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2011年01月21日

リアルキングトーナメント:ライト級(-69kg)の試合レポート・その1

本日は8名がエントリーしたライト級トーナメントの一回戦の模様をお届けします!

昨年の優勝者八隅選手を筆頭にいま最も勢いのある急成長中のグラップラー、佐々木選手に柔術黒帯プロシューター、廣瀬選手、そして悪童日系ブラジリアン・クレベルなど誰が優勝してもおかしくない層の厚いメンバーが揃いました。

<一回戦>
八隅孝平(ロータス)
VS
田中洋輔(REDIPS)

八隅選手は国内においてこの階級の第一人者。ADCC日本代表などの肩書きをもち、優勝候補筆頭です。

昨年も今トーナメントを優勝しています。

田中選手は昨年の東日本アマチュア修斗ライト級で優勝を果たし、プロシューターに昇格を果たしている選手です。

実績的には八隅選手に歩がありそうですがどのような試合になるでしょうか?



八隅選手がテイクダウンで2ポイントを先制します。






さらにパスガードもきめて5-0と八隅選手がリード。
一旦はガードに戻す田中選手ですが、終盤バックに回られてしまいます。




ポイント9-0で八隅選手が勝利!準決勝進出です。




<一回戦>
武政欽哉(フリー)
VS
廣瀬貴行(パラエストラ葛西)

武政選手は所属がフリーということもあり、これまでの大会で見かけたことはありませんでした。

この過酷なトーナメントにエントリーするぐらいですから未知なる強豪と言えるでしょう。
一方の廣瀬選手は昨年はブラジリアン柔術の試合に積極的に参戦しています。

BJJFJ全日本選手権こそヘナート・シウバに敗れアダルト黒帯レーヴィ級の優勝を逃すも続くアジアオープンではマスター黒帯レーヴィ級を制し、年末のDUMAUでも日系ブラジリアン二人を降して優勝を果たしています。




廣瀬選手は引きこむやスイープを狙います。




しばらく耐えた武政選手、下からギロチンなどを狙うもスイープされきってしまい、廣瀬選手に2ポイントが与えられました。




終盤は武政選手が攻撃的に下から仕掛け極めを狙うも不発。




ポイント2-0で廣瀬選手勝利!
準決勝では八隅選手と対戦です。



<一回戦>
クレベル・コイケ(ボンサイ)
VS
早坂俊明(パラエストラ仙台)

クレベルはプロ興行DEEP Xの経験もあり、昨年は八隅選手と対戦済み。

今回は決勝までコマを進めればリベンジのチャンスです。

対する早坂選手はベテランプロシューター。

好勝負が期待されます!



クレベルはテイクダウンで2ポイントを先制すると、その後の試合を完全に支配。
マウントやパスガードを次々ときめていきます。




一本こそ極めれませんでしたがポイント16-0でクレベル勝利!




<一回戦>
中塚靖人(グレイシーバッハ東京)
VS
佐々木憂流迦(和術慧舟會駿河道場)
中塚選手はノーギの実績もありますが、ブラジリアン柔術では昨年のパン選手権、ムンジアルの茶帯ペナ級で3位という好成績を収めています。
佐々木選のノーギでの実績はもはや言うまでもないでしょう。塩沢正人、戸井田カツヤ、松本義彦など錚々たる顔ぶれから勝利しています。
昨年も本トーナメントに参戦しており、優勝した八隅選手に惜しくも敗れ3位という結果でした。
今年はリベンジが期待されます!
お互いDEEP Xの出場経験もあり、プロ興行で実現してもおかしくないカードでした。




中塚選手が引き込み、佐々木選手はそれにあわせてパスガードを狙うという展開で試合が始まりました。




下から煽ってスイープを狙う中塚選手に対し、佐々木選手バランスを取って上手くディフェンス。




そしてチャンスとみるや一気にパスガード!
佐々木選手が3ポイントを先制です。





腕十字などを狙う佐々木選手。




しかしこれはフェイントだったようでチョークに切り替えると中塚選手は無念のタップアウト。




佐々木選手が一本勝ちで準決勝進出。
準決勝はクレベルと対戦です!



★次回は準決勝、決勝の模様をお届けします!



photo and pics by Tkashi Umezawa




©Bull Terrier Fight Gear


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