2011年05月19日
ワカ通信:Part.1
元TT柔術〜ブラザ〜ATOSで現在、サンディエゴにあるアンドレ・ガウヴァオンの元でムンジアルに向けての集中キャンプ中のワカ若山選手から近況報告がきました。
サンディエゴに出発してから早くも1ヶ月が経過し、ムンジアルまで2週間を切りました。
果たしてワカはサンディエゴでどんな生活をしているのでしょうか?!
「サンディエゴに来て、1ヶ月が経ちました。
毎日、自転車で道場と家の往復でサンディエゴの海すら見てません(涙)。
朝の9時から朝練があり、日によってそのあとに道場の周り数ブロックを走ったりします。
みんなで上半身裸で走るのでかなり目立ってます。
特にアンドレ、今は90kgくらいあります。
道場の中でサーキットトレーニング(懸垂とか)の日もあります。
朝練の後、一旦家に戻り、再び午後4時くらいからアンドレとその他の選手志向の人で技中心の練習をします。
日によってパスガードだったりスイープだったり、3〜5個を左右5回ずつ打ち込みします。
時間にして30〜40分なんですが、そのあとに20分くらい参加者全員で総当りのケーススパーです。
その日の打ち込みのポジションからスタートして、極めるかポイントが入るまで続くのです。
これがキツイ!
アンドレは普通に全員に勝ちますが、生徒同士は意地と意地のぶつかり合いでかなりガチになります。
一応、自分も茶帯なんで下の帯には負けるわけにはいかない。
と、言っても紫レーヴィとか紫メジオとか青メイオペサードとかは重いからかなりシンドいです。
練習仲間の色帯メンバー。
スイス人のジェラルド(紫レヴィ2位)とアルゼンチン人のジェルマン(紫メジオ3位)アトスに来ている外国人3人です。
そしてその後、午後6時からのビギナークラスにも出ます。
ビギナークラスは初めて数ヶ月の人が対象なので、どんなことを教えればいいかすごく参考になります。
ただ、技の受け手に使われるので疲れます。
だってアンドレが説明の途中でプレスかけたまましゃべり続けるから、その重みだけでタップしそうになります。
最近は受け手に指名されないように、後ろの方で下向いて帯を直したりしてます(苦笑)。
そうすると他の青帯とかが指名されるから!
午後7時からのアドバンスクラスは毎回、セミナーかよ!っていうぐらい濃い内容です。
練習後には道場の掃除をして(一応、月謝払っているんですけどね)帰宅するのが、大体10時くらいです。
だいたい月〜金はこんな感じで、土曜は昼練のみです。
完全にオーバーワークなのはわかっています。
ですがそんなことはどうでもいいのです。
もう休養がどうとか、30歳越えたんだから練習は量より質だとか…。
ここ数年そんな感じでやって、うまくいかなかったので、今回はあえて逆でいきます。
「1日10時間の練習を10年間休みなくやった。この人の言うとおりにしてれば強くなると自分に暗示をかけた」って黒崎健時についていった藤原敏夫がいってました。
小林聡も「バケモノみたいなムエタイ王者を倒すには、自分がバケモノみたいな練習をすればいいんだ。普通に仕事してる人は1日8時間労働だから、自分も1日8時間練習する」って言ってました。
ムンジアルではバケモノみたいな奴とやらないといけないんだから、自分もその心境でいきます。
あと1ヶ月だけだしね、これが最後だよ……。
つーわけで今回、サンディエゴ滞在中にサムライ柔術トーナメントという大会がロスのムンジアルと同じ会場で行われました。
ちょうど1ヵ月後のムンジアルの前哨戦みたいな感じで謳われていたので、会場に慣れる意味も含めて出場してきました。」
Part.2に続く!
©Bull Terrier Fight Gear
サンディエゴに出発してから早くも1ヶ月が経過し、ムンジアルまで2週間を切りました。
果たしてワカはサンディエゴでどんな生活をしているのでしょうか?!
「サンディエゴに来て、1ヶ月が経ちました。
毎日、自転車で道場と家の往復でサンディエゴの海すら見てません(涙)。
朝の9時から朝練があり、日によってそのあとに道場の周り数ブロックを走ったりします。
みんなで上半身裸で走るのでかなり目立ってます。
特にアンドレ、今は90kgくらいあります。
道場の中でサーキットトレーニング(懸垂とか)の日もあります。
朝練の後、一旦家に戻り、再び午後4時くらいからアンドレとその他の選手志向の人で技中心の練習をします。
日によってパスガードだったりスイープだったり、3〜5個を左右5回ずつ打ち込みします。
時間にして30〜40分なんですが、そのあとに20分くらい参加者全員で総当りのケーススパーです。
その日の打ち込みのポジションからスタートして、極めるかポイントが入るまで続くのです。
これがキツイ!
アンドレは普通に全員に勝ちますが、生徒同士は意地と意地のぶつかり合いでかなりガチになります。
一応、自分も茶帯なんで下の帯には負けるわけにはいかない。
と、言っても紫レーヴィとか紫メジオとか青メイオペサードとかは重いからかなりシンドいです。
練習仲間の色帯メンバー。
スイス人のジェラルド(紫レヴィ2位)とアルゼンチン人のジェルマン(紫メジオ3位)アトスに来ている外国人3人です。
そしてその後、午後6時からのビギナークラスにも出ます。
ビギナークラスは初めて数ヶ月の人が対象なので、どんなことを教えればいいかすごく参考になります。
ただ、技の受け手に使われるので疲れます。
だってアンドレが説明の途中でプレスかけたまましゃべり続けるから、その重みだけでタップしそうになります。
最近は受け手に指名されないように、後ろの方で下向いて帯を直したりしてます(苦笑)。
そうすると他の青帯とかが指名されるから!
午後7時からのアドバンスクラスは毎回、セミナーかよ!っていうぐらい濃い内容です。
練習後には道場の掃除をして(一応、月謝払っているんですけどね)帰宅するのが、大体10時くらいです。
だいたい月〜金はこんな感じで、土曜は昼練のみです。
完全にオーバーワークなのはわかっています。
ですがそんなことはどうでもいいのです。
もう休養がどうとか、30歳越えたんだから練習は量より質だとか…。
ここ数年そんな感じでやって、うまくいかなかったので、今回はあえて逆でいきます。
「1日10時間の練習を10年間休みなくやった。この人の言うとおりにしてれば強くなると自分に暗示をかけた」って黒崎健時についていった藤原敏夫がいってました。
小林聡も「バケモノみたいなムエタイ王者を倒すには、自分がバケモノみたいな練習をすればいいんだ。普通に仕事してる人は1日8時間労働だから、自分も1日8時間練習する」って言ってました。
ムンジアルではバケモノみたいな奴とやらないといけないんだから、自分もその心境でいきます。
あと1ヶ月だけだしね、これが最後だよ……。
つーわけで今回、サンディエゴ滞在中にサムライ柔術トーナメントという大会がロスのムンジアルと同じ会場で行われました。
ちょうど1ヵ月後のムンジアルの前哨戦みたいな感じで謳われていたので、会場に慣れる意味も含めて出場してきました。」
Part.2に続く!
©Bull Terrier Fight Gear