2011年03月02日
ADCCアジアトライアル・アダルトエキスパート77kg未満級 一回戦五味選手の試合
ADCCアジア予選、今大会の目玉は五味隆典選手(久我山ラスカルジム)の参戦が実現したことでしょう。
総合格闘技における五味選手の活躍は周知の事実だと思いますが、組み技の試合に出るのは2008年にコンバットレスリング以来となり、かなり久しぶりです。
ADCCの予選出場は2000年1月以来という実に10年以上ぶりの参戦となりました。
当時は中山巧選手(現パラエストラ大阪)、山崎剛選手(現GRABAKA柔術クラブ)など錚々たる面々を撃破したものの、決勝戦で八隅孝平選手(現ロータスパラエストラ世田谷)に判定で敗れ、代表入りはならず。
今回は当時より階級を上げて-77kg級で参戦です。
五味隆典(久我山ラスカルジム)
総合格闘技における五味選手の活躍は周知の事実だと思いますが、組み技の試合に出るのは2008年にコンバットレスリング以来となり、かなり久しぶりです。
ADCCの予選出場は2000年1月以来という実に10年以上ぶりの参戦となりました。
当時は中山巧選手(現パラエストラ大阪)、山崎剛選手(現GRABAKA柔術クラブ)など錚々たる面々を撃破したものの、決勝戦で八隅孝平選手(現ロータスパラエストラ世田谷)に判定で敗れ、代表入りはならず。
今回は当時より階級を上げて-77kg級で参戦です。
五味隆典(久我山ラスカルジム)
<ADCCアジアトライアル>アダルトエキスパート77kg未満級一回戦
五味隆典(久我山ラスカルジム)
VS
山本龍之介(GROUND CORE)
山本選手は昨年末のADCC JAPAN関西選手権大会で同級を優勝しており、アジアトライアルに参戦してきました。
グラップリングツアーズやDEEP Xでの活躍をご存じの方も多いかと思います。
序盤は両者の激しい組み手争い。
山本選手は引きこむと即座に五味選手の腕を極めにかかります。
五味選手はこのアタックを逃れるとパスガード!
パスガードは凌がれたもののテイクダウンをした五味選手が山本選手をガッチリ押さえ込みます。
一旦スタンドへ戻って山本選手が引きこもうとしたところでアクシデント!
五味選手の額と山本選手の葉がバッティングしてしまいます。
治療を受ける山本選手。
五味選手も裂傷を負い包帯を巻かれます。
その後、無事に試合再開したもののお互い攻め手を欠き試合終了。
最終的には五味選手がポイント2対-1で勝利!準々決勝へコマを進めました!
山本選手にとっては戦前有利の声も多かっただけに残念な結果に終わりましたが五味選手にほとんど攻めるチャンスを与えなかった試合運びは素晴らしいの一言に尽きます。
今後の山本選手の活躍に期待しましょう!
次回は77kg未満級その他一回戦の模様をお届けします!
photo and text by Takashi Umezawa
©Bull Terrier Fight Gear