English Portugues Japanese

2009年09月07日

マスターシニア2009:マスター紫帯アブソルート級決勝

マスター紫帯アブソルート級はペサディシモ級の中村祐次郎選手(グレイシーウマイタ) が順当に決勝まで勝ち上がりました。

中村選手は2008年のアジア選手権マスター紫帯アブソルート級とペサディシモ級で準優勝の実績があります。

今大会でもペサディシモ級で優勝しています。

もう一方のブロックでは西岡仁選手(パラエストラ東京)が軽量級に位置づけられるプルーマ級にもかかわらず、3試合を勝ち抜き決勝戦までコマを進めています。

3試合のうち、1試合で一本勝ち、残りの2試合はポイント勝利ですが、50/50など最新テクニックを駆使して魅せる試合をしており、試合内容にもこだわりが感じられます。

今大会では全選手を通じて最も大きな歓声を浴びていました。

ちなみに西岡選手は今年のパンナムにも出場しており、国内外問わず試合経験豊富な選手です。



マスター紫帯アブソルート級決勝
中村祐次郎選手(グレイシーウマイタ)
vs
西岡仁選手(パラエストラ東京)




まずはスタンドでの組み手争いです。




西岡選手が飛びついて引き込み、




クローズドガードの体勢へ。




そこから一気に腕十字!




これは一瞬極まるかと思われましたが、中村選手、体格のアドバンテージも利用しつつ上から潰し、逆にパスガードの3ポイントを先取します。




そのまま覆いかぶさるようにして西岡選手の自由を奪っていきます。
しばらくこの状態が続きますが、中村選手が手首を極めにいき、西岡選手が絶叫に近い苦痛に耐えかねた声をあげたところでレフリーが試合を止めます。




中村選手がマスター紫帯アブソルート級優勝です!




準優勝の西岡選手、敗れはしましたが数十kg差にも関わらず、自ら積極的に仕掛けていき会場を大いに盛り上げていました。
今後の試合にも要注目です!


photo and text by Takashi Umezawa

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔