2008年06月14日
黒無差別・決勝戦、ホジャーvsシャンジ
昨年のムンジアルで遂に4年越しの悲願であった、柔術界最高の栄誉であるムンジアル無差別級制覇を成し遂げたホジャー・グレイシー。
その喜びに浸るまもなく、ホジャーは大会直後には「来年もムンジアルに出る!」を力強く宣言、3週間前に総合の試合をこなしながら、それを実行すべく、強行スケジュールで今年もムンジアルのマットに立った。
対するはシャンジ・ヒベイロ(ウマイタ)、2006年のムンジアル無差別級決勝戦で苦杯を舐めさせられた選手だ。
シャンジにはムンジアル以外でも2006年のパンナムで敗れており、過去に2度の敗戦経験がある。
そのどれもがテイクダウンによるポイントであり、ホジャーはシャンジに立ち技でいいようにやられているのが現状だ。
だがホジャーは総合に本格参戦するにあたり、もっとも強化したのが上を取る技術、すなわちレスリング力であり立ち技でる、とコメントしていたこともあり、それをどう柔術にフィードバックするのか興味深い。
また今回の試合の3週間前には日本で総合の試合もしている。
その試合は一本で快勝したのだが、中3週間で総合と柔術の試合、それもムンジアルという大舞台の試合に出場するのは無謀かとも思えるが、ホジャーは普通にそれをやってのけた。
そして迎えた無差別級決勝戦。
柔術界最高の栄誉を賭けた戦いが今、始まろうとしている。
今回はこの試合を当ブログ史上最高枚数の44枚の画像で詳細に紹介する!!!
試合前のホジャー・グレイシー。
このグレーのパーカのフードを深く被って試合を待つのがホジャーの試合直前の定番スタイル。
シャンジ・ヒベイロ(グレイシーウマイタ)はこの試合の前にはペサード級で優勝を決めている。
ちなみに兄であるサウロも柔術世界王者。
ディフェンディング・チャンピオン、ホジャー・グレイシー(バッハ)。
3週間前に日本で総合の試合をこなしてムンジアルに強行出場。
しかしホジャーは問題なくペサディシモ級で優勝、この無差別決勝戦に駒を進めた。
互いに組み付いて立ち技の攻防。
過去2度、シャンジにテイクダウンで敗れているホジャーだが果敢に投げにいく。
だが投げられないと見るや躊躇することなくすぐに引き込みにいったホジャー。
ホジャーがシャンジを破ってパンナム無差別級を優勝したときも引き込みからの三角絞めだった。
ホジャーは大型選手ながらガードワークも器用にこなす。
自分より2階級も上のホジャーを軽々と持ち上げたシャンジ。
パワーではホジャーにも負けていない。
持ち上げられてクロスガードを割られる前に自らガードを解いてオモプラッタへ。
オモプラッタで大きく態勢を崩すシャンジ。
踏ん張って耐えようとするが…
足ごと抱えて起き上がりスイープを狙うホジャー。
このまま起き上がることができればスイープの場面。
反転するように素早く立ち上がったシャンジ。
ポイントはなくアドバンテージのみ。
そこから組み付いて投げを狙うホジャーだが…
逆にカウンターの投げを食らってしまう。
場外間際でこらえるホジャー。
頭とヒザを付き必死に耐える!
さらに追い込みをかけようとするシャンジだが、ここでレフェリーご試合をストップ
マット中央に移動し試合再開
ここでポイントがシャンジに入り2ポイント!
シャンジがまたも投げで先制点を奪取!
それでもまた組み付いて投げを狙うホジャー。
アツくなったか、やられたらやり返さないと気が済まないのか、ホジャーは少々焦っているようにも見えた。
そしてまたカウンターのテイクダウン炸裂!
耐えるホジャー!
だがシャンジに覆いかぶされてテイクダウンされてしまう
ポイント4−0でシャンジ優勢!
観客席に陣取ったウマイタ応援団は大歓声!
逆にヘンゾは苦々しい表情
ホジャーもやられてばかりではない。
ハーフガードからスイープを仕掛ける
腰を上げて起き上がり…
シャンジを吊り上げるようにして持ち上げて…
体を起こして…
スイープ成功!
これでポイント4−2、だがいまだシャンジが2ポイントリード。
そこから立ち技の攻防になるも…
2度テイクダウンされているホジャーは引き込んだ
クロスガードからシャンジのワキを外側から持つようにしてスイープを狙う
この時点で試合時間は1分を切り、敗色濃厚なホジャーに沈痛ムードのバッハ応援団
ホジャーは最後まで諦めずに攻め続ける
シャンジは完全に守りに入って時間が過ぎるのを待つ態勢に
試合終了の直後にホジャーが腕十字!
しかしこれは完全に時間外だった
バッハ応援団に向かって勝利をアピールするシャンジ
試合は4−2でシャンジの勝利!
がっくりとうなだれるホジャー
シャンジが2年ぶりに無差別級王者に帰り咲き。
ホジャーは連覇ならず。
シャンジを担いでいるのは兄のサウロとホジャーのかつてのライバル、ジャカレ。
ジャカレとサウロ&シャンジはマナウス出身の同郷出身者だ。
ファイターズショップブルテリア
ブルテリア携帯サイト
その喜びに浸るまもなく、ホジャーは大会直後には「来年もムンジアルに出る!」を力強く宣言、3週間前に総合の試合をこなしながら、それを実行すべく、強行スケジュールで今年もムンジアルのマットに立った。
対するはシャンジ・ヒベイロ(ウマイタ)、2006年のムンジアル無差別級決勝戦で苦杯を舐めさせられた選手だ。
シャンジにはムンジアル以外でも2006年のパンナムで敗れており、過去に2度の敗戦経験がある。
そのどれもがテイクダウンによるポイントであり、ホジャーはシャンジに立ち技でいいようにやられているのが現状だ。
だがホジャーは総合に本格参戦するにあたり、もっとも強化したのが上を取る技術、すなわちレスリング力であり立ち技でる、とコメントしていたこともあり、それをどう柔術にフィードバックするのか興味深い。
また今回の試合の3週間前には日本で総合の試合もしている。
その試合は一本で快勝したのだが、中3週間で総合と柔術の試合、それもムンジアルという大舞台の試合に出場するのは無謀かとも思えるが、ホジャーは普通にそれをやってのけた。
そして迎えた無差別級決勝戦。
柔術界最高の栄誉を賭けた戦いが今、始まろうとしている。
今回はこの試合を当ブログ史上最高枚数の44枚の画像で詳細に紹介する!!!
試合前のホジャー・グレイシー。
このグレーのパーカのフードを深く被って試合を待つのがホジャーの試合直前の定番スタイル。
シャンジ・ヒベイロ(グレイシーウマイタ)はこの試合の前にはペサード級で優勝を決めている。
ちなみに兄であるサウロも柔術世界王者。
ディフェンディング・チャンピオン、ホジャー・グレイシー(バッハ)。
3週間前に日本で総合の試合をこなしてムンジアルに強行出場。
しかしホジャーは問題なくペサディシモ級で優勝、この無差別決勝戦に駒を進めた。
互いに組み付いて立ち技の攻防。
過去2度、シャンジにテイクダウンで敗れているホジャーだが果敢に投げにいく。
だが投げられないと見るや躊躇することなくすぐに引き込みにいったホジャー。
ホジャーがシャンジを破ってパンナム無差別級を優勝したときも引き込みからの三角絞めだった。
ホジャーは大型選手ながらガードワークも器用にこなす。
自分より2階級も上のホジャーを軽々と持ち上げたシャンジ。
パワーではホジャーにも負けていない。
持ち上げられてクロスガードを割られる前に自らガードを解いてオモプラッタへ。
オモプラッタで大きく態勢を崩すシャンジ。
踏ん張って耐えようとするが…
足ごと抱えて起き上がりスイープを狙うホジャー。
このまま起き上がることができればスイープの場面。
反転するように素早く立ち上がったシャンジ。
ポイントはなくアドバンテージのみ。
そこから組み付いて投げを狙うホジャーだが…
逆にカウンターの投げを食らってしまう。
場外間際でこらえるホジャー。
頭とヒザを付き必死に耐える!
さらに追い込みをかけようとするシャンジだが、ここでレフェリーご試合をストップ
マット中央に移動し試合再開
ここでポイントがシャンジに入り2ポイント!
シャンジがまたも投げで先制点を奪取!
それでもまた組み付いて投げを狙うホジャー。
アツくなったか、やられたらやり返さないと気が済まないのか、ホジャーは少々焦っているようにも見えた。
そしてまたカウンターのテイクダウン炸裂!
耐えるホジャー!
だがシャンジに覆いかぶされてテイクダウンされてしまう
ポイント4−0でシャンジ優勢!
観客席に陣取ったウマイタ応援団は大歓声!
逆にヘンゾは苦々しい表情
ホジャーもやられてばかりではない。
ハーフガードからスイープを仕掛ける
腰を上げて起き上がり…
シャンジを吊り上げるようにして持ち上げて…
体を起こして…
スイープ成功!
これでポイント4−2、だがいまだシャンジが2ポイントリード。
そこから立ち技の攻防になるも…
2度テイクダウンされているホジャーは引き込んだ
クロスガードからシャンジのワキを外側から持つようにしてスイープを狙う
この時点で試合時間は1分を切り、敗色濃厚なホジャーに沈痛ムードのバッハ応援団
ホジャーは最後まで諦めずに攻め続ける
シャンジは完全に守りに入って時間が過ぎるのを待つ態勢に
試合終了の直後にホジャーが腕十字!
しかしこれは完全に時間外だった
バッハ応援団に向かって勝利をアピールするシャンジ
試合は4−2でシャンジの勝利!
がっくりとうなだれるホジャー
シャンジが2年ぶりに無差別級王者に帰り咲き。
ホジャーは連覇ならず。
シャンジを担いでいるのは兄のサウロとホジャーのかつてのライバル、ジャカレ。
ジャカレとサウロ&シャンジはマナウス出身の同郷出身者だ。
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