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2010年05月19日

パン選手権2010:アダルト茶レーヴィ決勝戦

親父&母親が有名人のサラブレッド柔術家、ザック・マックスウェル。

そのザックがエントリーしたアダルト茶レーヴィは26名が参加しており決勝戦までに4試合を勝ち抜かないといけないハードなカテゴリーでした。

決勝戦に進出したのは下馬評どおりの強さを発揮したザック・マックスウェルとハファエル・ダリーニャ“ハフィーニャ”です。

ザックは準々決勝をこそポイント勝利でしたが、それ以外の3試合はすべて袖車による一本勝ちでの決勝進出です。

またザックは昨年のパン選手権ではアダルト茶ペナを制しており、その勢いのままムンジアルの茶ペナも圧倒的強さで優勝しています。

いまだ成長期のザック、今回はあえて減量せずにナチュラル体重のまま階級を1つ上げてレーヴィ級での挑戦です。



ザック・マックスウェル(グレイシーウマイタ)



対するハファエルはハフィーニャの愛称でアメリカ選手権では2005年&2006年・アダルト紫帯レーヴィ級、2007年&2008年にはアダルト茶帯レーヴィ級で優勝しています。

最近の勢い的には明らかにザックに分がありますが、ハフィーニャの実績も充分で好試合が期待されます。

果たしてどちらが制するでしょうか?




パン2010アダルト茶帯レーヴィ級決勝戦
ザック・マックスウェル(グレイシーウマイタ)
VS
ハファエル・ダリーニャ“ハフィーニャ”(BJJレボリューションチーム)




まずハフィーニャが引き込みます。ザックはバランスをキープしつつ足を抜きにかかります。




足が抜けるとザックは一気にバックへ!




なんとかエスケープを試みるハフィーニャでしたがザックがバックグラブの4ポイントを奪取します。
ここまでで4分が経過。



しばらくの間この展開が続きましたがハフィーニャが亀になって逃げようとしたときにザックがバックから絞め!
これには耐え切れずハフィーニャはタップ。




6分12秒、決勝戦も一本勝ちでザック・マックスウェルが2年連続でパン選手権を制しました!




ザックとザックの師匠、ヘジス・リブレ。
ヘジスはホイラーの黒帯でグレイシー・サンディエゴのヘッドインストラクターです。



text and photo by Takashi Umezawa(Gold medalist of Pan championship Novice tournament)



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