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2011年01月18日

リアルキングトーナメント:ミドル超級(+77kg)の試合レポート

本日は3名がエントリーしたミドル超級(+77kg)の模様をお届けいたします!

まずは1回戦の佐藤信宏(名古屋ブラジリアン柔術アカデミー) VS 荒井勇二(MAX柔術アカデミー&ヨガスタジオ)の試合から。

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佐藤選手は柔道ベースの選手でこれまでに全日本修斗グラップリングライトヘビー級優勝や、グラップリングツアーエキスパートクラス アダルト81kg以下級優勝の実績があります。

かつてはマルキーニョスとのグラップリングでの対戦経験もあり、この試合に勝利して決勝進出すればリベンジのチャンスです。

荒井選手はADCC2009日本代表の実績がありグラップリングのみならず柔術のトーナメントにも積極的に参戦し好成績を収めており、若いながらも経験豊富な選手。

DEEP Xにも出場したことがあり紫帯とはいえトップアマと言っていいでしょう。



佐藤信宏(名古屋ブラジリアン柔術アカデミー)
VS
荒井勇二(MAX柔術アカデミー&ヨガスタジオ)







荒井選手が試合開始早々テイクダウンに成功。
2ポイントを荒井選手が先制します。




パスガードを仕掛ける荒井選手に対し佐藤選手は反撃のチャンスを窺います。




お互い決め手を欠きながら試合終了までこの攻防が続き荒井選手がポイント2-0で勝利。
決勝進出を果たしました。



この結果により決勝戦は1回戦シードだったマルキーニョス・ソウザ(ボンサイ)と荒井選手の対戦に。

国内のグラップリング、柔術ともに自階級で圧倒的な強さを誇るマルキーニョス。

念願だった総合デビュー戦が大会キャンセルで延期になり急遽大会出場となりました。




試合が始まると荒井選手は簡単には組み付こうとせず、マルキーニョスの周りを円を描くように回って撹乱。




距離を縮めるとテイクダウンのプレッシャーを与える荒井選手。
マルキーニョスが膝を付くような場面も見られ、荒井選手がアドバンテージの先制!




しかしマルキーニョスも負けじとテイクダウン!
2ポイント奪取。




ここからはマルキーニョスの独壇場。
畳み掛けるようにバックも奪いマルキーニョスがポイントを重ねていきます。




ポジションだけでなく、一本を取るべく腕や首を狙っていくマルキーニョス。




荒井選手は一旦エスケープするものの、この後再度バックを取られポイント10-0でマルキーニョスがリード。




最後まで一本を狙いながら三度目のバックポジション。
ここで試合終了になり14-0でマルキーニョスが勝利。




ミドル超級トーナメントの優勝を果たすも一本で極めれずに無念そうな表情のマルキーニョスでした。




ミドル超級(+77kg)
優勝  マルキーニョス・ソウザ(ボンサイ柔術)
準優勝 荒井 勇二(MAX柔術アカデミー)
3位  佐藤 信宏(名古屋ブラジリアン柔術クラブ)



photo and text by Takashi Umezawa



©Bull Terrier Fight Gear


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