2008年10月05日
佐々幸範、沼津で柔術セミナーを開催!
佐々幸範(パラエストラ東京)
日本人初の柔術世界王者&パンナム3位の実績がある佐々幸範選手(パラエストラ東京)が静岡県沼津市にある和術慧舟會駿河道場でブラジリアン柔術&グラップリングのセミナーを開催します!
ぜひふるってご参加下さい!
前に書いた、自分のセミナーに関する考えですが、なかなかのデキなので(自画自賛)ここで改めて掲載します!
「一昔前は柔術のセミナーは珍しくなかったのですが、最近はその数は多くないと思います。
それは現在は柔術の黒帯、茶帯も増え、教則DVDのリリースも多くなり、以前に比べてテクニックの習得が容易になったからではないか、と思います。
セミナーというのは受けてみないとわからない、一種のバクチみたいなところがあります。
新しい技を期待してセミナーを受けてみたら知ってる技ばかりだった、とか基本技しかやらなかった、とか逆に技が高度過ぎて覚えられなかったり、使えねーよ、そんな技!的なのばかりなど、内容がわからないだけに受ける側としては不安要素もあり、セミナー参加に二の足を踏むこともあるのでしょう。
でもそれらを差し引いてもセミナーに参加する価値は大いにある!と考えてます。
それはセミナーという通常の練習と異なった環境で知る技はたとえそれが知っている技であったとしてもまた新鮮に感じられ、教える先生の違いでも新たな発見があることもあります。
またセミナー中のなにげない会話の中からその人の柔術に対するアティテュードや重要なヒントを見出すこともできます。
現役選手がセミナーをやる場合にはその選手の得意技を教えることが多いので、事前にその選手の試合などを見て選手の試合スタイルをチェックして自分の知りたい技術があるかどうか調べるのもいいんじゃないでしょうか?
例えば今回の佐々選手のセミナーの場合は佐々選手が得意としているガードワーク、特に彼のスペシャルとも言われるスパイラルガードのテクニックの紹介があるでしょう。
スパイラルガード自体はそれほど難解なテクニックではないかも知れませんが、その応用やちょっとしたコツなどで大きく技が広がる素晴らしいガードテクニックの一つです。
それをそのテクニックの第一人者的な人から直に教われるというのは同じ道場に所属している人以外にはなかなかない貴重なチャンスです。
そして教則DVDではわからない部分があったら繰り返して見て自己解決しなければならないですが、セミナーではその場で質問して聞くことができる!
この差は大きいですよ!
ぜひこの機会にセミナーの参加をオススメします!
セミナーにはその値段分以上の価値がある、と断言します!」
……と、当時からそういうように考えてますし、今もその考えに微塵も変化はありません。
また「道場の誰かにセミナーに行ってもらって、その人から教えてもらえばいいや」みたいな考えの人はいませんか?
そんなんじゃそのテクニックの本質は見えてこないんじゃないでしょうか。
自分は「テクニックはビデオのようなもの」と考えます。
まずオリジナルのテープがあってそれからダビングすると画質はオリジナルよりも劣化しますよね。
またそのダビングしたテープから更にダビングしたら画質はもっと悪くなるもの。
テクニックも同じで、熟練者から習うのと、セミナーで初めてその技を知った人から習うのではそのディティールの差は歴然です。
下手したら間違って覚えてきてしまってるかもしれません。
だからセミナーには自分自身で行くことをオススメしてるのです。
毎度毎度のセミナーではあなたの今後長く続くであろう柔術人生に関わる、革命的な技術、または新たな発見がもたらされるチャンスかもしれない、それをみすみす逃す手はありません。
かくいう自分もそんな体験がたくさんあります。
初めて参加した、マーシオ・フェイトーザのセミナー。
当時、白帯だった自分は、はっきりいってそのときのテクニックはひとつも覚えてません。
が、マーシオの紹介する数々の高度なテクニックの動作が美しかったこと、セミナー後半で行われたマーシオが参加者としたスパーのことは強烈に覚えています。
いつかマーシオみたく自分より大きな人や、休憩もなくほぼ連続でかかってきても簡単にあしらえるような柔術家になりたい!と思ったもんです。
ま、それは残念ながらいまだに叶えられずにいるんですが。
また今や毎年の恒例行事となりつつある、デラヒーバのセミナーでは単純に思えたデラヒーバ・ガードの新たな解釈が何通りも披露されたりして、テクニックの無限の可能性を感じたりしました。
その他にもホレッタ、ドラクリーノ、ソッカ、レオジーニョ&ヒカジーニョ、バレット・ヨシダ、カゼカ・ムニエス、アンドレ・ガウヴァオン、コブリンヤ、ホイスなどなど、数え切れないほどのセミナーを見てきました。
そのどれもが今の自分のテクニックの一部となっています。
またテクニックだけではありません。
腰の切り方や足の動かし方、技に入る前の動作など、テクニック以外のちょっとした部分でもたくさんの発見があります。
だから実際にセミナーに参加して自分の目で見て、感じて欲しいのです。
確かに日々の練習も大事です。
ですがセミナーのように日常以外の部分で得る技術というのも新鮮で有効だと思いますよ!
『佐々幸範 柔術&グラップリング・セミナー』
日時:2008年10月26日(日)
時間:AM 11:00〜PM 14:00
参加費:3000円(スパーリングのみの参加は1000円頂きます。)
場所:和術慧舟會駿河道場
☆和術慧舟會駿河道場はコチラから!
佐々幸範(パラエストラ東京)
MUNDIAL 2005 柔術世界王者
Giグラップリング2006ライト級トーナメント王者
MUNDIAL 2006 ベスト8
パンナム2008 3位入賞
☆今回も参加者多数になる可能性がございますので、事前予約をお願いします。
予約、お問い合わせは
ensonenson☆yahoo.co.jp
までメールをお願いします。(☆を@に変えてメールして下さい!)
☆佐々幸範選手のセミナーの様子はコチラとコチラから!