2010年11月26日
ヒクソン杯2010:アダルト黒帯レーヴィ級試合レポート
ヒクソン杯アダルト黒帯のレポートはこれでラストとなる黒帯レーヴィ級です。
日本人4名がエントリーしたこの階級は新鮮な顔合わせが実現し、試合数が少ないながら興味ふかい対戦が組まれました。
その3試合を紹介しましょう。
まずは初対戦となる金子竜也選手と光岡祥之選手の試合です。
金子選手は先日のアジアオープンでアダルト茶帯レーヴィ級準優勝をしており、その結果黒帯に昇格しています。
黒帯としては10月に開催されたDEEP Xのアジア最強柔術トーナメントですでに試合をしていますが、その時は嶌崎選手に惜しくも敗れてしまいました。
今回は黒帯初勝利がかかる試合でやや緊張した面持ちでした。
対する光岡選手はプロ柔術MATSURIでメインをつとめるなどプロアマ問わず積極的に試合をしています。
黒帯になってからはやや苦戦が続いていますが2008年の全日本マスター&シニア選手権ではマスター茶帯メジオ級を優勝した実績があります。

<レーヴィ級一回戦>
金子竜也(パラエストラ)
VS
光岡祥之(藤田柔術平田道場)
光岡選手が飛びつきクロスで試合スタート!
日本人4名がエントリーしたこの階級は新鮮な顔合わせが実現し、試合数が少ないながら興味ふかい対戦が組まれました。
その3試合を紹介しましょう。
まずは初対戦となる金子竜也選手と光岡祥之選手の試合です。
金子選手は先日のアジアオープンでアダルト茶帯レーヴィ級準優勝をしており、その結果黒帯に昇格しています。
黒帯としては10月に開催されたDEEP Xのアジア最強柔術トーナメントですでに試合をしていますが、その時は嶌崎選手に惜しくも敗れてしまいました。
今回は黒帯初勝利がかかる試合でやや緊張した面持ちでした。
対する光岡選手はプロ柔術MATSURIでメインをつとめるなどプロアマ問わず積極的に試合をしています。
黒帯になってからはやや苦戦が続いていますが2008年の全日本マスター&シニア選手権ではマスター茶帯メジオ級を優勝した実績があります。

<レーヴィ級一回戦>
金子竜也(パラエストラ)
VS
光岡祥之(藤田柔術平田道場)
光岡選手が飛びつきクロスで試合スタート!

そして三角絞めを狙っていきます。
この状態がしばらくの間続きました。

危うく一本取られる場面を回避した金子選手が5分過ぎに反撃のパスガード!

さらにマウントやアームロックで逆に一本を取りかけるなど試合中盤から後半にかけて優位に試合を進めます。

最終的にはポイント15-0で金子選手が勝利し決勝進出です!
1回戦もう1試合は関口和正選手と小笠原誠選手の対戦。
関口選手は今までペナ級を自階級としてきましたが、今年からレーヴィ級に階級アップ。
ムンジアルではギルバート・ドゥリーニョ・バーンズにアドバンテージ差で敗れたものの、世界のトップと肉薄する試合を展開しました。
ムンジアル以降は、全日本マスター&シニアでシニ2黒帯アブソルート級優勝、DEEP Xのアジア最強柔術トーナメントで3位入賞しています。
対する小笠原選手は9月のアジアオープンまでは茶帯でしたが、その後黒帯に昇格。
タイオープンでは早速優勝を果たしておりのぼり調子であることは間違いないでしょう。

<レーヴィ級一回戦>
関口和正(PUREBRED)
VS
小笠原誠(台湾BJJ)
試合開始直後、関口選手が引き込みます。

そしてすぐさまスイープ!

さらにはバックも取得し関口選手が終始試合をコントロールし続ける展開となりました。

ポイント6-0で関口選手が勝利し決勝戦進出!

<レーヴィ級決勝戦>
関口和正(PUREBRED)
VS
金子竜也(パラエストラ)
関口選手が引きこんでシッティングガードの体勢を取ります。

対する金子選手はパスガードに定評があり、クロスニーパスなどで攻めていきます。

試合中盤まではポイント0-0で互角の展開が続きますが、関口選手がスイープするとパスガード、マウントと一挙に9ポイントを取得します。

最後は駄目押しで三角絞めでキャッチしたところで試合終了。
関口選手が2試合を勝ち抜きアダルト黒帯レーヴィ級を制しました!
text and photo by Takashi Umezawa

©Bull Terrier Fight Gear
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