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2010年08月07日

JJFJ全日本2010:アダルト黒レーヴィ決勝戦・ヘナートvs高本

アダルト黒レーヴィはヘナート・シウバ(INFIGHT JAPAN)VS 高本裕和 (小金井柔術クラブ)のワンマッチ決勝となりました。

ヘナートは先日開催された柔術興行REBELS-EXで八隅孝平選手(ロータスパラエストラ世田谷)を撃破したばかりで、短い試合間隔での参戦です。

ヘナートは下からの攻めを得意としています。

一方の高本選手、今大会でカリーム・バイロン選手を豪快な一本背負いで2度も投げるなど、柔道ベースの立ち技が非常に強い選手です。

スタンドでの攻防がカギを握りそうなこの試合、果たしてどちらが制するでしょうか?



試合開始、両者ともに慎重に間合いを取ります。




ヘナートが引き込みガードの体勢へ。
得意のスパイダーガードの形を作るヘナートに対し、高本選手はパスガードを仕掛けようとします。
ですが、両者ともに攻めあぐね、実に5分近くこの状態が続きます。




一旦スタンドに戻ると再び引きこむヘナート。
そしてヘナートは潜ってスイープを試みますが、高本選手は密着してそれを防ぎつつ、パスのプレッシャーを掛けます。




一度体勢を立て直すためにヘナーがオープンガードに戻します。
すると電光石火の三角絞めが炸裂!




しばらく耐える高本選手ですが、あえなくタップ。
試合時間は7:48でした。




ヘナート・シウバはアダルト黒レーヴィを制しました!



この試合は見事に一本勝利したヘナートですが試合後に笑顔はなく相手にアドバンテージを取られたことを反省しきりだった姿が印象的でした。

それでもこの勝利でBJJFJ&JJFJの統一全日本王者となったことで現在の黒レーヴィ・最強の選手といっていいでしょう。

ヘナートは9月のアジアチコ、10月のDEEP-Xの-75kgトーナメント、11月はヒクソン杯と連戦になりますが、この勢いのまま活躍ができるでしょうか?!

来年にはまたヨーロピアンに遠征する予定というヘナート、今後の試合ぶりに注目しましょう。


photo and text by Takashi Umezawa



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