2008年01月31日
澤田まこと・ヨーロピアン遠征レポート
ヨーロピアン選手権・茶プルーマ級で優勝した澤田まこと選手(パラエストラ川越)の遠征レポートです!
──ヨーロピアンに行くことにしたきっかけは?
「2004年のパンアメリカン、2005年のマスター&シニアと優勝していたのでまだ行ったことがないヨーロッパ選手権に挑戦したかったのですが一人で行くのを悩んでいたら(バッハ東京の)中塚くんも行くというので参加を決めました。」
──行く前にどんな準備をしましたか?
「持ち物などはテロ対策で厳しくなってると聞いたので極力少なめにしました。」
──初めてヨーロピアン選手権は実際に行ってみてどうでしたか?
「初めてのヨーロッパということで不安でしたが、ホテルにバスタブがないなどは想定の範囲内でした。
中塚くんの選んだホテルは会場まで徒歩5分と近くて素晴らしかったです。
気候も過ごしやすくて景色も絵はがきなどで見られる風景が広がっていて綺麗な町並みでした。
今回は強行日程でしたので観光する時間はありませんでしたが余裕があれば観光もしてみたい国でした。
ひどかったのはロンドン〜リスボン間が往復ともに1時間以上の遅延。
でも怒っている人がいなかったのをみると日常茶飯事なんでしょうか?
あとユーロは使い慣れていないせいか金銭感覚が壊れます。
大会終了後に食事をしようとしたら日曜日はほとんどのお店がお休みということもありマクドナルドでした(泣)。
さらに帰り飛行機が翌日早朝6時だったのでお土産も買えず残念でした。 」
──試合の感想は?
「初戦は足関節をこれでもか!っていうくらい仕掛けてくる人で、怪我したら帰るのつらいなと戦いながら思いました。
相手が足関節にきたところにスイープを合わせて返すことに成功。
パスを狙うと三角絞めをかけられました。
ポイントは勝っていたので極まらないように注意してそこから練習通りに片足担ぎパス〜マウントへ。
そこから腕十字を狙って失敗して下になったところで試合終了。
ポイントは9−0でした。
決勝の相手は昨年のヨーロピアン・チャンピオン。
試合は引き込まれて、かなり力が強く、なすがままに初戦同様また三角絞めをかけられました。
けど落ち着いて両足担ぎ〜バック〜送り襟絞めで一本勝ちしました。
全日本で対戦した村上選手や全日本オープンで対戦した渡辺選手との試合の方がきつかったので茶帯プルーマ級は日本のレベルの高さが証明できたと思いました。
ただ対戦した2人とも根性があって身体能力がすごかったが印象的でした。」
──黒帯の試合の感想は?
「印象的なのは黒帯プルーマ級の決勝とメジオ級の準決勝戦です。
吉岡大選手のことを心から尊敬しているというベルナルド・ピテウとフィリッペ・コスタのプルーマ級決勝戦。
僕はピテウを応援していたんですが膠着のマイナス2ポイントで勝敗が決してしまったのが悔やまれます。
メジオ級の準決勝、ヴィトー・エスティマと優勝したフィホの一戦。
エスティマのファンになりました。
それはエスティマが足関節を仕掛け隣の空いているマットまでフィホが転がりタップ。
レフリーは試合終了を告げたにも関わらず、納得しないフィホ。
結局、エスティマが譲歩した形で試合再開。
その後は一進一退の好勝負も結局エスティマの判定負け。
エスティマ、格好よかったです。」
──その他の感想は?
「カーロスJr.はいませんでしたが、マーシオ・フェイトーザや戦極への参戦が噂されているホジャー・グレイシー、マリオ・ヘイスなど、有名選手を知らない自分でもわかる人が来ていました。
オランダ人ジャスミン・タヒーラ(紫プルーマ2位)やブラジル練習時代に知り合ったマナウスのクラブ・ピナやリオのデラヒーバ道場の友人に会えて嬉しかったです。
ほかにもアンゴラやギリシャやらヨーロッパ各国だけでなく柔術が広がっていることがわかりました。
日本人も僕と中塚くんの他にもフィリピンで練習している北村さんやグレイシーバッハ・ギリシャの金城さんも参加していました。
ムンジアルやパンナムのように会場に物販がなく、ブラジル人が勝手に(?)堂々と物販してたのが印象的でした。
ちなみに僕はビックマックのTシャツを購入しました。」
ホテルの部屋から見えるリスボンの風景
会場内の様子
2回勝ってヨーロピアン選手権を優勝!
表彰台で金メダル!
レオジーニョと。
少し太った?
動けるデブ、ビックマック
戦極参戦が噂されるホジャー・グレイシー
黒プルーマ準優勝のベルナルド・ピテウと
ピテウは吉岡大は元気か?僕は心底彼をリスペクトしているんだ!ムンジアルはくるよね?とかなり熱く語ってきました
ムンジアル(青プルーマ優勝)、ノーギ・ワールズ(紫プルーマ優勝)、そして今回のヨーロピアン選手権と柔術&グラップリング大会の常連、オランダ人のジャスミンは紫プルーマで準優勝
ひと悶着あった黒メジオ準決勝戦
フィホvsヴィトー・エスティマ
フィホはテレレ2世と言われた選手で対するヴィトーは世界王者、ブラウリオの実弟です。
フィリピンから参加のトライフォース北村さん。
試合はレフリー判定で惜しくも敗退。
黒ペサディシモ決勝戦
ビックマックvsマーシオ・コウレタ
スイープ&パスでビックマックが優勝!
試合マットには2〜3センチの大きなスキマが…
観戦スタンドで応援にドラムを持ち出すブラザ勢の応援はリズミカルで小気味いい
待機スペース
★明日は澤田選手と一緒にヨーロピアンに参戦した中塚靖人選手(バッハ東京)のレポートをお送りします!
ファイターズショップブルテリア
ブルテリア携帯サイト
──ヨーロピアンに行くことにしたきっかけは?
「2004年のパンアメリカン、2005年のマスター&シニアと優勝していたのでまだ行ったことがないヨーロッパ選手権に挑戦したかったのですが一人で行くのを悩んでいたら(バッハ東京の)中塚くんも行くというので参加を決めました。」
──行く前にどんな準備をしましたか?
「持ち物などはテロ対策で厳しくなってると聞いたので極力少なめにしました。」
──初めてヨーロピアン選手権は実際に行ってみてどうでしたか?
「初めてのヨーロッパということで不安でしたが、ホテルにバスタブがないなどは想定の範囲内でした。
中塚くんの選んだホテルは会場まで徒歩5分と近くて素晴らしかったです。
気候も過ごしやすくて景色も絵はがきなどで見られる風景が広がっていて綺麗な町並みでした。
今回は強行日程でしたので観光する時間はありませんでしたが余裕があれば観光もしてみたい国でした。
ひどかったのはロンドン〜リスボン間が往復ともに1時間以上の遅延。
でも怒っている人がいなかったのをみると日常茶飯事なんでしょうか?
あとユーロは使い慣れていないせいか金銭感覚が壊れます。
大会終了後に食事をしようとしたら日曜日はほとんどのお店がお休みということもありマクドナルドでした(泣)。
さらに帰り飛行機が翌日早朝6時だったのでお土産も買えず残念でした。 」
──試合の感想は?
「初戦は足関節をこれでもか!っていうくらい仕掛けてくる人で、怪我したら帰るのつらいなと戦いながら思いました。
相手が足関節にきたところにスイープを合わせて返すことに成功。
パスを狙うと三角絞めをかけられました。
ポイントは勝っていたので極まらないように注意してそこから練習通りに片足担ぎパス〜マウントへ。
そこから腕十字を狙って失敗して下になったところで試合終了。
ポイントは9−0でした。
決勝の相手は昨年のヨーロピアン・チャンピオン。
試合は引き込まれて、かなり力が強く、なすがままに初戦同様また三角絞めをかけられました。
けど落ち着いて両足担ぎ〜バック〜送り襟絞めで一本勝ちしました。
全日本で対戦した村上選手や全日本オープンで対戦した渡辺選手との試合の方がきつかったので茶帯プルーマ級は日本のレベルの高さが証明できたと思いました。
ただ対戦した2人とも根性があって身体能力がすごかったが印象的でした。」
──黒帯の試合の感想は?
「印象的なのは黒帯プルーマ級の決勝とメジオ級の準決勝戦です。
吉岡大選手のことを心から尊敬しているというベルナルド・ピテウとフィリッペ・コスタのプルーマ級決勝戦。
僕はピテウを応援していたんですが膠着のマイナス2ポイントで勝敗が決してしまったのが悔やまれます。
メジオ級の準決勝、ヴィトー・エスティマと優勝したフィホの一戦。
エスティマのファンになりました。
それはエスティマが足関節を仕掛け隣の空いているマットまでフィホが転がりタップ。
レフリーは試合終了を告げたにも関わらず、納得しないフィホ。
結局、エスティマが譲歩した形で試合再開。
その後は一進一退の好勝負も結局エスティマの判定負け。
エスティマ、格好よかったです。」
──その他の感想は?
「カーロスJr.はいませんでしたが、マーシオ・フェイトーザや戦極への参戦が噂されているホジャー・グレイシー、マリオ・ヘイスなど、有名選手を知らない自分でもわかる人が来ていました。
オランダ人ジャスミン・タヒーラ(紫プルーマ2位)やブラジル練習時代に知り合ったマナウスのクラブ・ピナやリオのデラヒーバ道場の友人に会えて嬉しかったです。
ほかにもアンゴラやギリシャやらヨーロッパ各国だけでなく柔術が広がっていることがわかりました。
日本人も僕と中塚くんの他にもフィリピンで練習している北村さんやグレイシーバッハ・ギリシャの金城さんも参加していました。
ムンジアルやパンナムのように会場に物販がなく、ブラジル人が勝手に(?)堂々と物販してたのが印象的でした。
ちなみに僕はビックマックのTシャツを購入しました。」
ホテルの部屋から見えるリスボンの風景
会場内の様子
2回勝ってヨーロピアン選手権を優勝!
表彰台で金メダル!
レオジーニョと。
少し太った?
動けるデブ、ビックマック
戦極参戦が噂されるホジャー・グレイシー
黒プルーマ準優勝のベルナルド・ピテウと
ピテウは吉岡大は元気か?僕は心底彼をリスペクトしているんだ!ムンジアルはくるよね?とかなり熱く語ってきました
ムンジアル(青プルーマ優勝)、ノーギ・ワールズ(紫プルーマ優勝)、そして今回のヨーロピアン選手権と柔術&グラップリング大会の常連、オランダ人のジャスミンは紫プルーマで準優勝
ひと悶着あった黒メジオ準決勝戦
フィホvsヴィトー・エスティマ
フィホはテレレ2世と言われた選手で対するヴィトーは世界王者、ブラウリオの実弟です。
フィリピンから参加のトライフォース北村さん。
試合はレフリー判定で惜しくも敗退。
黒ペサディシモ決勝戦
ビックマックvsマーシオ・コウレタ
スイープ&パスでビックマックが優勝!
試合マットには2〜3センチの大きなスキマが…
観戦スタンドで応援にドラムを持ち出すブラザ勢の応援はリズミカルで小気味いい
待機スペース
★明日は澤田選手と一緒にヨーロピアンに参戦した中塚靖人選手(バッハ東京)のレポートをお送りします!
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