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2010年05月03日

第11回全日本選手権:アダルト黒帯ペナ級決勝戦

中村選手、昨年の9月に黒帯を巻いてから、黒帯デビュー戦の東京国際オープンのアダルトペナ級で優勝。

続く年末のプロ柔術「Gi2009」でも植松直哉選手(クロスポイント)を決勝で撃破し優勝を果たしています。






先日のアブダビプロ柔術では減量苦からか苦戦を強いられ惜しくも表彰台はなりませんでしたが勢いは充分といえるでしょう。

対する嶌崎選手は昨年はムンジアルに参戦し、アダルト茶帯ペナ級でザック・マックスウェル(グレイシー・ウマイタ)と激闘を繰り広げています。

ザック選手には惜しくも敗れてしまいましたが、続く東京国際オープンではアダルト茶帯ペナ級で見事優勝を果たし、年末に黒帯昇格を果たしています。

この両者、過去に何度か対戦しており、勝ったり負けたりの関係です。

(2007年全日本オープンでは嶌崎選手が勝利、2008年全日本選手権では中村選手が勝利。)

どちらが勝ってもおかしくない好カード!

どちらが制するでしょうか?



アダルト黒帯ペナ級決勝戦
中村 大輔(GRABAKA柔術クラブ)
VS
嶌崎 公次(クラブバーバリアン)




ここ最近の試合ではトップから攻めることが多かった中村選手、今回はボトムポジションを選択します。




そしてスイープ!




これが決まって中村選手が開始早々に2ポイントを先制します。




嶌崎選手はガードからの腕十字やスイープを狙っていきます。




ですが、中村選手も上からプレッシャーをかけて嶌崎選手の攻撃を潰していきます。




潜る嶌崎選手。




クロスニーパスのプレッシャーをかける中村選手。




最後まで一進一退の攻防が続き、この展開のまま試合終了!
中村選手が序盤の2ポイントのリードを守りきり優勝を果たしました!




アダルト黒帯ペナ級
優勝 中村 大輔(GRABAKA柔術クラブ)




text and photo by Takashi Umezawa(Gold medalist of Pan championship Novice tournament)



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