2010年04月11日
パン選手権2010:アダルト茶ペナ・中塚靖人選手(グレイシーバッハ東京)
パン選手権直前に満を持して茶帯昇格した中塚選手。
1回戦の相手はMatt Magana、Allianceの選手でした。
この対戦相手の実績ですが、2007、2008のムンジアルで青帯レーヴィ3位、青帯ペナ準優勝をしています。
紫帯、茶帯での戦績は不明で、2008年以降どれだけ成長しているのか未知ですが、100名近いトーナメントで2年連続勝ちあがっているため、かなりの強豪であることは間違いありません。
1回戦は苦戦を強いられることが予想されましたが、なんと相手のDQ(Dead Qualify)により、中塚選手の2回戦進出が決定!
初戦を戦わずして勝利して2回戦にコマを進めました。
2回戦
vs Elliott Bayev(ショーン・ウィリアムス柔術アカデミー)
カナダで柔術を教えるベテランで、柔術歴は15年という選手です。
まずは引き込んでガードの体勢へ。
そのまま潜って足関節を狙います。
相手も足関節を狙ってきますが、中塚選手のアンクルロックががっちり極まる!
試合時間1:15で見事1本勝ち!
準決勝進出を決めました!
準決勝戦の相手は名門・ウマイタのジャスティン・レイダー。
ジャスティンは昨年のアブダビでバレット・ヨシダ選手からも勝利しており、疑う余地のない世界レベルの実力を持った選手です。
2回戦を一本勝ちして勢いにのる中塚選手、世界レベルの選手を相手にどれだけの試合を見せてくれるのか注目です。
試合早々、2回戦同様引き込みました。
そして潜りからの足関節狙い!
ジャスティン・レイダー選手、一瞬苦悶の表情になりますが、うまく体を入れ替えてエスケープします。
スタンドで再開後、ジャスティン・レイダー選手がテイクダウンで2ポイント先制。
ハーフでの攻防がしばらく続きますが、中塚選手、パスガードを許してしまい5-0とリードを奪われます。
試合終盤、ジャスティン・レイダー選手がニーオンザベリーでさらに2ポイント。7-0とします。
ここで中塚選手、ニーオンのカウンターで逆転の足関節!
が、無情にもタイムアップ。
ジャスティン・レイダー選手が決勝進出で、ミシェル・ランギ選手と対戦します。
残念ながら大物食いはなりませんでしたが、茶帯昇格直後の国際大会で、世界レベルの強豪と互角に渡り合った上での表彰台は非常に価値があるでしょう。
引き続き全日本選手権でも活躍を期待しましょう!
photo and text by Takashi Umezawa
1回戦の相手はMatt Magana、Allianceの選手でした。
この対戦相手の実績ですが、2007、2008のムンジアルで青帯レーヴィ3位、青帯ペナ準優勝をしています。
紫帯、茶帯での戦績は不明で、2008年以降どれだけ成長しているのか未知ですが、100名近いトーナメントで2年連続勝ちあがっているため、かなりの強豪であることは間違いありません。
1回戦は苦戦を強いられることが予想されましたが、なんと相手のDQ(Dead Qualify)により、中塚選手の2回戦進出が決定!
初戦を戦わずして勝利して2回戦にコマを進めました。
2回戦
vs Elliott Bayev(ショーン・ウィリアムス柔術アカデミー)
カナダで柔術を教えるベテランで、柔術歴は15年という選手です。
まずは引き込んでガードの体勢へ。
そのまま潜って足関節を狙います。
相手も足関節を狙ってきますが、中塚選手のアンクルロックががっちり極まる!
試合時間1:15で見事1本勝ち!
準決勝進出を決めました!
準決勝戦の相手は名門・ウマイタのジャスティン・レイダー。
ジャスティンは昨年のアブダビでバレット・ヨシダ選手からも勝利しており、疑う余地のない世界レベルの実力を持った選手です。
2回戦を一本勝ちして勢いにのる中塚選手、世界レベルの選手を相手にどれだけの試合を見せてくれるのか注目です。
試合早々、2回戦同様引き込みました。
そして潜りからの足関節狙い!
ジャスティン・レイダー選手、一瞬苦悶の表情になりますが、うまく体を入れ替えてエスケープします。
スタンドで再開後、ジャスティン・レイダー選手がテイクダウンで2ポイント先制。
ハーフでの攻防がしばらく続きますが、中塚選手、パスガードを許してしまい5-0とリードを奪われます。
試合終盤、ジャスティン・レイダー選手がニーオンザベリーでさらに2ポイント。7-0とします。
ここで中塚選手、ニーオンのカウンターで逆転の足関節!
が、無情にもタイムアップ。
ジャスティン・レイダー選手が決勝進出で、ミシェル・ランギ選手と対戦します。
残念ながら大物食いはなりませんでしたが、茶帯昇格直後の国際大会で、世界レベルの強豪と互角に渡り合った上での表彰台は非常に価値があるでしょう。
引き続き全日本選手権でも活躍を期待しましょう!
photo and text by Takashi Umezawa