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2009年09月30日

ADCC2009:-66kg準決勝 ハファvsレオジーニョ

今大会で一番の激戦区だったのは-66kg級でした。

日本人選手も八隅孝平選手、中村浩選手の2人がエントリーしていましたが、共に1回戦敗退に終わっています。

ベスト4に勝ち上がってきたのは事前の下馬評どおりハニ・ヤヒーラ、レオジーニョの前回大会の優勝&準優勝の2選手とムンジアル4連覇のコブリンヤ、そしてブラジル予選優勝者の新鋭、ハファエル・メンデスのブラジリアン4強でした。

ますはレオジーニョとハファのレジェンドvs新鋭の一戦から紹介します。

この試合の前日、ハファに「明日、レオと試合だね。どんな気分?」と聞くと「レオジーニョはとても尊敬している選手。できれば戦いたくないんだけど、ADCCは大きな大会だから…。もっと小さな大会だったら棄権していただろうね。」と複雑な心境を吐露していました。



-66kg級・準決勝
レオナルド・ヴィレイラ
vs
ハファエル・メンデス




立ち技の攻防からハファが引き込み。
そのガードを持ち上げるレオ。




基本的にハファがガードに引き込んで攻める展開が続きます。




ガードから素早くバックに回り込むテクニックを多用したハファ。




そしてアナコンダチョークを幾度となくレオに極めかける場面も。




レオは凌ぐのに精一杯の様子。




スタンドでもバックを狙っていく。



ハファのセコンドはATOSの同門、アンドレ・ガウヴァオン。




レオのセコンドは実弟のヒカジーニョ。




回転系のガードを駆使してレオを翻弄する!




そしてまたバックからバックチョーク!
ですがこれはタイムアップ。
「あと1秒あれば極まってた」とハファ。




オーバータイムに入ってもハファの動きは衰えず。
ハファ特有の複雑に足を絡めてのスイープでレオを倒すと…




そのままバックポジションに!



そして背中に飛びついて、




またもバックチョーク!




渾身の力で絞めあげるハファ!




遂にレオがタップ!




呆然とするレオにヒカジーニョが駆け寄る。
ヒカジーニョの目にはうっすら涙が…。




ハファが3試合連続の一本勝利で決勝戦進出です!



試合後のレオは3位決定戦にも出場せずに会場を後にしました。

その後、ホテルでもレオには会えずにコメントが聞けなかったのですが、ブラジル人記者によると「怪我をしていたのでは?」との情報もあり、レオの今後が気になります…。










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