2008年02月21日
JJFJが「ヒクソン・グレイシー杯」開催
昨日のニュースでお知らせした「JJFJ」ですが、早速たくさんの方から問い合わせがありました。
このJJFJのことは昨日の午後にAXIS代表の渡辺孝真さんから聞きました。
「新しく立ち上げるこの連盟について直接、自分の口から話したい」とのことで約2時間、熱くこの連盟のことを語って頂きました。
渡辺さんはJJFJでは理事長を務めており、強調していたのは「現行の連盟と競合するつもりはない。団体や選手に選んでもらえたらいいと思う。もちろん現行の連盟に登録している団体や選手のダブルエントリーもまったく問題ない。とにかくJJFJは柔術団体、選手の金額的な負担を減らしたいから立ち上げたのがこの組織。だから登録費用は全額無料で当面の運営資金はすべて持ち出しとスポンサーからの資金で賄う。」とのことでした。
金銭的な負担が少ないのはいいことですが、このJJFJができたことで多少の混乱があることも事実です。
現行の連盟に対して新連盟ができたことで思い出されるのは2002年のブラジルでの出来事です。
2002年にCBJJの大会参加費や選手登録費の資金運用の不透明さを理由に対抗組織としてCBJJOが立ち上げられました。
CBJJOはノヴァウニオンのアンドレ・ペデネイラスを代表にしてキモノ・メーカーのKF(キモノス・ファイター)が資金面をバックアップ、そしてCBJJ主催のムンジアルに対抗しCBJJOはコパドムンドを開催、さらに優勝者には高額の賞金も出し大きな話題を集めました。
2005年にはサンパウロのイブラプエラ体育館という大きなスタジアムで会場、照明、参加者と過去最大規模の大会を開催し、大会の豪華さでは完全にCBJJのムンジアルを陵駕しました。
ですがこれをピークにCBJJOは資金面での困窮を理由に規模を縮小していきます。
発足当初はCBJJ、ムンジアルに対抗意識むき出しだったCBJJOも次第に態度を軟化し2006年にはCBJJ=ムンジアルの代表選手といっていいバッハ所属の選手がCBJJO=コパドムンドに出場するというところにまで交流は盛んになりました。(それ以前もバッハの選手はバッハを名乗らずに出場していました。ホムロ・バハル、サムエル・ブラガらドラクリーノの生徒達はエリッゥ・ワンダレイの所属名でコパドムンドに出場、色帯時代に入賞、優勝している。)
そして2007年になるとCBJJOは事実上崩壊し、その後釜としてCBJJEという新連盟が立ち上がりました。
このCBJJEはCBJJO代表だったアンドレ・ペデネイラスも技術部長として参加しています。
しかしそのCBJJEも今のところは大きな動きはなくサンパウロ近郊で細々と大会を開催するにとどまっています。
連盟を運営するのも大会を開催するのも資金は必要で、ある程度の集金、課金は仕方のないことだと思います。
しかし今回、日本で立ち上がったヒクソンを会長とする新連盟ははっきりと「金銭目的ではなく選手本位の運営。登録費用は全額無料で当面の運営資金はすべて持ち出しとスポンサーからの資金で賄う」と明言し、ヒクソン自体も「自分の連盟から金を集金することはない。金が必要になれば自分が動いて新たなスポンサーを獲得する」と言っているそうです。
JJFJではすでに大会も予定されており、5/5に静岡県浜松市の浜松アリーナで「ヒクソン・グレイシー杯・国際柔術大会」の開催が決まっていて、この大会にはヒクソン自身も来場しデモンストレーションも行います。
またヒクソンだけでなくクロン・グレイシーもこの大会に来日、クロンは試合も行う予定だそうです。(茶メジオ)
他にも数名のトップ黒帯選手を招待選手として来日させて試合を組むというからJJFJ・初めての大会にして最大規模の大会になることは間違いありません。
この大会に出場できるのはJJFJの登録をした選手のみということで出場希望者は早急に登録を!
選手登録はまず団体の登録をして、団体登録が済んでから個人選手の登録になります。
団体登録のみホームページから用紙をダウンロードし郵送しなければなりませんが(団体代表者のサインが必要なため)それ以降の登録はすべてウェブ上でできるようになっています。
面白い試みとして一般登録の他に様々な特典が用意されているという「ゴールド会員」があります。
ゴールド会員の登録は有料ですが、JJFJ主催の大会参加費、セミナー参加費の割引などがあるので、大会に多く出場する方、他の人と差をつけたい方などはゴールド会員になるのもいいかもしれません。
また注意しなければならないのはこの大会の出場者の上限が500名となっていることです。
これは大会開催日が1日しか用意できなかったためにできる試合数が限られていてやむなく出場者の制限をしなければならなくなったそうです。
多くの出場希望者が申し込むと思われるこの大会、早急に登録&申し込みをした方がよさそうです。
団体・選手登録はコチラから!
JJFJ・オフィシャルサイトはコチラから!
ヒクソン・グレイシー杯2008国際柔術大会
RICKSON GRACIE CUP 2008 INTERNATIONAL JIU-JITSU CHAMPIONSHIP
開催日: 5月5日(月曜日・祝日)
場所: 浜松アリーナ(最寄り駅・JR浜松駅)
時間: 10:00〜20:00
参加費: 一般男子:¥7,000
一般女子:¥6,000
ゴールド会員男子:¥5,900
ゴールド会員女子:¥5,100
(参加費には大会記念Tシャツを含みます)
参加申込締切日: 4月28日(AM8:00)
参加者限定数: 500名
主催: 全日本柔術連盟 (JJFJ)
ファイターズショップブルテリア
ブルテリア携帯サイト
このJJFJのことは昨日の午後にAXIS代表の渡辺孝真さんから聞きました。
「新しく立ち上げるこの連盟について直接、自分の口から話したい」とのことで約2時間、熱くこの連盟のことを語って頂きました。
渡辺さんはJJFJでは理事長を務めており、強調していたのは「現行の連盟と競合するつもりはない。団体や選手に選んでもらえたらいいと思う。もちろん現行の連盟に登録している団体や選手のダブルエントリーもまったく問題ない。とにかくJJFJは柔術団体、選手の金額的な負担を減らしたいから立ち上げたのがこの組織。だから登録費用は全額無料で当面の運営資金はすべて持ち出しとスポンサーからの資金で賄う。」とのことでした。
金銭的な負担が少ないのはいいことですが、このJJFJができたことで多少の混乱があることも事実です。
現行の連盟に対して新連盟ができたことで思い出されるのは2002年のブラジルでの出来事です。
2002年にCBJJの大会参加費や選手登録費の資金運用の不透明さを理由に対抗組織としてCBJJOが立ち上げられました。
CBJJOはノヴァウニオンのアンドレ・ペデネイラスを代表にしてキモノ・メーカーのKF(キモノス・ファイター)が資金面をバックアップ、そしてCBJJ主催のムンジアルに対抗しCBJJOはコパドムンドを開催、さらに優勝者には高額の賞金も出し大きな話題を集めました。
2005年にはサンパウロのイブラプエラ体育館という大きなスタジアムで会場、照明、参加者と過去最大規模の大会を開催し、大会の豪華さでは完全にCBJJのムンジアルを陵駕しました。
ですがこれをピークにCBJJOは資金面での困窮を理由に規模を縮小していきます。
発足当初はCBJJ、ムンジアルに対抗意識むき出しだったCBJJOも次第に態度を軟化し2006年にはCBJJ=ムンジアルの代表選手といっていいバッハ所属の選手がCBJJO=コパドムンドに出場するというところにまで交流は盛んになりました。(それ以前もバッハの選手はバッハを名乗らずに出場していました。ホムロ・バハル、サムエル・ブラガらドラクリーノの生徒達はエリッゥ・ワンダレイの所属名でコパドムンドに出場、色帯時代に入賞、優勝している。)
そして2007年になるとCBJJOは事実上崩壊し、その後釜としてCBJJEという新連盟が立ち上がりました。
このCBJJEはCBJJO代表だったアンドレ・ペデネイラスも技術部長として参加しています。
しかしそのCBJJEも今のところは大きな動きはなくサンパウロ近郊で細々と大会を開催するにとどまっています。
連盟を運営するのも大会を開催するのも資金は必要で、ある程度の集金、課金は仕方のないことだと思います。
しかし今回、日本で立ち上がったヒクソンを会長とする新連盟ははっきりと「金銭目的ではなく選手本位の運営。登録費用は全額無料で当面の運営資金はすべて持ち出しとスポンサーからの資金で賄う」と明言し、ヒクソン自体も「自分の連盟から金を集金することはない。金が必要になれば自分が動いて新たなスポンサーを獲得する」と言っているそうです。
JJFJではすでに大会も予定されており、5/5に静岡県浜松市の浜松アリーナで「ヒクソン・グレイシー杯・国際柔術大会」の開催が決まっていて、この大会にはヒクソン自身も来場しデモンストレーションも行います。
またヒクソンだけでなくクロン・グレイシーもこの大会に来日、クロンは試合も行う予定だそうです。(茶メジオ)
他にも数名のトップ黒帯選手を招待選手として来日させて試合を組むというからJJFJ・初めての大会にして最大規模の大会になることは間違いありません。
この大会に出場できるのはJJFJの登録をした選手のみということで出場希望者は早急に登録を!
選手登録はまず団体の登録をして、団体登録が済んでから個人選手の登録になります。
団体登録のみホームページから用紙をダウンロードし郵送しなければなりませんが(団体代表者のサインが必要なため)それ以降の登録はすべてウェブ上でできるようになっています。
面白い試みとして一般登録の他に様々な特典が用意されているという「ゴールド会員」があります。
ゴールド会員の登録は有料ですが、JJFJ主催の大会参加費、セミナー参加費の割引などがあるので、大会に多く出場する方、他の人と差をつけたい方などはゴールド会員になるのもいいかもしれません。
また注意しなければならないのはこの大会の出場者の上限が500名となっていることです。
これは大会開催日が1日しか用意できなかったためにできる試合数が限られていてやむなく出場者の制限をしなければならなくなったそうです。
多くの出場希望者が申し込むと思われるこの大会、早急に登録&申し込みをした方がよさそうです。
団体・選手登録はコチラから!
JJFJ・オフィシャルサイトはコチラから!
ヒクソン・グレイシー杯2008国際柔術大会
RICKSON GRACIE CUP 2008 INTERNATIONAL JIU-JITSU CHAMPIONSHIP
開催日: 5月5日(月曜日・祝日)
場所: 浜松アリーナ(最寄り駅・JR浜松駅)
時間: 10:00〜20:00
参加費: 一般男子:¥7,000
一般女子:¥6,000
ゴールド会員男子:¥5,900
ゴールド会員女子:¥5,100
(参加費には大会記念Tシャツを含みます)
参加申込締切日: 4月28日(AM8:00)
参加者限定数: 500名
主催: 全日本柔術連盟 (JJFJ)
ファイターズショップブルテリア
ブルテリア携帯サイト