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2009年08月04日

「戦極」にセコンドとして来日のレオ・サントス!


「戦極」に出場したマルロン・サンドロのセコンドとして来日したレオ・サントス。

マルロンは小見川選手と戦い、僅差の判定で負けましたが、その判定に納得がいかずご立腹の様子でした。

「スタンドでもグランドでも優位に試合を進めていたのはマルロンだろ?誰が見ても明らかだよ。マルロンにダメージはない。それなのに判定負けなんて…。オレの試合のときもそうだけど、ブラジル人が勝つには一本を取るかKOするしかないのか?!」

レオの怒りはわからなくもないけど、マルロンはダメージはなくともこれといった有効打がなかったのも事実で、自分の意見では小見川選手の勝利もマスト判定ならありかな、という印象です。

ですがレオは自分の試合の時も僅差の判定で負けてるので、ブラジル人に対しての判定に不信感がありありでした。

今週末に開催されるパンクラスに出場する、同じくノヴァウニオン所属のフェリッペ・オリベイラもセコンドに就いていたので「オレが勝つには一本しかない!」と気合いを入れていました。

レオ・サントス、シャオリン、、エドゥアルド・ダンタス、そして今回のマルロンと連敗中のノヴァウニオン勢の最後の砦として出場するフェリッペには頑張って欲しいですね。

ここでレオに聞いたいくつかの話を紹介します。

ずっと疑問に思っていた「ヴァグネイ・ファビアーノとレオ・サントスは実の兄弟なのになんで名前が違うのか?」という質問をレオに聞きました。

前にもノヴァのブラジル人選手に聞いたことがあるんですが、その時は「オヤジか母ちゃんが違うんじゃね?よくわかんないけど」と曖昧な返答だったんで謎は深まるばかりでした。

そんなことがあったんで本人に聞いて微妙な空気になったらヤダな、と思いつつも真相を知りたい好奇心が上回り、意を決して聞いてみたら、

「え、同じ名前だよ。オレの本名は長くてレオナルド・シウバ・ドス・サントスなんだ。だから分かりやすいように短くしてレオ・サントスにしてる。兄貴はヴァグネイ・ファビアーノ・シウバ・ドス・サントスが本名でオレ以上に長い名前なんだ。だから最初の2つの名前を表記してヴァグネイ・ファビアーノなんだよ。そんなに深い意味はないよ(笑)」

と、一笑に付されてしまいました。

ヴァグネイは早くからカナダに移住してるからレオと何か家族間の深い確執でもあるんかな?と勝手に勘ぐってましたが、そんなことはなかったようです。

あとよく聞いてた「ホビーニョは160kgのベンチプレスを楽々と挙げる」という噂。

これも聞いたら「確かにその噂は知ってるけど見たことはない」そうです。

ですが「でもそれぐらい力があるのは事実!」とホビーニョのプルーマ級離れした筋力は本当のようです。

あと最近、話を聞かないジョオン・ホーキのこと。

レオによると「もう選手を引退してブラジリアの自身のアカデミーで生徒の指導と何かの資格を取るための勉強をしてる」そうです。

最後はレオが黒帯になったきっかけの話を紹介します。

「2000年のムンジアルの直前、デデにペナでやれるか?ペナでやれるなら黒帯を巻いてでろ!と言われて急遽、黒帯で出たんだ。それでホイラーと戦い、スイープしたけどスイープし返されて負けて3位だったんだ。だから何かの大会で優勝して黒帯になったんじゃなくて本当に急にだったんだ!」

いきなり黒帯を巻いてムンジアルに出場、そして当時ムンジアル3連覇中のホイラーをスイープするなんてレオも凄いですね!

レオは9月のADCC本戦の招待オファーがあったらしく、2005年以来4年ぶりにADCCに出陣予定。

出場階級は66kg以下ならコブリンヤ、ハニ、レオジーニョ、ハファエル・メンデス、ジェフ・グローバー、バレット・ヨシダ、八隅選手が、77kg以下ならばマルセリーニョや中村K太郎、パブロ・ポポヴィッチ、そしてレオと同じく招待選手としてオファーを受けたクロン・グレイシーとどこの階級も強豪選手揃いです。

ADCC2001では3位入賞経験もあるレオ・サントス、ぜひ頑張って欲しいですね!



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この記事へのコメント

1. Posted by カルバン   2009年08月05日 21:40
サンドロvs小見川は小見川の勝ちでいいと思います。
サンドロは小見川にダメージを与えて、自分はダメージがないと言うけれど、
サンドロも同じぐらいパンチもらってぐらついていたし、
終盤はスタミナ切れが目立った。これと言って優位に立った場面がない。
最後テイクダウンされたのも印象悪いと思います。
2. Posted by おちょちょ   2009年08月11日 16:53
ブラジル人は判定で負けたとき言い訳がましいですよね。
しっかりと負けた事実を認めて欲しいです。

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