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2009年11月21日

ノーギワールズ2009:アダルト黒ペナ

世界最大のグラップリング・トーナメントであるADCCの約1ヵ月後に開催されたこのノーギワールズ。

大きな大会のあとだったせいで例年に比べるとやや出場メンバーも小粒な感がありました。

そんな中、ADCCにも出場しながら今大会にも出場していた精力的な選手が何人かいました。

その選手の一人がこのバレット・ヨシダです。

バレットはADCCでは1回戦でレスリング出身のグラップラー、ジャスティン・レイダーに6−0で判定負けし初戦敗退に終わり悔しい思いをしてスペインを後にしました。

大会後には「すぐにでも大会に出たい!」と言ってたのですが、まさか本当に出るとは…。

それもアダルトのカテゴリーにエントリーとは嬉しい誤算でした。

これまでも何度かIBJJFの大会には出場していましたが、いつもマスターのカテゴリーだったのですから。

今回はそのバレットが優勝したアダルト黒ペナの試合を紹介します。




バレットの1回戦の相手はレアンドロ・エスコバル。
3:38、カドワキチョークであっさりと一本勝利。




準決勝はエディ・ブラボーの黒帯、ダニー・プロコポス。
一本は奪えませんでしたがバックマウントで終始攻め続けて9−0で完勝で決勝戦進出!




決勝戦ではそれまで温存していた自身のシグネイチャーモデルのラッシュガードを着用してきたバレット。




相手はシーザー・グレイシー所属のサミール・チャントレ。
バレットより先に引き込んできました。




ハーフガードのサミールに対しパスを狙うバレット。




ジェフ・グローバーばりのディープハーフガード。




足を抱えてスイープを狙うサミール。




そこから腕を取りにいくバレット。



そして反対側の腕に足をかけてバックへ!




フィニッシュは必殺技のカドワキチョークで一本!




4:30、一本勝利でノーギワールズ優勝を果たしました!
試合直後の一言は「サンキュー、カドワキ!」でした!

☆アダルト黒ペナ・結果
優勝  バレット・ヨシダ(アンディスピューテッド)
準優勝 サミール・チャントレ(シーザー・グレイシー)
3位  ダニエル・ホーピノウ(アリーナMMA)、ダニー・プロコポス(10th PLANET)


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この記事へのコメント

1. Posted by 資料   2009年11月21日 10:35
門脇チョークの資料をバレット選手に渡したのって橋本さんでしたっけ?

決勝の相手は「鼻フックは反則だろっ」ってずっとアピールしてましたね。
2. Posted by Kinya   2009年11月21日 12:22
資料を渡したのはイサミの磯さんです。
修斗での日沖戦の前に門脇選手が解説したテクニックが掲載されている「柔術魂」を磯さんが渡し、それを見て研究したそうです。
鼻フックというか前腕で顔にグリグリとプレッシャーかけるのはエグいですね!

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