2011年02月18日
ヨーロピアン選手権2011:アダルト茶帯ペナ級 塚田市太郎選手準優勝!
塚田選手は国内では毎月のように試合をこなし、会場で見かけないことは殆どありませんでした。
昨年だけでも大小問わず様々な大会で入賞しています。
主な実績としては昨年のBJJFJ全日本選手権アダルト茶帯ペナ級準優勝などです。
2009年にはムンジアルにも参戦しており、海外での試合も経験済み。
塚田選手は昨年末に黒帯に昇格しており、アダルト黒帯ペナ級の参戦も検討されましたが、茶帯のラスト試合と決めてヨーロピアン選手権に乗り込んできました。
有終の美を飾り、黒帯の船出をきることができるでしょうか?
<一回戦>
一回戦はかなりの激戦となりました。
昨年だけでも大小問わず様々な大会で入賞しています。
主な実績としては昨年のBJJFJ全日本選手権アダルト茶帯ペナ級準優勝などです。
2009年にはムンジアルにも参戦しており、海外での試合も経験済み。
塚田選手は昨年末に黒帯に昇格しており、アダルト黒帯ペナ級の参戦も検討されましたが、茶帯のラスト試合と決めてヨーロピアン選手権に乗り込んできました。
有終の美を飾り、黒帯の船出をきることができるでしょうか?
<一回戦>
一回戦はかなりの激戦となりました。
序盤パスガードのアドバンテージで先制する塚田選手ですが、直後に一発マウントでテイクダウンとマウントの6ポイントを献上してしまいます。
しばらく相手選手の猛攻に耐えつつエスケープ成功!
怒涛の反撃を始める塚田選手。
まずはパスガードを決めて3ポイント、その後マウントもとり逆転!
なんと6ポイント差をひっくり返し7-6で勝利!
塚田選手が二回戦進出を決めました!
<二回戦>
二回戦はアリアンシノ選手と対戦。
引き込まれるもスイープで先制。
その後もパスガードなどで次々と加点し、圧勝で準決勝進出!
<準決勝>
準決勝の相手はチアゴ・レモス(ルイスパウロJJ)でした。
チアゴはシッティングガードをとり、塚田選手を挑発します。
塚田選手はクロスニーパスを仕掛け、そのたびにアドバンテージを奪います。
中盤までアドバンテージ5-0でリード!
なんとか明確なポイントを取りたい塚田選手は渾身のパスガード決めて3-0とします。
さらにバックにつこうとしたところで試合終了。
ポイント3-0で塚田選手勝利!
決勝進出です!
<決勝>
決勝戦の相手はイタリア人のシモーネ・フランセスシニ(TribeJJローマ)です。
塚田選手が引き込みます。
シモーネはクロスニーパスを仕掛け、塚田選手はスイープ狙いです。
塚田選手がスイープにいこうとしたところで、神業的スピードでシモーネが塚田選手のバックに回り一気に送り襟絞め!
塚田選手はたまらずタップ。
シモーネが一本勝ちで優勝!
決勝は残念な結果に終わりましたが、塚田選手は3試合を勝ち抜き準優勝という素晴らしい結果を残しました!
<アダルト茶帯ペナ級>
優勝 シモーネ・フランセスシニ(TribeJJローマ)
準優勝 塚田市太郎(ダムファイトジャパン)
3位 ハファエル・ポルト(プライドチーム)、チアゴ・レモス(ルイスパウロJJ)
ヨーロピアン選手権入賞という形で茶帯生活を終えた塚田選手。
これからは黒帯ペナ級で世界のトップ選手と凌ぎを削ります!
そして塚田選手の黒帯デビュー戦が決定!
2/20に浅草・台東リバーサイドで開催されるドゥマウ東京に出場します。
相手は国内トップの中村大輔選手(グラバカ)です!
果たして黒帯初勝利なるか?!
photo and text by Takashi Umezawa
©Bull Terrier Fight Gear