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2010年04月20日

パン選手権2010:日本人選手の主な結果・アダルト

パン選手権、今回は男子アダルト黒帯と女子茶黒アダルトの日本人選手結果をお届けしたいと思います。

今大会には多くの日本人トップ黒帯が参戦しました。

アダルトのカテゴリーでは海外での試合経験が豊富な選手が多かったので入賞が期待できましたが、実際にはそう簡単にはいきませんでした。

では試合を紹介していきましょう。


<アダルト黒帯メジオ級>
遠山拓則選手(パラエストラ東京)はCarlos Sievert(グレイシーバッハ)と対戦。

引き込んでスパイダーガードなどで試合を支配したように見えましたが、マイナスのアドバンテージが響き2−0で敗退。

勝てば元世界チャンピオンのルーカス・レイチ戦だったため、残念でなりません。



<アダルト黒帯レーヴィ級>
柿澤剛之選手(PUREBRED大宮)は一回戦でJason Tabor(グレイシーウマイタ)と対戦。

初戦から厳しい戦いになりましたがスイープ合戦を制し、4−2で勝利。

しかしここで足を負傷します。


続く二回戦は2008年ムンジアル黒帯メジオ級準優勝のビル・クーパーと対戦。

引き込んでガードの体勢から攻めたものの、ポイント0−0(A2−0)で惜しくも敗戦。

ただ、世界レベルの選手と戦えることを充分に証明した価値ある試合だったと思います。



<アダルト黒帯ガロ級>
澤田真琴選手(パラエストラ川越)は元世界王者フェリペ・コスタ(ブラザ)と対戦。

澤田選手有利の下馬評もあったものの、10kg近い減量を行ったうえで、当日計量直後の試合だったため普段通りの動きができず19−0で敗退。




<女子アダルト茶黒プルーマ級>
阿部恭子選手(パラエストラ東京)は2008年にはムンジアルで準優勝するなど、日本人女子選手の中でも高い実績を誇る阿部選手の初戦の相手はミシェル・ニコリニ(チェックマットBJJ)、元世界王者の強豪です。

序盤のミスが響き17−2で敗退したものの、終盤に足関節を取りかけるなど見せ場を作りました。


このようにアダルト黒帯勢は残念な結果に終わってしまいましたがムンジアルでのリベンジを期待しましょう!


text and photo by Takashi Umezawa(Gold medalist of Pan championship Novice tournament)




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