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2011年03月27日

パン選手権2011:湯浅麗歌子選手の試合


パン選手権2011、2日目は紫帯の試合がメインです。

まずは女子アダルト紫帯ペナ級に出場した湯浅麗歌子選手(ポゴナ・クラブジム)の試合から紹介します。

湯浅選手は海外での試合は今大会で2度目で初参戦した昨年のムンジアルでは青帯で出場し、ベスト8という結果を残しています。

ムンジアルの後に日本国内の大会で柔術では紫帯で出場したヒクソン杯、青帯ラストマッチの東京国際、そして今年の2月のドゥマウ東京とすべての試合に勝利して国内トップ選手としての実力を大いに発揮していました。

そして迎えたパン選手権、国際大会という大舞台での活躍が期待される中の試合出場です。



体重は余裕のアンダーで楽々クリア。
ほぼナチュラル体重で減量もほとんどない状態。




マッサイドで待機する湯浅選手。
呼ばれてからの待ち時間はゆうに30分以上はありました。
こういう部分は大会進行がスムーズな日本の大会と違うところ。




1回戦、まずは引き込みから試合スタート。




スイープに成功して2ポイント獲得。




そして最後は三角の形から腕を伸ばしてタップアウト!




4:49、一本勝利で初戦突破です。




2回戦は引きこみ際に飛びつかれていきなりマウントされそうになってしまいました。




マウント、バックは回避するもクロスガードでがっちり組み付かれて動けない状態に。




そして腕十字の態勢へ。




がっちり極まってしまいタップ!




わずか55秒で一本負け……。




2回戦敗退で階級別はベスト8。
奇しくもムンジアルと同じ結果となってしまいました。
この試合に勝っていれば表彰台、そして念願だったメガトン娘のマッケンジーとの対戦になっていたのに残念です。




そして数時間後、アブソルートの試合です。
1回戦は階級別の初戦の相手との再戦でした。




引きこみから三角絞めでアドバンテージを獲得。




そのまま試合終了で1アドバンテージで勝利。




2回戦、いきなりスイープされて先制点を献上もスイープし返して同点に。




しかしガードからスイープのアドバンテージを2つ取られてしまいアドバンテージ差で負けています。




そのアドバンテージ差を返せずに試合終了。
ポイント2−2、アドバンテージ2−0で2回戦敗退。
アブソルートの階級別と同じくベスト8に終わりました。




湯浅選手に勝利したサエないメガネっ娘は紫プルーマのチャンピオンでノーギ・パンでも優勝してるそうです。
まだ16歳ですがすでに柔術歴は10年という若きベテランでした!
アメリカ版のスーパー女子高生です!



以上のように階級別とアブソルートで初戦は勝利するも2回戦敗退でベスト8という結果になった湯浅選手。

反省点として引き込み方の甘さ、そして技の粗さを痛感したようです。

次の試合はムンジアルの出場を検討してるようですが、ベスト8というのはあと一勝で表彰台という惜しいところ。

ぜひムンジアルまでに反省点を修正して次こそは今回以上の結果を残して欲しいと思います!



©Bull Terrier Fight Gear

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