2010年06月05日
ムンジアル2010:梅沢選手・試合後の感想

梅沢 隆志(パラエストラ東京)
「青帯ガロ級は18名がエントリーしており、シードではなかった自分は5回勝てば優勝でした。
一回戦はアリアンシの選手でしたが待てど暮らせど一向に現れず、結局不戦勝扱いになりました。
最強アカデミーの選手との対戦をとても楽しみにしていたので残念でした。
二回戦はグレイシーバッハの選手で、ジュベニウの青プルーマでムンジアル三位になったことのある選手でした。
手足が長く、下にすると面倒な印象だったので、試合は基本的には先に引きこもうという作戦でした。
開始早々に引き込みがうまくいったと思ったのですが、引き込み際にタックルを合わされたような形になり、2ポイントを先制されました。
まずは飛びつきクローズドで、そこからオープンガードにするという展開を作った方が良かったかもしれません。
2ポイントはとられましたが、下からスパイダーガードをしながらスイープや三角絞めを狙っていきました。
スパイダーからは何種類かスイープを持っていたのでいろいろ狙っていったのですが、
潜りや煽りが足りずうまく相手を崩すことができませんでした。
途中下から三角に捉えたのですが、極りが浅く、不発でした。
リスクを恐れずもう少ししつこく極めにいけばよかったです。
そうこうしているうちに膠着のルーチが入り、2ポイントを献上し、かつスタンドに戻されました。
自分としては攻めているつもりだったので意外でしたが、他の試合も同じような傾向だったのと、スイープできなかったので仕方ありません。
再開後、またもタックルを食らい、さらに2ポイントをとられました。
終盤はポイントで逆転することは難しかったので、オモプラッタで極めを狙ったのですが逃げ切られて試合終了でした。
不完全燃焼のまま青帯デビュー戦が終わってしまい非常に悔しい思いをしましたが、
これが今の実力なのでまたしっかり練習を積んで、日本の大会にも沢山出場して経験値を上げていきたいと思います!
白帯時代からタックルの対策がイマイチなので、そういった不得意な部分もきちんと修正していきたいと思います。
試合をしてみた印象ですが、日本人の青ガロの選手なら少し強ければ優勝できるレベルだと思います。
負け犬の自分が言うのもおこがましいのですがそういう印象でした。
試合中はパラエストラ小岩代表の大内先生にセコンドしていただき、パラエストラ東京の阿部さん、遠山さん、岡村さん、総合格闘技道場STFの松本さん、パラエストラ小岩の江本さん、ポゴナの湯浅さんと、非常に多くの方に応援していただけたのですが、結果を出せず申し訳なかったです。
日本でも試合に向けて練習に付き合ってくださったみなさんに良い報告ができず残念です。
次は勝てるように頑張ります。
そして明日からは取材と速報も頑張りたいと思います!」