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2011年02月19日

明日開催!「DUMAU JIU JITSU TOKYO CHAMPIONSHIP 2011」

いよいよ明日の開催となったドゥマウ初の東京大会「DUMAU JIU JITSU TOKYO CHAMPIONSHIP 2011」。

今大会は東京初開催ということと階級分けが通常のものと違い、ややわかり辛いものだったので選手が集まるか不安があったのですが、その心配は杞憂に終わり約150人もの出場者がありました。

やはり各色帯別のMVPに来月LAで開催のパン選手権の無料航空券、また各トーナメントの優勝者にキモノ贈呈という最近の大会には珍しい大盤振る舞いが功を奏したのでしょうか?!

この各色帯ごとにMVPを選出して無料航空券贈与というのは参加者が少ない上の帯になればなるほど獲得確率はアップ。

黒帯では出場者は6人でその中からMVPが選ばれるのだから確率は6分の1、6人に1人が無料航空券獲得できてしまいます。

茶帯でも15人で無料航空券獲得確率は15分の1という高確率。

もちろん紫帯、青帯でもMVPが選出され無料航空券獲得対象となっています。

誰がパン選手権の無料航空券を獲得するのか要注目です!

それでは黒帯出場の選手紹介と見所紹介をしたいと思います。



まずはドゥマウの大会常連のマルキーニョス・ソウザ(ボンサイ)と嶌崎公次(クラブバーバリアン)のメイオペサード級の一戦。

この両者はちょうど1年前のドゥマウ愛知大会で戦い、マルキーニョスが一本勝利を果たしていますが、その再戦となります。

今大会にマルキーニョスがエントリーしてるのを知った嶌崎選手がリベンジするべくあえて上の階級に出場し対戦が実現しました。

嶌崎選手は仕事の都合で昨年末から関東に出張滞在していましたが2月いっぱいで富山に戻るとのことなのでまたしばらくは試合から離れることと思われます。

マルキーニョスはドゥマウの招待でヨーロピアンに出場したのは記憶に新しいところですが、その試合では惜しくも初戦敗退となってしまいました。

ヨーロピアンから一ヶ月も経っていないですがパン選手権出場を目論んでの今大会出場です。



マルキーニョス・ソウザ(ボンサイ)




嶌崎公次(クラブバーバリアン)



メイオペナ(ギ込み73kg以下)で対戦するのは今大会で黒帯デビュー戦となる塚田市太郎選手(ダム・ファイトチーム)と国内トップの一角である中村大輔選手(GRABAKA柔術クラブ)。

塚田選手は色帯時代から国内外の大会に出場しまくって経験を積んできました。

マルキーニョスと同じく塚田選手もドゥマウの招待でヨーロピアンに出場し茶ペナで準優勝を果たし満を持して黒帯を巻き、この試合に挑みます。

対するはすでに黒帯で多くの実績を残す中村大輔選手。

プロ柔術「Gi2009」やアジアオープンでの優勝などビッグタイトルを獲得しており、すでに強豪として知られている選手です。

最近は某キモノメーカーの営業として都内各所の道場に足しげく営業に通いながらそのまま練習という独自の練習スタイルで活動の幅を広げています。

黒帯デビューの塚田選手が中村選手にどう挑むかに注目です!




中村大輔選手(GRABAKA柔術クラブ)




塚田市太郎選手(ダム・ファイトチーム)



今大会唯一のアスター黒帯の試合であるクリスチアーノ上西(AXIS柔術アカデミー)とクリスチアーノ・カリオカ(カリオカチーム)の一戦。

この両者は過去にちょっとした因縁があります。

昨年末のドゥマウ上尾大会で対戦したのですが、その階級別では上西が引き込んだ際に2ポイントを取られたことに不満を持ち試合放棄。

続くアブソでカリオカにリベンジして1勝1敗という戦績です。

★その試合詳細はコチラから!

そして今回の試合が1勝1敗からの決着戦ともいうべき因縁マッチ!

これは必見です!



クリスチアーノ上西(AXIS柔術アカデミー)




クリスチアーノ・カリオカ(カリオカチーム)



女子の試合の見所も紹介しておきましょう。

女子は茶、紫、青とすべてワンマッチ決勝です。

エントリーリストには出ていたハワイのマウイ柔術からの出場予定だった山本姉妹がフライトの関係で出場キャンセルになってしまいました。

茶帯は八木沼志保選手(アンプラグド国分寺)と富松恵美選手(パラエストラ松戸)の対戦です。



八木沼志保選手(アンプラグド国分寺)




富松恵美選手(パラエストラ松戸)



紫帯は湯浅麗歌子選手(ポゴナ・クラブジム)と高橋美季選手(ヒロブラジリアン柔術アカデミー)の初対決が実現。

湯浅選手は柔術、グラップリングで活躍中で昨年、紫帯に昇格したばかり。

昨年末のドゥマウの大会にもエントリーしていましたが対戦相手不在で優勝認定になっていました。

対戦相手の高橋選手はラバーガードで有名なあのエディー・ブラボーの元で練習していたこともある実力者。

ですが日本の試合に出るのは実に2年ぶりとのことで試合ブランクが気になりますが、久々の国内試合なので期待したいと思います。



湯浅麗歌子選手(ポゴナ・クラブジム)




高橋美季選手(ヒロブラジリアン柔術アカデミー)



青帯は浜松在住の香港人、ユー・インチャウ(ボンサイ)と井元涼子選手(ポゴナ・クラブジム)の対戦です。

ユー・インチャウは秋(アキ)のニックネームで浜松のブルテリアで店員をしながらボンサイで練習している柔術留学生。

秋は今年1月に来日し、これが来日後初試合になります。

昨年のアジアオープンにも香港から単身来日し出場していましたが階級別・無差別とも初戦敗退に終わっています。

今回の試合ではどうなるでしょうか?!



ユー・インチャウ(ボンサイ)
★秋のブログ「頑張れ!! 秋」はコチラから!



最後に白帯の注目選手です。

白帯には東京国際で初試合を行い、階級別&無差別で優勝それも5試合中4試合で一本勝利という素晴らしい試合内容で優勝した富田美里選手(RIKI GYM)が出場します。

富田選手は学生時代に柔道を経験し、大学ではキックボクシング、社会人になってからはシュートボクシングをやっていて基礎体力はばっちり。

昨年から本格的に寝技の練習をスタートし、見事に柔術にハマッたようです。

非常にアグレッシブな試合スタイルなので今大会でも一本勝利を狙ってくるのは確実。

注目していて損はない逸材です!



富田美里選手(RIKI GYM)



以上のようにどの試合も要注目の好カードが並びました。

黒帯の試合は大会開始直後に行われるので観戦したい方は早めの会場入りをおすすめします。

試合は10:00開始予定です!



★「DUMAU JIU JITSU TOKYO CHAMPIONSHIP 2011」トーナメント表はコチラから!



©Bull Terrier Fight Gear


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