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2007年12月19日

ノーギ・ワールズ、植松直哉vsシェイン・ライス

日本から参戦の唯一の黒帯、植松選手はペナ級に出場、1回戦でヒクソンの黒帯であるシェイン・ライスと戦いました。

シェインの試合はパンナムやムンジアルで見ていますが、毎回1、2回戦で負けているので戦前は植松選手の圧勝だろうと思っていました。

が、ノーギでのシェインは柔術での冴えない選手ぶりとはまるで違い、アグレッシブに自分から攻めにきてテイクダウンもガンガン狙ってきてビックリしました。

あの腰の強い植松選手をマット際の微妙な場所ながらもテイクダウンに成功するなど立ち技でも優勢に試合を組み立てていたシェイン。

特に立ち技の攻防から植松選手のバックに飛びついて立ったままバックを奪った場面などは素晴らしい動きでした。

そのバックのポイントが決め手になってなんとシェインの判定勝ち。

正直、こんな展開になるとは思いませんでした。

聞くところによるとこの大会前の植松選手は負傷が癒えずにろくな練習ができなくて準備不足のままこの試合に挑んだのだとか。

植松選手は残念な結果になりましたが、このシェインはこの勝利の勢いを持続したまま決勝戦に進出し、あのコブリンヤに敗れるも一本を許しませんでした。

シェインはきっとギありよりもノーギの方が得意な選手なんでしょう。

ちなみにこのシェイン、総合デビューもしていて3勝3敗という微妙な戦績ですが勝った試合はすべてバックチョークによる一本勝ちという極めの強さを秘めた選手です。



立ち技でも植松選手にひけを取らなかったシェイン・ライス



マット際でテイクダウンしたときにバッティングで
負傷してしまった植松選手。
これで試合勘が狂ったか



アグレッシブな攻めをみせたシェインは
終始優位に試合を進めました



立ち技の攻防の流れから植松選手の背中に飛びついて
バックを奪った動きは素晴らしかった



なんとびっくりのアップセット、シェインが植松選手を判定で降す快挙。
そのまま決勝戦に進出し、コブリンヤに敗れるも準優勝を果たしました


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