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2010年05月18日

パン選手権2010:シニア1黒帯プルーマ級決勝

2週間後にはムンジアルが始まるというのにまだしつこくパン選手権の試合レポは続きます!

もう少しだけお付き合いください!

今回はレエジソン籠原(TENSAI柔術アカデミー)VSクラウジネイ・エリアス・デ・ソウザ(Tozi柔術)のシニア1黒帯プルーマ級決勝戦です。

エジソン選手はここ最近では国内外の試合に積極的に出場しており、今年の1月に開催されたヨーロピアン選手権ではシニア1黒帯プルーマ級で見事に優勝を果たし、国際タイトルを獲得しています。




エジソン籠原(TENSAI柔術アカデミー)


一方のクラウジネイ選手は去年のパウリスタでシニア黒帯レーヴィ級で3位の実績があります。

シニア1黒帯プルーマ級はこの2名のみのエントリーで、ワンマッチ決勝となりました。

エジソン選手は勝利すればヨーロピアンに続く国際タイトル獲得になる大事な試合です。



シニア1黒帯プルーマ級決勝
エジソン籠原(TENSAI柔術アカデミー)
VS
クラウジネイ・エリアス・デ・ソウザ(Tozi柔術)
試合開始、しばらくはスタンドでの間合いの取り合いが続きます。




先手を打ってエジソン選手が引き込みました。




クローズドガードをとるエジソン選手。
下からスイープも狙っていきます。




この展開が3分以上続きましたが、クラウジネイ選手がパスガードするために立ち上がりクロスを割りにいきます。
エジソン選手はその足をすくってスイープのプレッシャーをかけます。




エジソン選手はクロスを自ら割り、展開を変えようとします。
しかし、このままノーポイントノーアドバンテージのまま試合終了。
レフリー判定に委ねられます。


レフリーは上から攻めを支持し、クラウジネイ選手の手があがります。
クラウジネイ選手がシニア1黒帯プルーマ級を制しました!




エジソン選手は残念ながらヨーロピアン選手権に続く国際タイトル2冠はなりませんでしたがどちらが勝ってもおかしくない紙一重の試合だったと思います。
試合後は両者が笑顔で健闘を称えあっていたのが印象的でした。




text and photo by Takashi Umezawa(Gold medalist of Pan championship Novice tournament)


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