2011年01月23日
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リアルキングトーナメント:フェザー級(-62kg)の試合レポート・その1
ウェルター級、ミドル超級、ライト級と続いたリアルキングトーナメントレポートですが、最後はフェザー級トーナメントを二回に渡りお届けしたいと思います!
リアルキングトーナメントの中で最大人数となる9名がエントリーしたフェザー級は現役パンクラス王者、プロシューター、DEEPフューチャーキングなど強者揃い。
今回のトーナメントで優勝を予想するのが最も難しい階級でした。
それでは早速試合の模様をお届けします!
<一回戦>
桑原悠(PUREBRED大宮)
VS
江崎壽(パラエストラ札幌)
プロシューターの桑原選手に対するはムンジアル参戦経験もあり、豊富な経験を誇る江崎選手が相手です。
江崎選手が引き込んでアームロックを狙います。
リアルキングトーナメントの中で最大人数となる9名がエントリーしたフェザー級は現役パンクラス王者、プロシューター、DEEPフューチャーキングなど強者揃い。
今回のトーナメントで優勝を予想するのが最も難しい階級でした。
それでは早速試合の模様をお届けします!
<一回戦>
桑原悠(PUREBRED大宮)
VS
江崎壽(パラエストラ札幌)
プロシューターの桑原選手に対するはムンジアル参戦経験もあり、豊富な経験を誇る江崎選手が相手です。
江崎選手が引き込んでアームロックを狙います。
体を入れ替えて腕十字の体勢へ。
江崎選手の腕十字が極まり桑原選手はタップ。
腕十字で江崎選手が勝利しました!
次はシードの木内康選手(名古屋ブラジリアン柔術クラブ)対戦です!
<一回戦>
清水清隆(SKアブソリュート)
VS
濱崎一登(ロータスパラエストラ世田谷)
清水選手は現役のパンクラス王者で、今大会では優勝候補の一角と予想されます。
対する濱崎選手は実績では格上の清水選手にどのような戦いを見せるでしょうか。
清水選手がその高いフィジカルを利用してパスガードを狙い、濱崎選手はガードからアタックを仕掛ける展開になりました。
逆にカウンターで清水選手がパスガード!ポイントこそなりませんがアドバンテージを1つ得ます。
ポイントこそなりませんでしたがアドバンテージ1-0で清水選手勝利!準決勝進出です。
<一回戦>
坂本純(トライフォース)
VS
山田武志(PUREBRED大宮)
坂本選手は柔道ベースでブラジリアン柔術では紫帯を巻く強豪です。
対する山田選手はプロシューターでもあるベテランの柔術家で10年ほど前にはパン選手権アダルト青ガロ、全日本選手権紫ガロを優勝するなどの実績があります。
引き込んだ山田選手に対し、ガードの体勢を崩しつつ腕を極めにかかる坂本選手。
アドバンテージを先制します。
次に今度は山田選手が反撃に出てバックを狙います。
アドバンテージが入り同点になりますが坂本選手は首を抱えてパスガード。
ポイントにはなりませんが、アドバンテージが入ります。
このまま試合終了し、アドバンテージ2-1で坂本選手勝利!
<一回戦>
小塚誠司(FREEDOM@OZ)
VS
榎本悟(PUREBRED川口REDIPS)
ベテランプロシューターの小塚選手に対するは、今この階級で最も勢いに乗っているといっても過言ではない榎本選手。
榎本選手もプロシューターであり、今年は新人王を目指す立場にいる有望選手です。
試合は最後まで両者スタンドの攻防となりました。
ポイント、アドバンテージともに入らずレフリー判定で榎本選手が勝利!
両者一歩も引かない攻防だったため難しい判定となりましたが、榎本選手が見事に準決勝進出を果たしました。
<二回戦>
木内康(名古屋ブラジリアン柔術クラブ)
VS
江崎壽(パラエストラ札幌)
かつてDEEP Xで佐々木憂流迦選手との対戦経験もある木内選手。その高い技術は佐々木選手ですらパスをすることができませんでした。
江崎選手は一回戦で桑原選手を腕十字で秒殺、勢いに乗っています。
木内選手がガードから腕を狙いつつスイープも仕掛ける高度なテクニックを見せます。
スイープがきまり木内選手が2ポイントを先制。
ですが江崎選手もすぐさまスイープのお返し!
ポイント2-2の同点に並びます。
ガードに戻った木内選手ですが、江崎選手が不用意に手を出したところを逃さず極めにかかります。
腕は極まりませんでしたがバックに回ってチョーク!
江崎選手はたまらずタップ。
木内選手が一本勝ちで準決勝進出を果たしました!
★次回はフェザー級準決勝、決勝の模様をお届けします!
photo and text by Takashi Umezawa
©Bull Terrier Fight Gear