English Portugues Japanese

2009年03月08日

ワールドプロフェショナル柔術カップ・アジア予選:細川vs出花

-75kg級の2回戦でちょっとした波乱が起きました。

その波乱とは優勝候補に挙げられていたアジアチコ王者、細川顕選手(ALIVE)が2回戦で敗れてしまったのです。

細川選手といえば杉江アマゾン選手のスパーリングパートナーとして知られ、アジアチコでもメジオ級でブッちぎりの優勝を果たしました。

ですが今大会では2回戦敗退に終わります。

そんな細川選手を降したのは出花崇太郎選手、MMAコブラ会の選手です。

この出花選手は2年前のデラヒーバカップ・関西大会で見たことがあります。

当時はまだ青帯でしたがアテネ五輪代表最終選考会3位という実績がある柔道仕込みの豪快な投げ技を連発し、また優れたフィジカルから繰り出される関節技で一本勝ちの山を築いていたのを記憶しています。

その試合ぶりを見ていたデラヒーバは「あの選手は青帯にしていたら危ない!対戦相手が怪我をするぞ!」と話していたのを覚えています。

☆デラヒーバカップ・関西大会2007の模様はコチラから!

聞いた話によるとブラジルでは柔道の黒帯保持者で現役の柔道選手だったら白帯を飛び越えて青帯スタート、また国内王者クラスの選手ならいきなり紫帯を巻かせる、という特例措置もあるそうです。

少し話がそれてしまいましたが、これから細川選手vs出花選手の試合を紹介します。




-75kg級2回戦
細川顕選手(ALIVE)
vs
出花崇太郎選手(MMAコブラ会)




柔道経験者の出花選手がまさかの引き込み!




そこからスイープで2ポイント先制です!




クローズガードで攻める細川選手ですが思うように動けません。




だんだんと試合時間が残り少なくなりますが展開は変わらず。




そのままの体勢で試合終了、ポイント2−0で細川選手が2回戦敗退でした。
勝利した出花選手も準決勝で優勝したホベルト・ソウザに敗れましたが3位入賞です。


出花選手は関西出身の選手なので関東ではまだそれほど知名度がある訳ではないですが、この強豪選手として知られる細川選手に完勝したこととプロ柔術アジア予選3位入賞で名前が全国区になったのではないでしょうか?!

他の茶帯選手との対戦も見てみたい選手です!


トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by 通りすがり   2009年03月08日 17:22
出花選手は北海道の大学出身で、当時の柔道の試合を見たことがありましたが、寝技主体だった記憶があります。

引き込むのも珍しくはないでしょう。

私的には出花選手が優勝すると思うくらいでしたが、世の中には強い人がいっぱいいますね。

2. Posted by Kinya   2009年03月08日 23:43
出花選手は今後注目の選手ですね!

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔