2011年01月17日
btbrasil at 16:55 Permalink
リアルキングトーナメント:ウェルター級(-77kg)の試合レポート
東京・浅草の台東リバーサイドスポーツセンター柔道場で開催されたブルテリア主催「リアルキングトーナメント」。
今大会には賞金トーナメントで昨年も開催され多くの強豪選手がエントリーし豪華なトーナメントになりました。
今年も昨年以上の豪華トーナメントになりプロで行われてもおかしくない顔合わせが続出し興味深い試合が多く行われました。
これから数回に渡ってリアルキングトーナメントを詳細にレポートしたいと思います。
まずは5名がエントリーしたウェルター級の模様からお届けいたします。
ウェルター級の1回戦は岡本裕士(RJJ) VS 桜田良彦(MAX柔術アカデミー)の試合です。
岡本選手は昨年のヒクソン杯で強豪ラルフ・ゴーから一本勝ちし、アダルト茶帯レーヴィ級を優勝、黒帯昇格を果たしました。
今回は上衣を着用しての参戦です。
桜田選手はADCC関東大会アダルト インターミディエイト 71kg級で優勝の経験があるなどの実績があります。
まずは桜田選手が引き込みます。
今大会には賞金トーナメントで昨年も開催され多くの強豪選手がエントリーし豪華なトーナメントになりました。
今年も昨年以上の豪華トーナメントになりプロで行われてもおかしくない顔合わせが続出し興味深い試合が多く行われました。
これから数回に渡ってリアルキングトーナメントを詳細にレポートしたいと思います。
まずは5名がエントリーしたウェルター級の模様からお届けいたします。
ウェルター級の1回戦は岡本裕士(RJJ) VS 桜田良彦(MAX柔術アカデミー)の試合です。
岡本選手は昨年のヒクソン杯で強豪ラルフ・ゴーから一本勝ちし、アダルト茶帯レーヴィ級を優勝、黒帯昇格を果たしました。
今回は上衣を着用しての参戦です。
桜田選手はADCC関東大会アダルト インターミディエイト 71kg級で優勝の経験があるなどの実績があります。
まずは桜田選手が引き込みます。
そして岡本選手が得意とする袖車が炸裂!
ギを有効利用した仕掛けです。
桜田選手は上下入れ替えますが岡本選手は袖車の体勢を崩すことができず。
桜田選手はタップせずそのまま失神してしまい、岡本選手が袖車で一本勝ち!
準決勝進出です。
そして1回戦シードのサトシが準決勝から出場。
ホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ) VS 岡本裕士(RJJ)の試合です。
ギありでは何度も対戦している両者。
その全試合でサトシが勝利しています。
ですが今回はグラップリングの試合で勝手が違います。
どのような試合になるでしょうか?
テイクダウンに成功したサトシが強引にパスガードを狙います。
岡本選手は組み付いて体勢を立て直そうとしますがサトシは首を抱えてこれをガード。
サトシは立ち上がると一気にジャンプして三角の体勢へ!
かなりのスピードで会場がどよめきました。
その三角絞めでサトシが一本勝利。
決勝進出を果たしました。
準決勝のもう1試合は神田崇広(グラバカ) VS 中倉三四郎(パラエストラ川越)です。
神田選手は昨年の同トーナメントで準優勝、中倉選手はブラジリアン柔術では昨年の東京国際アダルト紫帯アブソルート級優勝など、出場する大会はかなりの高確率で優勝しています。
ノーギの試合も最近はこなすようになってきており、パンクラスの北岡悟選手などとも対戦経験があります。
神田選手が引き込みます。
下から腕を狙う神田選手。
ポジショニングでは中倉選手がバックを奪われかける場面も。
しかしこの窮地を脱するとパスガードした中倉選手が横三角へ。
これが極まり一本勝ちで中倉選手が決勝進出!
<決勝>
ホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ)
VS
中倉三四郎(パラエストラ川越)
両者は初対戦。実力者同士の対戦で注目が集まります。
まずはサトシがテイクダウンを奪い、2ポイント先制。
その後サトシが飛びついてバックの体勢へ。
場外際の攻防だったため一旦中央に戻されますが、サトシがきっちりバックを奪いポイント6-0に。
中倉選手は体をうまく使いエスケープします。
しかしサトシはしつこく追いかけていきマウントの体勢へ。
マウントから三角絞め!
三角絞めはなんとか逃れようと俯せになった動きに合わせてサトシが腕十字に移行。
1:39、サトシが腕十字で一本勝ち。
トーナメント優勝を果たしました!
ウェルター級(-77kg)
優勝 ホベルト・ソウザ(ボンサイ柔術)
準優勝 中倉 三四郎(パラエストラ川越)
3位 岡本 裕士(RJJ)、神田 崇広(GRABAKAジム)
photo and text by Takashi Umezawa
©Bull Terrier Fight Gear