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2009年12月09日

「Gi2009」グラップリング決勝戦・中村K太郎vs小澤幸康

Gi2009のグラップリング部門の決勝戦は昨年の大会と同一カード、中村K太郎(和術慧舟會東京本部)vs小澤幸康(TEAM KAZE)になりました。

K太郎選手は今年、ADCCアジア予選を優勝、スペインのバルセロナで開催されたADCC本戦出場を果たし、そこでは1、2回戦でミルトン・ヴィレイラ、マルセロ・アゼヴェドという強豪ブラジリアンを連破、見事に準決勝進出を果たしました。

準決勝でマルセリーニョ、3位決定戦でグレゴー・グレイシーに敗れましたが、4位という結果は決して悪くはないでしょう。

いまや日本を代表するグラップラーとして名高いK太郎選手は決勝戦まで一本勝利で勝ちあがっています。




1回戦
中村 K太郎(和術慧舟會東京本部)
vs
高橋 計康(ギムナシオン札幌)




なんと47秒!でバックチョークを極めて秒殺勝利。




準決勝
中村 K太郎(和術慧舟會東京本部)
vs
西林 浩平(グラバカ柔術クラブ)




リザーバートーナメント優勝の西林選手を5:40、バックチョークで降して決勝戦進出!




小澤選手は1回戦はポイント勝ち、準決勝はアキレス腱固めで一本勝利で決勝戦に進出しました。




決勝戦
中村 K太郎(和術慧舟會東京本部)
vs
小澤 幸康(TEAM KAZE)




自分より大きな小澤選手に果敢にタックルを仕掛けるK太郎選手。




小澤選手はタックルを潰して対処などしつつも先にテイクダウンのポイントを献上してしまいます。




この試合は立ち技の攻防に長い時間を費やしました。




小澤選手も柔道仕込みの豪快な投げでテイクダウンに成功、ポイントを2−2の同点に並びます。




ですがK太郎選手はすぐさまテイクダウン!
これでで再びポイントリード、4−2に。




そして試合終了、K太郎選手が堂々の大会3連覇を達成しました!




K太郎選手の試合後のコメント
「決勝は一本勝ちできなくて残念でした。アグレッシブにいけなかったのが反省点です。決勝で戦った小澤選手にはタックルとか決めれたんでそこはよかったんですが、極めれなったのが残念でした。アブダビ終わって初試合だったんですがプレッシャーが大きかったです。4位という微妙な結果だったんですが、それが逆に4位なんだから優勝しないと!みたいな(笑)周りの人はそんなこと思ってなかったと思いますけど自分で勝手にそう考えてしまいました。今年はアブダビに初出場できてまあまあの結果が残せたんですが、総合でビミョーな試合をしてしまったんで、来年1年間は柔術とグラップリングをしっかりやろうと思ってます。」





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