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2010年12月29日

ドゥマウ・ジャパンオープン2010:マスター黒帯レーヴィ級

ドゥマウ・ジャパンオープン、黒帯レーヴィ級は変則三つ巴戦となりました。

廣瀬選手は9月に行われたIBJJF主催アジアオープン2010でマスター黒帯レーヴィ級を優勝しています。

今年はBJJFJ全日本選手権でヘナート・シウバに敗れたものの、日系ブラジリアンにことごとく勝利してきており、今回もブラジリアンキラーぶりを発揮するかに注目が集まります。

一方のサントスは柔術黒帯で戦極などでも活躍している総合格闘家ホドリゴ・ダムが主宰するアカデミーDamm Fight Japanの所属です。

10月に行われた群馬オープン2010ではマスター黒帯レーヴィ級&アブソルート級で優勝しています。



<一回戦>
廣瀬貴行(パラエストラ葛西)
VS
エヴァルド・サントス(Damm Fight Japan)
廣瀬選手が引きこんで試合スタート。
サントスは強引に廣瀬選手の体を潰してパスガードを狙います。






廣瀬選手はサントスの猛攻をしのぎ、巧みな足さばきでサントスを浮かせまてスイープ!




ですが、サントスも即座に体制を立て直したため、廣瀬選手のアドバンテージ止まりでポイントは与えません。




廣瀬選手は再度スイープを仕掛け,
これが見事に決まり2ポイントを先制。




その後、もう1度スイープを決めた廣瀬選手がポイント4-0で廣瀬選手が決勝進出。




<一回戦>
エヴァルド・サントス(Damm Fight Japan)
VS
ヨースキ・ストー(グレイシーバッハ愛知)
変則三つ巴戦のため、サントスは反対ブロックのヨースキと対戦。
勝てば廣瀬選手にリベンジのチャンスです。




サントスが引き込みます。




しかしヨースキがパスガードの猛攻。
ヨースキにアドバンテージが入ります。




さらにバックなども狙うヨースキ。
ポイントにはなりませんがアドバンテージを追加します。
サントスがバックを嫌ったところでヨースキは再度パスガードを仕掛けます。
ここでアドバンテージ3-0でヨースキがリード。




試合時間残り僅かでサントスも足関節を狙う見せ場を作りましたが万事休す。




ヨースキがアドバンテージ3-0で決勝進出です!




<決勝戦>
廣瀬貴行(パラエストラ葛西)
VS
ヨースキ・ストー(グレイシーバッハ愛知)
決勝戦はアジアオープン2010マスター黒帯レーヴィ級決勝と同じカードになりました。
前回は廣瀬選手が勝利し、優勝を手にしています。
ヨースキはリベンジなるでしょうか?
廣瀬選手が引きこんで試合が始まります。
この展開で一進一退の攻防が2分半近く続きました。




均衡を破ろうとヨースキが
パスガードにいったところを廣瀬選手がスイープ!
廣瀬選手が2ポイントを先制。




そのポイントが決め手となり2-0で廣瀬選手が優勝を果たしました!
廣瀬選手はこれでヨースキ相手に2連勝。
ヨースキは「また負けた!」と悔しがっていたのが印象的でした。




マスター黒帯レーヴィ級表彰台
優勝  廣瀬貴行(パラエストラ葛西)
準優勝 ヨースキ・ストー(グレイシーバッハ愛知)
3位  エヴァルド・サントス(Damm Fight Japan)



photo and text by Takashi Umezawa




©Bull Terrier Fight Gear
www.b-j-j.com


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