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2010年10月17日

DEEP X 06:オープニングファイト

DEEP X 06では本戦の前にオープニングファイトとして全4試合が組まれました。

名前からすると前座的な試合かと思われるかもしれませんが、選手の実績をみるとプロシューター、サンボ王者、アブダビプロ柔術入賞者など、本戦に出場しても遜色ない実力を兼ね備えた選手ばかり。

今大会の本戦に出場しているクレベル・コイケや佐々木憂流迦選手らもオープニングファイト出場経験者で、オープニングファイトでの試合が評価されて本戦出場になりました。

また柔術スーパートーナメントに出場した大内敬選手、中塚靖人選手、嶌崎公次選手と半数近くがオープニングファイト出場経験者で占められています。

このように将来有望な選手が出場しているのがオープニングファイトなので前座とはいえ見逃せないことでしょう。

もちろん試合内容も非常に見ごたえあるものとなりました。

それでは早速試合の様子をお伝えします!



<第1試合 73kg契約 5分1ラウンド>
チーゾム・オーロ(パラエストラ吉祥寺/アメリカ) 
VS 
山本龍之介(GROUND CORE/グラップリングツアー代表選手)






中部地区で強豪として知られる山本選手がDEEP Xデビュー。
試合開始後に引きこむと速攻で腕十字が炸裂!




0:38 腕ひしぎ十字固めで山本選手の勝利となりました。




<第2試合 88kg契約 5分1ラウンド>
KIKU☆RIN(フリー/サンボ全日本王者) 
VS
斎藤淳(アクシス柔術アカデミー)

サンボ全日本王者のKIKU☆RINがパスガードを決めます。




そしてネックロック!




しばらく耐え続けた斎藤選手でしたが2:33敢え無くタップでKIKU☆RINの一本勝ちとなりました。




<第3試合 オープニングセミ 62kg級契約 5分1ラウンド>
猿飛流(REDIPS/プロシューター) 
VS
高橋正典(トライフォース秋葉原)

先日のCOPA REDIPSで圧倒的な強さでギ、ノーギともに制覇した猿飛流がパスガードを狙う展開になりました。


しばらくは互角の攻防が続きましたが、パスガードをした猿飛流がバックからのチョークスリーパーを仕掛けます。




これががっちり極まり4:10 チョークスリーパーで猿飛流の一本勝利!




<第4試合 オープニングメイン 75kg契約 5分1ラウンド>
松本崇寿(パラエストラ八王子/元スーパー高校生) 
VS
AB(和術慧舟會駿河道場/パンクラシスト)
今年のアブダビプロ柔術で3位入賞の松本選手がAB選手を引き込みます。




ガードからのアタックは松本選手の得意な展開ですが、AB選手は足関節を狙いペースを握らせません。




終盤なんとかスイープに成功する松本選手。




そのままポイント2−0で試合終了!接戦をものにした松本選手が勝利しました。


4試合中3試合が一本勝ちで観客も盛り上がり、その後の本戦へと続くのでした。



photo and text by Takashi Umezawa



©Bull Terrier Fight Gear
www.b-j-j.com


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この記事へのコメント

1. Posted by 通りすがり   2010年10月17日 12:21
5 松本選手の所属が王子になってます。北区ですね!
記事をいつも楽しみにしています。
これからも頑張って下さい!

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