2009年05月06日
Gi2009関東予選に優勝した小室宏二選手のコメント!

「試合は疲れましたね。
練習不足だったので。
試合に出ようと思ったきっかけは3月に結婚したんですよ。
それで嫁が自分が柔道の高段者大会に出て自分より全然年上の趣味でやってるような人をいじめるように一本取ってるところしか見たことがない、と。
だから出たんですね。
そういう邪な動機からです(笑)
嫁はまあ喜んでくれてたとは思います。
柔道をやってる姿が好きだ、と言ってくれてたので。
今回は柔術だったんですがルールの違いはあまり気にしませんでしたね。
前も今もそうですけど、スイープで何点、バックマウントで何点だ、みたいに考えながらやると自分は弱いんだ、っていうことに気づいたんですよ。
だからポイントのことはまったく気にせずにやりました。
いつもやってる柔道の寝技と同じことをやったんで。
柔術の試合に出ることで得られるものは緊張感のコントロールですね。
やはり久しぶりだったんで余計に力が入ったりしたんですけどそのスリルというかコントロールができたのがよかったです。
試合でしか得られないものってありますよね?
そういうのを身を持って経験しつつ、そういうのを下の子に伝えていければな、と思います。
今はまた中学、高校の教師に戻って教員になったんですよ。
講道館は3月で退職しました。
元々教師になりたかったんで。
高校では保健体育を教えています。
柔道は残念ながらまだ「部」ではなく同好会なんですよ、人数が足りなくて(苦笑)
あと一人部員を確保して同好会から部にするのが当面の目標です(笑)
今回の試合に出た理由がもうひとつあって今、晋遊舎さんで本とDVDを作ってるんですよ、コムロック2の。
そこに収録してる技を実際に使って極めたかったんですよ。
実際に使えるんだぞって証明したくて。昔の技よりもさらに進化してますしね。
その本とDVDも期待して欲しいと思います。」