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2009年10月28日

デラヒーバカップ2009東京:イサミ杯・黒帯決勝 時任vsチアゴ

デラヒーバカップ2日目の最終試合はイサミ杯・黒帯の決勝戦、時任vsチアゴの試合です。

これまでイサミ杯で2回の優勝経験がある時任選手に初来日の未知の強豪、チアゴの顔合わせは決勝戦にふさわしい一戦でしょう。

時任選手はここまでの2試合すべてを極めて勝ちあがり磐石の強さをみせつけています。

チアゴは事前のエントリーリストに名前がなく急遽この大会に出ることになりましたが、準備不足を感じさせずに見事に決勝戦進出です。



決勝戦
チアゴ・ドミンゲス(デラヒーバジャパン)
vs
時任拓磨(PUREBRED)




引き込んだ時任選手。
これまでの2試合とも引き込みで試合スタートです。
そしてすぐにホレッタへ!
チアゴは体を低くして耐えました。




しかし何度もホレッタにトライする時任選手は返しはするも足を組まれたりしてポイントには至らず。




ホレッタ〜オモプラッタの連携を多用しチアゴを安定させずに揺さぶりをかけ続けます




チアゴもうまくディフェンスし常にトップポジションをキープしています




ポイント奪取には至らないまでもスイープのアドバンテージを重ねており試合の主導権を握っているのは時任選手です




うざかったのがホレッタで袖を引き続けている時任選手に対し「袖に手が入った!」という再三のアピール。
これで何度も試合がストップしてしまいました。




試合終了30秒前、ホレッタで返されながらアンクルを仕掛けるチアゴ。




足首が柔らかい時任選手はがっちり入ったアンクルにも涼しい顔で極まってないことをアピール。




極まってないことを知るとアンクル&ヒザ固めの複合技にチェンジ。
これで時任選手の足首から鈍い音が…!




なんと試合終了2秒前でレフェリーストップ!
チアゴの勝利に!




北出レフェリーは「特に危険と判断して試合を止めました。声は出さずとも壊れる音がはっきり聞こえましたから」とコメント。




チアゴのコメント
「優勝できてハッピーだ!日本人選手は強かったよ。1回戦の相手は立ち技が強かったし準決勝ではスパイダーガードに苦戦した。決勝も何度もスイープがきて油断できなかったよ。みんなレベルが高かったね。」
ちなみに優勝の副賞の商品券はイサミの物販ブースでデラヒーバ商品を買い込んでました。
帰国してから生徒に売りさばくつもりなんでしょう!




時任選手のコメント
「自分の足首は柔らかいので極まりづらいんですよ。あのときも痛みは感じてなかったので止められてしまい残念です。でもレフェリーの判定は絶対なんで不満や抗議はありません。イサミ杯はこれまで2回優勝してたので今回も優勝したかったですね。これからもムンジアルを目指して練習しますので応援よろしくお願いします。」





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