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2010年10月06日

Gi2010:NO-Gi無差別級トーナメント

10/3(日)、東京・北沢タウンホールで開催されたIF-PROJECT主催のプロ柔術イベント、Gi2010。

まずは残念なお知らせから。

既報の通り今大会をもってGiのプロ大会はしばらくの間、活動休止となります。

日本で最初に柔術でプロ大会を開催したGiの功績は日本の柔術界にとって非常な大きなものでした。

とりあえずは活動休止ですが、いつの日か活動再開されるのを待ちたいと思います。

さて気を取り直して大会レポートです。

今大会は黒帯ガロ級、黒帯プルーマ級トーナメント、Gi無差別級トーナメント、NO-Gi無差別級トーナメント、ワンマッチ2試合の計22試合が行われました。

まずは8名参加のNO-Gi無差別級トーナメントの様子からレポートします!



<NO-GI無差別級ジャパンオープントーナメント一回戦>
西林 浩平(GRABAKA柔術クラブ)
VS
マテウス・イリエ・ネキオ(PUREBRED大宮)
試合序盤西林選手がチョークを極めかけます。






しかし、これを凌いだマテウスがアームロック!




4:16一本勝利ででマテウス選手準決勝進出です。




<NO-GI無差別級ジャパンオープントーナメント一回戦>
佐々木 憂流迦(和術慧舟會駿河道場)
VS
岩本 康義(ACT福岡)
試合は終始、佐々木選手がトップを取り、岩本選手が下から攻める展開になりました。




終盤まで一進一退の攻防が繰り広げられたものの一瞬のスキをついた佐々木選手のバックチョークが炸裂!




5:14バックチョークで佐々木選手が準決勝進出です。




<NO-GI無差別級ジャパンオープントーナメント一回戦>
高橋 計康(ギムナシオン札幌)
VS
飛猿☆NO.02(REDIPS)
飛猿選手の階級はもともとガロ級なので高橋選手とはかなりの体格差。




ガードの体勢から勝機を見出そうとした飛猿選手ですが高橋選手がうまく潰してチョークを狙います。




これががっちり極まり、2:49チョークで高橋選手が準決勝進出。




<NO-GI無差別級ジャパンオープントーナメント一回戦>
徹 肌イ朗(和術慧舟會)
VS
若林 琢磨(MAX柔術アカデミー)
確かな実力とともに入場でもおなじみの徹選手。
今日の入場コスプレはゲゲゲの鬼太郎!会場の笑いを誘います。




試合は終始、徹選手のペースで進みました。
安定した試合運びはさすがの一言です。




そして3:00、徹選手がバックチョークを極めて準決勝進出です。




<NO-GI無差別級ジャパンオープントーナメント準決勝>
マテウス・イリエ・ネキオ(PUREBRED大宮)
VS
佐々木 憂流迦(和術慧舟會駿河道場)
両者ともに一回戦は一本勝ちで勝ち進んできました。
体重差はありますが体格的にはあまり差が無いようでスタンドでは互角の攻防です。



しかし、一旦寝技に移行するとめまぐるしくポジションが入れ替わります。
途中チョークを極めかける佐々木選手。




試合終盤、マテウスも腕十字を極めにかかります。
がっちり極まったようにも見えましたが佐々木選手はこれを脱出!
その瞬間、会場内は大きな盛り上がりでした!




最終的にはポイント4−2でマテウスが優勝候補の一角と目されていた佐々木選手を破り決勝進出を果たしました!




<NO-GI無差別級ジャパンオープントーナメント準決勝>
高橋 計康(ギムナシオン札幌)
VS
徹 肌イ朗(和術慧舟會)
徹選手の準決勝コスプレはキューピーマヨネーズ。
この調子だと決勝戦に進出した場合も別のコスプレを用意していることは間違いありません。




試合は徹選手がバックをとるなど試合をコントロール。




そして洗濯バサミ!




これが極まって2:27徹選手決勝進出!
マテウスとの顔合わせになりました。




<NO-GI無差別級ジャパンオープントーナメント決勝>
マテウス・イリエ・ネキオ(PUREBRED大宮)
VS
徹 肌イ朗(和術慧舟會)
徹選手、決勝のコスプレはキテレツ大百科のコロ助で入場です。




試合はまず徹選手がテイクダウンで2ポイントを先制します。




しかしマテウスの足関節が炸裂!
これを場外際で凌いだ徹選手ですが場外逃避行為とみなされマテウスに2ポイントを献上。




加えて膠着のペナルティも与えられてしまい、マテウスがリード!



しかし試合終盤に徹選手が2ポイントを取り返し逆転!
そのまま試合終了で徹選手がポイント4-2で優勝!




徹選手は3試合中2試合を極めて勝ち、ADCCベスト4の実力を存分に発揮しての優勝でした。



★次回のレポートはGi無差別をお届けします!



photo and text by Takashi Umezawa


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