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2010年01月09日

青木vs廣田戦の腕取り・テクニック解説

今日は大晦日のDynamite!!で行われた青木vs廣田戦で青木選手が見せた背中越しに腕を取りにいくテクニックを紹介をしたいと思います。

まずは青木選手が試合で見せたテクニックから。

技の実演は林考宗選手(パラエストラ品川)です。



試合ではマウントに近い状態から相手の手首を取りにいきましたが、ハーフガードの中から狙うこともできるでしょう。




手首を握ったまま、ワキを差した腕を深く伸ばし




手首を持ち替えます




これで腕取りの完成です。
このテクニックは片腕がフリーになるのが利点です。




次はガードから腕取りをやるテクニックを紹介します。

柔術では手首を取りに行く際にギの袖を握ってもいいのでやりやすいと思います。




ガードの状態から




手首を握り




キムラを仕掛けます




そこから手首を押し出して




反対側の手に持ち替えます




これで完成です。




もし相手が帯を握って手を押し出せない場合




そのときは帯のラインに沿うようにやや内側に押すと外すことができます




帯からはずすことができたらすぐに反対の手で持ち替えます



最後にこの腕取りの状態からできる一番簡単なスイープを紹介します。



腕取りの状態から




相手の腕を取ってる側の手に持ち替えて




反対側の手で相手の肩を押しながら腰をずらし




ヒップスローのように相手の上になります




最後はマウントになりスイープの完成です。



このまま腕を極めにいってもいいですし、手首を離してマウントをキープするのいいでしょう。

このように腕取りはいろいろなアタックができる素晴らしいテクニックです。

今回紹介したテクニックの動画もあります。

動画ではもっと細かく説明されてるのでぜひ見てみて下さい!





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この記事へのコメント

1. Posted by 今このタイミングで   2010年01月09日 10:01
まじコメで恐縮ですが。

表現の自由はあるでしょうが、今このタイミングでこのテクニックを紹介する理由はなんでしょうか。
このKYさが、(世間から指摘される)柔術界の精神性の低さではないですか。

確かにこの技にルール違反もモラル違反もありません。ただ怪我をさせることができることが認知されているタイミングで紹介する神経がわかりません。
2. Posted by 関西柔術愛好家   2010年01月09日 12:28
危なさでいったらヒールやそとがけの足関もかなりヤバいですよ…
ただ単に技の解説ですね。柔術の精神性とは全く関係ないと思いますが…
3. Posted by 空気嫁さん   2010年01月09日 13:21
技を紹介することそのものが悪いのではなく、そのタイミングが悪すぎ。
この記事のせいで柔術そのものが批判されるわけではないと思いますが、今の段階でこの記事を載せるということは、例の事件を煽ってると考えられても仕方ないですよ。

削除希望。
4. Posted by KY   2010年01月09日 14:24
※ただし極っても中指を立てない。
5. Posted by あか   2010年01月09日 14:44
青木選手の試合後の行為は残念ですが、勝利に導いた技術は素晴らしいものです

腕が折れたのは、ある意味、選手が命を預けたはずの廣田選手の腕の状況を見極められなかったセコンド陣、並びにレフリーの責任だと思います

問われるべきは青木選手の試合後の破廉恥な行為であって、勝利に導いた技術を紹介したブログに対して過剰反応して非難する必要はないと思いますが・・・
6. Posted by 鼻毛太郎   2010年01月09日 17:04
糸通しは素晴らしい技術の一つです
動画もあるし素晴らしい(^0^)
削除しないでほしいです

関節技は可動域があるので、それを他人が判断するのは難しいです。セコンドもレフリーも悪く無いと思います

関節技は自己責任です

口で参った言わない人がいけないと思います

あとダイナマイトはショーなんで何でもアリだと思います
7. Posted by Kinya   2010年01月09日 23:34
みなさん多数のコメント、ありがとうございます。

この試合はいろいろとあって格闘技的に語られることが少なかったので技術解説という形で取り上げてみました。

青木選手の試合後のパフォーマンスは確かに問題がありましたが試合では素晴らしいテクニックを駆使し、勝利したので、それを紹介した次第です。

テクニック紹介は反響が大きいので、また今後も継続してやりたいと思いますのでお楽しみに!

8. Posted by 西田大作   2010年01月10日 06:05
青木選手の試合後の行為自体は咎められても仕方ないとは思いますが技術そのものには全く罪は無いハズ
坊主憎けりゃ袈裟まで憎し
という発想にしか思えないクレームですね

外掛けガードは某七帝の選手も七代戦で有効に使用していたガードですしヒールが危険だという発想も足関節に対して恐ろしく無知を晒している証拠だといえます
逃げ方なんて幾らでもある

それと今回の件については島田レフェリーはこれっぽちも悪くはありませんね
選手がタップしなかったら関節が何所まで極まっているかなんて当人しかわかりませんし
肩関節の柔らかい人間もいますから
例えば昔
中井さんがスパーで腕がらみを完璧に極めたと思っても平気な顔をしていた人が名古屋でいましたからね
(そのまんま極まりませんでした。)

この技術自体はマリオ・スペーヒーがフランシスコ・ブエノ相手に極めたり
ホイラーが柔道の選手相手に極めたりしたノウハウですので青木選手の専売特許みたいに描くこと自体おかしな書き込みです。

よって削除しろだのというおそろしくクダラナイ宗教裁判のようなコメントには黙ってはいられませんね。
9. Posted by 西田大作   2010年01月10日 06:06
七代ではなく七大戦でした。
失礼しました。
10. Posted by kinyaさんへ   2010年01月10日 10:11
テクニック紹介は素晴らしいです。
ただ「今このタイミングで」「このテクニック」を紹介しているのがKYだと申し上げています。

テクニックとして問題ないから「今」紹介して良いのですか?
怪我してる人もおり、不快に思っている人もいるのに?
それに腹を立てている人もいるのに?

こうやって人に何かを発信するというのは、知らないうちに敵を作ったりもしますよね。それは仕方ないことだと思います。
ただそれを指摘された場合にどうするのか、どうするのが柔術のためによいのか、ご一考頂けませんか。

クソ狭い柔術界、このブログの影響力はそんな小さくないですよ。
11. Posted by KYって何?   2010年01月10日 13:16
技術紹介するのに何で空気読む必要があるのかわからないですね…
12. Posted by 西田大作   2010年01月10日 14:51
マリオスぺーヒーがフランシスコブエノを極めた試合
ブラジリアン柔術マッチ2巻 babジャパン
アトランティコ ソル
に収録

ホイラーが柔道選手を極めた試合は
グレイシー柔術 イン・アクション2
に収録されてます

あと中井さんが腕がらみを極められなかったのは柔術の試合でもありましたね
相手は藤原正人選手
大道塾THE WARS 4での試合で映像化 ビデオ化もされていいます
どのビデオかはど忘れしましたがね…
ちなみにこの試合で藤原選手にレフェリーストップ 見込み一本負けが食らわされたら藤原選手には永久に極まってもいないのに一本負けの烙印が押されるわけです

この技術はパスガードでも有効でマリオスペーヒーが自身の教則ビデオで公開もしています
もちろんパスだけでなく、そこから極めるノウハウも紹介されてますね
13. Posted by 西田大作   2010年01月10日 14:52
あと廣田選手は寝技を甘く見ていたのか
あんまし練習 研究していないなという感が見受けられます
というのも試合前の北岡選手 青木選手の試合は寝技ばかりでつまらないという発言だけでなく
例の試合内容見ても感じられたことなんですが

まずあの形で背中を見せる事はタブー
上手い相手ならソッコーで極められます
肩をマットに着けた状態のままなら極められなかったハズです
まあ
そしたらパンチを青木選手が打ってくるんでしょうが
その時でもブリッジするなりしたら片手で腕つかんだ手でバランスとらなきゃいけないので青木選手は取った腕を外さざるをえなくなって
幾らでも逃げられたんじゃないかと

世間一般が寝技を軽視する考え
寝技=つまらない
といった方向に敢えて警鐘を鳴らした試合だっともいえるのでタブー扱いするのは間違いだと思いますね
寝技は効果的で怖いもんだというのが自称総合格闘技マニアとか自称総合格闘家の人たちにも理解できたハズ
足効かせてのガードワークなんて古いなんてバカなこと言いだすプロまでいますから
今の総合格闘技

むしろこの記事見てこの技術でやられないように勉強するべきでしょう
14. Posted by 西田大作   2010年01月10日 15:02
>>まずあの形
あの形でマウントとった状態の事です
15. Posted by 鼻毛太郎   2010年01月10日 21:45
廣田選手は根性だけはありましたね
元々細かい寝業なんて出来ないしこれからも無理でしょうw
本当に青木選手は完璧でしたねw

いくらでもタップできる状態で我慢して折れた選手の慰めなんて今いりませんよw

糸通しをタイムリーに紹介していただけて本当に感謝してます。早速使わせてもらいましたwもちろん折りませんけどね

テクニック最高!




16. Posted by 地上波万歳   2010年01月10日 22:48
青木選手の(中指立て)最高でした。感情表現があんなにストレートに出来る日本人は少ないのではないでしょうか?
リングの上でのパフォーマンスがないと盛り上がらないし、学校の部活じゃないんだからそんな礼儀正しくする必要ないのではないでしょうか?
腕を折ったことをそんなに話し合うと相手の選手も惨めな気分になるのではないでしょうか?

大晦日はたのしい時間を過ごせました。
17. Posted by 刀苳   2010年01月11日 08:05
あの中指は地上波では最悪だわ…イカれたパフォーマンスと負けた相手への侮辱行為は違うわな。


最後まで闘いぬいた廣田はスゲー根性しとるな。
18. Posted by notKY   2010年01月11日 13:58
実際にあの行為(中指立て)で不愉快になった人が多いのは事実。
そういう人がいる現状を考慮せずこういう記事を書く人も、擁護するコメントも、KY。
19. Posted by 東田小作   2010年01月11日 16:50
技オタクの発言は、理論的には正しいかもしれないが、あの体勢からの逃げ形を練習していないと、いくら頭でわかっていても試合でパウンドもありなら逃げられないと思う。
20. Posted by ボン人   2010年01月11日 18:27
ケイワイって弱者の発想だよね。もう少し自分を持ってね!
21. Posted by 鼻毛太郎   2010年01月11日 20:18
青木は素晴らしいテクニシャン

今日は早速今日は糸通しをスパーでやりました

中指最高いや糸通し最高w

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