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2011年01月07日

ルチャリブレのグラップリングテクニック!

メキシコのプロレス、ルチャリブレ。

日本語にすると「自由への闘い」と訳されることが多いですが、実はフリースタイル・レスリングという意味が正しいらしいです。

ルチャがレスリング、リブレがフリーという意味の単語ですね。

ルチャといえば派手な空中戦がばかりが注目されがちなのですが、そのグラウンド・テクニックも独自のテクニックが多々あって興味深いところ。

スペイン語で“鍵”という意味のジャベと呼ばれるルチャの関節技の数々は日本のプロレスでは見られない複雑な仕掛け方でどうやってかけるのかわからないテクニックも少なくありません。

そんな中、ルチャのグラウンド・テクニックを満載した教則本がメキシコで発売されました。

それがこの本、そのものズバリ「ルチャリブレ」です!

テクニック紹介は初代タイガーマスクと戦ったことで知られる“太陽仮面”エル・ソラール。

表紙からドーン!とソラールを大フューチュア。

なんとまるまる1冊、オールカラーでソラールがルチャの奥義のテクニックを伝授してくれてます。



“太陽仮面”エル・ソラール直伝のルチャ教則本!






中身はオールカラーの豪華版。
解説画像も豊富で見やすく複雑なテクニックも丸わかり!



そのほとんどはいわゆる“プロレス技”ではあるのですが、そのまま柔術やグラップリングで実用可能なテクニックもあったので、その1つを紹介したいと思います。



バックの状態から。




相手の腕を取り、




またぎます




腕を両膝で挟み、




手首を握ったまま半転




そのまま前傾姿勢になり




相手のワキから手を差し入れて




背中越しに前転します
前転する際に足でフックした腕が抜けないように注意!




前転したらワキから腕をさらに差し入れていき




相手の肩をマットに着けます




ワキから左手と頭を出して




両手をクラッチしてツイスターを極めます。



これはラ・マヒストラルとグランドコブラ(ツイスター)の複合技といったところでしょうか。

両肩がマットに付いてるので3カウントも狙えるし、そのまま絞め続ければギブアップも狙えるという合理的なテクニック。

これを仕掛けるときにスピーディにやるとプロレスごっこ的な感じでかなりテンションがアガるいいテクニックなので、ぜひ試してみて下さい!




技の受け手:成田小夜子(左/ジュエルス格闘技スタジオ@MUSE)
実演:湯浅麗歌子(右/ポゴナ・クラブジム)




©Bull Terrier Fight Gear
www.b-j-j.com



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この記事へのコメント

1. Posted by プロレス   2011年01月07日 00:58
柔術で頭を抱えてのツイスターは有り?

ルール的にはギを引っ張る形ならOKのような?

2. Posted by Kinya   2011年01月07日 01:43
ツイスターは反則ですよね。
ですがこの状態から襟を握っての絞めならOKでしょう!

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