English Portugues Japanese

2011年06月07日

ムンジアル2011:黒帯ガロ級で本間祐輔選手3位入賞!

大会最終日に残った日本からの選手はジョン・カルロス倉岡選手(AXIS)、本間祐輔選手(パラエストラ)の黒帯ガロ級2選手のみという厳しい結果となった黒帯。

準々決勝で両者が対戦することになっていたためどちらが勝ってもメダルは確定となります。

しかし日本からの選手対決が期待されたものの、ジョン・カルロス選手が二回戦でハファエル・フレイタス”バラタ”(グレイシーバッハ)と試合をした際に、勝利したものの足を負傷していたようで無念の棄権。

本間選手との対決はなりませんでした。

それでは本間選手がどのようにして3位入賞を果たしたのか、早速試合内容をお届けしたいと思います!


<黒帯ガロ級一回戦>
本間祐輔(パラエストラ)
VS
セバスチャン・ラリ(チェックマット)






ラリが引き込んで試合スタート。




本間選手はハーフガードになるラリにパスガードを試みます。




序盤はラリのガードワークに苦戦する本間選手。




いったんブレイクした後に本間選手が引き込みます。




そして相手を浮かせてスイープするとそのままマウントへ移行!6-0と大量リードを奪います。




さらにバックをとって10-0としたあとに逃げるラリの腕を捕獲。




そのまま腕十字!ラリはタップ!




9:29腕十字による一本勝ちで準々決勝進出となりました!




<黒帯ガロ級準決勝>
本間祐輔(パラエストラ)
VS
カイオ・テハ(グレイシーエリートチーム)

隣のブロックからは予想通りカイオが勝ち上がって来ました。

この両者は2008年のムンジアル決勝戦で対戦済み。

その時はテクニック合戦の末、カイオがポイント勝利で優勝を果たしています。

本間選手は2007年も準優勝だったため二年連続悔しい思いをしました。

今回勝てばリベンジと決勝進出のチャンスです!




試合開始早々三角絞めに捉えられてしまいます。




しかし腕は流させずに簡単には極めさせない本間選手。




試合時間4分過ぎ、本間選手がタップアウト。




カイオ・テハが決勝進出となりました。

本間選手は、2007年、2008年と連続してムンジアル黒帯ガロ級準優勝、2009年、2010年は修斗に参戦していたためブラジリアン柔術からは離れていましたが、今年に入ってカムバック。

いきなり3位に入賞するのは容易ではありません。

本人は負けて悔しいかもしれませんが、メダル獲得おめでとうございました!

引き続き、日本人選手の結果や黒帯のレポートをアップしていきたいと思います!



photo and text by Takashi Umezawa



©Bull Terrier Fight Gear


トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔