闘技』は、2017年4月発売号をもって休刊。あれからもう1年経つわけですが、全300号の中から厳選されたインタビューやノンフィクション記事をまとめたのが、今回ご紹介する『ゴング格闘技ベストセレクション1986-2017』です。
最近は出版前のゲラを編集者やデザイナーがSNSでアップすることも多いので、発売前にどなたかの投稿を見て「第1章は柔術なんだな」と何となく覚えていたものの(正確には「柔道と柔術」)、いざ本書を手にしてみると、柔術ネタのボリュームにまず驚きました。
増田俊也氏による「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったか」の連載記事(木村vsエリオ)をはじめ、エリオ、ホリオン、ヒクソン、クロンといったグレイシーファミリーのインタビュー、小野安一や谷幸雄ら世界で柔術の普及に貢献したレジェンドたちのドキュメント……と、柔術愛好家ならグッとくること間違いなしな構成です。
続く第2章はバリジャパ、第3章は日本の総合格闘技がテーマで、特に日本におけるグレイシー柔術黎明期が語られる中井祐樹氏とエンセン井上氏の対談や、佐山聡氏が修斗の歴史を語るインタビューも興味深いです。
柔術がMMAに与えた影響の大きさ、柔術がなかったら格闘技界はどうなっていたのかと、ぼんやりせずにはいられませんでした。
もちろん柔術や総合だけではなく、立ち技格闘技の記事もたっぷり収録されています。こちらは極真なくしてキックなしといった塩梅で、まるまる1章が極真ネタに割かれています。
山ごもりのときは「酢大豆、スルメ、それに生米を食べるのよ。もちろん炊いても食べるが、1日1回はよく洗った生米を食べた」という大山館長のインタビューは最高。ひさしぶりにポンジュースを飲みたくなった次第です。
記事の選別とか編集作業を想像すると胃が痛くなりますが、読み応えは言わずもがな。頭から読むもよし、気になる記事から読むもよし、買って損はまったくない一冊です!

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