2009年07月15日
DEEP X04:戸井田vsハファエル・メンデス
DEEP Xには毎大会、強豪ブラジリアンが出場して大きな話題になっています。
このDEEP Xの大会コンセプトの1つに「日本でまだ有名になっていない選手を招聘し、その強さを見せたい」というのがあるからです。
第1回大会にはADCCブラジル予選王者のブルーノ・フラザトが初来日し今成正和選手に勝利。
第2回大会には当時の柔術世界王者、ルーカス・レプリが長谷川秀彦選手に勝利。
第3回大会にはハファ&ギィのメンデス兄弟が揃って来日し、ギィが本間祐輔選手に、ハファは八隅孝平選手に勝利、といつも旬の選手を招聘して日本のトップ選手と戦っていますが、その全てでブラジル人が勝利しています。
今大会には当初、ムンジアル王者のマイケル・ランギを招聘予定でしたが交渉途中で決裂、来日は実現しませんでした。
そして準備期間も短いので新たなブラジル人の招聘はビザ取得が時間的に難しいので、このまま強豪ブラジル人の出場はなしにしようか、との案もありました。
が、ここで1つのアイデアが浮かんだのです。
今大会に先駆けて開催されるJJFJ主催のヒクソン杯に来日予定があったハファエル・メンデスを出場させることができないか、とJJFJサイドとの交渉。
その後、条件面で合意し、晴れてDEEP Xへの出場が電撃的に決定したのです。
このハファは昨年度の大会にも出場し活躍しましたが、日本から帰ってから黒帯に昇格し、ADCCブラジル予選に優勝し本戦出場を決め、パン選手権、ムンジアルともに3位入賞、そしてあのコブリンヤから勝利を果たすなどさらに評価を上げました。
1年ぶりにDEEP Xに凱旋したハファはADCCアジア予選準優勝の戸井田カツヤ選手と戦いました。
ハファエル・メンデス(ブラジル/ATOS)
vs
戸井田カツヤ(和術慧舟會トイカツ道場)
引き込んだハファがデラヒーバからのスイープで先制。
そしてバックポジションからチョークを狙う。
これは防がれるも足を握ったままコントロールし続けて、
またもバックに回り込んで再度チョークを仕掛ける!
これが極まって戸井田選手がタップ!
ハファが試合時間58秒という秒殺で勝利しました!
つい3週間前に二十歳になったばかりのハファ、末恐ろしい選手です!
ハファの試合後のコメント
「今回の試合に向けて集中して練習してきて、いつもの動きの中でバックを取ってチョークを極めれたのでよかったです。相手の印象はいい選手で試合ができたのは嬉しかったけど、入場とかパフォーマンスがあって試合に集中できなかったんじゃないかな、と思いました。トイダはグラップリングと総合の選手で柔術の練習はしてないそうだけど、逆に僕は柔術しかやってないです。でも柔術のテクニック、極めが一番優れている、と感じてますから、その自分の柔術を信じてます。50/50ガードはギだとうまくできるのですが、グラップリングだと持つところが手首しかなくて滑るのと足関節を取られやすいからあまりよくないですね。9月にはアブダビがあるんで、これからはグラップリングの練習に集中して大会に臨みたいと思います。」
戸井田選手のコメント
「(ハファは)動きが早かったです。早い展開は自分も得意なんですが、自分より早く動ける選手がいたのにびっくりしましたね。組んでみた印象は極められそうになったときも1回は逃げれたので、できないことないのかな、と思ったんですが、煽られちゃいましたね。もう少し様子を見た方がよかったのかもしれないです。でも我慢できないんで(苦笑)でもよかったです、強い人とできたので。自分よりグラップリングが強い選手がいる、とわかったんでもっと精進します。」
このDEEP Xの大会コンセプトの1つに「日本でまだ有名になっていない選手を招聘し、その強さを見せたい」というのがあるからです。
第1回大会にはADCCブラジル予選王者のブルーノ・フラザトが初来日し今成正和選手に勝利。
第2回大会には当時の柔術世界王者、ルーカス・レプリが長谷川秀彦選手に勝利。
第3回大会にはハファ&ギィのメンデス兄弟が揃って来日し、ギィが本間祐輔選手に、ハファは八隅孝平選手に勝利、といつも旬の選手を招聘して日本のトップ選手と戦っていますが、その全てでブラジル人が勝利しています。
今大会には当初、ムンジアル王者のマイケル・ランギを招聘予定でしたが交渉途中で決裂、来日は実現しませんでした。
そして準備期間も短いので新たなブラジル人の招聘はビザ取得が時間的に難しいので、このまま強豪ブラジル人の出場はなしにしようか、との案もありました。
が、ここで1つのアイデアが浮かんだのです。
今大会に先駆けて開催されるJJFJ主催のヒクソン杯に来日予定があったハファエル・メンデスを出場させることができないか、とJJFJサイドとの交渉。
その後、条件面で合意し、晴れてDEEP Xへの出場が電撃的に決定したのです。
このハファは昨年度の大会にも出場し活躍しましたが、日本から帰ってから黒帯に昇格し、ADCCブラジル予選に優勝し本戦出場を決め、パン選手権、ムンジアルともに3位入賞、そしてあのコブリンヤから勝利を果たすなどさらに評価を上げました。
1年ぶりにDEEP Xに凱旋したハファはADCCアジア予選準優勝の戸井田カツヤ選手と戦いました。
ハファエル・メンデス(ブラジル/ATOS)
vs
戸井田カツヤ(和術慧舟會トイカツ道場)
引き込んだハファがデラヒーバからのスイープで先制。
そしてバックポジションからチョークを狙う。
これは防がれるも足を握ったままコントロールし続けて、
またもバックに回り込んで再度チョークを仕掛ける!
これが極まって戸井田選手がタップ!
ハファが試合時間58秒という秒殺で勝利しました!
つい3週間前に二十歳になったばかりのハファ、末恐ろしい選手です!
ハファの試合後のコメント
「今回の試合に向けて集中して練習してきて、いつもの動きの中でバックを取ってチョークを極めれたのでよかったです。相手の印象はいい選手で試合ができたのは嬉しかったけど、入場とかパフォーマンスがあって試合に集中できなかったんじゃないかな、と思いました。トイダはグラップリングと総合の選手で柔術の練習はしてないそうだけど、逆に僕は柔術しかやってないです。でも柔術のテクニック、極めが一番優れている、と感じてますから、その自分の柔術を信じてます。50/50ガードはギだとうまくできるのですが、グラップリングだと持つところが手首しかなくて滑るのと足関節を取られやすいからあまりよくないですね。9月にはアブダビがあるんで、これからはグラップリングの練習に集中して大会に臨みたいと思います。」
戸井田選手のコメント
「(ハファは)動きが早かったです。早い展開は自分も得意なんですが、自分より早く動ける選手がいたのにびっくりしましたね。組んでみた印象は極められそうになったときも1回は逃げれたので、できないことないのかな、と思ったんですが、煽られちゃいましたね。もう少し様子を見た方がよかったのかもしれないです。でも我慢できないんで(苦笑)でもよかったです、強い人とできたので。自分よりグラップリングが強い選手がいる、とわかったんでもっと精進します。」