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2009年08月19日

マスターシニア2009:マスター茶帯ガロ級

マスター茶帯ガロ級1回戦は2008年アジア選手権マスター紫帯ガロ級優勝の新沢選手と2007年全日本オープンシニア1紫帯ガロ級優勝の経験をもつ星選手との一戦です。



マスター茶帯ガロ級1回戦
新沢千之(パラエストラ川越)
vs
星正和(草柔会仙台)
まずは互いに引き込みあうような形に。




しばらく見合った後に新沢選手が引き込み。




新沢選手すぐさまスイープし、2点先取。
その後しばらくのあいだ、星選手のガードに苦しむ
新沢選手ですが、クロスニーパスを仕掛けていきます。



ほとんどパスガードしかかったところで星選手がこれを嫌い亀の体勢をとります。




しかし新沢選手このチャンスを見逃さず一気にバックを奪い4点追加し、6-0に。
さらに追い討ちをかけるようにバックから絞め技をかけます。




このまま星選手が耐え続けて試合終了かと思われたそのとき、
なんと星選手が落ちてしまいます。
残り14秒で一本勝利の新沢選手が決勝進出です!



決勝戦は1回戦を勝ち上がった新沢選手とプロ修斗でも活躍していた吉岡選手の一戦になりました。

両者ともに経験豊富で、どちらが勝つか予想がつきません。




マスター茶ガロ決勝戦
吉岡広明(パラエストラ川和泉)
VS
新沢千之(パラエストラ川越)




試合開始直後、吉岡選手が引き込みます。




新沢選手はパスガードを狙っていきますが、吉岡選手のガードが固くなかなかパスの体勢にまで至りません。




しばらく膠着した後に、逆に吉岡選手がもぐりからスイープをかけます。
しかしバランスのよい新沢選手すぐに上をキープし続けます。




下から足を狙う吉岡選手。新沢選手は冷静に対処し、
極められてしまう様子はありません。
しかしここでアドバンテージが吉岡選手に入ります。




そのままスイープも狙う吉岡選手、さらアドバンテージを加えます。




残りわずかの時間で今度は新沢選手が逆襲にでます。
パスガードしかかるシーンもあったものの無念の時間切れで吉岡選手が優勝です!




勝利した吉岡選手ですが、自分の試合ができなかったのかマットを出るときにとても悔しそうにしていたのが印象的でした。




photo and text by Takashi Umezawa


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